音楽メディア・フリーマガジン

Aftertalkのエクストリーム人生 Vol.3

こんにちは! 今月で三回目の連載になります、Aftertalkです。もうそろそろ、名前くらいは憶えてくれていると信じて自己紹介はもうしない。東京を生息域とするバンドであることだけに留めよう。実際そんなことはどうでも良いのです。何故なら本題はエクストリームを紹介することなのだから!

と言うわけで今回はバンドマンらしく音楽に係るエクストリームを皆様に。テーマは「声」に関するエクストリームな一品!

「響声破笛丸」

AF写真1

どうよ、これ。あまりにも強そうな名前ですよね。こいつ、RPGの必殺技みたいな名前してますけど決して侮れないやつなのです。

中身としては漢方になるのですが、この効き目がとても助かる物になります。パッケージから拝借させて頂くと「しわがれ声、咽喉不快の解消」といった所でしょうか。

ボーカルは声が命です。なので何時如何なる時でも万全の状態にしておかねばなりません。しかし、現実問題生ものである我々人間はどうしたって好不調が起こってしまうわけです。

「あぁ、今日は大事なライブなのに…、なんでこんな日に限ってガラガラ声なんだ…」「うっ、度重なる疲労で声が出ない…、誰か、伸びやかな高音を俺に…」

絶望的な状況だと言えるでしょう。こんな時、少年漫画であれば「俺に構わず先に行け!」と言えますがバンドはそうはいきません。どれほど体調が悪くても、どれほど声が出なくても弱音を吐いてはいけないのです。

そういう時こそ「響声破笛丸」の出番!これを飲んでしばらくたつと…、こ、声が出る! 詰まっていた高音がなんとスラリと出てくるではないですか。

飲んだらその後からずっと声が綺麗というわけではありません。基本的には用法用量を守って服用する漢方なのですが1ステージくらいなら喉が輝きを放ってくれるのです。

かくいうAftertalkのVo.永井も先日の九州ツアーでは何度助けられたか。

まぁ、こういう話を他の人にするとですね、「怪しい薬なんじゃ…、変な名前だし」とか思われることが多いのですが、紛うことなき「漢方」ですのでご安心を。ただ、漢方でも体に合わない方もいるとのことですので、副作用が出たりしたら絶対にやめること! この記事は安易な服用をお勧めするものではありません!

ちなみにAftertalkのVo.永井は、その他マヌカハニー、生姜湯、ボイスケアのど飴、牛乳、と言った物をお守り代わりにしております。特にレコーディングの際には何故か必ず牛乳を飲んで歌っています。何故か音程と響きが良くなります。馴染みのエンジニアさんには「永井君! それ、絶対精神的なやつだよ!」と度々突っ込みを受けておりますが、多分その通りですね。

はい! というわけで今月のエクストリームな一品は「響声破笛丸」でした。何かあった時の為の最後の切り札として持っておくと意外と助かるかもしれませんよ? この記事が全国の悩めるボーカリストたちの助けに少しでもなれたなら…。

また来月もお会いしましょう! Aftertalk、頑張ります!

 

■ライブ情報
6/22(水) 渋谷TSUTAYA O-Crest
7/16(土) 渋谷Star lounge “Aftertalk×NYF企画”

more info→http://aftertalk.info/

無料音源ダウンロードページ

 

Aftertalkのエクストリーム人生 Vol.2

こんにちは、Aftertalkです。

先月から連載を始め、今回で2回目の連載となります。
前回を読んでない方の為に、軽く自己紹介を。

【Aftertalk】

Aftertalk_バナー用
2011年機材マニアが集まり結成。都内でのライブ活動後、2年間の活動休止を経て2015年活動再開。復活祭として渋谷Eggmanにてイベントを開 催。3ヶ月に一度イベントを開催し続け、2016年には盟友the chordとのスプリットアルバム『喋和』を発表。同時にリード曲でありコラボ曲デモある「喋和」のMVも公開。2016年4月からはNYFの東名阪九州 ツアーに全日程帯同が決定している。
HP→http://aftertalk.info/
YouTube→http://youtube.com/user/Aftertalk17
Twitter→https://twitter.com/aftertalk_news

 
このコラムでは、東京のバンドAftertalkが「なんてエクストリーム(非情に素晴らしい、過激)なんだ!」と思った物について紹介しています。

 

前回の最後お伝えした様に、今回のテーマは「食」!
紹介するのは京都にある梅干し屋【おうすの里】が販売している梅茶漬け!!
「はっ? 梅茶漬け?」
そう思った読者の皆さん、正しいです。誰もがそう思うでしょう。

Aftertalk原稿2回目

だが、しかし。この梅茶漬けは生半可な梅茶漬けじゃない。
筆者は子供の頃から梅茶漬けが大好物で、古くは永谷園のモノから始まり、大人になってからは全国津々浦々、土産店で梅茶漬けを見かけては試す日々を過ごす程になりました。
そんな梅茶漬けフリークの筆者が自信を持って日本一の梅茶漬けだと太鼓判を押せる梅茶漬け、それがおうすの里の梅茶漬けです。

梅茶漬けは大別すると「梅」「ダシ」「茶」「海苔」「せんべい」のバランスで成り立っています。
もちろん亜種としてそこに色々なモノが加算されたりしますが、ここでは割愛。
そして美味しい梅茶漬けにとって大事なのは梅の味ではなく、そのバランスです。
もちろん、梅の風味が酸味方向なのか、甘み方向なのか。
ダシは昆布方向なのか鰹節方向なのか。
その他にも細かい指標は沢山あれど、何より大事なのはそのバランスです。

その意味でこの梅茶漬けは完璧と言って良いでしょう。
お椀に顔を近づけた時に漂う梅とせんべい、そして海苔の香り。
そこから口に含んだ時には、まず飛び込んでくる梅の酸味。
それを追いかけて来る様に鰹と昆布が織りなす複雑な旨みと梅の甘みがやって来ます。
白米の粒々とした触感と海苔のパリッとした食感がそれらを素晴らしい加減で口腔内をかき回し、最後に茶が全てを洗い流してくれる。
そんなスペクタクル経験をこの梅茶漬けは与えてくれます。
まさに梅茶漬け界のエンペラーと言うに相応しい。

筆者は京都へ赴く際には必ずおうすの里へ足を運び、この梅茶漬けを大量に購入して帰ります。
京都だけで6店舗ありますが京都にしかありませんし、ネット通販もしていません。
それでもこれを買う為に足を運ぶ価値は充分にあると自信を持って言えます。
勿論な話ですが、おうすの里の梅干しは思い出クラスに美味しいという事もお伝えしておきます。
皆さんも京都へ足を運ばれる際には、騙されたと思って是非この梅茶漬けをお試し下さい。

と言う訳で今回はおうすの里の梅茶漬けを紹介しました。
第2回目と言う大役を任せるにふさわしい一品でしたね。
これからもエクストリームな一品をお伝えして行きたいと思いますので、是非お付き合い頂けると嬉しいです。
次回はどんなエクストリームが飛び出してくるのか。
また来月、ジャングルライフ誌上でお会いしましょう!!

 

Aftertalkのエクストリーム人生 Vol.1

こんにちは!
今月からJungleLife紙にて連載をさせて貰う事になったAftertalkです(生息地:東京)。
このコラムでは、僕らが「なんてエクストリーム(非情に素晴らしい、過激)なんだ!」と思った物について紹介していきますので、お付き合いをば。
さて、前置きはコレくらいにして、記念すべき1回目に紹介するエクストリームはこちら!

 

【Strandberg Guitars】

Aftertalk Vo./G.永井峻

Aftertalk Vo./G.永井峻

原産地はスウェーデン。
写真の物は、最初期のオーダーメイドモデルで、世界で12番目に生まれたモデルになります。今でこそ様々な楽器店で手に取る事が出来ますが、当時はビルダーであるOla Strandbergに直接連絡してオーダーするしかないほどマイナーでした。そんな、徐々に市民権を得てきたこちらのギター。
一体何がエクストリームなのでしょうか? それは「死ぬほど軽い」、「フレットが斜めに打たれている」と言う点に尽きるでしょう。
こちらのモデル、なんと総重量1.9kg。最早空気並みですね。ブンブン振り回せます。とにかく軽くて尖っているので女の子でも武器に使えます。
コレには理由がありまして、このギター、なんと人間工学に基づいて作られているのです。重量を下げる事で、立って弾いた際に掛かる負担を極力減らし、快適な演奏をプレゼントするよと言う事です。
実はフレットが斜めに打たれているのもそれが理由なのです。立って弾く時にフレットに接する指の角度、それが無理なく負担を掛けない様設計されたギターが今まであったでしょうか? いや、ない。
しかも、こやつ。それでいて見た目の美しさが損なわれていない。木の美しさ、ボディシェイプのスマートさ。ヘッドがない事すら最早自然に思えてきます。職人技ですね、脱帽です。

皆さん、以上でご理解頂けたでしょうか? このエクストリームさ。第1回目を飾るに相応しい一品でしたね。これから毎回エクストリームな一品をお伝えして行きたいと思いますので、お付き合い頂けると幸いです。次回は食のエクストリームを皆様に…。

 

【Aftertalk】

Aftertalk_バナー用
2011年機材マニアが集まり結成。都内でのライブ活動後、2年間の活動休止を経て2015年活動再開。復活祭として渋谷Eggmanにてイベントを開催。3ヶ月に一度イベントを開催し続け、2016年には盟友the chordとのスプリットアルバム『喋和』を発表。同時にリード曲でありコラボ曲デモある「喋和」のMVも公開。2016年4月からはNYFの東名阪九州ツアーに全日程帯同が決定している。
HP→http://aftertalk.info/
YouTube→http://youtube.com/user/Aftertalk17
Twitter→https://twitter.com/aftertalk_news