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Brian the Sun / 『彼女はゼロフィリア』

世の中には、不思議なことが山ほどある。頭ではわかっているのに、結果があさっての方向からやってくるようなことだ。それは、よーするに「気に入らないこと」と言い換えることもできる。
さらに不思議なことはそのどれをとっても、まるで俺は悪くないのにといったような顔をしていることだ。例えば、
①いわゆる、俺たちが「大人達」と呼ぶ人達。
②嫉妬で自分を見失う彼女。
③自分自身ではなく「ライブハウスに居る自分」にアイデンティティを感じてしまう彼女、そしてそれにまんまと魅力を感じてしまうバンドマン。
④まるで全てのことを分かり切ったかの様に達観したフリをしている凡人。
⑤人のことを信用することができない青年。
だ。どいつもこいつも、俺は悪くない。って顔をしている。そう、これは全部俺自身の話である。
人は誰しも「自分は間違っていない。」と思い込む為に必死だ。そんな人達の「正しさ」に対して一石を投じるべく、いや五石を投じるべく『彼女はゼロフィリア』をリリースしました。
あいつの事が気に入らねー。時代の流れが気に入らねー。とお嘆きのみなさま。それを覆せるのは、あいつでも時代でもなく自分だということをもう一度思い出してみませんか。
Brian the Sun 一同
Vo./G.モリリョウタ

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