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KANSAI LOVERS 2015

関西を愛し、盛り上げるイベントも8年目! 主催・岸本氏に訊く!

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心斎橋Music Club JANUS店長 岸本 優二

9/23に関西にゆかりのあるアーティストが集うイベント、“KANSAI LOVERS 2015”が大阪城野外音楽堂で開催される。関西の音楽シーンを盛り上げることを目的としたこのイベントも今回で8年目。若手から実力派まで、様々なキャリアのアーティストが一堂に会し熱演を繰り広げる。今回は開催に先駆けて、本イベントの主催者である心斎橋Music Club JANUS店長・岸本 優二氏にインタビューを敢行。“KANSAI LOVERS”の経緯、イベントにかける想いを訊いた。

 

 

 

●“KANSAI LOVERS”は2008年から開催していますが、始めたきっかけは何だったんですか?

岸本:10年前に始めた“MASTER COLISEUM”がきっかけで、大阪城野外音楽堂(以下、大阪野音)で僕がイベントを仕掛けることになったんです。そこでせっかく機材もあるし、違うコンセプトのイベントもしたいっていうことで、「関西にゆかりのあるバンドだけを集めて大阪野音が埋めれたら最高だな!」と思って始めたんです。

●“MASTER COLISEUM”がきっかけだったんですね。

岸本:もともと1回目は、東京に行ってメジャーデビューしたり、そこから少し経った関西のバンドに対して「ライブハウスを忘れるなよ」っていうメッセージを込めて開催したイベントだったんです。2010年に僕が心斎橋Music Club JANUS(以下、JANUS)の店長になって、その頃も関西のバンドは注目されていたけど、特にここ数年はKANA-BOONやキュウソネコカミ、THE ORAL CIGARETTESあたりが全国区で活躍するようになりましたよね。そこで関西のライブハウスで「コイツら最高や!」っていうバンドをガンガン集めるという方向にだんだん切り替わっていったんですよ。

●「関西のシーンをもっと盛り上げよう!」と。

岸本:そうです。最大の目的はそこですね。ライブハウス目線で良いと思う関西のバンドたちを盛り上げて、全国区に響けばいいなっていう。でも、あくまでライブハウスがやっているイベントなので、最終的には「ライブハウスに帰ってきてほしい」という気持ちも込めています。

●なるほど。

岸本:あとはチケット代を安く設定したりして…まあ、お得だからみんなに来て欲しいですね(笑)。

●たしかにチケット代¥1,000はかなり魅力的ですね。

岸本:¥1,000でこれだけ観れたらもう…ね? ライブハウスがやってるイベントじゃなかったら怒られるよ(笑)。「なに価格破壊を自分で起こしとんねん!」って(笑)。

●ハハハ(笑)。

岸本:あとは、野外だと開放感もある。ライブハウスは暗くて入りにくいっていうイメージを持っている人たちにも、ライブハウスにアンテナを張ってもらいたいっていう想いもありますね。こういうところでステージを初めて観てもらったりとかして、バンドはいろんな意味で答え合わせをすると思うんですよ。ライブハウスのスタッフも、普段やっている仕事の規模が大きくなった時に、スタッフのみんなも仕事の答え合わせができたらいいかなと。

●今までやれてきたことを確認するというか。今年のメンツについてですが、どのようにして決まったんですか?

岸本:基本的には僕がみんなに直接ライブに行った時や、現場で声をかけさせてもらって決めています。

●現場で直接伝えているんですね。

岸本:そうなんです。「今年はやるんですか?」って聞いてくれるバンドもいて。みなさん“KANSAI LOVERS”というイベントの趣旨をちゃんと理解してくれていて、そうやって決まった中に、大石(昌良)やUNCHAIN、LEGO BIG MORLとか、僕がライブハウスでブッキングを始めた頃からずっとバンドをやっているbradshawがいたり。

●このメンツにbradshawが入るのは面白いですね。

岸本:濃いですよね。逆にこのイベントは、(良いメンツすぎて)休憩ができないから申し訳ないなっていう(笑)。

●昨年に引き続き、UNCHAINやtricot、LEGO BIG MORL、そしてSound Scheduleから大石さんが出演しますね。そこに今グイグイ来ている感覚ピエロ(以下、感覚)やジラフポット(以下、ジラフ)などの若手が入るという。

岸本:感覚やジラフも「“KANSAI LOVERS”に出たい!」って言ってくれたバンドの一つで、気持よくオファーさせてもらいました。フレデリックも開口一番「呼んでくれてありがとうございます!」って言ってくれて。

●ココロオークションも初出演ですね。

岸本:そうなんです。彼らはずっと「出たい!」と言ってくれていて。僕もJANUSでココロオークションがやってくれているのを観て、勝手に想いが入ってきて「大阪野音でぜひ観たいと思っている」と伝えました。Brian the Sunも本当に若い時から知っていて、今年の“KANSAI LOVERS”で観てみたいと思って声をかけさせてもらったんですよね。

●そんな“KANSAI LOVERS”ですが、当日のタイムテーブルは決まっているんですか?

岸本:決まっていますが、実は発表はしていないんですよ。これがまたライブハウスがやっているっていう一つの特徴で。もちろん観たいバンドを観てほしいんですけど、それ以上に知らないバンドを観てほしいんです。今年のトリはあのバンドなんですけど、そこにはちょっとしたストーリーがあって。そういうところも、みなさんに伝わったら良いなと思っています。

●じゃあ、タイムテーブルも含めて楽しみにしていてほしいと。

岸本:そうですね。まあタイムテーブルで今言えるのは、オープニングがNEVERSTANDだっていうことくらいです(笑)。

●なるほど(笑)。それ以外は来てのお楽しみということで。

岸本:“KANSAI LOVERS”でライブハウスのマインドや、バンドとの繋がりや想いが少しでも先に向かっていけたらと思っています。「今、関西のライブハウスができることは何か?」を考えた時に、「関西が羨ましい」とか、「関西のバンドは元気だな」とか、何か一つでもそういうことを思ってもらえたらと。あとは、お客さんに新しい音楽と出会ってほしいですね。

Interview:馬渡司

 

イベント情報
“KANSAI LOVERS 2015”
2015/9/23(水) 大阪城音楽堂
OPEN / START 11:00 / 12:00
【出演】
UNCHAIN/感覚ピエロ/ココロオークション/ジラフポット/tricot/
Brian the Sun/bradshaw/LEGO BIG MORL/フレデリック/大石昌良
OA:NEVERSTAND
【チケット】
前売り ¥1,000(+1D)
問い合わせ:HEADLINE
主催、企画、制作:HEADLINE

Webサイト
http://www.arm-live.com/kansailovers/2015/

 

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