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松原の出張 MUSIC ZOO!! JUNGLE園 Vol.53

先日、病院でかゆみ止めの薬をもらった。電車の中で暇だったので処方箋の中にある薬の詳細を読んでみた。副作用に「かゆみ」って書いてあった。

はーい! と言う事で今月も始まりました隔月連載大人気コラムです! 毎回編集部より「原稿まだですか?」ってメールを貰うまで何もしない追い込まれた環境で本気を出せるストイックな松原ですが、この原稿を書いているのは4月26日。まもなく、というかあと3日で毎年命がけで行っているイベント「COMIN’KOBE15」が開催になります。

その準備に毎日忙殺されておりますが、イベントというのは様々な準備がございます。もちろんブッキングもそうですが、それ以外に会場のレイアウトを作ったり、資料を作ったり、出展者と打ち合わせをしたり、会場と打ち合わせをしたり、やる事は計り知れない。そんな中、とても重要であり、大変な作業があります。それは警備計画です。イベントが安全に行われるように警備を計画するのです。

そしてわが町、兵庫県は明石の歩道橋事件以降もっとも雑踏警備が厳しい県としても有名な訳で、COMIN’KOBEは警察にとっても重要視されてしまっているのである。ここ数年は大丈夫だったのですが今年、会場が変更になる為に1から警備計画をやり直しするので急遽県警に呼び出されて説明をする事になる。しかし全然アバウトにしか出来てなかった為、ボコボコに怒られてしまった。あまりにも怒られるので「毎年やってるので大丈夫ですよ!」と返答すると 「大丈夫と安全は瞬間で変わる! 雑踏は生き物や!」という名言が飛び出してきた。という事で再度提出しなおして、現場視察を行うという事態になってしまった。県警の偉い方が数名と所轄の地域課や交通課など大量の警察に加えて、なんととある大学の雑踏や建築の研究をしている先生がアドバイザーで参加するという一大事の視察となった。実行委員会も誘導責任者、警備会社、会場担当者などを引き連れて20名ほどの一行でCOMIN’KOBEの会場をくまなく視察し、入場方法や入場規制になった時の規制方法、来場者の導線などを徹底的にチェックをしていくのです。アドバイザーの大学教授がそこまで心配する? 的なチェックの連続で、3時間を超える検証となる。確かに安全対策に限りは無い!

しかし凄い空気の中で「ほんまこの人、大丈夫?」的な現場検証を行った後に警察署に戻り、それを踏まえて会議室で話合いとなる。県警からの質問、地域課の質問に答え、そして大学教授からの総評となる。いよいよクライマックス。一体どんな総評になるのか、一同はその発言に唾をのみ込み耳を傾ける。「えー、とにかく安全対策には100%はありません。常に意識して運営をしてください。私からは以上です。」全員椅子から転げ落ちたのは言うまでもない。ええ! それ俺でも言えるで! あまりにも驚いたので松原は先生に質問をしてみる。「先生はフェスとかコンサートとかはよく行かれるんですか?」すると「私は音楽には疎いので行った事はありません。」って来た事ないんかーいっ!!! 県警の苦笑いと共に現場検証はこれにて終了となる。さすが安全を研究してる大学教授、コメントまで安全でしたね。

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