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かりゆし58

瞬間の閃きの中に終わらない夢を追いかけ続けて

webメインかりゆし58が結成8周年を迎える今年、3年ぶりのフルアルバムとなる『8』を完成させた。3rdフルアルバム『めんそーれ、かりゆし』を2010年にリリースして以降、ベストアルバム『かりゆし58ベスト』を挟んで前作のミニアルバム『5』を発表。昨年12月には東京・大阪で初のホールライブ2デイズも成功させるなど、その歩みは順風満帆に見える。だが、そんな彼らにも30歳という1つの節目を超えるにあたっての葛藤があったという。歳を取るにつれて何かに心動かされる瞬間は少なくなり、どこに向かって何を歌えばいいのかもわからなくなっていた4人。新たな楽曲がなかなか生み出せない中で自分たちの音楽を疑ってしまいそうな時にも、救ってくれたのはやはり音楽だった。苦境を脱するために初めてメインソングライターの前川真悟(Vo./Ba.)以外のメンバーも楽曲制作に参加したという今作は、かつてないほどのバンド感に満ち溢れている。この4人でしか生み出し得ない“かりゆし58らしさ”、そして常に自分たちを支えてくれる人々と音楽への感謝を胸に、終わらない夢を彼らは追い続けていく。

かりゆし58 SPECIAL INTERVIEW Part 1

●フルアルバムとしては3年ぶりとなりますが、その間にも昨年11月に4thアルバム『5』をリリースしていますよね。

前川:最初は『5』と今回の『8』で連作にしようというイメージがあって…。

●あ、『5』と『8』で、かりゆし“58”にかかっているわけですね!

宮平:それありきですね(笑)。

前川:でも今回“結成8周年”と銘打ったことで、逆にそれが伝わりにくくなったという(笑)。

●完全に8周年の『8』だと思っていました(笑)。

前川:だから自分の中では8周年というよりも、2部作がここで完結するという意味合いのほうが強いんです。

●作品のコンセプト的にも2作につながりはある?

前川:30歳を迎えるにあたって作ったのが『5』だったんです。そこを超えた今、“これからの自分たち”を『8』では表現したいなと。30歳という1つの節目を挟んだ、2枚のアルバムにしたいという話はしていました。

●今作の歌詞は、闇雲に突き進んできた20代を過ぎて30代になった今だからこそ歌える内容かなと思いました。良い意味で、肩の力が抜けているというか。

前川:そうですね。しかめっ面をして人に説教を垂れるよりは、“熱さも楽しむ”というか。熱いことに照れてしまう時期もあったけど、「照れずに言えるくらいの太さは持っておいてもいいんじゃない?」っていう感じで今は素直に言えるようになりました。

●それが自然体につながったんですね。

前川:『5』では信頼するプロデューサーの方に“楽器を弾く”ということの概念からしっかり教えてもらいつつ、各自がより良い音を追求してみたりもして。でも『8』はそういうものを1回取っ払って、“自分たちが自由に硬くならずにやってみたらどうなるんだろう?”という感じで取り組んだんです。その感覚が歌詞にも反映されていたりはしますね。歌詞を4人で一緒に徹夜で考えたりしたんですけど、その作業も笑いながらやれたんですよ。そういう面でも、今までの制作とは全然違う空気だったんじゃないかな。

●歌詞を4人で考えたりするのは初めて?

前川:初めてでしたね。M-8「ハンサムおじさん」の歌詞でずっと“ハンサムおじさん”と歌い続けていたら飽きるからというので、後半に“みんなのおじさん”と入れようというのは(中村)洋貴から出たアイデアでした。

中村:「おじさんの歌にしよう」と言ったのも僕でしたね。

●そのアイデアを洋貴くんが出したと。

宮平:発信は洋貴からでした。

前川:先に曲のオケができていて、そこにどんな歌詞を乗せようかとなった時に「ぶっ壊せばいいんじゃない?」と洋貴が言ったんです。それで、ああいう歌詞になりました。

中村:30歳を過ぎたら、フザけた感じも出したいなと思って。今までは真面目な歌詞が多かったので、「ちょっと遊んでいます」みたいな感じで余裕があるところも見せられたらなと。

新屋:今までは余裕のある感じの曲というのがあんまりなかったですからね。サビもみんなでフザけ合っている感じが出ていると思います(笑)。

●“レボリューション”や“テンダネス”、“ロンリネス”みたいな言葉って今ではあまり使われないですよね(笑)。

宮平:そこはもう響きだけです(笑)。

前川:80年代っぽい感じというか。“破れた翼”なんて、言いたかっただけですからね(笑)。

●そういう遊び心が出せたのは、制作作業に余裕があったからだったりもする?

前川:でも今回は正直言って、今までで一番生み出すのに苦戦したというか。何を歌ったらいいのかわからなくなるようなタイミングすらあったんです。そこで「みんなで色々と考えないと次の一歩を踏み出せないかもしれない」という思いがあったからこそ、(新屋)行裕と(宮平)直樹の2人からも曲が出てきたりして。その結果がこういう作品になったので、本当にバンド力で乗り切ったという感じですね。スケジュール的にも遅れていたところを、バンド力で巻き返して何とかしたんですよ。

●創作面でのスランプに陥った原因は何だったんですか?

前川:技術的な部分というよりも、自分がやっていることを疑い始めてしまったというか…。自分の曲に対して、「これを人は聴きたいだろうか?」とか「こんなことを歌われて、何が良いんだろう?」と思ってしまうような状態で。でもミュージシャンの先輩たちに訊いてみると、みんなそれを超えて今もそこにいる人たちばかりだったんです。だから自分もそういう時期なのかと思いながら、何とかやっていましたね。

●そういう期間が長かった?

前川:ここ1〜2年くらいは、そういう葛藤の中でやっていた感じですね。

●そこから脱するために、他のメンバーも曲を作るようになったと。

中村:俺は何もやっていないですけどね(笑)。できあがってきた曲や歌詞に対して、ちらほら口を出すくらいで。

新屋:でも歌詞やメロディが何もないような状態でレコーディングが始まったので、一番苦労したのは洋貴なんじゃないかな。

●ドラムだけ先に録ったんですね。

中村:しかもドラム録りは4日で全部終わらせる予定だったんですよ。歌詞もメロディもないのに、もう何に向かってやればいいのかっていう…(笑)。

宮平:洋貴への要望は「ガツンといって」とか「グイグイいって」くらいでしたからね(笑)。

●ものすごく曖昧な指示が(笑)。それがいつ頃の話?

前川:1ヶ月前くらいですね(※取材は8月初旬)。

●かなりギリギリですね! 曲のストックはなかったんですか?

前川:ストックもあるにはあったけど、「それを出すのはどうだろう?」という気持ちがあったんです。新しいものを作るために、最後まであがきたかった。もちろんストックから広げた曲もあったし、(新屋と宮平の)2人が作ってきた全く新しい曲もあって。しかも行裕が歌っている曲までありますからね。

●M-6「16号車」ですね。

新屋:作詞・作曲から歌とギターまで全部、自分でやりました。今年の1〜2月はずっと(前川)真悟から曲が出てくるのを待っていたんですけど、3月くらいに「このままだとヤバいぞ」という話になって自分でも書いてみようかなと。そこから始まったというか。何もないよりはアイデアだけでもあったほうがいいし、3月は本当に素材の出し合いみたいな感じでしたね。

●2人が書いた曲も今作には多く収録されている?

前川:俺以外の書いた曲が半分くらいはあるんじゃないかな。M-4「手のなる方へ」も行裕で、M-5「アイスクリン計画」とM-7「ハローグッバイ」、M-10「少年は旅の最中」は直樹です。「ハンサムおじさん」はみんなで作った感じかな。

●「ハンサムおじさん」はサウンド的にも、今までにない方向に振り切っている感じがします。

新屋:かなり振り切っていますね。

宮平:この曲は元々、もっとスクリーモっぽい感じだったんです(笑)。そのままだと「誰がやるの?」っていう感じだったので、コード進行だけはそのままでメロディも作り直して。最終的には、みんなで作った感じになりましたね。

●メンバーが曲を作るようになったことで、バンドとしての幅も広がったのでは?

前川:そうですね。昔はどこかで聴いて面白いと思った音楽を自分たちでやってみたいと思っても、そのままやるにはあまりにもルーツを知らなすぎて。だから、あえてちょっと崩して取り入れるようなやり方をしてきたんです。

●それが独自性にもつながっていましたよね。

前川:その積み重ねで今までやってきたところはあるんですけど、今回は変に自分たちで解釈して崩したりせずにやった曲もあって。たとえば「アメリカンなことをやりたいんだったら徹底的にオケはアメリカンなことをやったらいいんじゃないの?」というので作ったのが、「ハローグッバイ」だったりする。

●受けた影響をあえてそのまま出すというか。

前川:M-9「燦然たれ未来」も「サーフロックみたいなことをやりたいけど、やりすぎると本物っぽくなってしまうから」というところで昔なら踏んでいたブレーキを今回は踏まずにとことんやりきってみた曲で。そういう部分で曲ごとの色はハッキリしたけど、自分たちのコアはちゃんと残っているような作品になったんじゃないかな。

●曲のバラエティはすごくありつつ、“かりゆし58らしい”アルバムになっている。

前川:そう感じてもらえたなら、良かったですね。自分たちの中では、“かりゆし58らしさ”というものを考え直した時期でもあって。今までメインで歌詞と曲を書いていた人間が急に書けなくなったことでバンドが前に進めなくなるんだとしたら、「じゃあ、“かりゆし58らしさ”とはどこにあるのか?」っていう話になってしまう。でも行裕が書いても直樹が書いてもそれは“かりゆし58”の曲になるし、結果として1つの作品になるわけで。「だったら、それも“かりゆし58らしさ”なんじゃないの?」っていうことが、今なら言えるというか。

●この4人でやっているから、かりゆし58らしいものになるというのもあるのでは?

前川:きっとそうですね。どうやっても自分たちらしく聴こえるというのが、“らしさ”なのかもしれない。

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かりゆし58 SPECIAL INTERVIEW Part 2

●今作を聴いて、今まで以上に“バンド感”が強く出ているように感じました。リリース後に全国47都道府県ライブツアーを予定しているのも、その現われかなと。

前川:それはありますね。『5』のリリース後に自分たちの中では今までで一番大きなこととして、ホールライブ2デイズを東京と大阪でやったんですよ。その会場でどういう空気が流れていてほしいかだったり、どんな歌を歌いたいかということも『5』のコンセプトとしては1つあったりして。

●大会場でやるイメージをしながら作ったと。

前川:逆に『8』のリリース後には全国47都道府県ライブツアーを予定しているので、そこで何をしたいかっていうものが盛り込まれているんです。だから今回は「ライブハウスでお客さんと一緒に盛り上がる画が見えるような曲を」というところから、色んな曲が出てきたりもしていて。原点というわけではないけど、どこに向かってやるかはちゃんと見据えて曲を作っているつもりですね。

●ライブハウスが自分たちの原点ということを意識している?

前川:いや、ここで“原点”と言ったのはお客さんの人数や会場の規模ということではなくて。元々は1対1で歌うだけで精一杯だったところから、色んな人が「もう一度会いたい」と言ってくれたことの連鎖で、自分たちは色んな場所に立たせてもらえるようになったと思うんです。自分たちの歌がどこに飛んで行くのかわからないままやることが迷いにもなるんだろうし、バンドがどこに行くのかわからない原因にもなるんだと気付いた時に、“1対1”というところに立ち返ろうとしたんでしょうね。

●聴いてくれる人の数が多くなって、いつの間にか“1対1”じゃなくて全体の大きな的のようなものに向けて歌ってしまっていたというか。

前川:そうですね。フザけるにしても真面目にやるしても、目の前の人に届けたいということかな。しっかりと狙いを定めるっていう作業をしたいなと。

●かつての自分たちに立ち返るという意味では、M-12「青春よ聴こえてるか(AL.Ver)」の歌詞もイメージ的に近いのかなと。

前川:これは自分に向かって書いた歌詞というか。この曲を作っていた時は、音楽にあまり感動しなくなっている時期だったんです。色んな曲を聴いても感動するというよりは、「よくできているな」とか「上手いな」という聴き方しかできない状態で。ちょうど友だちと呑んでいる時にあまりにもコンディションが悪いから相談してみたら、整体の先生を紹介されたんですよ。それで診てもらったら、とりあえず「地縛霊を5体連れている」と(笑)。

●怖っ!! (笑)。

前川:でも地縛霊のせいだけじゃなくて(笑)、骨格とか色んなバランスでそうなっているんだと。その時には自分の職業を伝えていなかったのに、先生から「音楽には向いていない」と言われたんですよ(笑)。

●ハハハ(笑)。ズバリと言われたと。

前川:そこで「どうしようかな?」と思って。確かに才能のありなしや向き不向きというものはあるけど、そういうところよりも自分が好きかどうかでやっているほうが俺はいいなと。そういうこともあったから、もうウダウダ言っていないで自分のお尻を叩くみたいにやるしかないなと思ったんですよ。そんな気持ちが「青春よ聴こえてるか」の歌詞には出ているんです。自分に対して「頼むから、しっかりしようよ」と言っている曲というか。

●苦しい状態の中から生まれた曲なんですね。

前川:だから、切実さはすごく出ていると思います。本当に何とか絞り出した感じでしたね。あの時は本当に何を聴いても感動しない時期だったから、それがメンバーにも伝染してしまって。できあがった曲を聴いてもらっても、誰も良いか悪いかはわからないという状態だったんです。

●他の3人も感動しにくくなっていた?

新屋:映画とかを観ても、分析しちゃうんですよね。マンガや本を読んでも分析するだけで、良いか悪いかはわからなくて…。

前川:たとえば映画を観ていても「このカット割りはヤバいな」とか思っている内に、いつの間にか感動するポイントは過ぎてしまっていて。1つのことを続けていくことの難しさにみんなが直面したところで、常に何かを吸収していないと新しいものがアウトプットできないんじゃないかという漠然とした危機感がどこかにあったのかもしれない。

●何ごとも作り手として観てしまって、純粋に楽しめなくなっていたと。「青春よ聴こえてるか」を作ったことが、そういう状態を乗り越えるキッカケにもなった?

前川:そうですね。作品で歌っていることが俺たちを変えたというよりは、作品に臨んだ時の経験というか。サビのコーラス部分は直樹が作ってきてくれたんですけど、あれがなかったら「この曲にはどこにも盛り上がりがないよ」っていう感じでメンバーがシュンとしていたところだったんです。そこを1人の逆転ホームランで、一気に持ち直した感じだったから。「こういうふうにして作品を作っていけるなら、アルバムもどうにかなるんじゃない?」っていう気持ちにしてくれたと思います。

●そこでもメンバーの力を感じたと。

前川:さらにその曲が人から「良いね」と言われた時に、「こんなにありがたいものか」と思ったんです。リリースしてからキャンペーンで各地をまわった時に、ラジオのDJさんやファンクラブ会員の人たちから「あの曲、良いね」と言ってもらった言葉が「今までこんなにうれしかったことがあったっけ?」っていうくらいに感じられて。

●他人から評価されることの喜びを再認識した。

前川:自分では一生懸命に正直にやっているつもりだったけど、知らない内に麻痺している部分があったんだなと。それは自分の心の中で感動する気持ちだけじゃなくて、人に対する感謝の気持ちでもあったのかもしれないなと思って。そういう意味でもありがたかった。

●自信に満ち溢れている時は、他人の評価が気にならないものですからね。

前川:自信の出どころは自分よりも、他人なのかもしれないなと思いました。曲として良いかどうかは未だにわからないけど、少なくともそれを良いと思ってくれる人たちがいることの安心感が自分たちの励みにもなるんだと教えてくれた曲でもあって。救われた曲でもあるし、自分に対しての“おまじない”みたいな曲でもあります。

中村:歳を取ってくるにつれて昔みたいに感動することやテンションが上がることはあまりなくなってくるからこそ、そういう瞬間を大切にしていきたいなと思うようになりましたね。今回の「青春よ聴こえてるか」にはお客さんの声が入っているんですけど、それによってさらに良くなったと思っていて。ライブでも一緒にできたらいいなと。

●アルバムバージョンには、お客さんの声が入っているんですね。

前川:春にまわったファンクラブ会員向けのツアーで録った、みんなの声を使っているんですよ。正直、最初にその案が出た時はあざとい感じがしてイヤだなと思っていたんですけど、ミックス中にみんなの声を聴いている時になぜだか泣けてきて…。「なんて良いコーラスなんだ」と。

●実際の録音を聴いてみて、心揺さぶられた。

前川:マイクを1本立ててギターと歌だけで録ったM-1「レコード」でノイズ混じりに始まる今回のアルバムが、最後はこの曲に入ったみんなの声で終わるっていう。そういう意味でも、色んな人が救ってくれているんだなということが図らずも感じられて。この作品の1つの終着点を、みんなの声で俺たちに示してくれたような1曲でもありますね。

●1人の人間の中から生まれ出た曲が、みんなの手に届いて完成するというか。

前川:そうですね。音楽は出どころよりも、着くところが大事なのかもしれないと思いました。

●音楽というもの自体に対する感謝の気持ちも改めて湧いてきたのでは?

前川:まさにそうだと思います。俺たちが30歳を超える時に迷っていたのは、音楽というものを生業にしていくことが良いのかどうかというのもあったと思うんですよ。何か具体的なものが残るわけでもないし、かといって「心は満たされる」という言葉自体も使い古されている気がする。自分自身を納得させられない中で、音楽を疑ってしまったんだろうなって。その音楽にすがっている自分自身も疑っていたんだけど、結局は俺が思っていた以上に音楽は色んなものをくれているわけで。だから人をちょっとくらいは救えるマジックを音楽は持っているのかなと、今は思えているんです。音楽に対する感謝と受け止めてくれる人たちに対する感謝は、30歳を超えて明確になりましたね。

●今作は今まで辿ってきた道を振り返りつつ、改めて自分たちらしくまた歩いていくという決意も込めた作品なのかなと。

前川:その通りだと思います。

中村:色々あったけど、久々にバンドとして4人でちゃんと作ったなという感じがして、すごく好きですね。

新屋:達成感というところに関しては、みんなが同じ気持ちで終われたかなと思います。

宮平:『5』の時にも真悟は曲作りで悩んだりしたと思うんですけど、バンドとしてはわりとスムーズにいったんですよ。プロデューサーもいたのでレコーディングもわりと早かったんですけど、今回は本当に何もないところからで。そこで迷ったりもした分、達成感は今までで一番あるんです。だから次の作品も楽しみになるし、ツアーにも早く出たい。そしてツアーが終わったらまた何か出したいなと思えるような、本当に先が楽しみになるアルバムですね。

●まずは全国47都道府県ライブツアーからですね。

前川:今回の作品でみんなが“かりゆし58”の中でかけがえのない存在なんだということを自覚したと思うんですよ。それを持ってステージに立つと、きっと今までよりもステージが小さく見えたりもするんじゃないかなと。感謝の気持も達成感も4等分で今はやれているので、どこを見てもらっても面白いライブを目指していきたいですね。感謝の気持をちゃんと持って、47都道府県をまわりたいなと思います。

Interview:IMAI

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