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DISC NOW Vol:187

音楽関係者が本気でお勧めする1枚!!

『10 Drummers vs EARTH』

Artist : DQS

 この説明出来ない気持ち良さは何だろう。単純にドラムを沢山並べてみたいというそれだけの発想から始まったDQS(ディキューエス)。最初に立ち上がった溝渕の元に集まったドラマーたちは現在10名。10台のドラムをただ叩きまくるだけでなく、独特のポップセンスを持ったドラムオーケストラともいえる構築された、ロック史に残る音を奏でる。
 今回は元PEALOUT、現在GHEEEの近藤智洋をゲストボーカルに迎え、渾身のロック魂をも封入している。しかもCDだけでなく、DVDとの2枚組により視覚的の迫力も堪能出来る。人が物を叩いて音を楽しむという太古のDNAに刻まれた記憶が、太鼓10台のDQSにより呼び起こされ、さらに幾何学的なポリリズムや変拍子は近い未来へといざなってくれる。リリース元であるLookHearRecordsは新しい才能が集うレーベルとして、今回イラストを手がけてくれた泉川マクフライ氏をはじめ多方面のアーティストとのコラボレーションを目指しています。

レビュー執筆者:二位徳裕 1966年佐賀県出身。インクスティック芝浦、下北沢屋根裏を経て、1994年より下北沢CLUB Que店長。趣味を超えたバイク好き!

『COLOR MATERIAL』

Artist : brute in forest

2011年8月に解散を発表したalaのボーカリスト・佐藤誠士と、heのベーシスト・重信貴俊が中心となり結成。ギタリストに佐藤亮(ex.onsa)、カホンに瀬戸恭介(太陽の王国)を加えた4人編成のアコースティック・バンドがbrute in forestである。以前にバンド編成での音源もリリースしているため誤解を招くこともあるが、今後はすべてアコースティック編成での活動となる。
今作『COLOR MATERIAL』は、なんといっても伸びやかに透き通る美声を放つボーカル佐藤誠士の歌唱力に驚くとともに、絶妙に絡み合うコーラスワークも際立っている。アコースティックギターの秀逸な絡みも聞き所の一つ。アコースティックサウンドにのせてソウルフルに美しく歌い上げるボーカルとコーラスが奏でるハーモニーに酔いしれてほしい作品。

レビュー執筆者:谷口愼二 音楽ジャンルには拘らず、心を奮わせるパワーを持つ歌と音を表現するアーティストを世に出すべく2012年、ワーナーミュージック内に「Goldtone」という新人発掘レーベルを設立。

『無花果』

Artist : READ ALOUD

 READ ALOUDは昨年夏、本格的ライブ活動をスタート。その秋、第1作目「A」をリリースし年末に行われた渋谷STAR LOUNGEでの初のワンマンライブはソールドアウト、大盛況のうちレコ発ツアーを終了させていただきました。その後、メンバーはすかさず音源制作に突入し、1曲入魂のライブで全国行脚しながら、6/19に2作目の『無花果』をリリースします。アルバムジャケットにも象徴されるように、彼らの楽曲の心象風景には様々なものが混じり合っています。何気ないものも握り潰してみれば思いもよらぬものが弾け出る、たわいもない立体を断面で見てみると想像だにしなかった光景を目の前にする。満天の星空にも不安定な雲が陰り、雨模様の曇り空にも一筋の光は射す。そんな「静」と「動」が呼応する、触れるだけで“心がざわつく”READ ALOUD新作全6曲、音楽の新世界を是非ともご一聴ください!

レビュー執筆者:田中 康太朗 プロフィール:8年目の音楽マネージャーにして昨年初めて新人バンドを担当。気持ちは1年目の駆け出し社員の気持ちでREAD ALOUDと共に日々奮闘中です! http://www.read-aloud.net/

『Dawning』

Artist : 9mm Parabellum Bullet

 基本的に私はロックキッズでございまして、JUNGLE☆LIFEを読んでいてもとっても楽しくわくわくしている類の人間なのですが、そもそも音楽を聴きはじめたきっかけはSMAPでして、その後小室ファミリーにハマり、その後J-POPを渡り歩き、邦楽ロックに不時着したという音楽遍歴? をもっています。つまり、基本的にJ-POPで育ってきたわけです。9mmといえばパンクでメタルでハードコアな超カッコイイロックバンドではあるのですが、こんな私が9mmにどハマリしているのは“J-POP”の要素が散りばめられてあるがゆえ、なんだと思うんです。
 今回の作品は“J-POP”や“歌”の要素が特に前面に出てきています。9mmの魅力がより直球で、はっきりとした輪郭となって現れた印象で、私にとってはまさに大好物な作品! ですが、これまで多少なりともJ-POPを通ってきたロックキッズや、普段ロックをあまり聴かない方々にもがつんと受け入れられるであろうど真ん中な作品になっています!

レビュー執筆者:村井悠 EMI Records Japanプロモーション部所属。いまだロックキッズ精神から抜け出せない20代女子。締切ぶっちぎってごめんなさい。

『僕らパンクロックで生きていくんだ』

Artist : 忘れらんねえよ

 圧倒的“熱量”で贈る、忘れらんねえよの4thシングル! 前作同様、リード曲にはプロデュースにアイゴンこと會田茂一氏を起用、強くドキャッチ―なメロディラインに正統派パンクロックアレンジで表現される、ピュアに、真っ直ぐ進んでいく、直球ナンバー。これぞ“忘れ”とも言える骨太サウンドにしょうもない歌詞が載るM-2やおとぎ話有馬和樹の共同プロデュースの「戦って勝ってこい」も必聴! ジャケット写真は女子高生を中心にtwitterで大流行、忘れらんねえよのアーティスト写真をまねた通称「S○Xジャンプ」の約1,000枚にも上る投稿写真の中から採用された1枚。被災で取り壊しが決まっていたある高校の校舎に、生徒たちによって描かれた桜の木の前で、卒業生が卒業式の日に飛んだものというエモいエピソード付。夏の大型フェスの出演もぞくぞく発表され、この夏のマストバイシングル、間違いなしです。

レビュー執筆者:VAP 澤藤弘一 忘れらんねえよ担当。メンバー柴田の酒癖の悪さに手を焼く日々を過ごしていたら、自宅の近くに柴田がまさかの引越しをしてきたため、送らなくて済むよう、最近の打ち上げではひっそり先に帰るようにしています。

『THE ART OF PSYCHO』

Artist : AIR SWELL

 メンバー全員が四国は土佐国・伊予国出身者で形成される3ピースバンドAIR SWELL。自分が成し遂げるものとは何なのかを今探さないと、一生見つけられない気がしたから様々なものを犠牲にしてまでも、長いものに巻かれる生き方をさけ、流行や相場からあえて離れる事で見えたのは他人が用意した舞台ではなく、その先のずっと奥の方まで続く自らが切り開いた道。そんな満身創痍の思いで作り上げた珠玉の全5曲『THE ART OF PSYCHO』で日本の音楽シーンを今一度洗濯致し候。

レビュー執筆者:原 達平 AIR SWELL担当Mg。Dragon Ash、STOROBOYも宜しくお願いします。日々FacebookとTwitterで意味深な事を書いて、病んでるアピールをしております。

『STORM CHASER』

Artist : TRANSLATIONS

 日本でも人気が高く、今なお語り継がれるイギリスの伝説的カオティック・ハードコアメタルバンド“Sikth”のキーマン“Mikee Goodman”からプロデュースの逆オファーを受けた唯一の日本人バンド、それがこのトランスレーションズだ。
 多くの海外バンドに影響を受け、それを見事なまでに表現、平均年齢も低く、まだ結成1年にして驚異的完成度を誇る。楽曲、打ち込みの使い方などハイクオリティーにしてハイセンス。
 ボーカルのSoheiの力強いシャウト、それでいてはかなくも透明感のあるクリーンパート。またドラムのTomoyaは過去にFEAR FROM THE HATEのメンバーとして多くのバンド達との共演経験、ギターのHiroはアメリカに留学経験があり、バンドの本場アメリカで多くのバンドと共演経験もある。
 このバンド、若くして鬼才集団! 海外サウンドレベル!

レビュー執筆者:GO WITH ME 安藤 Will You Go With Me! 邦楽、洋楽供に世界中の素晴らしいアーティストを紹介できれば幸いです。

『かいじゅうばくはつごっこ』

Artist : カラスは真っ白

 4人組バンド“カラスは真っ白”、待望の1stアルバム!
 ボーカル&ギター、ヤギヌマカナのウィスパーボイスが奏でるシュールな世界観と、タイトでグルービーなファンキーサウンドの対比によるオリジナリティ溢れるポップミュージックがさらなる進化を遂げました!
 2012年6月リリースの1stミニアルバム『すぺくたくるごっこ』が全国各地で好セールスを記録! ライブパファーマンスもさらに磨きを掛け、満を持しての1stアルバムはホーンセクションやエレピ導入曲も多数収録、バンドの個性がポップに“ばくはつ”する充実の内容に仕上がっています。
 また7/15(月・祝) 下北沢BASEMENT BARを皮切りにレコ発ツアー“カラスは真っ白4羽のばくはつごっごツアー”をスタートします!
 皆様、是非ライブにお越しくださいませ!

レビュー執筆者:森 暁王 (株)スペースシャワーネットワーク宣伝担当。ロックをこよなく愛する34歳。ゲスの極み乙女。『ドレスの脱ぎ方』よろしくです!

『※この音源は完全にノンフィクションです。2』

Artist : 完全にノンフィクション

 屈折した世界観をストレートに表現する鬼才、別所英和のバンドプロジェクト“完全にノンフィクション”が完全に復帰!! どこか耳に残るメロディとザクザクと切りかかるギター、そしてどこか祭囃子すら想起させるトラディショナルビートでたたみかける。
 これだけギターバンドが飽和状態と言われる中でも頭一つ二つは確実に飛び出てくるセンスとそれをささえる確実なスキル、これが一人の人間の世界観のみで構築されていると考えると完全にド変態です。
 リリース後は関西地区を中心に行われているDJイベント“onion night”のコンピレーションアルバム『onion night! COMPILATION』とのWレコ発として全国を行脚! なかなか細かく全国を回る機会はないのでこの機会に是非“完ノン”ワールドを是非体 感ください!

レビュー執筆者:伊藤啓太 インディー流通やってます、いい音楽が売れるように頑張ります。

『キングオブヒューマン』

Artist : 黒坂正二郎

 なんだなんだこの無謀なパワーは!?
 ガチャガチャと音を発てるトリッキーなおもちゃ達の群れは退屈な毎日をガラガラと崩してゆく。その裏側では社会の本質をズババッ! と言い放ち、的を得た言葉と、音と魂のリズムで斬り倒す。
 皆様の見て見ぬフリ、知っていて気づかぬフリ、通り過ぎる毎日の中、小さな間違いにも目をつぶらず、彼は独りきり目を凝らすのだ。
 一曲一曲を説明する必要はない。一曲ずつ完結しているようなありきたりな作品ではない。10曲聴き終えて初めてキング黒坂正二郎の極と極の‥を垣間見るであろう。
 乱暴で下品な言葉の裏にそっと隠れている、繊細でやさしい真綿のような美しさはとても誠実で、もはや彼にしか出来ない至上最低最高のロックなのだ。

レビュー執筆者:ZIGADISCS 星 ZIGADISCS営業担当

『かんぺきな未完成品』

Artist : SCOOBIE DO

 2年ぶりの新譜が出ます!! ほんとに待ってました! 今回のアルバムは私の中で「大人」なイメージです。おしゃれな感じで前回の『MIRACLES』と比べて、ノリノリの曲よりもしっとり聴く感じの曲が多い気がします。個人的にはドライブしながら聴きたいですね、海辺とか走りながら聴くのもありかな〜絶対気持ちいいと思います! そして! 今回のアルバムをひっさげてのツアーが始まります! 初めてライブを観た時のあの衝撃! 体が勝手に踊り出す感じとわくわくするあの会場の雰囲気と熱気、ほんとステージから目が離せなくなります。皆さんにもぜひ来てほしい!
 関西では6/15京都 磔磔、10/3神戸 太陽と虎で行なわれます。このアルバムの曲がライブではどんな感じになるのかほんと楽しみで仕方ないです。CDで予習してぜひお越し下さい!!

レビュー執筆者:清水音泉 樋口ユカリ(ちろ) 只今、『音泉修行中!』よろしくお願いしまっす! 音泉公式Twitter:@shimizuonsen

『GOLD』

Artist : 日の毬

 衝撃的だった1stミニアルバムから1年、興奮冷めやらぬまま早くも2ndミニアルバム『GOLD』をリリースする日の毬。
 本作にはメンバー5人(Vo./G.、Key./Sampler、G./Key./Cho.、Ba.、Dr.)に加え、SaxとViolinを迎えて、ゴージャスな日の毬サウンドが楽しめます。
 浮遊感のある歌声と、強烈な一体感で繰り広げられる、ダンサブルなミクスチャーサウンドは、Rock、Electro、シューゲイザーファンからも幅広く支持されることでしょう。
 Mix/Masteringは、凛として時雨、クリープハイプ、きのこ帝国、white white sistersを手掛ける采原史明で、仕上がり具合も真に『GOLD』です!

レビュー執筆者:real future records 帆山 岳 ライブハウス出没率は、年々うなぎのぼりです。ライブハウスで声をかけてくれた読者の方に、ビールおごります(6月限定! 1人1杯までね)

『友よ』

Artist : ガガガSP

 今年1月にフルアルバムをリリースしたガガガSPが間髪入れずに放つ、約3年半振りとなるシングルであるこの曲は現在、テレビ東京系アニメ「ムシブギョー」のオープニングテーマとして絶賛放送中。「ムシブギョー」の世界観にも通ずるテーマでもありつつ、これぞガガガSPの真骨頂と言える、友への思いを熱く唄った疾走感溢れる楽曲。ライブでもすでに演奏されていて、早くも大きな盛り上がりを見せるキラーチューンとなっている。
 また、ガガガSPは6/14(金) なんばHatch、6/16(日) 名古屋DIAMOND HALL、6/23(日) 赤坂BLITZ、6/28(金) 福岡DRUM LOGOSの全国4カ所にて自らの主催イベント“長田大行進曲行脚2013”をスタートさせる。出演者はガガガSPの他、アルカラ、ROTTENGRAFFTY、かりゆし58、忘れらんねえよ、キュウソネコカミ、ドラマチックアラスカ、他。日本屈指のライブバンド、ガガガSPのライブを体感せよ!

レビュー執筆者:神山 ガガガSP自己レーベル俺様レコード A&R。

『TOO LATE LADY』

Artist : The OLDTONES

 日本ネオスカ界の箱入り娘的バンドThe OLDTONESがようやく世に出てくれたよ! からの〜ファーストベストアルバムがこれ! パンチ効きまくりのボーカル始めガールズパワー全開なフロントと強固なバックが繰り出す「オルトンサウンド」は、クールさ、危うさ、ビンテージ感、そして垣間見る80sネオスカ独特の絶妙なイナたさ。あくまでもネオスカを基本に置いてのバリエーションな内容。例えば、彼らの代表曲M-1はトリッキーなピコピコキーボードが絡んだミディアムナンバー。M-4、M-6は独特な歌いまわしとレトロ感溢れるオルトンならではのスカ、M-5は男顔負けアッパーなハイテンションナンバー、突き放しボーカルも◎。ハイテンションと言えばYoutubeのMVも好評なM-11等々、全曲書きたいのだけど..とにかく、オールザネオルーディーズに送りたい最新のネオスカ。これ読んで気になった方! 買いましょう、で、いつ買うの? 今でしょ!

レビュー執筆者:Ten121(The SKA TiPZ) スカサイト“The SKA TiPZ”のウェブマスター。プロデューサーとして大ヒット作V.A『SKAMIKAZE!』他、多数の作品を手がけ、また執筆やDJなど数々の面でスカミュージックに携わっている。

『二〇一三年三月十七日 収録』

Artist : 鴉

 感想は「みんないい顔しやがって」。
 こちらはタイトル通り、その日に新代田FEVERで行われたワンマンライブを丸ごと収録した鴉史上初のライブDVDです。
 もちろんマネージャーですし、その場にも居たわけですが、メンバーがこんないい顔してるとは気が付きませんでした。お客さんの表情もなんだかキラキラしてましたね。
 そうそう、監督がね9カメも使ってくれて、ライブの臨場感もバッチリなんですよね。これ、鴉のライブに来たことがある人(その場でキラキラしてた人含め)はもちろん、音源だけしか聴いたことない人にも是非観て欲しいな。いい意味で裏切られると思います。
 あ、間にたまに入るオフショットにも裏切られるかもですね…。

レビュー執筆者:北沢典子 スターダスト音楽出版激唱というセクションで鴉を担当。キャバクラ店員から客引きに合い、次はヒゲでも生えてくるのでは? と覚悟してます。