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ラックライフ

その音が世界を変える。その言葉で世界が変わる。

2017年3月にメジャー1stフルアルバム『Life is beautiful』をリリースし、レコ発ツアー“生きてるだけで丸儲け”を大成功させたラックライフ。同ツアーの東名阪ワンマンをソールドアウトさせ、オーディエンスと共に熱狂の夜を作り出した彼らが、早くも4枚目となるシングル『リフレイン』を完成させた。ライブのたびに「音楽であなたの世界を変えに来ました」と宣言してきたその想いが凝縮された今作は、いつまでも諦めずに走り続け、自らの世界を変えてきた彼らの成長の証。ラックライフがその音であなたの世界を変える。その言葉であなたの世界が変わる。

 

INTERVIEW #1

「ずっと通い続けていたところをやっとソールドアウトさせられたというのを、ライブハウスの人に見てもらえたのが嬉しかった」

●“生きてるだけで丸儲け”対バンツアーとワンマンツアーはどうでしたか? ツアーとしては長かったですよね。

PON:そうですね。全21公演でした。ツアーはすごく良かったです。対バンツアーは、ちゃんと繋がりが見えるツアーで。一緒にやってきた人たちと、今新たにもう一度繋がるというか。対バンライブならではの刺激のし合い方というか。それがすごく見えたライブだったなと思いますね。

●何か印象に残っていることはあります?

PON:ずっと通い続けていたライブハウスを、やっとソールドアウトにできたこと。スッカスカのところから始まって、何回も通った横浜BAYSISとか、西川口Heartsとか。どこもそうなんですけど、ずっと通い続けていたところをやっとソールドアウトさせられたというのを、ライブハウスの人に見てもらえたのが嬉しかったです。

●ライブのMCにもそういう気持ちが出ていましたよね。「今までは壁や床に向かってライブしていたけど、こんなに集まってくれてすごく嬉しい」という感慨深げな発言があった。

PON:はい。本当にそういうことですね。10年以上やってきて、0から始まったバンドが全国色んなところでたくさんの人に観てもらえるという機会が今までは全然なかったので。ちゃんと1個ずつ積み重ねてこれたんやなぁと思いました。

●対バンツアーの後、ワンマンツアーとしてライブが3本ありましたけど、対バンとワンマンでは心持ちは違うんですか?

PON:全然違いますね。対バンツアーは、“仲間のバンドのライブを観てどう感じるか”というのに左右されるというか。その人たちがステージでそうやって言ってくれたから、その先の答えを自分で出して表現するという感じはありましたね。

●今回の対バンの人たちで、いちばん付き合いの長いバンドって誰なんですか?

PON:Self-Portraitかな。地元が隣で。僕らは高槻で、彼らは寝屋川なんですけど、淀川を1本挟んだライバル関係みたいな。

●ライバル関係なんですか?

PON:そうなんですよ。僕らは高槻RASPBERRYというライブハウスで育って、彼らは寝屋川Vintageで。そこを背負って10代からずっとやってきている仲間なので。他にもたくさん同世代の仲間はいたんですけど、みんなどんどん解散していって今は僕らとSelf-Portraitくらいしか残っていないんです。

●そんな仲間と地元じゃなくて北海道で2マンってすごいですね(笑)。

PON:しかもすごく彼らが熱苦しいライブをするんですよ(笑)。“The不器用”みたいなライブに感化されたというのはありますね。

●逆にワンマンはどうでしたか?

PON:緊張しました。

●PONくんは前からライブ前は緊張するタイプでしたが。

PON:緊張しようと思って緊張することもあるんですよね。気を引き締めるというか。本番10分前くらいにしっかりと自分を追い込むみたいな作業があるんですけど、ワンマンはその作業をする前から…。渋谷TSUTAYA O-WESTって自分たちにとってもハードルが高くて、すごく憧れていたライブハウスで、ワンマンが決まって、そこがソールドアウトしているという状況で。現場入りして機材を入れて、ストレッチしようと思ってホールに出て、照明さんがシュートチェックとかをしているのを見ていて、“これを全部俺らのためにやってくれてんねやな”と改めて思ったらガチガチになってきて。“これはヤバいぞ”みたいな。

●リハ前?

PON:そうです。そこからガチガチで、力が入りまくっていた日でしたね。

●実際のライブはどうでした?

PON:肩に力が入りまくりで、“やったるぞ感”が満載でした。

●気合いが空回りするくらいの?

PON:それくらいの気合いを込めてやりましたね。3曲目終わったあとのMCで泣いて、「早っ!」みたいな。

●え? 3曲目でもう泣いたんですか?

PON:4曲目がライブハウスの歌だったんですよ。『Life is beautiful』に入っている「素晴らしい世界」という歌で。なんかそうやって思ったら“泣ける!”みたいな。そこで思い切り空回っていました(笑)。

 

INTERVIEW #2

「世界を丸ごと変えるんじゃなくて、その人の生きる小さな世界をちょっとだけ明るくしたりとか。そういうことを音楽でやっていきたい」

●今回リリースするシングル『リフレイン』はいつ作っていたんですか?

PON:ツアーの前くらいです。なんばHatchの前日に歌録りしていた気がする。

●「リフレイン」が『最遊記RELOAD BLAST』のエンディング曲になるというのは、制作前に決まっていたんですか?

PON:いや、そのつもりはなく作っていて。

●あっ、そうなんですか。ちょっと意外。

PON:“こんな曲を作ろう”と思って曲の枠組みを作っている段階で、主題歌の話をいただいて。“じゃあその曲を作ろう”と思ってできたのが、実はM-2「存在証明」なんですよ。

●あ、そうだったんですか。

PON:制作を同時進行していて、「リフレイン」はカップリングでいこうという話をしているうちに、「「リフレイン」のほうが合うんちゃう?」ということになって。それで両方提出してみたら「「リフレイン」いいね」という話になったんです。だから歌詞は書き変えたいなと。

●もともと「リフレイン」はタイアップを考えずに歌詞を書いていて、「存在証明」はタイアップをイメージして歌詞を書いていたけれど、タイアップが逆になったからそれぞれ書き直したいと。

PON:そうです。それが地獄の作業でしたね。

●今までのタイアップの場合、作品の内容をPONくんなりに消化して、作品に寄せるんじゃなくて“自分にもこういうことある”みたいな、自分の気持ちに当てはまるところを見つけていくという作り方をしてきましたよね。

PON:そうなんです。でも歌詞を書き直していたら2曲とも“うーん”となってきて。期間ギリギリまで書いていました。歌詞の部分ではバタバタだった。

●「リフレイン」は曲調にメリハリがあって、大胆なアレンジでストーリー性や場面転換をつけている曲だと思うんですが、その曲調も含めてアニメの世界観を投影しているのかなと思ったんですけど。

PON:それが全然違っていて、普通に“こんな曲やったらかっこいいかな”みたいな感じで、曲の長さも考えずに作っていたんです。

●かなりライブが見える楽曲という印象があるんですが。

PON:ロックな感じができたらいいかなと思っていて。でもそんなことも考えずに、何気なく鼻歌を歌っていたらできたみたいな感じはありますね。

●ラックライフはライブバンドですけど、こういう感じの曲ってあまりなかったですよね。結構スリリングに攻めているニュアンスもあるし。

PON:基本的に僕らにはマイナー調の曲がないんですよね。そういう意味では、この曲は新鮮でした。

●なるほど。一方で「存在証明」は最初、タイアップを意識して作っていたと。

PON:そうです。曲調とかわかりやすさとか、エンディング感を意識しながら作ったんです。

●M-3「sweet my life」にも共通するんですけど、“世界が変わる”とか“世界を変える”というニュアンスのフレーズが3曲とも歌詞にあるんですけど、これは偶然なんですか?

PON:偶然ですね。でもライブで「音楽であなたの世界を変えにきました。ラックライフです」というようなことを昔から言ってきているので、自分の中でテーマとしてそういうものが無意識のうちにあったのかと思います。

●音楽であなたの世界を変えたい。

PON:うん。自分自身が変えられてきたし。世界を丸ごと変えるんじゃなくて、その人の生きる小さな世界をちょっとだけ明るくしたりとか。そういうことを音楽でやっていきたいなというのは、昔から思っていることなので。

●そもそもPONくんが音楽をやる理由というか動機というか。

PON:そうですね。

●そういう想いは「存在証明」の歌詞にそのまま表現されていますよね。

PON:「存在証明」の歌詞のきっかけは…友達がすごく落ち込んでいて。タイムリーに僕の友達がSOSを発信していたんです。“そいつを元気にしてやりたいな”という想いが最初にあって。

●ほう。

PON:しんどいそいつの気持ちをわかってやりたかったんですよ。でも俺は“自殺したいな”と思ったことはないし、いくらしんどくてもそこまでは行き着かなかったし。

●えっ? その友達、そこまでだったんですか?

PON:今は立ち直ってがんばっているので大丈夫なんですけど、当時はいきなり「自殺します。今までありがとうございました」みたいなLINEが飛んできて。

●うわ。

PON:だからすぐ電話して「今晩行くからとりあえず夜までは死ぬな」と。友達と2人でそいつのところに行って、「ええ加減にせえよ。そんなんで終われるほど軽くないし。死んでもいいけどお前俺らにめっちゃ失礼やで!」みたいなことを言って。

●うんうん。

PON:「あんなLINE1通で消えるような関係でやってきたつもりは全然ないし、死ぬんやったらもっとお礼してから死んで!」みたいに説得した日があって。そいつをどうにか立ち上がらせようと周りのみんなで支えていたんです。

●それはかなり大変ですね。

PON:“何がおもろくて毎日男と電話せなあかんねん! 何もおもろないわ!”と思いながらも毎日1時間くらい話を聞いて。すごく大変だったんですけど、どれだけ考えてもそいつの気持ちになることはできひんかったんですよね。だからちょっと時間が経つにつれて腹が立ってきて。最初は優しい歌詞を書いていたんですよ。

●初めは曲調も優しいですもんね。

PON:歌っていくうちにすごくイライラしてきて。

●ハハハ(笑)。

PON:“お前ええ加減にせえよ! 死んだら全部終わって何もなくなっちゃうで!”みたいな。とりあえず生きることは続けてくれよと。

●タイアップが「リフレイン」に決まった時、「存在証明」ではそのことをモチーフにして歌詞を書こうと思ったんですね。

PON:はい。縛りがなくなった時に、タイムリーなこの歌を作りたいなと思って大忙ぎで書きました。

 

INTERVIEW #3

「“無理”と思ったら絶対に叶わないじゃないですか。“無理”と思ったら無理やから、どうにかしたい。諦めたくないです」

●一方で「リフレイン」の歌詞は、『最遊記RELOAD BLAST』を見てから仕上げたんですか?

PON:そうですね。元々はもっと弱い主人公の歌で、“もう嫌、嫌、嫌”というフレーズは今も残っているんですけど、“もっと頑張りたいけど全然頑張れていない”っていうことを歌っていたんです。でも『最遊記RELOAD BLAST』に出てくる主人公が男らしい4人組で。「俺は生まれて死ぬまで俺だけの味方」みたいな、オレ様感のある自分をしっかりと持っていて。

●4人とも?

PON:そうそう。男として憧れるような4人なんですけど、“すごくかっこいいな”と思って。“自分にそういう部分あるかな?”と考えたら、“ここまで続けている音楽のことが当てはまるかな”と思って。

●というと?

PON:色んな人に散々言われるじゃないですか。「もっとこうしたほうがええんちゃう?」みたいなことを言われて、一時的には“そうかもしれん”ってブレながらも、自分の真ん中にある信念とか気持ちを今まで曲げてこなかったなと思って。

●それは見ていても感じます。芯はずっと変わっていない。

PON:だからこの曲では、今までずっと守り抜いて貫いてきたことをこれからも続けていくという決意を歌ったというか。人に言われることって、しんどいんですよ。でも音楽って評価の連続じゃないですか。1人で曲を作ってそれをメンバーに持っていって、そこで一旦評価されて。要するに自分の中でもオーディションをやっているわけじゃないですか。そのオーディションに合格してやっと完成させて持っていって、それが良かったり悪かったりとメンバーにいじくり回されて。

●いじくり回されて(笑)。

PON:バンドとしてはそれが美しい作業だし、“いいバンドをやれているな”という感覚はすごくあるんですけど、それってしんどいんですよね。いいと思っているものを「そこ違うんちゃう?」と言われるのはストレスじゃないですか。その後、今度はバンドで「これキタ!」と思ったものを、事務所とかレーベルの人に聴いてもらって、また一悶着があって。それからやっと普段から聴いている人に届けられて、最終的にまた評価される。

●評価の連続ですね。

PON:“もう嫌や!”と。“これを一生やるんか”と思ったら…。

●そのストレスはダメージにはなっていたんですか?

PON:もちろん。“できたけどメンバーに聴かせるの嫌やな”とかよく思いますし、CDが発売したらエゴサーチして気にするし。100褒められるより1貶されたほうが気になるんです。

●そんなに気にするのか(苦笑)。

PON:そういうのがこれからも続くのかなと思ったら…。それでもやりたいものはやりたいし、今までずっと守り抜いてきたものを曲げるわけでもなく、しっかりと歌っていくという決意の曲というか。

●なるほど。

PON:そういう想いを歌にするなんて微塵も思っていなかったけど、そういうきっかけになったので、タイアップ曲はおもしろいんですよね。

●自分だけで作る前提では、そういう想いを音楽にするつもりはなかった。

PON:はい。自分の中では“そんな曲無いっしょ”みたいに蓋していたところを、開けさせてくれたなと思いますね。

●PONくんの中で、まだ音楽にしていない気持ちは他にもあるんですか?

PON:というか、自分では気づいていないんです。歌にするなんて思っていなくて、素通りする感情はたくさんあるんですよ。それを“これは歌になるんちゃうか?”と言ってくれるのが、アニメの原作だったりするんです。

●なるほど。机にも上げていない気持ちだった。

PON:そうなんです。だから“めっちゃおもしろいな”と思います。今までのタイアップ作品もそうだし。感化されて、自分の人生で沸々と感じたことが出てくるというか。

●評価の連続に対するダメージの話だったり、それが嫌だという気持ちはわかるんですけど、アーティストに評価は付き物じゃないですか。そこに対して、各アーティストがどう向き合っているのか興味深いんですよね。そこに真正面から立ち向かっている人もいれば、心を動かされずに流している人もいると思うんです。PONくんは現時点ではどうしているんですか?

PON:たとえば自分で作った曲をメンバーと「あーだこーだ」している時は、否定されることもあるけど、プラスアルファしてくれている部分もあるんですよ。「それ思いつかへんかった!」という奇跡的な瞬間があるというか。

●メンバーはそうですよね。否定するというより、よくするためにアイディアを出し合うという。

PON:提案というか、アイディアをくれるので。「それ面白いな!」と言ってラックライフの音楽がどんどん出せていくというのは、やりがいの1つでもあるし。でもみんなに聴いてもらって否定をされる時は、とりあえず傷ついてはいます。

●ハハハ(笑)。

PON:“何でそんなこと言うんやろ”って思いながら。“言いたいことはわかるで”とも思うんですよ。好き嫌いもあるだろうから。でも“そういうこと書かんでもいいのにな”とも思う。

●不特定多数の人が見る場所に?

PON:そう。“なぜSNSに書く?”みたいな。“ボソッと言ったらええやん”と思うんですよ。

●確かに。

PON:だから「ちょっと静まって。言わなくていいこともあるでしょ」って。「マイナスなことを言ったら気にする人もいるから」と。「本人も見てるかもしれないって思わへんのかな」みたいな。でもそこで傷つきつつ、それ以上に褒めてくれている発言をたくさん見るようにしています。

●でも慣れてくるというか、耐性は付かないんですか?

PON:いちいち落ち込みますね(笑)。“どうやったら好きになってもらえるんだろう?”とか考えちゃう。“何が気に食わんかったんやろ?”みたいな。でも最終的に曲げないものがあるから、気にしようが傷つこうがどうってことはないんですけど、でも、みんなに好きになって欲しいもん。

●そんなの無理じゃないですか。

PON:そうなんですよね…。でも“無理”と思ったら絶対に叶わないじゃないですか。“無理”と思ったら無理やから、どうにかしたい。諦めたくないですよ。

●諦めたくない…そういうことか。いいですね。

PON:やっぱり無理かもしれんと思うけど、“その気持ちをなくしたら嘘やな”というのは昔から思っていますね。だからみんなに好きになって欲しいです。

●だから辛くてもエゴサーチするんですね。

PON:そうですね。褒めて欲しいし(笑)。逆にエゴサーチしていなかったら、心はとっくに折れていると思いますね。褒められたいから。水がないと生きていけないみたいに、褒められないと生きていけないんです。水を求めてエゴサーチしています。

●確かにエゴサーチはPONくんには必要なことなのかも。

PON:タイプがあると思うんですよ。我が道をかっこよく進める人と、迷いながらでもしっかり歩いて行く人というか。色んなタイプの人間がいる中で、俺は“孤高の天才”みたいな感じで突き進めるタイプではないんですよね。

●ライブハウスで汗にまみれながらがんばっていくタイプですもんね。

PON:はい。しっかりみんなで歩んでいきたいと思うタイプだから、気にしたいですよね。ライブに来て“嫌やな”と思う人がいたら、それをどうにか解消したいなと思うし。

●だから「存在証明」みたいな曲ができたんですね。

PON:そうですね。

 

INTERVIEW #4

「1人の小さな世界が、誰かの世界と交わっていて、それが連続していて大きな世界になっているんだ」

●「sweet my life」はどういうきっかけでできたんですか?

PON:これは昔から思っていることなんですけど、コンビニの店員さんとかが愛想良く「ありがとうございました」と言ってくれたら、テンションが上がるじゃないですか。そういうことの連続で、「周りとは関わらずに1人で生きていく」みたいな人でも、周りの人と関わりながら生きているというのをすごく思っていて。そういうのを大事にしたいなというか。

●ほう。

PON:“どんな人も世界を作っているウチの1人なんだよ”という。1人の小さな世界が、誰かの世界と交わっていて、それが連続していて大きな世界になっているんだということを昔から思っているんです。しかもそれが大人になるにつれて、実感がだんだん強くなってきたというか。仕事をやって誰かと触れ合う機会がすごく増えてきたんです。

●なるほど。

PON:だから僕らの作った音楽も、どこか遠くにいる誰かの通勤電車の朝に流れていて、その人の気持ちがちょっとアガって、その人が近くにいる人の世界に触れた時に一緒にちょっとずつ高まっていくことで、世界がどんどんハッピーになっていけたらいいな、みたいなことを歌おうと思ったんです。

●昔から思っていたんですか?

PON:思っていました。接客のバイトとかをやっていたのが大きいんでしょうね。それに僕は楽しそうにしている人を見るのが好きなんですよ。公園で親子を眺めたりとか。

●楽しそうで幸せそうな人。

PON:だからディズニーランドとか大好きなんです。ディズニーランドって不幸せな人がいないんですよ。働いている人たちもハッピーで。1日中ベンチに座って人を眺めていられるくらい。

●PONくんの中ではディズニーランドがその象徴だと。

PON:だから世界がディズニーランドになればいいと思っているんです。コンビニの店員さんがディズニーランドみたいなテンションで働いていたら素晴らしいじゃないですか。逆に“何でそういうふうにならへんねやろ?”くらいに思う。

●みんながディズニーランドのテンションで。

PON:それくらいのモチベーションで、自然とそういうことができるような世界になればいいのになってすごく思ったりしますね。逆に、それができていない自分にも気づくじゃないですか。“めちゃくちゃ愛想の悪いことしてしまった”とか。コンビニとか居酒屋で働いていても、無愛想なお客さんがいたらテンション下がるし、お互い様やなと。働く側も提供される側もお互い様。

●確かに。ちょっと胸が痛い(苦笑)。

PON:コンビニで何か買ったら「ありがとう」と言うとか。働いていた側としては、そのひと言でめちゃくちゃ頑張れるんですよ。それだけで救われる気がするというか。どっちも気持ちいいんやったら、挨拶したほうがいいんちゃうかなとか。そういうので世界がどんどん変わって行けばいいなと思いながら。自分らの歌もその1つで、世界を変えていく要素にしてもらえれば本望ですよね。

●だから“小さな僕ら世界を回して”という歌詞があるんですね。

PON:そうですね。

●リリース後にはイベントがありつつ、“ラックライフ 2017-2018 〜Change The World TOUR〜”が始まりますね。ツアー名の通り、世界を変えていくと。

PON:変えていきます。昔からそうやって言いながらライブをしているので。でもそういう3曲ができているって気づかなかったんですよ。無意識のうちに書いていて、ツアータイトルを考える時に、“あっ、繋がっているな”と。だから今一度、観に来てくれる人たちの小さな世界をちょっとずつ変えていけるようなツアーにしたいなと思っています。

●楽しみですね。今年の夏はイベントや制作で忙しいんですか?

PON:制作はありますけど、結構先なので、比較的ゆっくりできるんですよ。だから逆に困りました。

●何が?

PON:暇で。時間の使い方がわからなくて。

●ハハハ(笑)。メジャーデビューからずっと制作の締め切りやプロモーションやキャンペーンに追われていましたもんね。

PON:そうなんです。しかも高校生の時からバンドをやっていて部活やバイトもしながらだったから。こんなに自分の時間があるのは、小学校の夏休み以来かも。

●何をするんですか?

PON:だから“今のうちに曲を作っておかなアカンわ”と思ったんですけど、現時点では何にもしていなくて。“俺は追い込まれないとダメなんやな”と思いました(笑)。自主性ない。

●曲は作ってないんですか?

PON:1曲も作っていないです。でも今までライブをいっぱいして目まぐるしい日々を送ったから、絶対できると思っていたんです。色々感じたし、“いつものパターンなら出てくるわ! へっちゃらや!”と思っていたら全然出てこないから、ヤバいっす(笑)。

Interview:Takeshi.Yamanaka
Assistant:室井健吾

 

 
 
 
 

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