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Nothing’s Carved In Stone
“Live on November 15th 2017” ライブレポート
11/15は、我々にとっても特別な日。

11/15は、我々にとっても特別な日。

“Live on November 15th 2017”
2017/11/15@豊洲PIT

11/15。昨年はEX THEATER ROPPONGIにて、ヒイズミマサユ機をスペシャルゲストに迎えて開催されたNothing's Carved In Stone企画のワンマンライブ、“Live on November 15th”。

 


「November 15th」という曲は、歌詞の意味的にも“このバンドをやろう”って自分の中で決めたときの気持ちを書いた歌だから、誕生日でもいいかなと思っていて。それはもともと俺の気持ちだったけど、それを4人で鳴らしているので、誕生日的な意味合いでもいいかなと。

 

 

以前のインタビューでVo./G.村松がそう言ったこの企画ライブ、今年は豊洲PITで開催される。もはやNothing's Carved In Stoneファンにとって11/15というのは特別な日となっているのだろう、会場には多くの観客が詰めかけ、期待と興奮で頬を高揚させ、4人が鳴らす至福の時を待つ。天井が高く、フロア後方からだとステージ方向に霞がかかったように見える。この広い空間を、Nothing's Carved In Stoneの音が埋め尽くすのだ。

 

 

「Spirit Inspiration」「Like a Shooting Star」という幕開けで、オーディエンスは腕を振り上げて音に乗る。彼らが振り上げた腕の1本1本、指の動きを見ていると、その興奮度合いが伝わってくる。この日を心待ちにしていた気持ちはみんな同じだ。

 

 

村松がギターを置き、G.生形とBa.日向がステージ最前まで出て、凶暴な音で煽り、Dr.大喜多が鋭いビートを繰り出した「The Poison Bloom」。聴く者の内側からえぐるような眼差しを客席に向ける村松、赤い照明に照らされてそれぞれのソロプレイで魅せる生形、日向、大喜多。4人の気迫が伝わってくるステージに、会場は体温を上げる。

 

 

「Rendaman」でバンドのエンジンに火が点いたような迫力を覚え、「The Brake」ではアルコール度数の強い酒を一気に煽ったときのような陶酔感が襲う。そして「(as if it's)A Warning」の暴力的なアンサンブルで酩酊する。…ふと、同曲中にふと気づく。村松は歌い方を変えたのだろうか。感覚的な話だが、歌に込めた熱の量が今までよりも多く感じる。

 

 

いや、やはり気のせいか…と思っていると、続く「Assasin」でもやはり歌い方が少し変わっていた。言ってみれば、がなるように、歌に込めた気持ちの緩急が今まで以上に大きい。そうなると、やはり伝わってくる熱量が多いわけで、聴いている側としては気持ちが掻き立てられる。歌にのめり込む。村松が「愛を込めて」と言って始めた「Red Light」、会場全体が揺れた「Chain reaction」。この中盤ブロックはこの日のライブの個人的ハイライト。余韻が残りまくる3曲だった。

 

 

ゆっくりと、まるで大輪の蕾が徐々に開いていくような幕開けのミドルチューンは、この日初披露した新曲「Mythology」。ハンドマイクの村松が放つ歌がサウンドの中心に据えられた同曲は、バンドの新しい姿を予感させる。そしてライブは後半へと差し掛かり、テンション右肩上がりのキラーチューン連発。「Milestone」「Shimmer Song」「Sing」と、オーディエンスが我がことのように歌い、村松が「もうこれ以上言葉は要らないよな」と告げてからの「Out of Control」「Isolation」という濃厚なコミュニケーションを経て、本編最後はもちろん「November 15th」を全員で大合唱。めくるめく時間はあっという間に終りを迎えた。


アンコールでは来年2月にリリースするアルバムのタイトルを会場限定でこっそり発表し、「Sands of Time」「YOUTH City」で締め。4人が繰り出す音にオーディエンスが身を投じ、村松と一緒に歌い叫び、感情を爆発させた“Live on November 15th 2017”。会場を後にしてもずっと余韻が残り続ける、素晴らしい時間だった。

TEXT:Takeshi.Yamanaka
PHOTO:Viola Kam (V'z Twinkle)

 

 

 
 
 
 

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