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CHAPTER H[aus]エンジニア・樫村治延の セルフRECはプロRECを越えられるか? -第2回-

かつてのセルフレコーディングのイメージと言えば
「音楽業界者が関わるもの」…例えばレコーディングエンジニア、一部のマニアックなプロデューサー、ミュージシャンといった限られた人たちのもの、と思われがちでした。
現在、そうではなくなったのは皆さんご存知の通りです。

セルフRECに興味のある、このページを読んでくださっているあなたは
どんな形で音楽に関わっていますか?

ここからの話は、説明不要の方もたくさんいると思いますが
これからセルフRECを始めたい場合、まず必要なものは
●パソコン
●音楽ソフト(DAW)
●マイク
●オーディオインターフェイス
●各種ケーブル
この5つがなければ始まりません!

そして、よく受ける質問の代表的なものが
「MacとWindows、どちらがセルフRECに向いてるの?」
「ソフトやオーディオインターフェイスは何がおすすめ?」

一言で言ってしまえば「人それぞれ、千差万別」なのです。
最近では、パソコンとソフトのOSが合っていれば
昔よりハズレがなくなってきているのが事実です。
あとは、あなたの用途と予算次第!!
自分のやりたい音楽、かけられる時間、そしてお財布の中身を
思い浮かべて読んでみてください。

まず、パソコンとソフトの相性について例を挙げてみましょう。

■「作曲・アレンジからRECまでガッツリやりたい」のでしたら
パソコン:Mac、ソフト:Logic ProX

■「ボカロも視野に入れた使い方がしたい」場合は
ソフト:CUBASE PRO8
このソフトはMac、Windows共にプラットホーム的に使えるので
ユーザーも多いと思います。

■「自分たちで録ったセルフREC音源と、レコーディングスタジオのシステムとの連携」を考えているのでしたら、やはり業界標準のMacとProToolsが代表例となるでしょう。

例は、あくまでも私の個人的見解ですので、本気でセルフRECをやりたいとお考えの方は是非自分でも情報収集してみてくださいね!

次にオーディオインターフェイスの選び方ですが
●「弾き語り」や「打ち込み中心のソロ、2人組のユニット」で
●「生ドラムを録音する必要がない」場合は
最低でも2ch、出来れば4ch同時録音が可能なものをおすすめします。

●「3人以上のバンド」で
●「生ドラム録りを必要とする」のでしたら
最低8ch同時録音が出来るものが良いでしょう。

オーディオインターフェイスは、選び方次第で音のクオリティーの大半が
決まってしまいます。妥協はしたくないところですが・・・

それでも「予算には限りがある」と悩むあなたに。
個人的に1つだけ挙げると、タスカムのUSシリーズです。
このシリーズのサウンドには、エントリーモデルとは思えない質の高さを感じます。

特に上位モデルのUS-16X08は、同時入力が16chも出来るだけでなく
ヘッドアンプも優秀で、実勢価格が4万円台というロープライス。
詳細はメーカーのHPなどでチェックしてください。
(このページからは購入できませんよ、念のため!)

今回は、ソフトやオーディオインターフェイスの話に終始してしまいました。
次回はマイク、ケーブル電源、多トラックのデジタルMTR(中古品の選び方なども)
に触れていこうと思います。

楽器屋さんの回し者ではありませんが
機材を揃えれば一気にモチベーションも上がる、はず??
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【樫村 治延(かしむら はるのぶ)】
STUDIO CHAPTER H[aus](スタジオ チャプターハウス)代表・レコーディングエンジニア・サウンドクリエーター。1998年、地元茨城県日立市にレコーディングスタジオ「チャプターハウス」を設立。専門学校非常勤講師、音楽雑誌ライターとしても活動。全国流通レベルのレコーディング、ミックス、マスタリング、楽曲制作を年間平均250曲以上手掛ける。Whirlpool Records(ワールプールレコード)主宰。音楽制作専門誌SOUND DESIGNER 2015年2月号に、コンプレッサーについての記事が掲載されています。
http://www.sounddesigner.jp/contents/2015/02/01/index.shtml
当スタジオで一貫して制作されたアーティスト作品の一部をご紹介します。
エンジニアといたしましては、webや動画ではなく是非「CDで」音質をチェックしてほしい!!!

プリント

Shespider『NA NA NA』
blur、Beady Eye、Bloc Partyなどをルーツに感じるブリットロックバンドの1stシングル。英詞がベリーナイス。

kujinica

Kujinica『eclosionica』
和製エモギターロックの決定盤!佳曲ぞろいで、声量と歌詞と曲調のマッチングが最高。

THE BINGBINGS

THE BINGBINGS『THIS IS THE BINGBINGS』
タイトルからも想像できる全力疾走青春パンクバンドの1stフルアルバム。ほぼ一発録りでライブ感満載の自信作。

THE SALA

THE SALA『THE SALA』
自ら立ち上げたフェスや、渋谷クワトロでの企画も大成功に収めた女性Vo.バンド最新
シングル。今作はアメリカのルーツミュージックが色濃く出た回帰作。

Cuicks

Cuicks『blue sonic ep.』
ネオアコ、オルタナ、アノラックブルックリン勢の流れを汲んだ、ネオ渋谷系ユニットの1stシングル。独自のポップフィールドがExcellent!

The Echo Dek『City Light』
オルタナAORとでも言うべきキーボードをフィーチャーした2ndシングル。実験的要素が非常におもしろい。

GEEKS

GEEKS『JASPER JASPER』
シンコーミュージックから「ド素人のためのオリジナルエフェクター製作」を出版しているリーダーENDO氏率いるUSパンクバンドのアルバム。キングレコードより全国発売中。

nakanohiroki

なかのひろきと素敵なへんてこ団
2010年代のWe Are The World的ジャグバンド。

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