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メガマソ

世界が正しい夜に、3人がそこにいた。心に焼き付いて忘れられない特別な一夜。

MEGAMASSO FINAL LIVE “世界が正しい夜に、ここにいて。”
2017/11/23@北とぴあ さくらホール

 

2017年11月23日、MEGAMASSO FINAL LIVE “世界が正しい夜に、ここにいて。”の舞台となる北とぴあ さくらホールには何とも形容しがたい空気が漂っていた。
この日でメガマソが解散を迎えるという悲しさや寂しさはもちろんあれど、ラストライヴでいったい彼らがどんな音を聴かせてくれるのかというワクワクするような気持ちも同居している。
そんな不思議な心境でいるところに、場内が突如暗転して青いレーザーに照らされた幻想的な空間が立ち現れると、もはやここから起こることへの期待感が勝ってしまうのだ。

 

 

「オープニングガール(SE)」が流れる中でステージに登場したメンバーを、満場の手拍子で出迎えるオーディエンス。「シスタン」「天使崩壊」と最新作からの楽曲が立て続けに奏でられ、客席はあっという間に熱狂していく。
続いて始まった1stフルアルバム『ゆきしたたりほし』収録の名曲「トローネエンゼル」のイントロに、ファンから歓声が上がった。メンバー3人が中央に集まり、密着して演奏する姿には胸が熱くならずにいられない。
そして「俺たちがメガマソだ!」と、インザーギ(Vo.)が叫ぶ。そう、これこそが誰もが想うメガマソのあるべき姿だろう。

 

 

MCで「皆さんの心に焼き付けて忘れられない1日にしたい。特別な1日を始めようぜ!」と宣言した、インザーギ。かつて配信シングルとしてリリースされた「みなづき、みっそう」「ライデンムシュフシュ」を続けて演奏したのも、そんな1日ならではか。
「トワイライトスター」や「The Requiem」ではオーディエンスも共に歌い、その様子を見たメンバーも微笑みを浮かべる。たとえ特別なライヴだとしても、“楽しもう”という気持ちはいつもと変わらない。
合間のMCタイムで見せるユルいやり取りも含めて、笑顔と高揚感が絶えないままステージは進んでいく。

 

 

中盤では「君は埋没林に向かう。」や「MISS WAVES」を披露し、伸びやかな歌と繊細に練り上げられた演奏でじっくりと聴かせてくれる。
ドラムのビートに合わせてインザーギが「もっといけるか? お前たちの声を聞かせてくれ!」と掛け声を煽った上での「DeepSnow」からは、いよいよ後半戦へ。「肌色」「ベゾアルステーン」などアッパーな楽曲を連発した後に「まだまだいけるか!?」と叫び、「サイレントガール」「ザワールドイズマイン」と怒涛の勢いで終盤に流れ込む。
ラストはメガマソらしいトリッキーな曲展開の「ichigoサマーデイズ楽しみさい。」で、本編を締め括った。

 

 

アンコールでは、まず「世界の終わりのジェリーフィッシュ」を演奏。
この日のセットリストについて“3人でやりたい曲を出し合った”と話したメンバーは、そこから寂しさを吹き飛ばすように勢いのある「ステイ with ミー」「SWAN SONG」「パラディサヘイロー」を立て続けに放っていく。新旧織り交ぜた構成だが、どの曲にもメンバー、そしてファン1人1人の想いが込められているのだ。
Wアンコールで「ふとん史」「LIPS」を奏で、最終盤を迎える頃には感情がもう抑えきれないかのごとく、場内からはすすり泣く声も漏れ聞こえてきた。

 

 

そんな中で迎えた本当のラストソングは、「涙猫」。メガマソにとって“はじまりの曲”とも言える不朽の名曲を、会場を埋め尽くした大観衆と共に歌い上げた。
「忘れないでくれ、俺たちがメガマソだ!」と叫んだインザーギの言葉どおり、その曲たちと存在は彼らを愛する者たちの胸の奥深くに刻み込まれたはずだ。
メンバー同士が抱き合った後で1人ずつステージを去っていき、最後に残ったインザーギが「もっと大きな会場ですごい景色を見せたかった。僕はあきらめきれない!」と語ったように音楽や表現への“熱”は決して消えていない。
「また会おうぜ!」という別れの言葉を信じて、いつか来る3人との再会を切に願う。

TEXT:IMAI
PHOTO:新倉映見

 
 
 
 

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