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KEYTALK

過去の自分たちを超え、未来へ続く新たな扉の鍵を開く2ndフルアルバム!!

KEYTALKアルバムアーティスト写真メイン(小)バンドにとって1年2ヶ月ぶりにリリースされる2ndフルアルバムにして、メジャーでは初のアルバムとなる作品を完成させたKEYTALK。去年11月にシングル『コースター』で衝撃のメジャーデビューを果たした後、新たな挑戦も垣間見せる2ndシングル『パラレル』を経て、まさに待望のアルバムリリースと言えるだろう。そんな果てしなく高まる期待に、文句なしに応えてくれるのが今回の作品だ。今までのKEYTALKらしい魅力はより増しつつ、未来の可能性を広げるような楽曲も含めた全13曲。

 

「今までのKEYTALKらしい曲と未来を予感させる曲がどちらも入っていて。メチャクチャ濃いアルバムになっているので、絶対に聴いて欲しい」

●今回の『OVERTONE』がメジャーでの1stフルアルバムになるわけですが、制作はいつ頃から?

小野:レコーディングは去年の11月末から、今年の1月にかけてでしたね。

●じゃあ、メジャー1stシングルの『コースター』を出した頃には既に始まっていたんですね。

小野:ちょうどリリースした後くらいから始まっていました。今作の収録曲には、『コースター』より前にできた曲もあったりして。メジャーデビューのタイミングからレコーディング間際にできた曲まで収録されています。

●曲は11月末の時点で揃っていたんですか?

小野:録る曲はある程度、決まっていましたね。10月には33曲分のデモを揃えてあって。一度録ってみないと感覚がわからないので2日間でその33曲をデモレコーディングして、その中から選びました。

●そんなに候補があったんですね! アルバムに向けての方針は見えていた?

小野:今作を作るにあたって、コンセプトみたいなものは特になくて。みんなで持ち寄った曲をスタジオで合わせて、ある程度の曲数が出揃ってきた時にプロデューサーのTGMX(FRONTIER BACKYARD)さんを交えてミーティングを開いたんです。その時点ではかなり新しいことをやろうとしているような曲が多かったんですけど、今回はメジャーで初のアルバムということで今作をキッカケに自分たちを知る人も多いだろうから、改めてKEYTALKらしさを突き詰めたものを濃縮して収録した方が良いんじゃないかという話になりました。

●そこから新たにKEYTALKらしい曲を作ったりもしたということ?

小野:それまで作った曲の中から選びつつ、KEYTALKらしさを意識した上でもう一度作ってみようということになりましたね。結果的には、ミーティング前とミーティング後に作ったものが半々くらいで収録されています。それを全部合わせて、33曲ということです。

●作ってきた曲の内訳は?

小野:(首藤)義勝が一番多いですね。最初は八木氏以外の3人が作っていたんですけど、ミーティング後に八木氏が作曲を…。

●M-11「YGB」ですよね。

八木:ミーティング後に何曲か作ったうちの1曲です。元々は僕だけ曲を作っていなかったので、今回はダメでも良いからやってみようと思って。このタイミングに書くしかないと思って、何も考えないで作りましたね。

●歌詞は巨匠(寺中)ですが、八木くんをイメージして書いた?

寺中:ライブ中の八木くんをイメージした歌詞ですね。最初の“DB”はバスドラムの意味なんですけど、ドラムの歌詞というか。あと、八木くんはよくブレイクで立ち上がるので“ブレイクでスタンドアップ”だったり、叫んでいる時によく痰が飛んでるので“飛ばせ飛ばせ”という歌詞になっていたり…。

●“飛ばせ飛ばせ”って、痰のことなのか(笑)。「YGB」は“八木ビート”の略?

寺中:正解です!

八木:さすがです!

●いや、そのままでしょ(笑)。ちなみにミーティング後、新たに作った曲はどのあたりですか?

小野:僕が作った3曲(M-4「BEAM」、M-5「はじまりの扉」、M-10「シンドローム」)と「YGB」とあとM-13「プルオーバー」が、ミーティング後に作った曲ですね。

●それ以外はミーティング前にあったと。M-12「雨のち。夏、」の南国風な雰囲気は、新しさを感じました。

寺中:これは新しい試みの1つですね。“もし自分が中学や高校の時なら、こういう曲を作るだろうな”っていうコンセプトの下で作ってみました。あえておバカだった頃の気持ちに戻ることで、今では作れないようなピュアさみたいなものが出せるんじゃないかと思って。

●歌詞や歌い方も他とは違う気がします。

寺中:歌詞も学生時代みたいな感じで書いて、レコーディングでは歌い方も変えました。この曲は絶対に昔の俺が歌ったほうが伝わりやすいなと思ったので、それを意識して歌ってみたりしましたね。

●M-9「Siesta」のドリーミーな感じも新しいかなと。

首藤:今作の中では異色な曲の1つだと思います。3拍子は初めてだったりもして。基本的にKEYTALKで曲を作る時は自分なりの制限を設けた中でメロディを組み立てるんですけど、「Siesta」はそういうものを全部取っ払って純粋に自分の好きなメロディを付けた感じですね。結果的にすごくハッピーな曲調になったので、歌詞もちょっと切ないけどハッピーな感じにしました。

●M-1「バミューダアンドロメダ」は、1曲目を意識して作ったりした?

首藤:どの曲を作る時もそうなんですけど、これは“リードトラックになり得る強い曲を作りたい”ということでした。ただ、曲調が暗いんですよね。実はメジャー1stシングルを出す時にも表題曲の候補に挙がっていたんですけど、今回のアルバムに入れることになって。爽やかに始まる感じというよりは、頭から圧倒するみたいなイメージです。お店の試聴機で再生ボタンを押した瞬間に「あ、これ買おう!」と思ってもらえるくらいのものになれば良いなっていう。

●「バミューダアンドロメダ」というタイトルも意味不明だけど、パンチがある。

首藤:メジャーデビューしてからは万人に伝わる歌詞を書きたいという気持ちが出てきたんですけど、こういうインディーの時に書いていたような意味のわからない歌詞はアルバムじゃないとできないかなと思って。これは曲調もちょっと気持ち悪い感じなので、意味不明な歌詞を書きたいなと思いました。

●M-3「MURASAKI」も義勝くんの曲ですが、これが今作のリードトラックなんですよね。

首藤:これは特にサビを“ザ・KEYTALK”っていう感じにしたいなと思って。インディーズの2ndミニアルバム『SUGAR TITLE』は今のKEYTALK色が定まるキッカケになった作品なんですけど、もしそこに入ってもリード曲になれるような曲にしたいなと思いながら作りましたね。あと、この曲ではギターソロを初めて僕が作ったんですよ。

●いつもは(小野)武正くんに任せている?

首藤:普段はコード進行だけ渡して、ギターソロは作ってもらっているんです。打ち込みで作ったのでギタリスト的には弾きづらいフレーズかもしれないけど、試しに弾いてみたら良い感じにハマって。初めての経験だったので、すごく新鮮で楽しかったです。

小野:でもすごく曲にマッチしているし、スムーズに弾けましたね。今回のアルバム自体ギターソロが多いんですけど、僕が作るフレーズとは全く違うタイプなのでバリエーションが出て、聴いている方も飽きないというか。

●武正くんの3曲はミーティング後に作ったものですが、“KEYTALKらしさ”は意識したんでしょうか?

小野:リフの使い方だったり、曲の作り方という面では意識しています。Aメロ〜Bメロ〜サビという構成をしっかりさせたり、最初に自分の中で決まりを作るようにしました。

●とはいえ、そもそも武正くんの弾く独特なリフ自体が、KEYTALKらしさだったりしますからね。

小野:単音リフのことですね。特にイントロのリフは、そういう意識の下で作っています。中でも「BEAM」は、イントロのギターリフから新しい感じを出していて。今ハマっている新たなリフの手法を取り入れつつ、今までのKEYTALKに通じるようなバランスの取れたものになったと思っています。

●巨匠作曲のM-6「お祭りセンセーション」やM-8「メロディ」は、今までのKEYTALKらしい曲かなと。

寺中:アルバムに1曲ずつくらいはあるような、スローバラードとお祭りの曲ですね。でも僕の曲は、どれもミーティング前にできていたものなんですよ。今までもそうなんですけど、日常の中で思いついたフレーズを録音しておいて、そこからじっくり掘り下げて作っていくのが自分のスタイルなんだと改めて気付いたというか。時間を掛けてゆっくり作っていくことで、僕の曲はKEYTALKらしいものになるのかなと。

●「プルオーバー」は義勝くんの曲ですが、ラストらしい雰囲気のある曲になりましたね。

首藤:アルバム最後の曲特有の“多幸感”みたいなものを出したいなと思って。ミーティング後の超短期間で猛スピードで書いた曲なんですけど、KEYTALKらしさは意識しつつ、極力ポップ方向に振り切った曲ですね。だから歌詞もベタなものにしようと思って、あえて高校生が考えそうなことを書いてみました。

●そんな13曲を収めたアルバムを『OVERTONE』と名付けた理由とは?

八木:僕が名付けました。“OVERTONE”は“倍音”という意味なんですけど、13曲それぞれの倍音で流れができて1つの“OVERTONE”っていう音を形作っているかなと思ったんです。これが理由その1で…。

●理由その2もあるんだ?

八木:その2は…4つの楽器と2つの声で最大限の倍音を出せているKEYTALKというバンドが作ったアルバムなので、『OVERTONE』ということです。

●その3は?

首藤:その3はですね…。KEYTALKは“音で会話する”っていう意味の造語なんですけど、“OVER・TONE”で“音を超える”みたいな。これも音楽用語と英語、動詞をミックスした言葉で…だから…え〜っと…。

●ちゃんと事前に考えてきて下さい(笑)。

一同:ハハハ(笑)。

首藤:…パッと見た時の字面がカッコ良いなって。

寺中:ただの感想じゃん(笑)。

小野:何パターンか八木くんが出してくれた候補の中で、字面もカッコ良いし、ちゃんと意味もあるのが良いかなって。売れそうなタイトルだと思います(笑)。

●売れそうなタイトルなんですね(笑)。初回限定盤Aに付属のCD『KTEP SP』は、今までの『KTEP』のベストみたいなもの?

八木:はい。KEYTALK入門みたいなセットが初回限定盤Aですね。

●これを聴いてライブに来れば、初めての人でも楽しめると。

小野:すごく自信のあるアルバムができたので、これを引っさげて全国をまわります。ぜひとも聴きこんで遊びに来て下さい! お楽しみに!!

首藤:今回の作品には、今までのKEYTALKらしい曲と未来を予感させる曲がどちらも入っていて。メチャクチャ濃いアルバムになっているので、絶対に聴いて欲しいです。ツアーについては巨匠がライブでよく言っている名言のとおり、「俺たちが楽しめるか、お前らが楽しめるか勝負だ!!」みたいな感じですね。

寺中:今までずっとKEYTALKを好きでいてくれた人は、まさに勝負をしに来てもらえたらなと。メジャーでは初のアルバムということで初めてKEYTALKを知ってくれた人もライブに来て欲しいんですけど、僕らのライブは衝撃度が高すぎるから…。曲を知らずに来てしまうと刺激が強すぎる恐れがあるので、初めての人は『KTEP SP』が付いた初回限定盤Aを買って頂いて、KEYTALKの曲を覚えてからライブに来て楽しんで欲しいですね。

八木:最近、ライブがすごく良くなっている実感があって。納得のいく作品を持ってツアーをまわれるので、本当に来て欲しいです。本当に楽しみです!!

Interview:IMAI
Assistant:馬渡司

 

 
 
 
 

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