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ircle / さよならリリー

ircleとは、円(circle)のもつ完全の象徴という意味合いを、その頭文字であるCをはずし、型を崩すことによって「今ある世界に新しい風穴をあける」という思いをこめて作った造語である。様々な音楽のバックグラウンドを「ircle」という一つの形にまとめ、ジャンルの垣根を越えていく楽曲、人間味溢れる熱いライブでオーディエンスを魅了する。

「after school planet」学校帰りの風の様な曲ができました。自分達にとっても新鮮なほどキラキラな曲です。
「バタフライ」すごくシンプルなロックナンバーだと自分は思っています、コーラスも入ってない。いつも、もっと向こうに飛び出そうとしている気持ちがずっと潜んでいる。
「那由多の風」“寂しさ”のからっぽの奥で、想像できないくらい吹き付ける風。
「桃源郷 ex.ニヒルガール」悟ったつもりで剥き出せなくなったバカ野郎にも心を。
「嘘つき少年より」過去の事と、今の事。生きていればやっぱり過去の事もふり返って、手紙の様に唄おうという気持ちにもなるんですね。
「カゲロウと夏」夏の中に溶けてしまった男の話です。
「ミニブル」ステージ後ろから眩しい逆光ライトが当たる、その時誰の心がどうなっているんでしょうか、全部見たい全部知りたいわかりあいたいです。

『さよならリリー』は全体を通して自分達にとって、何か新しい変化があった作品になっていると思います。ライブを何年間もやり続けて沢山の人と出会って色んな視点で音楽と人間と向き合い、その中でもっと色んな事ができると気づいたのかもしれません。
自分の視点で記事を書いたのは初めてです、どういう受け止め方をしていただけるかわかりませんが、曲はもう全部、聴いてくれるあなたのモノです。お好きな場所で、お好きな様に聴いて下さい。
最後まで読んでくれてありがとうございます。

Vo./G.河内健悟
 
 
 
 
 
 
 
※JUNGLE☆LIFE187号の誌面では執筆者が「G.仲道良」となっておりましたが、「Vo./G.河内健悟」の間違いです。ここで訂正するとともに、深くお詫び申し上げます。

JUNGLE☆LIFE187号 P.115
ARTIST VOICE:ircle「さよならリリー」
アーティストコメント本文 (誤)G.仲道良 → (正)Vo./G.河内健悟

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