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heidi. × メガマソ W 10th Anniversary “Re: encounter”

ファンと共にW10周年を彩った歓喜と狂熱の夜

JUNGLE LIFE×CLUB251 presents
heidi. × メガマソ・W 10th Anniversary
“Re: encounter”
2017/4/25@下北沢CLUB251


 
2017年4月25日、下北沢CLUB251にはheidi.とメガマソの10周年を祝おうと、大勢の観客が詰めかけていた。たくさんの声援に迎え入れられて先に登場したのは、メガマソ。オープニングチューンの「ザセカンドニムバス」から、Vo.インザーギの伸びやかな歌声で魅了する。さらに「俺たちがメガマソだ! いくぞ!」と煽り、場内の温度をどんどん上げていく。


 
最初のMCタイムでは、heidi.のメンバーについてのエピソードを1人ずつ語っていったインザーギ。Vox.義彦の唇がいつも荒れていることを指摘したり、G.ナオからドSなフリを受ける話をしたりと、親しさがうかがえる内容でフロアを笑いで包み込んだ。

ファンの手拍子が演奏に華を添えた「雨楽器隊」ではミラーボールも回り出して、幻想的な空間を演出。発売から10年近く経っている曲だが、演奏からは“現在”のメガマソのモードを感じ取れる。それは彼らが風化しない曲を生み出し、アップデートをし続けてきた証拠だろう。

終盤戦は激しいロックチューンの「ベゾアルステーン」と「芋虫の主」でヘドバンの嵐を出現させ、フロアの熱狂はピークに達する。「10年の全てを賭けて歌います」とインザーギが宣言してから披露したラストナンバーは、2006年に発売された1stミニアルバムのタイトル曲「涙猫」。これまでの10年間を振り返りつつも、“これからも前を向いて進んでいく”という強い気持ちが伝わる熱演で、heidi.にバトンを繋いだ。

 

メガマソから熱いバトンを受け取ったheidi.のステージは、義彦の「とことん楽しもうぜ!」という呼びかけからスタート。「サクラアンダーグラウンド」から強靭なグルーヴとシャウトで、いきなりアクセルを全開に吹かしていく。そして郷愁感のある和メロが耳に残る「トワイライトタウン」では、ファンとの距離をグッと縮める。「ビューティフルサイコ」では激しいサウンドと切ないギターのメロディーで一体感を生み出し、オーディエンスも負けじと飛び跳ねて楽しんだ。

「アライヴ」の演奏中には、なんと突然の停電で演奏が一時中断。だがメンバーは全く動じることなく「今日は帰りが遅くなるぞ!」と盛り上げ、もう1度初めから「アライヴ」を演奏。こうしたハプニングにも柔軟な対応ができるのは、10年間で着実に積み上げてきた経験があるからこそだろう。


後半に入っても、その勢いはとどまることを知らない。「幻想囃子」ではタオルが乱れ舞い、「狂騒アルティメット」ではモッシュがいたるところで起こるなど、凄まじい熱狂ぶりを見せるオーディエンス。ラストの「虹色レイン」が終わる頃には、しばらく冷めることはないような熱い空気が場内に充満していた。


アンコールではメガマソのメンバーも登場し、heidi.と共にメガマソの名曲「ブラインドイノセンス」を演奏。義彦とインザーギという凄腕ボーカリストによるデュエットは圧巻だ。さらに「いけるかい!?」という義彦のシャウトに続けて、今度はheidi. の「サイレン」を一緒に歌い、フィニッシュする。お互いの曲を共に奏でるというW10周年ならではの貴重なステージに、観客は大興奮状態でフィナーレを迎えた。

ファンと共に笑い、全身全霊で汗をかき、W10周年を祝った歓喜と狂熱の夜。メガマソとheidi.の両バンドにとって、この10年はただ過ぎ去った年月ではなく、ライブを通じてファンとの距離も縮めながら、常に最高を更新し続けてきたからこそ迎えられたのだ。10周年を迎えても勢いが止まらない2組は、これからも最高地点を塗り替えていくことだろう。その先に待っている15周年、20周年の姿もこの目でしっかりと見届けていきたい。

TEXT:室井健吾 / PHOTO:美澄

 

 
 
 
 

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