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DISC NOW Vol:166

音楽関係者が本気でお勧めする1枚!!

カモメ e.p.

Artist : 9mm Parabellum Bullet

9mmの真骨頂である、高速ギター&ドラム満載のラインナップだった最新アルバム『Movement』の中でも、ひときわ静けさと哀愁を放っていたのが、最後のトラック「カモメ」でしょう。今回、豪勢なストリングスによって、「カモメ」の世界観を増幅。9mm史上最も壮大なトラックになっています。
そして本作、“トリガーディスク”という画期的なCD仕様なのです。CDを購入した人だけが見られるコンテンツへの“引き金”となるディスクであります(※2012年1月末 生産分までの期間限定特典)。
9/9から来年1/9の間の毎月“9”日に、『カモメ e.p.』をPCに入れ、ネットに接続すると、特設サイトが表示され、期間内に計5回コンテンツが追加されます。第1弾は、CD発売の2日後、9/9にZepp Fukuoka(9/9“九”州。またも9が3つ並ぶ奇跡!)で行われるライブ音源をDLできます! 乞うご期待! それでは、ドロン。

レビュー執筆者:奥原強(EMIミュージック・ジャパン) EMIにて邦楽プロモーターと代表取”乱”役を兼任。

荒野/On the Wild Side

Artist : アナログフィッシュ

アナログフィッシュ待望のニューアルバム『荒野/On the Wild Side』が、9/7にリリース!
同作には、今年5月にリリースしたシングル『失う用意はある? それともほうっておく勇気はあるのかい』の収録楽曲「PHASE」「戦争がおきた」「TEXAS」を含む全11曲を収録。プロテストソングという道なき道を歩き始めた新生アナログフィッシュを存分に堪能できるかと思います。
サウンド面では、吉田仁(サロンミュージック)を迎え入れ、“よりシンプルに、よりシャープに、よりタイトに”の新譜三原則を旗印に、3ピースならではの空間を生かす事に成功。メンバーの最近の志向でもあるブルックリン界隈のムードに意匠を凝らした、全体的に整理されながらも、細部に凝ったサウンドは空間設定も独特です。
 10/10には自身初の日比谷野音ワンマン・ライブ“東京サバンナ”も決定している彼ら、ホント目が離せないですよ!

レビュー執筆者:森 暁王 felicity宣伝担当。北海道上川郡士別市生まれ。ロックをこよなく愛する33歳、独身。

地球の歩き方

Artist : THE COLLECTORS

ザ・コレクターズ結成25周年、18枚目のオリジナル・アルバム。リーダー加藤ひさし、今年で51歳。ヘタしたらキミのパパより年上だね。けれどもこのバンドには魔法がかかっているからね。永遠に賞味期限が切れないかのようなポップでソリッドなバンドサウンドのみならず、キチンと「今を生きる大人」として世の中にモノ申すべしという明確かつ力強い主張が漲った本作。ティーンの頃に受けたパンクの衝撃とモッズの美学が骨身に染み込んだ50オトコによる、ある種の「筋の通し方」。これすなわち「地球の歩き方」。イイね、シビれるね。だけどそんな中にも「笑い飛ばしていこう」というユーモアの精神を忘れないところがまた実に彼ららしいんだね。
9月25日には結成25周年記念の日比谷野音ワンマンが決定。それまではこのアルバムと「池袋交差点24時」を聴いて、我々も魔法にかかりながら楽しみに待つとしましょう。(ちなみに来年はデビュー25周年!)

レビュー執筆者:日本コロムビア(株) 秋元利之 社内異動により長年お世話になりました宣伝部(雑誌担当)を離れることに。ってかコレクターズの宣伝担当をリリース3週間前に代わることになるとは~!

毛皮のマリーズのハロー!ロンドン(仮)

Artist : 毛皮のマリーズ

このJUNGLE★LIFE166号が無事9/1に発行されたならば、その約一週間後には本作、毛皮のマリーズのメジャー3rdアルバムも世に放たれるワケなのだが。本稿の締切日である8/19現在はおろか、CD発売日(厳密にいえば前日の店着日)までその「正式タイトル」「ジャケット図版」「収録曲の歌詞ほかクレジット詳細」は一切(スタッフである我々にすら)謎のヴェールに包まれた状態である。(仮)タイトルにもあるように、アルバムの一部の楽曲は志磨遼平が最も敬愛するTHE BEATLESでお馴染みのロンドンはアビーロード・スタジオにて録音されているが、それとて(ある意味前作以上にバラエティに富んだ)本作を構成するいち要素に過ぎぬ。発売日に我々を待つのは宮沢りえ「Santa Fe」新聞広告以上の衝撃なのか!? ヤングな読者には判らないか!
そしてこれまた驚きのツアーファイナルは12/5、初の日本武道館公演決定。間違えてクラプトン&ウィンウッドの日に行くな!

レビュー執筆者:日本コロムビア(株) 秋元利之 ということで、山中さん、今井さん色々とありがとうございました。またライヴ会場などでお会いしましょう。これからもコロムビアのアーティストをよろしく~。

I Believed the Future.

Artist : GOMA & The Jungle Rhythm Section

2009年11月の交通事故によって、約10年間の記憶のほとんどを失ったGOMA。ディジュリドゥー・マスターと呼ばれた男がディジュリドゥーを見て、それが何なのかすらわからなかったという。しかし、GOMAはあきらめなかった。脳の記憶ではなく、身体の記憶だけを頼りに、もう一度ディジュリドゥーと向き合った。そして懸命のリハビリによって、フジロック・フェスティヴァル2011で、奇跡の復活を成し遂げた!
この作品は、復活したバンドが手に入れた新たな超絶GROOVEをスタジオレコーディングした新録曲と、シークレット出演した静岡「頂」フェスでの歓喜のLIVE曲を収録した、復活記念アルバムだ。ブックレットでは、1年8ヶ月の激闘を記録した写真と日記で、奇跡の復活までの道のりをたどる。こんな時代だからこそ、何があっても決してあきらめなかったGOMAとバンドの、ポジティブなメッセージを伝えたい!

レビュー執筆者:小川 雅比古 インディーズ・レーベル、wonderground music代表。GOMA&The Jungle Rhythm Section、ROVOなどを担当しています。

Destiny

Artist : YCHRO

21世紀型ヴォーカルユニット始動! 現在テレビ東京で大好評放送中のアニメ『メタルファイト ベイブレード 4D』エンディングテーマ「Destiny」が待望のCDリリース!
 アニメ楽曲ながら、子供のみならず大人までノれるキャッチーなメロディーに、力強く前向きなリリックはまさに全方位対応型J-POP!! 夢・希望という大人になるにつれて忘れてしまいそうになるテーマを等身大な表現で歌い上げている。
 謎のアーティスト“平っち”と渋谷発ストリートの若きカリスマ“唐澤有弥”が作り出す2つの世界観を、プロデューサーのYU+KIが見事にクロスオーバーさせた渾身の1枚。
 カップリングの「夢が夢で終わらないように」も応援メッセージソングとして抜群の存在感を放ち、一切の落ち度なし!! YCHROの快進撃の第一歩、Don’t miss it!!

レビュー執筆者:佐藤一仁 株式会社ハニー・ビート チーフプロデューサー、唐澤有弥マネージャー。生粋の東京っ子で、音楽とお酒が大好きな身長190cm。

サマー・ハイ

Artist : シャムキャッツ

3月にリリースした1stシングル『渚』(完売御礼!)に続く、2011年第2弾シングル『サマー・ハイ』。今年の東京インディーズ・シーンのアンセム・ソングと化した「渚」で、ポップ・センスを一気に開花させたシャムキャッツ。
間髪を入れずに届けるのは、夏の終わりにグッとハマる浮遊感抜群のスロー・ナンバー「サマー・ハイ」。シンプルに、でも、深みと味わいのあるサウンド を…という欲張りで実は相当難しいバランスを、見事なまでの自然体でやってのけている極上のラブソング。対して、カップリングの「海を見に行こう」は、グ ルーヴィーなロックンロール・ナンバー。最近の彼らのライブを観た人が口々に言う「かっこいい!」側面をCDに凝縮。もう、頼りないけど人懐っこい、なん て言わせません。
10/3には下北沢SHELTERにて、曽我部恵一とoono yuukiを迎えたリリース・イベントを開催! その時には嬉しい発表があるかも。

レビュー執筆者:山口広太郎 ロフトプロジェクト/新宿LOFT。

heavenly

Artist : 黒夢

2011年、ロックシーンに帰ってきた黒夢の復活第3弾シングル「heavenly」。ほぼ全編英語詞という、この曲をシングルとしてリリースするのが黒夢。カタにハマらない。3形態で発売されるCD全てのカップリングに別楽曲を収録。まず「heavenly」のリミックスは何と80KIDZが手がけている。とても新鮮で意外。「BORN TO BE WILD」は洋楽カヴァーだが、スズキ「パレットSW」CMソングとして既にTVで見た方も多いのでは? 最後に、ベースの人時が作曲した「I Like You」。どのカップリングも聴き捨てならない。
またDVDには「heavenly」のMusic Videoが収録されているのだが…今回YouTubeなどの動画サイトでは一切見ることができない。どのような意図で一切露出しないのかはわからない。現在制作中という「復活後最初のアルバム」を聴けばわかるのかもしれない。3枚のシングルを経て、アルバムへの期待が非常に高まる。

レビュー執筆者:エイベックス 藤森直登 黒夢のメーカー宣伝担当。黒夢を聴いて育った為、現在担当できていることに日々幸せを感じ生きている。そろそろWIN5(競馬)が当たるんじゃないか? って本気で思っている。

a galaxy odyssey 0001&0002

Artist : V.A

JUNGLE LIFE読者の皆様、こんにちは。JUNGLE LIFE初上陸初体験初掲載のジャンルをお届けに来ました。ジャンルと言ってしまった自分自身に憤りを感じてしまいますが、もちろん音楽の話です。そのシーンはというと“VOCALOID”です。
VOCALOIDを知らない方にザクッと説明しますと、サンプリングソースとシーケンスが一緒になったソフトウェアがありまして、そのソフトをプログラミングすることで歌ってくれるという画期的なモノでございます。そんなVOCALOIDシーンでもけっこうアングラ且つマニアック、しかしながら音楽性が高いアーティストを集めたシリーズが『a galaxy odyssey』なのです。
ネット界のベアーズ、ニコ動のSPDXと言っても過言ではないヤツらの純粋な音楽をぜひ一度触れてみてください。“VOCALOID、なんじゃそりゃ?”という方は、1枚聴き終わる頃には、慣れます。きっと。

レビュー執筆者:曽根原 wonderground music(GINGA言いだしっぺ)。

Split

Artist : PLAY DEAD SEASON / 静カニ潜ム日々

誰もが新たなオルタナティヴの息吹に興奮を抑えられなかった80年代後期サンディエゴ周辺のバンドが放つヒリヒリとしたジャンク感と、それを独自の熱量で鳴らした札幌シーン。そんなポスト・オルタナティヴ・サウンドを21世紀の東京で継承しながら、突き刺すエッジ感と独特のエモーションで奏でる4人組・PLAY DEAD SEASONは日本語詞が印象的な3曲を披露。
一方、トリオ編成ながら巧みな演奏力と広がりのある大陸的インディ・ロック・サウンドで、90年代から脈々と受け継がれるUSエモ~ポストロックの叙情性を見事に昇華してみせた、静カニ潜ム日々は抜群の英語詞と流麗に練り込まれた展開力の妙が光る3曲を収録。
静と動。柔と硬。和と洋。すべてが対照的な2組ながら、その組み合わせには必然性さえも感じさせる絶妙な調和。これだからスプリットって、おもしろい。そして今後、絶対に注目すべき2バンド。

レビュー執筆者:CR JAPAN 中島友太 ディストリビューター/レーベル勤務。音源の流通、アナログのプレス、諸々ご相談に乗ります。

カッコつけずにはいられない

Artist : DISACODE

ファッション誌『KERA!』のモデル、AKIRA率いるDISACODEの1stミニアルバムが遂に完成! DISACODEは、2010年にAKIRA(Vo.)を中心に結成したvisual punkバンド。今回、Producerに奥村”GACHARO”典洋を迎え、デジロック、パンク、J-POPなどのさまざまな音楽性も感じさせながら も、普通に聞きやすい内容になりました。
今回は初の全国流通ということで、作曲・アレンジなどはメンバーだけでなくProducerも含めて、多くの協力者を絡めて制作。今までよりメンバー自 身もハードルを上げ、苦労しながらもよりDISACODEの世界観が広がったいい作品になったと思います。10代の女の子に圧倒的な支持を持つAKIRA の歌詞は、ファンの女の子に対してのメッセージが込められています。歌詞の中にいろいろ疑問に対しての答えがあり、また彼女自信の意思も深く感じられ、考 えさせられます。ぜひ、聴いてみてください。

レビュー執筆者:水野 孝之 2010年に株式会社ジュライエンタテインメントを設立。Live&Bar Shibuya Milkywayの経営、レーベルなどを運営し、いい感じに悪戦苦闘中です。

サイケ奉行御出座!

Artist : サイケ奉行

想い出波止場・アシッドマザーテンプルのベーシストとして、世界中で活躍を見せる津山篤がひらめいた「ピンク・フロイド+遠山の金さん」という曲想を実現させるため、想い出波止場のライヴメンバーとして活動を共にする西滝太(PARA、iLL)、砂十島NANI(ボガルタ)、そしてギューンカセット代表として活動する須原敬三に声をかけ09年末結成。
トラッド~ハードロックをベースにした津山のギターと、スキャットやホーミーまでも駆使するヴォーカル、クラシックをルーツに他のユニットでは聴けない暴走するオルガンプレイの西、爆発的な推進力で推し進める砂十島のドラム、そして、全員が暴走する中、ひとり一切ブレなくリズムをキープする須原、世界観は海外から観た歪な日本文化の音像化だが、その根底には津山の強烈なロックに対する、美意識が感じられる。「時代劇とブリティッシュロックの融合」を旗印に今日も何処かで活動中。そして、アルバム、『サイケ奉行御出座!』が満を持して登場!

レビュー執筆者:夾竹桃二郎 ギューンカセットのパシリ。好きな食べ物は食べるラー油。

Touch Touch Touch

Artist : DadaD

不思議な浮遊感溢れるサウンドに、ぱっと聴き洋楽を思わせるような英語と日本語をミックスした艶のある女性ボーカル。とにかくPOPなんです。ユニクロ「ブラトップ」のCMソングで聴いた人も多いはず。
全曲宅録で、鍋やガラスを叩いたり、水的なものを振ったり、家にあるあらゆるものを楽器として使った遊び心満載のこのアルバム。不思議なのが、どの曲もアンビエントというか良い意味で聴き流せるのに、1回聴いただけで全部鼻歌で歌えちゃうところ。日常の色んなシーンに心地よく寄り添う音楽です。
ちなみにこのアーティスト名、DadaDと書いてダーダーダーって読みます。芸術活動のダダイスムも由来ではあるのですが、一番の理由は「どこの国の人でも赤ちゃんでも発音できる単語にしたい」とのこと。その自然にゆるーく開放されたスタンス、まさにこのアルバムに表れてます。この秋のお供に。

レビュー執筆者:伊藤岳央 FlyingStar RecordsでDadaD担当してます。DadaD聴きながらアイス食べ過ぎてお腹痛い27歳。

SWiM

Artist : Merry Quintet

「聴いてくれるお客さんを含めて織り成す五重奏」なるほど! そうか!
Merryと名乗るからには陽気でゴキゲンな(死語)サウンドを期待して試聴させていただいたバンド初のフルアルバム「SWiM」。期待をはるかに上回る キラキラポップのオンパレード。インディーズバンドのアルバムでこんなにドキドキしながら一気に全曲聴けてしまったバンドはどれくらいぶりだろうか?
キュートなVoに終始萌えた! いや! 燃えた!
まっすぐに続く一見穏やかに見える水平線にはなかなか辿り着けない。そこへゆくまでにはたくさんの「波」がある。誰の胸にもきっと在るこぼれ落ちた涙の 海。歓びも哀しみも溢れたキラキラした甘くて酸っぱい彼らの「海」を僕も一緒に泳いでみたい。そんな風に思えた現実と妄想と希望に満ちたすてきな13曲。 Merry Quintetセカンドアルバム「SWiM」
出会えて良かった。
そして僕はまんまと五重奏に加入してしまった!

レビュー執筆者:「N (フリーライター)」

1st LOG BOOK

Artist : MoDERN B Beard

MoDERN B Beardは2008年結成の6人組みアル中ケルティック海賊バンドです。2011年にはヨーロッパ・ツアーを敢行し、MR.IRISH BASTARD(ドイツ)、CIRCLE J(オランダ)、ACROSS THE BORDER(ドイツ)等といった現地のUNCLEOWENファミリーとも共演しました。サウンドは黒髭・B$ALA TEACHのボーカルにマドリン、アコーディオン、ティン・ホイッスル、アコースティック・ギター、ベース、ウッドベース、ドラム、バウロン等の楽器を取り入れたワクワクするようなケルティック・パンクとなっており、オリジナル曲は 全て船旅を記した海賊ソングに仕立て上げられています。
世界に向けて出航した日本の海賊共。そんな奴らの旅の最初のログ・ブック(航海日誌)が小瓶に詰められ、此処日本に漂流してきました。さあ一緒にその1ページを開いてみましょうか、、、

レビュー執筆者:Uncleowen 松井聡太 アイリッシュ/フォーク・パンク専門レーベルの主。踊りたいなら酔っといで。酔ろしくお願いします。