S.R.S:平成世代が奏でるロックが'10年代を生きる人々を勇気づける
CONTENTS
STANCE PUNKS“突撃”企画:ガガガSP・コザック前田対談&渋谷ゲリラライブ全記録
"HEROIN" SPECIAL TALK SESSION VOL.2:MY WAY MY LOVE×locofrank
JUNGLE★LIFE in JUNGLE★LIFE:嘘つきバービー
LILY OF THE VALLEY:青春ド真ん中!! スーパー高校生バンドが本格始動!
COMIN' KOBE'10:14万人の思いを繋ぎ開催決定!
ARTISTS
bloodthirsty butchers Half-Life UZUMAKI
NUBO 毛皮のマリーズ FUNKIST Dirty Old Men
HOLIDAYS OF SEVENTEEN MORNING GLORY
Black Dahlia mudy on the 昨晩 ABSTRACT MASH
ARKZ VIVASNUT Gacharic Spin MOLICE
AFRICAEMO GNz-WORD ブルボンズ molfish
Bahashishi FLiP ジルバ SPANK PAGE
07 年 1 月、アメリカ人の父と日本人の母を持つ(Vo.)薬師ジョーイと(Ba.)田畑邦彦が中心となり結成。卓越したメロディーセンス、重厚で伸びやかなリズム隊、そしてステージと客席を一体化させる圧倒的なライブで、彼らの噂は瞬く間に広まった。08年10月、待望の1st Album「What's Gonna Come Out」をリリース。その半年後、異例のスパンで 2nd Album『So Far,So Good』をリリースするやいなや、EGG BRAINの名は全国に轟いた。SUM41、NO USE FOR A NAME のフロントアクトに大抜擢、全国50カ所を回ったツアーファイナルワンマン(@CLUB QUATTRO)は超満員を記録! まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らが、新メンバー(Dr.)内田 雅人を迎え、3rd Album『THE NEXT 20-MILE CLOUDS』をDROP! リリースする度にアーティスト写真は送られてくるが、なかなか取材をさせてくれないEGG BRAIN。「今度こそは!」と彼らのレーベルオーナーと取材日程を決め拠点である神戸へ向かったが、全国ツアーのためまさかの不在! あきらめるものかと、メールインタビューを決行した!!
昨年メジャーデビューを果たした平成生まれのギターロックバンド・S.R.Sが完成させた、記念すべき1stフルアルバム『ACROSS THE MINDSET』。今作は、彼らがこれまで打ち出してきた60's洋楽の雰囲気漂うバラードや、疾走感溢れる爽やかでキャッチーなロックナンバーなど、個性溢れる13曲が詰まっている。彼らが日常の些細な出来事や、小さな喜怒哀楽を描き出した“等身大”の歌。平成世代の彼らだからこそ届けられるその歌は、今の時代を生きる人全ての心に勇気を与えてくれる。昨年20歳を迎えた彼らが今、自らが築いていく大いなる未来に向けて力強く羽ばたき出した。
87年の結成以来、その孤高というほかない圧倒的なオリジナリティでジャパニーズ・ロック・シーンにおいて最重要バンドの1つであり続ける、bloodthirsty butchers。彼らが96年にリリースしたアルバム『kocorono』は今でも数多くのリスナーのみならず、アーティストたちにとっても特別な作品として強烈なインパクトと輝きを放っている。今回、「2月」で始まり「12月」で終わる11ヶ月の心象風景で綴られたこの作品に「1月」を追加収録、リマスタリングを施して“完全盤”としてリリースされることが決定した。さらに同日には最新作『NO ALBUM 無題』も発表されるというニュースに、心踊らせたロック・ファンは少なくないだろう。孤独なる苦闘を20年以上も続けてきた彼らの新旧の名作を同時に聴くことで気付かされるのは、やはり誰の追随も許さない屹立した存在感だ。時代が移り変わろうとも常に新鮮で心を芯から震わせる、まさに普遍的な音を鳴らす“本物のロックバンド”がここにいる。
00年代前半に起こった“青春パンク”と呼ばれる現象。それは瞬時にして大きな盛り上がりを見せるとともに、パンクバンドブームとも呼べる現象を巻き起こした。だが、今ではその“青春パンク”という言葉は、気恥ずかしさとともにある種の侮蔑感まで伴っている。はたして当時“青春パンク”とカテゴライズされてしまった当事者は何を感じていたのか。その功罪についてSTANCE PUNKS・TSURUとガガガSP・コザック前田が語る。
ジャンルを問わず圧倒的な存在感を放つ“強い”バンドとMY WAY MY LOVE(MWML)がガチンコでぶつかるイベント“HEROIN”。今回は先月号のMWML・村田とTHE BACK HORN・山田の対談に引き続き、村田とlocofrankのVo./Ba.木下正行の対談を行った。1/29の“HEROIN”終了後に行われたこの対談はプレ打ち上げ的な雰囲気となり、各々の打ち上げ話で盛り上がるなか、やがてそれぞれのスタンスや今の自分たちについての深い話へと展開していった。
UZUMAKIが遂にニューアルバムをリリースする! 08年にミニアルバム『BLAZE OF GLORY』で、再びメジャーフィールドへ。09年には10-FEETのTAKUMA(Vo./G.)との『EXTINCT FREEDOM』、RIZEのJESSE(Vo./G.)との『RUSH』という盟友たちとのシングル2作を経て、まさに待望のフルアルバム発表となる。“ガンギマナイト”に続く主催イベント“ドンギマナイト”の開催など、クラブとロックの壁を壊し様々な音楽との交配を彼らは繰り返してきた。まさに“ミクスチャー”を体現する彼らにしか生み出せない音が、ここにある。
2009年、シングル2枚をリリースし、2作のツアーを含め全129本のライブを行ってきた真のライブバンド・NUBO。「ツアーをやるためにCDを作った」と常々公言してきた彼らが、自身初めてとなるフルアルバム『HANDMADE PLAYGROUND』をリリースする。ロックは当然のことながら、ブラックミュージックやオールドスクール、ミクスチャーやパンクなど様々なジャンルを飲み込み、日々感じる想いを言葉にし、ライブハウスで踊って楽しむことを想像しながら自らの手で作り上げた全14曲。今作を聴けば、各地のライブハウスでオーディエンスと一緒にバカ騒ぎしている5人の姿が目に浮かぶ。
日本人と南アフリカ人の血を引く染谷西郷。彼を擁するFUNKISTが南アフリカと深く関わって活動してきたことは本誌でも何度も紹介してきた。その決定的な作品とも言えるDVDがリリースされる。『South AfricaにThank Youツアー』は2009年4月に敢行した南アツアーの全貌を収録したツアードキュメンタリーである。もちろん、これはいわゆるライブDVDとは異なるものだ。この映像の中には苦悩しながらも音楽の力を信じる彼らの姿と生々しい南アの姿が刻印されている。そう、まさにドキュメンタリー作品なのである。そして同じタイミングでLeyonaとLatyr SyとコラボレーションしたPUMA“AFRICA CELEBRATION”テーマソング『MAMA AFRICA』のリリースも決定した。2010年、FUNKISTが日本と南アを音楽で繋げる!!
昨年末にインディーズバンドとしては異例のワンマンツアーを成功させ、ライブハウスシーンでの揺るぎない存在感を確立したDirty Old Men。彼らがニューシングル『Dirty Old Men e.p.』をリリースする。今作に収録された4曲を、シングルという言葉で括るのは勿体ない。それ程の密度を感じさせる作品なのだ。彼らのエモーショナルなサウンドは更に広がりを見せ、そのストーリー性は今まで以上の深みを感じさせる。今作に収録された4曲に通じるのは、“自分という存在”と真摯に向き合う感覚だ。複雑に揺れ動く心象風景を見事に描き出したDirty Old Men。ネクストレベルへ到達した彼らから目が離せない。
ワールドクラスに匹敵する抜群のグッドメロディを持つ福岡発5人組バンド、HOLIDAYS OF SEVENTEEN。昨年は敬愛するWEEZERとの共演に加えて、the HIATUSやBEAT CRUSADERSなど数多くのツアーサポートを経験した彼らが、さらにひと回り大きくなって帰ってきた。カラフルなパワーポップを前面に押し出していた1stフルアルバム『YEAH』から、約1年半ぶりとなる新作EP『Johnan City Boyz』。今作は昨年1年間で成長したことを証明するように力強いロック感と、音楽的な幅の広がりを感じさせる作品だ。
飛騨高山出身の2人組ガールズパワーポップバンド・MORNING GLORYがカヴァーアルバム『MAGICAL MYSTERY TOUR』をリリースする! メンバー2人が愛用のギターとベースを片手に世界中を飛び回り、各地の名曲を紹介していくというコンセプトの本作。バンクーバー冬季オリンピックが終了したと言っても、上海万博や南アフリカワールドカップなど2010年は世界でお祭りが目白押し! 家からでもラクラク出発の“MAGICAL MYSTERY TOUR”に、いち早く参加してきました!!
昨年9月、DVD付シングル『バビブベ人間以外 / ねこ子』を発表し、ミドリ / MO'SOME TONEBENDER / LEO IMAI SOLO UNION / 未完成VS新世界 / KING BROTHERS / オシリペンペンズらとの2マンツアー“ラブメイトTOUR”で暴れまくった我らが至宝・嘘つきバービー。本誌同12月号にて、岩下による奇天烈連載“嘘つきバービー岩下のなかみ”も大好評のうちに幕を閉じた彼らがまたJUNGLE★LIFEに帰ってきた! DVD付シングル『化学の新作』(ばけがくのしんさく)は、The Strokesや8ottoなどのプロダクトで知られるヨシオカトシカズ氏をプロデューサー/エンジニアに迎えた渾身の最新作。常に我々の一歩先…いや、五歩先を進んできた嘘つきバービーの芸術は、鋭さと普遍性を増しながらも更に中毒性を高め、悦楽の境地へと僕らを誘うのだ。
名古屋発トリプルギターボーカルレスバンド、mudy on the 昨晩が遂に1stフルアルバムをリリースする。te'に続く次世代インストゥルメンタル・ロックの地平を切り開くバンドとして既に周囲からの期待と評判の高い彼らだが、今作はその実力とポテンシャルの高さを遺憾なく発揮した作品だ。“展覧会”を意味する『pavilion』というタイトルの通り、バラエティ豊かな楽曲が収められた今作。新ギタリストとして桐山良太を迎え、さらに勢いを増した彼らが今持っている熱量と真価を知らしめるには十分すぎるほどの傑作が誕生した。
平均年齢17歳。07年、大阪のダンス&ボーカルスクールに通う女子高生4人で結成されたポップロックバンドLILY OF THE VALLEY。一度聴くと、何度も頭の中でループするキャッチーなサウンドに、女子高生ならではの視点で日常を綴った歌詞。Vo.Rakoの伸びやかな歌声は、聴くものの心を捉える。今後大注目の彼女たちが、3/10に遂にデビューミニアルバム『flower』をリリースする。純情青春疾走ロック街道を突っ走る、通称・リリバリに話を聞いた!
ようやくABSTRACT MASHの1stフルアルバムが発表される。この作品によって今注目を集める彼らの全貌を垣間見ることが出来るだろう。収録されている曲は全て今作のために作られた新曲ということもあり、現時点での彼らの感覚とより研ぎ澄まされた音楽性がこのアルバムには刻み込まれている。去年は初の全国流通盤ミニアルバムをリリースし、その後のツアー、そして村松のNothing's Carved In Stoneへの参加など、ABSTRACT MASHにとっては激動の1年だった。だが彼らはその全てを吸収して、確固たる世界を形にした。この日本人離れしたイマジナリーなサウンドと芯の強いメロディーは必聴である。
2010年3月13日(土) 両国 SUNRIZE“宴”
2010年3月14日(日) 両国 SUNRIZE“歪響〜闇に細胞、 生ける陽炎〜”
演出:紫都真歩
10代の頃に見た原風景を自分たちの手で作り上げるため、2003年に結成。香川のシーンを盛り上げるべく奔走するも、度重なるメンバーチェンジによって2009年3月に活動拠点を東京へと移したVIVASNUT。メロコアサウンドを起点としながらも、自らが思い描く世界観を形にするため、様々なジャンルを取り込んで独自の音楽へと昇華させた彼らが、遂に初の全国流通となるミニアルバム『HEY! WORLD』をリリースする。メロコアサウンドと、変幻自在でメランコリックなグッドメロディ、卓抜したアレンジセンスが散りばめられた同作は、彼らの大きな可能性を感じさせる。
元THE PINK☆PANDAのベーシストであり、日本を代表する女性スラッパー・FチョッパーKOGAを中心に結成されたGacharic Spin。メンバーには様々なバンドで活躍してきたオールラウンダーのDr.はなを筆頭に、卓越した音楽センスとテクニックを持つ最強のガールズが揃っている。そんな彼女たちがリリースする記念すべき1stシングル『Lock On!!』は、聴く者を挑発するような攻撃性とダンサブルな要素を兼ね備えたデジタルロックサウンド。たかが“ガールズバンド”と侮るなかれ、彼女たちのサウンドは恐ろしいほどかっこいい。
注目を集める北海道 在住バンドの次代を映し出す
コンピレーションシリーズ第一弾!
彼らの音は緊張感に満ちながらも、どこかオーガニックでピースフルな空気を持つ。ハードコアやポストロックを通過したフィジカルなサウンドに、攻撃的なリリックを吐き出すVo.岸のラップ。さらに今作『squatter』ではシンセをフィーチャーし、海外のインディーダンスシーンとシンクロするような動きも見せている。ロックもクラブも関係なくジャンルを超えて、AFRICAEMOという個性が全てを巻き込む。
ヘヴィサウンドにメロディ、リズム、インパクト、3種のボーカルを同居させるオリジナルスタイルで、日本のラウドシーンを牽引する最重要バンドGNz-WORDが、3月24日に待望のニュー・シングル『EDEN』をリリースする。重厚なサウンドの中を縦横無尽に駆け巡るKO-JI ZERO THREEの凶暴性と優しさを合わせ持った歌に引き込まれる。ジャンルにとらわれることなく、貪欲に万物を飲み込み、進化を止めない彼らが行き着く先は?
昨年からのリリースラッシュを締め括る3rdフルアルバム『BULLBONE'S NEXT』を聴いて改めて認識したのは、ブルボンズは正統的なロックのイズムを持っているということだ。それはセンセーショナルでストレスフルで、シンプルであるということ。だから彼らは常に衝撃的であり、斬新であり続けるのだ。キーボードに白井幹夫(ex.THE HIGH-LOWS)を招き多彩な音を取り入れ、多様な音楽性をまとった今作でも、そのスタンスは変わらない。むしろ、その刃はより研ぎ澄まされている。
サポートドラマーDr.鈴木佑を迎え、都内を中心に活動するmolfish。彼らがリリースした1stアルバム『二足歩行』は、多様な音楽性に彩られた作品だ。高いミュージシャンシップを放つメンバーはジャンルに囚われることなく、あらゆる音楽要素を独自の歌モノへと昇華する。そんな本作のラストを飾る「Non Brand Empire」は、molfishを象徴するような楽曲だ。Vo.佐藤綾によって紡がれた歌詞が、遊び心を携えながらも強いメッセージで胸を揺さぶってくる。楽曲毎に全く異なる表情を見せる全6曲には、メンバー個々の個性が強烈に光っていた。
アーティストの活動を見ていると新たな次元へ踏み込んだことを確信する瞬間がある。Bahashishiのニューアルバム『シン』はまさにそういう作品だ。アルバムに収録された11曲の個性はそれぞれ際立ち、実験的なアレンジが加わることによってサウンドはより洗練されている。何より印象強いのはユラリの歌声とバンドの音が一体となり、Bahashishiの世界観がさらに深みを増したことである。間違いなく『シン』はBahashishiのネクストステージを告げる作品である。
EVENT REPORT:2010.2.12(FRI) 新代田LIVE HOUSE FEVER
Ennui3 / BUGY CRAXONE / tacica / The Jerry / 上田健司 / 怒髪天(シークレットゲスト) / シャク&リハビリーズ / the blondie plastic wagon / river(ロマンチック日本代表!!!) / THE TON-UP MOTORS / The Homesicks / BAZRA