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空想委員会

ライブという居場所で得た存在証明を胸に歌う、恋と空気と、たまに闇。

PH_kuusou_AL空想委員会が、1年8ヶ月ぶりとなる待望の2ndフルアルバム『ダウトの行進』を完成させた。今作にはメジャー1stシングル「純愛、故に性悪説」、USENチャート1位を獲得した「春恋、覚醒」、12月にリリースしたばかりの新曲「僕が雪を嫌うわけ」など、キラーチューンの数々を収録。さらには既に生産が終了しているコンピレーションアルバムに収録されていたインディーズ時代の幻の名曲「桜色の暗転幕」と、それらに負けず劣らずの新曲8曲を含む超充実の内容となっている。2015年は“Perfume FES!! 2015 〜三人祭〜”(日本武道館)や“MBS音祭2015 Final Party”(大阪城ホール)という共に10,000人以上の大規模イベントにも出演を果たし、支持層とスケール感を飛躍的に増してきた彼ら。ライブからも明白に伝わるように今、バンドの状態が過去最高に良いということを象徴するような比類なき名作が誕生した。ファンはもちろんのこと、関わる人全てと結んだ信頼関係を大いなる自信に変えて、3人はまた大きな一歩を踏み出していく。

 

「今は本当にお客さんのことを信頼しているし、メンバーも信頼しているし、スタッフも信頼しているので、この居場所があるだけでも“自分がいる意味があるな”っていうのは感じています」

●そういえば昨夜はクリスマスイブでしたが、三浦さんは何か良いことがありましたか?

三浦:コンビニのショートケーキって美味しいんだな、っていう発見がありました。

●切ない…(笑)。

三浦:実は昨日も作業をやっていたんですけど、途中でストレスが溜まり過ぎて全然進まなくなっちゃって。集中できなかったのでケーキを食べてみたら、ちょっと落ち着きました。甘い物って、やっぱりすごいんだなって。

●女の子みたいですね(笑)。今回の2ndフルアルバム『ダウトの行進』も制作期間が長かったそうで、大変だったのでは?

佐々木:『GPS』(ミニアルバム/2015年7月発売)をリリースして、すぐに制作に入ったんですよ。フェスやツアーもあったので合間にやっていたんですけど、最後は怒濤の追い込みで…。マスタリングが終わるまでで言うと、6ヶ月くらいやっていましたね。12月頭にマスタリングが終わって、そこでやっと終わったなという感じでした。

●作り始める段階から、アルバムのイメージはあったんでしょうか?

三浦:先にリリースしたシングル『僕が雪を嫌うわけ/私が雪を待つ理由』がしっかりコンセプトのあるものだったので、アルバムのほうは逆にあまり決め込まず、良い曲だけを入れようという話になりました。あと、シングルの曲をアルバムに入れるというのが今回初めてだったので、どういう感じになるのかイメージできなかったんですよね。

●シングルの曲を入れるというのは決まっていたんですね。

三浦:今まで入れたことがなかったので、僕らから「入れたい」と言ったんです。ただ、それと並ぶ曲をどうするかっていうところが実際にやってみたら大変でした。シングルのリード曲って、アッパーな曲調が多いじゃないですか。そこにまた新たにアッパーなものを書いてもな…とか色々と考えながらバランスを取るのが大変でしたけど、何とかまとまりましたね。

●全体のバランスを考えながら、曲を作っていった?

佐々木:前半は好き放題に作っていましたね。僕らは3人とも曲が書けるので、そこでまずバリエーションを増やして。その上で作った中から「これ良いね」っていうものを選んで、あとはバランスを取っていった感じです。

岡田:それぞれがたくさん候補曲を挙げた中から、みんなで会議して収録曲を選んでいきました。

●3人がそれぞれに曲を作ってきたんですね。

佐々木:僕は5曲かな。岡田くんは10曲くらい作っていたよね?

岡田:それくらいです。

●三浦さんは?

三浦:…何かもう、忘れましたね。何曲作ったのかわからないです。

佐々木:三浦さんは常に作っているから(笑)。

●作業が詰まっていても、精神状態的には悪くなかったんでしょうか?

三浦:そんなにストレスもなく、淡々とやっている感じでした。ライブが楽しかったので、そこでガス抜きしながらというか。制作はやっぱりきついんですけど、ライブでバランスを取る感じでしたね。

●ライブでガス抜きして、制作には良い状態で臨めたと。

佐々木:みんな、今までのレコーディングで一番良い精神状態だった気がしますね。作る時はキュッと締めながらやっているのでノビノビはしていないんですけど、メンバー同士の距離感や精神状態は今までで一番良かったと思います。

●最初はアルバムのイメージがないところから作り始めたということですが、最終的に曲が出揃った時には見えたんでしょうか?

三浦:今回に関しては、全体のイメージが僕自身にもまだ見えていなくて。コンセプトが明確にあるものだと、最終的に近付いたら“やった!”って思うんです。でもそこがないままで作ると、できあがってもよくわからないんですよね。そういう作り方をしたことがなかったので、これも面白いなと思いました。だから今は、聴いた人がどう受け取るのかすごく楽しみなんですよ。

●『ダウトの行進』というタイトルは、最終的な全体像を見てから決めた感じでしょうか?

三浦:タイトルは最後に決まりました。出揃った曲と歌詞を見て“こういうことだよな”っていうところで、これに落ち着いたんです。今回のタイトルは僕が何パターンか候補を出した中から、メンバーが選んだんですよ。今までは僕が良いと言ったものになっていたんですけど、今回はみんなで決めましたね。

●佐々木さんと岡田さんはどういう基準で、このタイトルを選んだんですか?

岡田:意味については三浦さんが考えてくれるので、僕らは単純に言葉の響きとかで好きなほうを選んだんです。そしたら、2人ともたまたま一緒になって。

●タイトルについては三浦さんが今作の特設サイトで「人にはそれぞれ現実があってその中で生きているが、他人から見たら本当かどうか疑いたくなるようなこともある。今回のCDも人によっては本当かと思うようなことを歌っている曲もあると思うが、紛れもなく本当のことだし、それらを胸を張って作品にできているので、『疑い深いものの行進』という意味でつけました」と書いてありましたね。

三浦:僕も他人の曲を聴いて「これ本当か?」って思うことも多々あるから。聴く人によっては本当に見えるものもあるし、嘘っぽいと感じるものもあると思うんです。でも今はバンドの状態が良いので、「疑わしいものでも出すぞ!」っていう決意表明みたいなところも少しありますね。

●他人には疑わしいと思われそうなものでも、自分にとっては本当のことを歌っている。

三浦:「全部空想なのかな」って思われたりもするんです。でも全て実際に何か起こったのがキッカケで曲はできているので、真実と言えば真実なんですよ。だから「疑わしいって言われても本当だしな…」っていう想いをタイトルには込めましたね。

●そういうところも自信を持って出せる。でも良い精神状態だったというわりには、M-6「不在証明」はすごくネガティブな感じが…。

三浦:これは今の自分というよりは、大学を卒業した頃とかに考えていたことを思い返して「何もなかったな…」っていう想いを書いたんですよ。逆に今は音楽で生活できているからこそ、こういうことも歌えるんだと思います。本当に何もない時だったら、きつすぎて歌えないですよね。

●今、その時の気持ちを歌うことで当時の自分を救うような意味もあるのかなと。

三浦:そういうところも少しありますね。こういうことを考えている若い子って、たぶんいると思うんですよ。

佐々木:考えたことがある人のほうが多い気がします。

岡田:生きていたら、どこかのタイミングで一度は思いそう…。

●自分が“生きる意味”を明確に言える人って少ない気がしますよね。三浦さんにとっての“存在証明”とはどういったものでしょうか?

三浦:今はお客さんありきで、歌わせてもらえる場所があるっていうことだけですね。逆にそれがなくなっちゃったら、また元に戻っちゃうと思うんですよ。今は本当にお客さんのことを信頼しているし、メンバーも信頼しているし、スタッフも信頼しているので、この居場所があるだけでも“自分がいる意味があるな”っていうのは感じています。

●そういう気持ちになれているから、「不在証明」も歌えたんでしょうね。M-1「ミュージック」は、音楽をやる意味みたいなところにつながる曲かなと。自分の中にある嫌な部分を音楽に昇華しているというか。

三浦:それは歌詞に込めようと思って書きました。自分は音楽に救われている部分があるので、それをこのタイミングで1曲目に歌おうかなと思って。

●このタイミングで歌おうと思った理由とは?

三浦:今作を作っている期間は“自分にとって音楽とは何なんだろう?”っていうのをずっと考えていて。やっていて、きついところもあるんですよね。楽しいけどきつい、でもやめられないという感じで。音楽に救われている部分はあるけど、そのせいで苦しいっていう。そういうよくわからない感覚はありつつも、「でも音楽がないと困るしな」っていう気持ちを歌いたいと思ったんです。しかも「ミュージック」というタイトルって1回使ったら、もう使えないわけじゃないですか。今しかないっていうところで、今回は覚悟を決めましたね。

●自分の中で大切な言葉を冠しても良いくらいの歌詞を書けたと。

三浦:そうですね。ずっとこう思ってきたし、たぶんこれからもこう思って歌うんだろうなっていう歌詞を書きました。

●音楽への想いは、メンバーも共通しているのでは?

佐々木:三浦くんが言っているとおり、今は完全にここが自分の居場所になっているから。人生そのものになっているので、本当に欠かせないですね。

岡田:僕は昔から何かにハマるっていうことが本当になくて、何事にも興味を持つこと自体が少なかったんですよ。物欲もなければ趣味もないみたいな…。そんな中で、高校生の時に出会ったのが音楽で。そこからハマって、もう楽しくて楽しくて仕方ないというままでずっとやってきたので、自分の中にはこれしかないっていう感じなんです。これを取ったら本当にやることがないし、僕にとっても欠かせないものですね。

●そういう想いも込めた大事な曲だから、今作の1曲目にもなったわけですよね。

三浦:曲順も色々と考えましたけど、これが1曲目というのはみんなが一致していて。歌詞も1曲目になるというのを想定して書いたので、そこが一致したのは良かったなと思います。

佐々木:アルバムを通して聴いてみて、1曲目に「ミュージック」があってこその後ろの曲たちだなってすごく感じたんです。空想委員会を象徴する曲なのかなと思いますね。歌詞は三浦さんが書いているけど、ウチらの曲でもあるという感覚がいつも以上にありました。

●M-2「春恋、覚醒」も共感できるところはありつつ、一歩間違えばストーカーっぽくもあるような…(笑)。

三浦:そうですね。わからない人は全然わからないと思うんですけど、わかる人はすごくわかるっていう感じで…偏りますよね。

●電車に可愛い子が乗ってきたら誰しもちょっとくらい見るとは思うんですけど、この曲の主人公は凝視している感じがします…。

三浦:でもこれが僕にとっては普通だから。普通のことを書いたつもりなんですけど、聴く人によっては「怖い」って言う人もいて。最近は“そういうものなのかな”って、思えていますけどね。

佐々木:そこが“ダウト”っていうところですよね。

●人によっては、事実か疑わしい。

三浦:「本当か、これ!?」みたいな。「いや、本当だし」って、あんまり言い過ぎるとアレですけど…。

岡田:「怖い!」って思われちゃう(笑)。

●M-3「物見遊山」の歌詞も、実際にこういうことを考えている?

三浦:そもそもバンド活動がそういうものですからね。面白そうなところに顔を突っ込んでいくような生活ができているので、それを歌ってみるのも良いなと。ちょうどツアー中だったというのもあって、歌詞がこういう感じになったんです。

●ツアー先で色んなものを見ることが刺激になるわけですね。

佐々木:特に今年は色んなところでライブをやりましたからね。武道館や大阪城ホールから、流れるプールやスキー場とか森とかまで…。そういうところでやったことも影響しているんじゃないかなと思います。

三浦:今年のライブ会場を思い返すと、色んな場所があって面白かったなっていう。これからもそういうことをやり続けたいなっていう想いを書いていますね。

●実際のバンド活動にも重なっている。

三浦:でもこういう人って、普通に仕事をしている方でもたぶんいるんですよね。「何か面白いことないかな?」って常に探している人というか。僕がサラリーマンの時はそうだったから、そういう人が読んだらたぶん「わかるわかる」って思うんじゃないかな。

●M-4「容れ物と中身」も30代以上になると、特に共感できるところがあるかなと。

三浦:最近は身のまわりで結婚していく人がすごく多いんですけど、それを完全に他人事とは思えなくなってきていて。でも人が幸せになっていくのを見るのはこっちも嬉しいので、そういう曲を1曲ぐらい書きたいなと。佐々木が曲を作ったんですけど、彼はウチのロマンチスト代表なんですよ。歌詞は、曲やメロディに完全に引っ張られましたね。

●ロマンチックな曲に引っ張られて、こういう歌詞になったと。佐々木さんはどんなイメージで曲を作ったんですか?

佐々木:これはアルバムに向けて「みんなで曲を作ろうか」と決まってから、一番最初に作った曲なんですよ。最初に鍵盤みたいな音を入れたいなというアイデアがあって、そこから始まった感じですね。あと、サビはノビのあるものにしようというイメージから作っていっただけで、別にロマンチックな感じにしようとは思っていなかったんですけど…(笑)。

●にじみ出ちゃうんでしょうね。

岡田:どうあがいてもロマンチックになりますから(笑)。

三浦:鍵盤の音とかも“佐々木のロマンチックがキター!”みたいな(笑)。

佐々木:そんなに言われると、何か恥ずかしくなってきた…。

一同:ハハハ(笑)

●そんなロマンチックさに刺激されて、こういう歌詞になったわけですね。

三浦:幸せな人に対して「お幸せにね」って素直に言えるようになりたいというのもあって。僕もそういう歳ですし、「包容力を持っていかなきゃな」っていう気持ちもちょっと入っていますね。

●でも“いつしか相手が古くなってっても 変わらず可愛がっていける自信がない”んですよね?

三浦:僕はまだないです。だから持ちたいなっていう。結婚している人って、すごいですよね。正直、最初の段階で何が好きかって言ったら、可愛いところが好きなわけじゃないですか。でも誰しもいずれ歳を取るわけですよ。その時に「俺はどうなんだろう?」っていうのを最近ずっと考えています。

●見た目だけでなく内面も含めて可愛いと思えるから、ずっと一緒にいられるわけですよね。

三浦:それが僕に欠落している部分で…。だからテレビの中の人とかにときめいちゃうんですよ。そういう自分に対して「まだ中身を知らないくせに、好きとか言ってんじゃねぇよ!」っていう戒めでもありますね。

●誰もがみんな「インスタントときめき」(メジャー1stシングル『純愛、故に性悪説』収録)で歌っているように、“顔だけでも君を愛せる”わけではない。

佐々木:「インスタントときめき」は、全然共感できないです!

●メンバーですら無理という(笑)。M-8「ワーカーズアンセム」は日々働いている人に向けて歌っている?

三浦:そうですね。あと、自分のことも歌っています。働いて疲れている人に向けて言っているような感じにしていますけど、実は一番疲れているのは自分で「意味なんかいらないんだよ!」と毒づいている感じも入っていますね(笑)。この曲を書いている時は、歌詞に行き詰まっていたんですよ…。

●だから“歌詞では越えられない 壁があるようだ”と歌っている(笑)。

三浦:空想委員会の曲って、歌詞のメッセージ性について語られることが多くて。でもそういう歌詞って体調の良い時に聴いたらスッと入ってくるけど、疲れている時だとウザかったりもするよなって思うんです。だから音に合わせて踊るためだけの曲が良いなと思って、この曲を書いたんですよ。結果的にはちゃんと意味も込められているので、良い歌詞だなと自分では思いますけどね。

●実際すごくダンサブルな曲になりましたよね。

佐々木:サウンドとも合っているから、なお良かったですね。ベースもすごくノッていて。

三浦:この曲のベースは鬼だよね。

岡田:新たなことに挑戦している楽曲なんで、これは自分でも聴いていて楽しいですね。

●M-9「新機軸」のタイトルは歌詞の内容から来ていると思うんですが、“残りの時間はあと3ヶ月”という歌詞はどういう意味で…?

三浦:余命のことですね。これを書いたのは、ちょうど星野源さんの本を読んでいた時で。星野源さんは(くも膜下出血で倒れて)手術されたんですけど、その本には“手術前と手術後で全然変わった”と書いてあって。“前は働きまくって過労死してもいいやって思っていたんだけど、今は絶対に死にたくない”っていうようなことが書いてあったんですよ。もし自分にもそういうことがあったら、たぶん幸せの価値観が変わるんだろうなと思ったことを歌詞にしました。

●自分に対して発破をかけるような内容でもあるのでは?

三浦:なかなか“今日が最後”と思って日々を生きられないんですけど、実際にそうやっている人もいるわけで。そういう方に比べると、まだまだ自分は足りないなと思います。死をテーマにした歌詞を書いたことがなかったので、今回チャレンジしてみたというところもありますね。

●M-11「フロントマン」は、バンドのフロントマンである自分のことを歌っている?

三浦:歌っているのは僕なので、僕のことだと思ってもらっても良いし、空想委員会のことだと思ってもらっても良くて。僕ら越しに希望を見ている人がいるので、そこは裏切らないようにしたいなと。自分がそういう人たちを引っ張っていく役にならなきゃなっていう想いで、この歌詞は書きました。小さなライブハウスでお客さんもほとんどいなかったようなバンドの僕らが、今はたくさんのお客さんの前でやっているという姿を見せなきゃなっていうのを今年は特に強く思ったんですよね。最近ライブの前に「想像を超えましょう」みたいなことを言うんですけど、それを目指してやっていかなきゃいけないなと思っています。

●歌詞の“おいで”というのも、ライブ会場や自分たちのところにという意味を込めている。

三浦:そうです。あと、「引っ張っていくよ」という想いもあって。昔なら“おいで”とは歌えなかったですね。今だから歌える歌詞だと思います。

●そしてアルバムのラストを飾るM-12「桜色の暗転幕」は、コンピレーションアルバム『営業下手な音楽家達のかっこいい音楽』(2013年)に入っていた曲ですよね。それをこのタイミングで入れようと思った理由は何だったんですか?

佐々木:この曲は、空想委員会のチームみんなが好きなんですよ。でもコンピに入っていた曲というのもあって、みんなにはあまり知られていないんです。ライブでもたまにやったりするんですけど、やっぱり知らない方が多いので「このタイミングで入れちゃおう」という話になりました。

●ずっと入れたい曲ではあったんですね。

佐々木:なかなか世に広がっている感じがなかったので、ちょっともったいないなと。このタイミングで自分たちの曲として、きちんと出したいなというのもあって。インディーズ時代の曲なんですけど、アルバムの最後に置いたらすごくしっくりきたんですよね。最後がビシッと締まったので、本当に入れて良かったなと思います。

●歌詞の内容的にも春をテーマにしているので、リリースワンマンツアーの時期にピッタリですよね。

佐々木:4月に東名阪があるんで、ちょうどピッタリですね。やっぱり、このタイミングだったんだと思います。

●ツアーまでには、この曲もみんなに浸透しているんでしょうね。

三浦:さすがに知らないとはもう言わせないよね。

佐々木:「聴いたか、お前ら!」って(笑)。今まわっているワンマンライブツアー(『GPS〜21機の人工衛星〜』)がすごく良い感じなんですよ。今(12月後半)は少し間が空いているので、早く再開したいですね。

●ライブで新作の楽曲がどう表現されるのか楽しみです。

佐々木:CDどおりに演奏するわけじゃなくて、やっぱりライブでしかできないことをやりたいんですよね。色んなことができると思うので、ぜひ楽しみにしていて欲しいです。

Interview:IMAI
Assistant:森下恭子

 

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