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DISC NOW Vol:170

音楽関係者が本気でお勧めする1枚!!

ROCK STAR WARS

Artist : TAIJI at THE BONNET

自他共に認める稀代のロック・スター“佐藤タイジ"が2011年3/11、東日本大震災当日に偶然新バンドのミーティングを行い、G./Vo.佐藤タイジ、Ba.ウエノコウジ、Dr.阿部耕作、Cho./G.うつみようこ、そして出没変幻にバンド参加するKey.奥野真哉の5名を正式メンバーとしたTAIJI at THE BONNET(タイジ・アット・ザ・ボンネット)が誕生する。
各々のキャラクターが確立しているメンバーの音楽性・方向性は一見別々だが、既存の価値観が見直されなければいけないこの激動の時期にメンバーの共通項である“ロック"というキーワードを結集。本当にロックが必要な時代だからこそ、本アルバムにてピースとスカルが同居するシーンを選ばない世界基準のロック・サウンドを提示する。

レビュー執筆者:キングレコード㈱ 三野麻里絵(ミツノマリエ) 2011年6月入社。メタル、ロック、クラシック、ジャズ、洋楽、アニメ等幅広い宣伝を担当する新人プロモーター。

IDOLTIC PUNK-COVERS

Artist : 6%isMINE(IDOL)

アイドルとメロディックパンクの融合!!
“面白いからやっちゃった”という初期衝動だけで作られたといっても過言ではない本作品は、ライブ大好きなメロディックパンクユーザーと、これまたライブ大好きな(地下?)アイドルファンの両方が盛り上がる激上げパンクカヴァー。両方のファンが入り乱れてライブは“カオス状態”必至!!
参加覆面アイドルは実在するアイドルグループを起用!!
“アイドルなのになんで覆面???”という突っ込みをよそに、カヴァーバンドと覆面バンドのネクストジェネレーションである彼らが、2012年大暴れします。
“懐かしくて”“ちょっと甘酸っぱい”ですが、文句なく楽しめる1枚です。

レビュー執筆者:ドリーミュージック 制作部 丹羽文基 新しくて、ワクワクするものをさがして36年、ひょっとしたら時代が変わるかも!!! と思い込んで日々の業務に精進しています。

Wonders

Artist : Neat’s

手がけた新人のアルバムが上がると、まっさきに編集長の山中氏のところに持って行きます。当然自信を持って作ってるのですが、あーでもない、こーでもないという半ば雑談(失礼)を氏に付き合って頂くことで、"自信"が"確信"に変わったりします。僕なりの“初詣”の場所がJUNGLE☆LIFEの編集部、“神主”が山中氏なのです。
今回お持ちしたのが、新人“Neat's"の『Wonders』。“現行USインディやUKのキッチュなねじれポップ好きな人達にはドンピシャの女の子のソロで~、ジャケやPVも自分でプロデュースしてるんですよ~”と、プロモ・トーク~雑談(失礼)の後、後日感想メールを氏から頂きました。“とらえどころの無い危うさがかなりツボ。下世話じゃないエロスが魅力。”と(注:かなり要約してます)。
自信が確信に変わりました。のか?

レビュー執筆者:musica allegra 田中茂昭 今年手焼きしたCD-R、1200枚。

メロディ

Artist : 勝手にしやがれ

ジャズ・パンクバンド、勝手にしやがれ。3年ぶりにリリースするフルアルバムはどえらいことになってます!!!!!!!! ニューアルバム『メロディ』。勝手にしやがれ節全開! な内容でさすが安定感バツグンですが、1曲目を聴いてひっくり返ること必須。勝手にしやがれファンの方も、彼らのことを全く知らない方も、それはもうドキドキが止まらないアルバムなのです。
来年は、勝手にしやがれ15th ANNIVERSARY。インディーズ時代の名曲を1枚に集めた初期作品集であり、ライブでもおなじみの人気楽曲をコンプリートした超スペシャルなインディーズベスト『シルバー&ゴールド~シルバー1997-2003』も同時リリース。

レビュー執筆者:UK.PROJECT 若槻亜希子 勝手にしゃがれや武藤昭平withウエノコウジ担当。UK.PROJECTでいろいろやってます。

programs

Artist : KUDANZ

2011年8月に発表された1stシングル『無神論』に続く新作は、デビューから半年経ったKUDANZの大きな成長、新たな一面をみせる1枚になっています。ARABAKI ROCK FEST.11、MEGAROCKS 2011、MINAMI WHEEL 2011、残響祭などといった各地のフェス/イベントに出演し、それらの経験を吸収したバンドアンサンブルは一体感を持ち、G./Vo.ササキゲンによる“歌声"、“歌詞"はより前に、より力強くなり、 そして“喜び”“悲しみ”“怒り”“せつなさ”などの感情を受け入れ、許し、包みこんでくれるような人間の温かみ、優しさが溢れ出ている。また今作は前作以上にKUDANZのポップな面/バンドの新たな面が表現・対比されており、それを特に象徴するのが、M-1「programs」、M-2「ワンダフルワールド」である。
KUDANZの“今”が凝縮され、世代も性別も音楽性も超え、多くのリスナーとの出会いの可能性を感じる今作を是非聴いてほしい。

レビュー執筆者:株式会社 残響 矢野慧 2012年2月から、東京・仙台でtour“森と人”を開催します! こちらも要チェック!!! http://www.kudanz.com/

STARBOW

Artist : PLASTICZOOMS

PLASTICZOOMSの約2年半ぶりとなる2ndアルバム!
独自の美意識に貫かれたファッション性と、THE HORRORSなどの海外バンドともリンクした音楽性で国内外から注目を集めるPLASTICZOOMS。最近では写真家・荒木経惟が撮影を担当したアートマガジン“The Reality Show”に水原希子、道端ジェシカなどとともにフィーチャーされたり、東京コレクションブランド“DISCOV-ERED”とのコラボでマントをリリースしたりとファッション界にも進出しています。
そんな彼らの新作は、贅肉を削ぎ落としたネオサイケデリック的な音響や、耽美的で陰影に富んだネオゴシック的なアプローチのサウンドを構築。サロンミュージックの吉田仁がミックスエンジニアを担当しており、バンドアンサンブルのダイナミズムが十分に打ち出された仕上がりになっています。

レビュー執筆者:森 暁王 (株)スペースシャワーネットワーク felicity宣伝担当。北海道上川郡士別市生まれ。ロックをこよなく愛する33歳、独身。

絶対延命

Artist : RADWIMPS

RADWIMPS、待望の映像作品が遂にリリース。それもライブDVDときました。アルバム『絶体絶命』収録の楽曲を中心に、最近のライブではご無沙汰だった人気ナンバーも次々と披露された、横浜アリーナ公演を1枚に収めています。アンコールでの野田洋次郎の男泣きが印象的だった、当日を振り返りまた共に涙するも良し、彼らの演奏&パフォーマンス技術の高さに今一度脱帽するも良し、の一品に仕上がっています。
また、本作で注目なのは、話題の“5.1chサラウンド"対応であること。筆者も5.1chサラウンド環境で見せて頂きましたが、ボーカル、ギター、ドラム…、全てのパートがそれぞれ違う場所から出て来るような感覚…。実際にメンバーが目の前で演奏しているような錯覚に陥ります。本物のライブとはまた一味違う楽しみ方が出来ますので、是非体感あれ。116Pフルカラー・フォトブック仕様の完全生産限定盤もお見逃しなく!

レビュー執筆者:EMIミュージック・ジャパン 奥原強 EMIにて邦楽プロモーターと代表取“乱"役を兼任。

好きだから

Artist : ラムジ

ラムジをご存じだろうか? 2005年のデビューから6年。彼らの活動は決して順風満帆ではなかった。期待や夢とは違う現状を思い知らされ、ラムジの2人は解散の危機にあった。そんな時、彼らは路上ライブを始める。普段とは違う景色で2人は歌でたくさんの人と出逢い、同時に相方がいてくれるからこそ歌を届けられることを実感する。人に支えられ、夢をあきらめずに頑張ってこれた教訓を歌にしたのが、JRAブランドイメージソングに起用された「ユメオイビト」だ!
そこから運命の歯車が上手い具合にかみ合い、昨年は東方神起のセルフカバー「どうして君を好きになってしまったんだろう?」がUSENで11週連続TOP10入りと、記録的なヒットを放った。そして、先行配信された日韓共同制作ドラマ“赤と黒”主題歌「好きだから」は、主要配信サイトで1位に! どんなつらいことがあっても、2人は共に歩み進み続けるだろう。少しの勇気と環境で再出発できたからこそ得られた輝石の曲を、多くの方々に聴いて欲しいと願う。

レビュー執筆者:エイベックス 木村恵美子 ラムジとLOW IQ 01、幅広いジャンルのアーティストを担当。今回も凄いロングヒットを感じさせるラムジの「好きだから」。ラムジの名前のついた「ショウナンラムジ」と共にヒットチャートを走りますよ!

A World Of Pandemonium

Artist : the HIATUS

2011年度最高傑作! 歴史的名盤が生まれました! もはやジャンルを形容する事は難しく、それは洋楽でもなく、造り上げられた国産のロック・ミュージックでもない。ジャンルそのものが正しく“the HIATUS”であり、それを確立した大傑作! 前作『ANOMALY』から約1年半ぶりとなる3作目の今作は、メンバー全員が曲作りの段階から集結。作られた多くの曲から厳選した今作の10曲は、美しいアンサンブルときらめく解放的な音が見事なまでに調和。そして、すっと心を鷲掴みにする暖かさが、なんとも心地良い。また、The RentalsのJamie Blakeがヴォーカル参加している他、ミックスを手掛けたJohn McEntire、J.Robins、Tchad Blake、Birgir Jon Birgisson、そしてマスタリングには、これまでに引き続きTed Jensenと超豪華メンツ! 間違いなく音楽概念の岐路となる重要な作品。ぜひ聴いて下さい。

レビュー執筆者:フォーライフミュージックエンタテイメント 廣田 耕 フォーライフミュージックでCDの販売促進を担当。北海道生まれのロックを愛する25歳(男)!

キセキの渚

Artist : ソウル・フラワー・ユニオン

『キセキの渚』というタイトル通り、実際起こった奇跡のような出来事を題材にしてできた曲がこれ。東日本大震災で津波による壊滅的な被害を受けた宮城県女川町。震災後、被災地に支援物資を届けるために初めてこの地を訪れた中川が、女川港の瓦礫の中から発見したターンテーブルの写真をTwitterにアップした所、持ち主が判明。なんと彼は20年来のソウル・フラワーのファンであり、しかも阪神大震災の時にはボランティアとして神戸に入りソウル・フラワーの被災地出前ライヴを手伝っていた男性だった。このひとつの“キセキ”をきっかけにして、その後女川でのソウル・フラワー出前ライヴも実現した。ライブで盛り上がらない訳がないアッパーで明るいサウンドが前向きさと元気を与えてくれる。その他も被災地で歌い続けている曲や宮城民謡を含んだ全10曲入り。日本中を元気にそして勇気と笑顔を与えてくれる輝かしい曲たちで溢れた1枚である。

レビュー執筆者:GREENS 若松有希 宣伝とアーティストとアイドル担当。2012年は海外旅行好きな肉食男子を探すことに集中して仕事も頑張ります。