音楽メディア・フリーマガジン

矢沢洋子 × オズ

ジャンルや性別も関係なく、真に“カッコ良い”ガールズボーカル対談!

JUNGLE LIFE × Shibuya Milkyway Presents “JUNGLE STREAM 2 & 3”開催記念W特別対談 Part 2:


矢沢洋子 × オズ

対談参加者プロフィール:
矢沢洋子
オズ Vo.NARUMI

強 力なキャラクターとサウンドを兼ね備えたガールズボーカルバンドが揃った、“JUNGLE STREAM 3”。その出演者の中から今回は矢沢洋子とオズのVo.NARUMIによる対談が実現した。ジャンルや性別など関係なく“カッコ良い”ものはカッコ良いと いうことを数々のライブで互いに実証してきたからこそ、両者の間には真のリスペクトと共感が生まれるのだろう。そこに生まれる相乗効果は計り知れない。

#Interview

●お2人の出会いとは?

洋子:私、すごくよく覚えているんです! Shibuya Milkywayで"KISS! HUG!! LOVE!!!"というイベントを1ヶ月に1回ペースでやっていたんですけど、ちょうど私の誕生日の時にオズとTHE NEATBEATSがゲストで出てくれて。誕生日ということで特別に、シーナ&ザ・ロケッツの「レモンティー」をセッションしたんですよ。

NARUMI:めっちゃ緊張した!(笑)。当日のリハで初めて合わせただけなので、完全にその時限りの感じがあって。でも、あのセッションは本当に楽しかったです!

●初対面の印象はどうでしたか?

NARUMI:洋子さんはオーラもあるし、最初に"わぁ! カッコ良い女の人だぁ!"という印象を受けましたね。だからステージで横に立った時も、すごく緊張しちゃって。でも話してみると、意外によく喋るんですよ(笑)。そこのギャップにものすごく親近感が湧きました。

洋子:元々、ボイストレーニングの先生が一緒というご縁もあって、お互いに知ってはいたんです。会う前のNARUMIちゃんの印象は、すごくポップで可愛 い子だというイメージでしたね。雑誌にモデルで出ているのもよく見ていたので、初めて会った時は"初めまして"よりも"やっと会えた"という感覚の方が強 かったかな。

●そこから一気に仲良くなった?

NARUMI:でもオズは沖縄に普段いるので、すぐにまた対バンするというわけにもいかなくて。洋子さんが沖縄へライブで来た時に、初めて一緒にお酒を飲んだんですよね。

洋子:今年の2月に初めてROACHのレコ発に呼んでもらって沖縄でライブをやった時に、また再会することができたんです。その時はライブというよりもパーティーみたいな雰囲気で、打ち上げも異様な盛り上がりで…。噂には聞いていたけど、沖縄の人はよく飲むなと(笑)。

NARUMI:良いライブをした時は打ち上げもすごく盛り上がるし、打ち上げまで含めてライブみたいな感じですね。でも沖縄のライブの時は本番前から洋子さんと喋っていて、それも楽しかった!

●周りには男のバンドが多い中で、お2人とも"男に負けていられない"という気持ちもあったりする?

NARUMI:昔はそういう気持ちがすごく強かったです。でもライブを重ねていくごとに、"女に生まれたことは変えられないんだから、いちガールズボーカ ルとして自分ができることは何だろう?"と考えるようになって。今は逆に"女に生まれたこの人生を、より楽しんでやるぜ!"という気持ちにシフトしていま すね。

洋子:私も最初の頃は対バンに男の子しかいない時に"負けていられない!"という気持ちがあったかもしれないけど、どんどん場数を踏んでいく内に"関係な い"と思うようになってきて。実際にライブで男の子のバンドよりもギャルバンの方がすごいこともあるし、男だとか女だとかは関係ないんじゃないかなと思え てきたんですよ。

●お互い場数を重ねる内に意識しなくなった。

NARUMI:"カッコ良い"に、男も女も関係ないんですよね。カッコ良いバンドはカッコ良いし、面白いバンドは面白いし、グッとくるバンドはグッとく る。そこに細かいことは関係ないんだって、色んなライブを観れば観るほど感じます。やっぱり洋子さんを見ていてもカッコ良いなと思うし、そういう意味では 負けたくないって思います。

洋子:やっぱりお互いにどこかカッコ良いと思えるところがあるから、仲良くなりたいんでしょうね。私、良い意味で"変な人"が好きなんですよ。昔からの友だちも、良い意味ですごく変な子ばかりで。そういう部分で、NARUMIちゃんに惹かれる部分もあるのかな?

NARUMI:やった! 変な子に認定されました!(笑)。

一同:(笑)。

●ジャンルの違いに関係なく対バンしたいと思える相手だから、仲良くもなれる。

NARUMI:ジャンルに関係なく"カッコ良い"と思うものはカッコ良いし、"この人が好きだな"と思う人は好きだから。そういう人たちとイベントや同じ 空間を作ったり、色々と刺激を受け合って、お互いにどんどん大きくなってから「お久しぶりです」と笑って会えたら素敵ですよね。

洋子:最初は「このバンドはよく知らないな」という感じで来ていたお客さんが、何度も対バンする内に楽しんでくれるようになるのが伝わってくるんですよ。そういうのって、すごく良いなと思います。

●8/1の"JUNGLE STREAM 3"でも、良い相乗効果が生まれると良いですね。

NARUMI:オズはライブのテーマとして、"みんなで作りたい"という気持ちがあるんです。出演者であるアーティストとお客さんが一緒になって、その日にしかできないスペシャルな空間を作りたいと思うので、そのためにも全力で楽しみます!

洋子:私もまずは自分が楽しみつつ、ライブが終わった時にはもう立てないくらいにステージで全部を出し切りたいです。120%の全力投球でライブしたいですね。

Interview:IMAI
Assistant:Hirase.M

矢沢洋子 info
オズ info

<イベント情報>
Shibuya Milkyway 2nd Anniversary
JUNGLE☆LIFE × Shibuya Milkyway Presents "JUNGLE STREAM 3"
8/01(水) Shibuya Milkyway
OP 18:00 / ST 18:30
ADV \2,000 / DOOR \2,500 (+2D \1,000)
CAST:オズ / G-YUN / 矢沢洋子 / ポタリ(O.A.)
*JUNGLE TIME(生\100TIME)有り

 

  • new_umbro
  • banner-umbloi•ÒW—pj