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GANG PARADE

想定外の未来も絶対に輝かせてみせる。自由に空を舞い続ける“BODY&7SOUL”

BiSやBiSHを手がける渡辺淳之介が代表を務める“WACK”所属のアイドルグループ、GANG PARADEがニューシングル『FOUL』をリリースする。2014年に元BiSのカミヤサキが結成した2人組ユニット“プラニメ”から始まったものの、メンバーの脱退と加入を経て2015年には“POP”(ピーオーピー)へと改名。2016年6月にGANG PARADEへと改名後も何度かのメンバーチェンジを重ね、同年11/13の新宿BLAZEでのワンマンライブ“Barely Last”から現メンバーの7名で新たなスタートを切った。東京〜熱海間の往復約200km駅伝を7人で完走するなどアイドルらしからぬ活動で注目を集めつつも、互いへの信頼関係と結束を強めてきた彼女たち。昨年12月末にリリースしたシングル『Plastic 2 Mercy』がオリコンシングルウィークリーチャートで初のTOP10入りを果たし、上昇気流に乗る中で放たれるのが今回のシングルだ。メンバー全員での共同作詞に初めて挑戦した表題曲では、並大抵の気持ちでは耐えられない紆余曲折を乗り越えてきた7人の覚悟を感じ取ることができるだろう。単に“アイドル”という言葉で括ってしまうにはあまりにも規格外なGANG PARADEの魅力に迫るべく、これまでの軌跡と今回の新作についての2本立てロングインタビューを敢行した(※ココ・パーティン・ココは都合のため、欠席)。

Cover & Interview:GANG PARADE #1

「名前が変わったり7人組になったりするという未来は全く想像していなかったんです。今はとても良い状況になってきたので、すごく嬉しいんですけどね」

●2016年6月に“GANG PARADE”に改名したわけですが、その後もメンバーの脱退や加入があったんですよね。現在の7人になったのが11/13の新宿BLAZEでのワンマンライブ“Barely Last”ということで、そこから新たなスタートを切った感じでしょうか?

カミヤ:はい。でも改名した当初は、まさかこんなにメンバーが抜けたり入ったりするとは思っていなくて。名前は変わっていないけれど、11/13に“心機一転して生まれ変わる”くらいの気持ちでその日のライブを作っていきましたね。

●一番最初にカミヤさんが前身グループの“プラニメ”を結成した時点ではメンバーが2人だけだったところから、紆余曲折を経て今や7人まで増えたという…。

カミヤ:もうちょっとでメンバーの人数が、当初の4倍になるところでした(笑)。そもそも“2人でダンスをやっていこう”という感じで始まっていたので、名前が変わったり7人組になったりするという未来は全く想像していなかったんです。今はとても良い状況になってきたので、すごく嬉しいんですけどね。

ミキ:(加入時期でいうと)間に挟まれているのが、(キャン・)マイカなんですよ。

マイカ:私は去年の10月頭に、1人だけ先に新メンバーとして入ったんです。その時は“4人でGANG PARADEだ”と思っていたんですけど、その数日後にまた(メンバー加入の)発表があって…まさかこんなことになるとは思わなかったです。当初は自分がどういう気持ちなのか、全然追いついていない感じでした。

●そういった色んな紆余曲折を経て、11/13の新宿BLAZEで新たなスタートを切ることができた?

ミキ:私は(前身グループの)“POP”の時からいるんですけど、本当に落ち着く暇がないくらい色んなことがあったんです。だから11/13は新しいスタートを切って、“ここから7人で頑張っていこう!”っていう気持ちになれた日でした。

ユア:実際にその日が新しい出発ではあったんですけど、POPの時にも色んなことがあって落ち込んだ時に“またここから頑張ろう!”っていうタイミングが多すぎて…。

カミヤ:“新しい出発詐欺”みたいな(笑)。

●何度も“新しい出発”を繰り返している(笑)。

ユア:だから11/13のワンマンもそんなに深刻な感じではなくて、“7人での最初のライブだから気合いを入れて、良い評価を得たいな”というくらいの気持ちでした。

カミヤ:でも自分たちにとっても“ラストチャンス”という状況ではあったから、“失敗できない”という危機感の中ではやっていたと思います。

●11/13がお披露目だった3人はどういう気持ちでしたか?

ユウカ:マイカが加入した後ですぐ私たち3人が追加で入ることが発表されたので、ファンの人たちはまだ受け入れる態勢になっていなかったと思うんですよ。だから11/13は“失敗できない”っていう想いがすごくありました。品定めされている感じもあって、すごく怖かったのを覚えています。

ドクソン:私たち3人は“SiS”として出発しようとしていたら、出発も何もなくなっちゃって…。だからGANG PARADEが本当のスタートだと思ってやっていたんですけど、無理矢理入れてもらったような立場ではあったので“7人のグループとして認めてもらえるように頑張らないとな”と思っていました。

●SiSはお披露目ライブの翌日に活動休止が決まったんですよね。

ドクソン:当日の夜です(笑)。

ユウカ:ライブが終わった後に「解散する」って言われました。

●本当にわずかな活動期間だった。実際に11/13のライブをやってみて、ファンに認めてもらえたという実感はありましたか?

カミヤ:私はステージに立つ前から“絶対、大丈夫!”みたいな気持ちがあったので、ライブが終わった後も“イケたっしょ!”っていう感覚が自分の中にはありました。実際にファンの中にもライブを観て納得してくれた人もいたので、直すべきところはいっぱいあったけど、ちゃんと7人の姿は見せられたという実感はありましたね。

ミキ:それまではSNSとかでも“なんでそんなに増えるの?”みたいな否定的な意見もあったんですよ。でもライブが終わった後にネットで検索してみると、「すごく良かった」という声が多かったのが純粋に嬉しくて。そこで正真正銘のスタートが切れたなと思います。最後に加入した3人は(本番中に)ずっと真顔でヤバかったんですけど(笑)、他の4人は純粋に楽しみながらライブできましたね。

●3人は真顔だったんだ(笑)。

ユウカ:ずっと真顔でした(笑)。最後の1曲だけはようやく、ちょっと笑顔になれたかなという感じで。25曲もあったので“次はどの曲だ?”とか考えていたら(頭の中が)もう“うわぁ〜!”っていう感じになっちゃって、顔が引きつっていましたね。立ち位置とか振り付けがまだしっかり身に付いていなかったので、すごく考えながら動いていて。だから、表情どころではなかったんです…。

ドクソン:本当に必死でした。ステージに出ても真顔だったし、他にもダメなところがいっぱいあって…。タオルをまわしながらサビをみんなでユニゾンで歌うパートがあるんですけど、私はそこでマイクもまわしてしまっていたんです(笑)。

●タオルの動きにつられて、両手をまわしてしまっていたと。

ドクソン:後で映像を見て、わかったんですよ。その時は自分では何とかできていたつもりだったんですけど、何もできていなかったなと思いました。あの日の私たち3人はヤバかったですね。

ミキ:今日の取材に来れなかった(ココ・パーティン・)ココもステージ上にある台の使い方がわからなかったみたいでスタッフにアドバイスをもらっていたんですけど、その時も目がキョロキョロ泳いじゃっていて(笑)。リハの時から3人は冷や汗というか、必死な感じがありました。

●少し前に加入していたマイカさんはどうでしたか?

マイカ:自分自身のお披露目の時はあんまり覚えていないくらい緊張していたんですけど、11/13の時はもう気持ち的に落ち着いていました。だからライブ中のことも結構覚えていたし、3人を見ていると“懐かしいな”っていう感覚で(笑)。でも7人で初めて一緒にやってみて、しっくりきた感じはありましたね。

●そのライブ後の12月には東京〜熱海間の往復約200kmのコースをカミヤさんは1人で走り、他の6人は分担して走るという対抗戦を行ったんですよね。結果的に復路はカミヤさんも含めた7人での駅伝形式になったわけですが、そこでも結束が固まったのでは?

カミヤ:そうですね。私は最初からいる唯一のメンバーなので、今まではどうしても“自分が引っ張ろう”という気持ちが強くて。でも駅伝ではPOPから一緒だった(ユメノ)ユアとヤママチ(ミキ)が結構引っ張ってくれて、そこで自分以外のメンバーがグループの誰かを引っ張るっていう場面が見えたことは大きかったです。言葉を交わすよりも、そういう過酷なことを一緒にすることで感じられたものがあったのはとても良かったですね。

マイカ:駅伝まではPOPの時からいる3人と、途中で入った私と、新メンバーの3人っていう感じで自分も思っていたし、ファンの中にもそういうふうに見ていた人はいたと思うんです。でも駅伝を通して“7人”という実感が湧いてきて。自分の気持ち的には同期がいなくて最初は不安だったんですけど、それが完全になくなりました。

●駅伝を通して7人の気持ちが通じ合ったんですね。

ユウカ:駅伝当日までにも7人で練習はしていたんですけど、個人個人で深い話をすることはなかったんです。でも駅伝で併走している時に話したり、しんどくて話せない状態になってもお互いの歩幅を合わせることで結束力が高まって。ライブだけじゃ得られないものを得られたと思います。

ユア:(自分の順番ではない時も)併走しながら、カメラを撮ったりもしていたんです。

ドクソン:それまで私は人見知りということもあって、他のメンバーと全然話せなかったんですよ。常に緊張状態だったんですけど、駅伝で併走をしている時に先輩たちとそれぞれ話したら、みんなメッチャ優しくて。私は普段あんまり泣かないのに、そこでGANG PARADEに入って初めて涙が出ました。

●みんなの優しさに触れて感動した?

ドクソン:つらかったのもあるけど、そこに優しさもかぶさってきたからすごく嬉しくて。それまでは“みんなにどう思われているのかな?”とか、そういう不安もあったんです。でもみんなすごく優しくて精神的にも引っ張ってもらって、最後は物理的にもミキちゃんに引っ張ってもらったりして、本当にやって良かったなと思いました。

カミヤ:確かにドクソンは、そのあたりからキャラが突然出てきましたね。

●最初は今のようなキャラクターを前面に出してはいなかったと。

カミヤ:最初は人見知りというか、猫をかぶっているような感じがして。マイカもそうでしたね。

マイカ:最初は3匹くらい猫をかぶっていましたね。ずっと敬語だったんですけど、それも自然と抜けてきて、駅伝では完全に猫が逃げていきました(笑)。

ドクソン:私も最初はこんなにフランクに話せなかったんです。でも駅伝を経て、心境の変化がありましたね。

●そして駅伝後の12月末にはプラニメ時代から歌い継いできた「Plastic 2 Mercy」を現編成で録り直したものを、シングルでリリースしたわけですが。

カミヤ:始まりの曲でもあったので、“このタイミングなら、もう1回この曲をやってもハマるんじゃないかな”と思って。ファンの方にもそう思って頂けたと思いますし、自分たちでもしっくりきたんですよ。POP時代にもアルバムに入っていた曲ではあるんですけど、7人体制で初めてのシングルとして出せたことはこれまでの歴史の中でも大きな出来事でしたね。

●ファンにも受け入れられている感覚があった。

カミヤ:「Plastic 2 Mercy」を出した時に、昔から知って下さっていた方々にも「今こういうふうになっているんだ」と言ってもらえたり、「色んな意見はあるけど、やっぱり好きだな」と言って戻ってきてくれた方もいたり、「この曲をまた歌ってくれて嬉しい」と言ってもらえたりもして。過去をなかったことにするんじゃなくて、昔からあるものをしっかり今の形にアップデートしてやれたというのはすごく嬉しいです。

ミキ:私たちはPOPの時から歌っていたんですけど、また違う歌声が入ってきたことで、今までとは違った「Plastic 2 Mercy」になって。昔からのファンにも、3人が入ってから私たちを知ってくれたファンにも満足してもらえるような曲になったと思います。歌っていても気持ちが入るし、ライブでも一番盛り上がる曲なんですよ。この曲があってこそ今の私たちがあると思うので、7人で再録して出せて本当に良かったですね。

Cover & Interview :GANG PARADE#2

「各々が今までに経験してきたことが上手く歌詞に乗って1つになったなと思っていて。それぞれ違う経験をしてきたメンバーが集まっているけど、それが良い方向に働いてできた曲ですね」
 
 
●今回リリースするシングルの表題曲「FOUL」はメンバー全員で歌詞を共作したそうですが、どういうテーマで書いたんでしょうか?

カミヤ:自分が書いた部分に関しては、“これからやってやるぞ!”っていう前向きに進んでいく意志が見える内容になっていて。でも前向きに進むだけだと、聴いている人にはリアルに感じてもらえないかなと思ったので、もどかしい気持ちや不安な気持ちも入れつつ書きました。たとえば“不確かな 未来抱いて どこに向かい 明日になんだ?”という歌詞には希望を抱きながらも、見えないところに不安を感じているという部分を織り交ぜて書いているんです。そういうものが、今のGANG PARADEには当てはまるんじゃないかなと思ったんですよね。

●“無邪気さは無敵”と歌ってはいるけれど、そんなに単純ではないというか。

カミヤ:そうですね。過去の自分は無邪気で何も気付かずに無敵だと思っていたけど、“実はそうじゃないよ”っていうところが出ています。

ミキ:“つらいこともあったけど、これから良いこともあるから、もっと頑張っていこうよ”みたいな歌詞になっていて。POPの時も色々あったけど、これからは7人で“もっと上に行けるよね”っていう気持ちで歌っているんです。そういうところでも、この歌詞は今のGANG PARADEにピッタリだと思いますね。

●サビの“絶対”というところからも、強い意志が伝わってくるなと感じました。

マイカ:サビの“絶対”は、私が書いたんです。だからそう言ってもらえると、すごく嬉しいですね。

●歌詞の内容は、メンバーみんなが共感できるものになっている?

ユウカ:曲を渡された時に自分の中でパッと浮かんだイメージが、こういう感じだったんですよ。だから、みんなもそういう感じだったのかなって思いました。

カミヤ:これまでは“みんなで無理矢理にでも同じ方向を向かないと、歌詞に説得力が出ないのかな”と思う時期もあったんです。でも「FOUL」に関しては、各々が今までに経験してきたことが上手く歌詞に乗って1つになったなと思っていて。それぞれ違う経験をしてきたメンバーが集まっているけど、それが良い方向に働いてできた曲ですね。

●間奏部分で歌っている“BODY&7SOUL”というフレーズは、今の自分たちを表している言葉なのかなと。

カミヤ:これは元々、仮タイトルだったんですよ。レコーディングの時に「ちょうど良い場所があるから入れちゃおうよ」っていう感じで入れました。

●GANG PARADEという1つのグループとして一体になっている中にも、それぞれに色んな経験をしてきた7人の魂があるということを表している言葉かなと思ったんですが。

カミヤ:元々は語呂的に「良いじゃん、それ!」っていう感じで決まったんだと思いますけど、そういうことにしておきましょう(笑)。本当にパッと言葉が出てきた時に「良いじゃん!」となって決まることが多くて、後から理由付けが深まっていくんです。だから“BODY&7SOUL”っていう言葉自体も、色んな捉え方をしてもらえれば良いなと思います。

●タイトルの「FOUL」は、どういう意味で付けたんですか?

カミヤ:「FOUL」って“汚い”みたいな意味なんですけど、“泥臭い”感じを出したかったんです。歌詞もそんな感じだし、自分たちの活動ともつながっていますね。“泥臭くても進んでいく”みたいな気持ちが、そこに出ているかなと思います。

●この曲のミュージックビデオでは、カミヤさんが自分の髪をバリカンで刈るシーンが衝撃的でした。

カミヤ:プロデューサーの渡辺(淳之介)さんとTwenty One Pilotsの「Car Radio」を見ていたら、自分で髪を刈るシーンがあって。それを見て“カッコ良い!”となった流れで、“じゃあ、やっちゃおうか!”となりました。MVもすごくカッコ良くなったし、映像として自分のそういうシーンが残るのは嬉しいなと思ったので刈ってしまいましたね。

●とはいえ、なかなか覚悟のいる行動では…?

カミヤ:それをやること自体よりも、やるまでの期間のほうがつらくて。メンバーにも内緒だったので、すごくソワソワしていたんです。実際に刈った時は“これでみんなにも言える!”と思って、スッキリしましたね(笑)。

●メンバーにも内緒でいきなりやったんですね。

ミキ:撮影用の小道具リストの中に、“バリカン”って書いてあったんですよ。個々に“何だろう?”とは思っていたんですけど、誰もそれに触れなくて。ギャングっぽい武器を用意していた中にあったので、“たぶんバリカンも武器に使うんだろうな”くらいに思っていたんです。そしたらサキちゃんが刈る30分前くらいに突然「坊主になるから」と言い出して…、最初はみんな信じていなかったですね。

カミヤ:みんなのリアクションが薄かったんですよ。

●本当にやるとは思っていなかった?

マイカ:ウィッグをした上で、それを刈るのかと思っていて。だから“そうなんだ”くらいにしか思っていなかったんですけど、本当の毛を刈るって聞いてから“えっ!? えっ…!?”ってみんな動揺し始めましたね。

カミヤ:ユユ(※テラシマユウカ)が一番動揺していましたね。最初はみんなのリアクションがあまりにも薄くて、ちょっと寂しかったんです。“こんな反応なんだ…”と思っていたんですけど、「この日のためにウィッグも用意したんだよ」って机に出した途端にユユがハッと気付いて(笑)。

●坊主にした後に付けるためのウィッグを見た時に初めて、実際にやるんだと気付いたんですね。

ユウカ:でも撮影が2組に分かれていたので、私は刈ったシーンを実際には見ていないんですよ。だから坊主になった経緯は、MVが公開されてから初めて見ました。“本当にやってる!”って思いましたね。

マイカ:私は、刈ったシーンを陰で見守っていて。“もっと悲しい気持ちになるかな”と思っていたんですけど、あまりにもカッコ良すぎたので“おお〜!”っていう感じで尊敬の眼差しで見ていました。

ミキ:刈った瞬間は“わ〜! すごい!”って、周りから拍手が起こっていましたね。

●普通に考えたら、実際に坊主にするとは思わないですよね。

ドクソン:そうですよね。本当に坊主になるとは誰も思わないですよ。

カミヤ:前にいたグループ(※BiS)でも色々やってきたというのもあるし、自分はファッションやカルチャー的なものが好きなので、あんまり抵抗がなかったんですよ。だから、逆にみんながビックリしてくれるのかどうかが最初はすごく不安で…。でもMV公開後の反応とかを見て“あ〜良かった!”って、そこで初めて胸を撫で下ろしました。

●ちなみに今回のMVでもう1つ、目を引いたのがドクソンさんの眉毛なんですが…。

ドクソン:撮影前にメイクをして頂いている時に、向かいに渡辺さんが座っていて。いきなり「おまえ、まろが良いんじゃない?」って言われたんですよ。それにメイクさんも「良いんじゃない?」と乗ってきたのでお任せしたら、こうなりました。そこから公の場では、“まろ眉”です。これを流行らせたくて今頑張っているんですけど、なかなか流行らないですね。流行りを先取りしすぎちゃっているのかな…?

●平安時代以来、流行っていないですよ(笑)。

ドクソン:青いラメとかも付けて、オシャレな感じなんですけどね…。私もサキちゃんの坊主みたいに“まろ眉”を昇華させたいんですけど、なかなか難しいです。周りの反応もあんまり良くなくて、そんなにホメられないんです。

●一見、フザけているのかと思いました。

ドクソン:それはメッチャ言われます。

カミヤ:でもこういう感じも、ドクソンのキャラが確立される1つのキッカケにはなっていると思うんですよ。どう考えても異質じゃないですか? そのキャッチーさはドクソンにしか出せないし、キャラが確立している感はビジュアル面でも出せていると思います。だから、やって良かったんじゃないかな。

ドクソン:ありがとう!

●まさに唯我独尊感のある、個性的なビジュアルですよね。

カミヤ:「FOUL」のMVでも“BODY&7SOUL”のところで、神を崇めるような振り付けがあって。その真ん中にドクソンが立って神様のポーズをしているんですけど、お客さんもそれをすんなり受け入れられると思うんです。“なんでドクソンが真ん中なんだろう?”とはならないだろうし、“ドクソンは真ん中にピッタリだね”ってなると思います。

●確かに違和感がない。そしてカップリング曲の「Close your eyes」の作詞は、マイカさん担当ですが。

カミヤ:結構悩んでいたよね?

マイカ:私は作詞が苦手でなかなか採用もされないし、難しい言葉とかも出てこなくて悩んでいたんですよ。今回の歌詞も自信はなかったんですけど、採用して頂けて。渡辺さんにも「キャンの感じが出てきたから良いと思った」と言ってもらえたので良かったです。

●どういうイメージで書いたんでしょうか?

マイカ:明るいだけの曲ではないし、暗い歌詞にしすぎるのも今のGANG PARADEっぽくないなと思っていて。だから途中にモヤモヤしてムカついた気持ちを入れてみたり、“光を探していきたい”みたいな気持ちを入れたりして書いていきました。

カミヤ:歌詞を読むと、その人がどういうことを考えているのかわかることも多くて。マイカも普段は明るい感じだけど、この歌詞を見て“実は結構考えているんだな”って思いました(笑)。

●歌詞を読むことで、メンバーが何を考えているかもわかったりすると。ドクソンさんが1人で書いたら、独特な歌詞になりそうですよね…。

ドクソン:私が書く歌詞は、あんまり中身がないみたいで…。作文みたいな歌詞になっちゃうので今、生き方を見直している最中です。

●生き方から見直しているんだ(笑)。

ドクソン:みんな“すごく良い歌詞書くなぁ”と思いますね。自分もみんなと同じような体験をしているはずなんですけど、文字に起こすと内容がペラッペラになっちゃうんです…。「まずは読書から始めたら良いんじゃない?」っていうアドバイスも頂いたので、最近は読書しています。

ユア:まだ7人になってからは2曲くらいしか書いていないので、“これからに期待!”という感じですね。

●7人になって2枚目のシングルを作り終えて、自分たちの新たな可能性みたいなものも見えてきているんじゃないですか?

カミヤ:はい。今までは自分1人で引っ張ろうとしすぎてしまうのが悪いところだったんですけど、最近は他のメンバーも各々で引っ張っていこうとしてくれることも増えて。そういう意味で、地力が上がった気がします。そこをこれからもどんどん上げていければ1人1人のキャラも強くなるし、グループとして見据える場所が定まって、大きな力になっていくんじゃないかなと思いますね。

●ちなみにちょうど今は(所属事務所の)WACK合同オーディションが行われているので(※取材は3月後半)、もしかしたらメンバーがまた増える可能性も…?

カミヤ:それがちょっと怖いんですよ。良い意味でも全く予想のできないところに自分たちはいるので、どうなるかはわからないです。でも気持ちとしては、7人のままが良いですね。

マイカ:「FOUL」でも“BODY&7SOUL”と歌っているから、これを7人でもっと仕上げていきたい気持ちはあって。私たちの周りにいる大人の人たちにも、「GANG PARADEは7人でしょ!」って言わせることができるくらいになれたら良いなと思っています。

●7人でやっていきたい気持ちはあるけれど、未来は誰も予想できないというか。

カミヤ:できれば7人でやっていきたいですけど、ユアもヤママチもマイカも(元SiSの)3人が入ってから良い感じに変わったところがあって。新しいメンバーが入るにしても入らないにしてもお互いに作用し合っていけたら、元から持っている潜在能力をもっと研ぎ澄ましていけるようなグループになると思います。

●まずは4月の“BODY&7SOUL Tour”が楽しみですね。

ユア:今回初めて7人で、東名阪の3ヶ所をまわらせてもらうんですよ。1公演1公演で来て下さる人も違うでしょうし、初めて観る方もいると思うんです。その人たちに何かを届けてGANG PARADEをもっと好きになってもらって、また一緒に遊べる場所が作れるような、そんなステップアップができるツアーにしたいと思います。

Interview:IMAI
Assistant:室井健吾

 

 

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