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Nothing’s Carved In Stone Vo./G.村松 拓 たっきゅんのキングコングニー Vol.6

PHOTO_村松201408結成以来、優れた音楽性とシーン最強のアンサンブルを武器に目覚ましい成長を遂げ、今年8月には待望のアルバム『Strangers In Heaven』をリリースし、ツアーをスタートさせたNothing's Carved In Stone。当連載は、同バンドのフロントマン村松が1年に渡って人間的な進化と動物的な本能を追い求めて規格外なことに挑戦していく村松拓強化プロジェクトである。

 

 

 

 

 

 

Vol.6:生き急げたっきゅん! 103mからファーラウェイ! の巻

記憶に新しい当連載Vo.3の7月号にて、日本一の漢になるべく一合目からの富士登山に挑戦するもまさかのアクシデント(山開き前)に見舞われて志半ばに断念したたっきゅんことNothing’s Carved In Stone Vo./G.村松拓。あの挫折が心残りだったのだろう、彼が次に選んだチャレンジはなんと高さ100mからのバンジージャンプ。実は以前、読者から「たっきゅんに100mの竜神バンジーにチャレンジしてほしい!」というメールが当連載に寄せられていたのだが、たっきゅんはそのことをずっと記憶していたらしく、当連載の企画会議にて放った「次は100mバンジーにチャレンジしたい! ツアーが終わる前にやらなければ遅い気がするんです! 俺、高所恐怖症なんだけど!」という彼のひと言で今回のチャレンジが決定。アルバムツアーがスタートした直後の9/4、我々は茨城県にある日本最大級の高さ(100m)を誇る竜神バンジーへと向かった。


湖面からの高さ100m!! シーズン常設開催サイトとして日本最大級の竜神バンジー!!

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茨城県常陸太田市にある竜神大吊橋は、竜神川の浸食によって形成された峡谷・竜神峡にかかる全長375mの吊り橋。2006年までは日本一の長さ、そして2007年以降も本州最長規模とのこと。吊り橋下のダム湖の湖面から吊り橋までの高さは約100mで、橋の上から見る景色はまさに恐怖の絶景。そんな竜神大吊橋に2014年3月1日にオープンした竜神バンジーは、100mの竜神大吊橋からダム湖面へ向けてダイブする日本最大級のブリッジバンジージャンプ。ちなみに有名どころだと、千葉県マザー牧場のバンジーは20m、群馬県のみなかみバンジーは42m、熊本県五木村アウトドアウィークは77m。他のバンジーと比べてみても、まさに竜神バンジーは規格外、日本一を目指す漢に相応しい日本一のバンジーなのだ。


動画で観るたっきゅんのキングコングニー Vol.6

「Vol.6:生き急げたっきゅん! 103mからファーラウェイ! の巻」を余すことなく読者にお伝えするため、1合目からの富士登山に続いて今回も動画でその模様をご紹介。たっきゅんが日本一になるまでの一部始終を捉えたドキュメンタリー、15分以上ある動画ですが、是非ご覧ください。
 

 


 

以下、テキストでもご紹介

 

 

 

 

東京都内出発

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ツアーが始まった直後の9/4午前、茨城県の竜神バンジーへと車で出発。本人に聞いたところによると、たっきゅんの睡眠時間はなんと1時間! 「怖くて眠れなかった」という。たっきゅんのチャレンジは前日から始まっていたのだ。

 

 

 

 

ランチを終え、竜神大吊橋へ

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道中はわきあいあいとした車内だったが、茨城県に入ったあたりからどんどん会話が少なくなり、ランチではグリーンサラダしか注文しなかったたっきゅん。編集部スタッフとどっちが先に跳ぶかで口論になりつつ、いよいよ竜神大吊橋が近くなってきた。

 

 

 

 

竜神大吊橋到着

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一行を乗せた車が山道に入り、視界が一気に開けたと思ったら眼前にそびえていたのは竜神大吊橋。100mと聞いてはいたが、実際に目にすると有り得ないほどの高さ。「これマジかよ!」と悲鳴にも近い声が車内に響く。マジでこれあかんやつ。

 

 

 

 

バンジー受付

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今回バンジーにチャレンジするのはたっきゅんと編集部スタッフの2名。マネージャーや撮影スタッフに笑顔で見守られながら装備を付け、「何かあっても文句言いません同意書」にサイン。いよいよである。

 

 

 

 

吊り橋中央下部のジャンプ台へ

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茨木から来たという大学生3人と一緒に5人1組でジャンプ台に到着。吊り橋中央部の下に設置されたジャンプ台は、いわゆる金網のカゴ。要するに我々が立っている地面も金網。怯えるたっきゅんは金網の上を歩けずに、太い鉄柱の上から動かなかった。

 

 

 

 

100mだとみんなと同じ

バンジー実は1つの疑問が我々の頭に浮かんでいた。「普通に跳んだらみんなと同じ高さじゃないか?」と。そこで我々は、日本一の漢になるためにバンジーの際に上に3mジャンプし、100mバンジーを自力で103mバンジーにしようと考えた。バンジースタッフの「人間は3mも上に跳べないと思います」というツッコミは意を決した我々の耳に入らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

編集部スタッフ、ファーラウェイ

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同じ組の大学生3人がラクラクとバンジーを終え、いよいよ我々の番がまわってきた。ジャンプを担当するバンジースタッフはなぜか2人とも外人、そしてBGMはハードロック。否が応でもテンションを上げつつ、ジャンプ台へと足を運ぶ。眼下には100m下の湖面。ロープが切れたら死亡は必至。走馬灯がよぎる暇もなく、頭の中を真っ白にして103mのファーラウェイ。

 

 

 

 

大トリ、たっきゅん登場

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そしていよいよたっきゅんが跳ぶ順番がまわってきた。ジャンプ台に到着したときはあまりもの高さにブルブルと震えていたたっきゅんだったが、腹を括ったのかテンションが裏返ったのか、バンジー直前のたっきゅんは頼もしい笑みを浮かべて落ち着き払っていた。その横顔は、数々のステージを経験し、類まれなるタフネスを手にしてきたNothing’s Carved In Stoneのフロントマンそのもの。やはりアーティスト、我々素人とは違う。

 

 

 

 

たっきゅん、103mのファーラウェイ!!

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マネージャーやバンジースタッフはもちろん、同じ組の大学生からも激励の歓声があがる中、いよいよたっきゅんがジャンプ台に足をかける。5,4,3,2,1…外人スタッフのカウントダウンに合わせ、まったく躊躇せずにたっきゅんがファーラウェイ。編集部スタッフ同様まったく上に跳んではいなかったが、その瞬間たっきゅんの背中には翼が見えた。村松拓は自由になったのだ。

 

 

 

 

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誰だってそうだろう?

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103mの跳躍を終えて我々の前に戻ってきたたっきゅんの笑顔は、以前と比べて何倍も輝いていた。聞いたところによると、たっきゅんは跳ぶ瞬間に「誰だって(屈んで)…そうだろう(ジャンプ)」と歌っていたとのこと。そう、それはNothing’s Carved In Stoneの最新アルバム『Strangers In Heaven』収録曲「Shimmer Song」の歌詞の一節。高所恐怖症のたっきゅんがなぜ日本最大級のバンジーにこだわったのか、そしてツアーが始まったばかりという大事なときになぜ事務所が無謀なたっきゅんチャレンジをOKしたのか、そのエピソードで理解できた気がする。このアルバムで、そしてこのツアーで一皮も二皮も剥けて成長したい…そんなたっきゅんの貪欲な前傾姿勢に胸と足が震える(※足が震えたのはバンジー直後だったからという説もある)。一見たっきゅんがやりたいことをやっているだけに思える連載「たっきゅんのキングコングニー」だが、この企画の成果が現れるのは、そう遠くない未来だろう。

 

 

 

 

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当連載への感想・質問・要望・ファンレター・ぶっ壊れたい願望が強いたっきゅんにチャレンジしてほしいことはyamanaka@hirax.co.jpまで!!

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