全国15万部を誇る日本最大級のミュージックフリーマガジン on Web!!

音×AiR

ハートフルロックバンドが踏み出した新たな革命への一歩

大阪府豊中発ハートフルロックバンド、音×AiR(オンエア)が初の全国流通盤アルバム『ハートフルレボリューション』をリリースする。「聴いている人を笑顔にできる音楽」を武器に情熱的なライブを展開している彼らだが、昨年8月にはメンバーの脱退も経験。バンドとして迎えた大きな危機を乗り越えて、3人で新たなスタートを切った。その第一歩ともなる今作は、これまで発表してきた楽曲の中から選抜された現時点での代表曲の数々をはじめ、未発表音源も含めた全12曲を収録。ここを1つの節目にして次へと歩き始めた3人の、今この瞬間にしか感じられない音と空気をパックした作品となった。

 

「3人になってやりたいことがグッと固まったから、バンドとしてどういう曲を作っていくかというのを明確にイメージできるようになったんです。だから今は迷いもないし、いっぱいアイデアを出して曲をどんどん作っていこうという気持ちになっています」

 

●2016年はメンバーの脱退があったりと、バンドにとって大きな変化の年だったのでは?

竜之介:そうですね。僕らはバンドを始めた時からずっと同じメンバーでやってきたので、1人抜けるというのはとても大きなことでした。一番しっかりしていたメンバーがいなくなってしまって、「この3人でどうしていく?」という話し合いをして。これからの話をしていく中で、自分たちがしたい音楽やライブというのがどういうものなのかがより明確になったと思っています。そこで話し合ったことで、バンドが強くなるチャンスになったという意味でも大きかったですね。

●メンバーの脱退というピンチをチャンスに変えることができた。

楓:今思えば、全然マイナスなことじゃなかったなと。バンドにとっても、良いタイミングやったなと思います。最初は“どうしよう〜!?”っていう感じでしたけどね。

●バンドからギタリストがいなくなるわけですからね。

竜之介:最初は“ギターがいなくなって、どうしよう!?”みたいな感じやったんですけど、今はとりあえずサポートメンバーの方と一緒にライブをしていて。たとえばシンセやパッドを使っているバンドもいる中で、“1人が1つの楽器じゃなくても良い”という考え方もあるなと思ったんですよ。いずれはまた4人になるかもしれないですけど、今はそういうものも取り入れつつ3人で何かできるんじゃないかなと思っています。

●3人になっても続けようという気持ちが強かった?

竜之介:正直なところ、最初は解散するかどうかという話にもなりました。でも今はメンバー以外の人にも関わってもらいながら活動している状況で、色々と助けてもらっているんだから“もうやるしかないやろ!”という気持ちになって。

楓:まだ何も成し遂げていないし、返さなくてはいけないこともあるから頑張ろうと思いました。
MASAYA:みんなで話し合って、“頑張らんとあかんな”っていうことになりましたね。

●今回リリースするアルバム『ハートフルレボリューション』の収録曲を見てもわかりますが、脱退した大地くんはメインソングライターでもあったわけじゃないですか。楽曲制作に関しては、今後どうしようと考えているんですか?

楓:今までにもM-3「ドジっ娘モーニング」みたいに、竜之介が作曲に携わっているものもあるんですよ。

竜之介:この3人になったら、僕が作るしかないなと思っています。作ってみないとわからないので、“とにかくやってみよう!”っていう感じで。自信があるわけではないけど、頑張ろうと思います。

●そこも前向きに捉えられた?

竜之介:そうですね。3人になってやりたいことがグッと固まったから、バンドとしてどういう曲を作っていくかというのを明確にイメージできるようになったんです。だから今は迷いもないし、いっぱいアイデアを出して曲をどんどん作っていこうという気持ちになっています。

●バンドとして目指すイメージとは?

竜之介:ライブでとにかく楽しんでもらって、笑顔になってもらいたいということですね。僕らのライブで笑顔になって楽しんでくれることで、たとえば次の日に仕事があってもそこに向かう活力になるだろうと僕らは考えていて。そのために僕らはもっと面白いことをやって、お客さんを笑わせたいと思っているんです。

●お客さんを笑顔にしたいということですね。

竜之介:4人の時もそういうコンセプトでライブをやっていたんですけど、今はそこをより一層深く追い求められるバンドになろうとしています。だからライブではコントみたいなこともやったりして、お客さんを笑顔にするためなら何でもやろうという気持ちでいますね。

●エンターテイメント色を強めるというか。

竜之介:そうですね。ライブでタオルを回したりとか、お客さんと一緒に楽しめることをやろうと思っています。

●去年8月にMVを公開したM-8「波乗りトコナッツ」を聴いた時に、そういう方向に振り切った印象を受けました。あのMVから3人になったわけですが、大地くんが抜けると決まってから作った曲なんでしょうか?

楓:あの曲自体はそれよりも前に作ったんですけど、MVを録ったのは大地が抜けると決まってからですね。実はあのMVを撮っている現場にも大地がいて、撮影の様子を見ていたんですよ。

MASAYA:僕らは汗だくやのに、涼しい顔をして見ていましたね(笑)。

●ハハハ(笑)。

楓:大地からも「3人でも何の違和感もなかった」という感想を言ってもらえて。すぐ近くから見ていても、勢いが落ちていないように思ってもらえたのかなと。あのタイミングでMVを公開できて、すごく良かったなと思います。

●自分たちの中でも、3人でやっていけるという感覚が得られた?

竜之介:映像を見ていて、“いけるやん!”って思いましたね。

楓:あのあたりから、ようやく立ち直りました(笑)。

●やはり落ち込んではいたと(笑)。同じく去年8月にはM-7「抱きしめたいハグトゥナイ」と「波乗りトコナッツ」とM-9「バンソウコ」の3曲を音楽配信サイト“mysound”で配信リリースして、チャート1位〜3位を独占したんですよね。そういう経験も自信になったのでは?

楓:去年の夏に東京と大阪で開催したワンマンライブの直前に、その3曲を配信限定でリリースして。やっぱり目に見える結果を残せたというのは、自信になりました。

●「抱きしめたいハグトゥナイ」も「波乗りトコナッツ」と同様に、すごくノリの良い曲ですよね。

楓:「抱きしめたいハグトゥナイ」は曲調もノリノリやし、歌詞もすごく面白おかしい感じに振り切れたかなと。僕はこの曲がすごく好きなんですよ。“ワンチャン”とか最近の言葉も上手く取り入れつつ、色んな人に気に入ってもらえる曲になったかなと思います。

●逆に「バンソウコ」はじっくり聴かせるバラードですが。

楓:「バンソウコ」は、初めて作詞をメンバー以外の方にお願いしたんです。他人の書いた言葉を歌うことで、“こういう言いまわしや書き方もあるんや”というのも色々と知って。ボーカリストとしてもすごく勉強になりましたし、バラードの良さも感じられました。こういう曲をもっと作っていきたいなという気持ちにもなりましたね。

●今後もバラードに挑戦したいという気持ちになった。

楓:すごくゆっくりした曲調なので、歌うのは難しかったですけどね。今度は自分の言葉で、こういう曲の歌詞を書いてみたいです。

●今作に収録されている楽曲でもM-4「オトコボンバー」とM-11「なんちゃってヒーロー」は、楓くん1人で作詞した楽曲ですよね。

楓:4人の時の集大成という意味で“こういう楽曲もあったよ”というところを見せられたらなという想いもあって、収録することにしました。

●この2曲以外にも4人の頃に作った楽曲を多数収録しているのは、集大成的な意味合いもあるからなんですね。

楓:集大成というか、1つの節目という意味合いもありますね。

竜之介:今回はこれまで出してきた作品の中で、自分たちがしてきたことに寄り添う曲を選んだんです。今までと違うことをやりたいわけじゃなくて、今までやってきたことをもっと突き詰めたいという意味では、どの曲も当てはまると思うんですよ。

●M-10「ネバギバソウル」も作曲は大地くんですが、歌詞の内容としてはメンバーの脱退があって苦しんでいる中から再びバンドとして立ち上がっていく姿にも重ねられるなと思いました。

竜之介:大地が辞めると決まるよりも前に作ったんですけど、確かに改めて自分で聴いても「よしっ! 」ってなれる曲ですね。

楓:僕らは全員スポーツをやっていた経験があって、こういうスポコン魂みたいなものを元々持っているんです。そういう泥臭くて暑苦しい部分を描いたんですけど、後々聴いてみたら確かにバンドにも重なるんですよね。まさか今の自分に刺さってくるとは…っていう。

●今作の中でも特にロック色が強い曲調かなと。

竜之介:自分たちの楽曲の中では一番テンポが速い曲なんです。“疾走感”をテーマに作ったんですよね。

楓:「波乗りトコナッツ」と同じタイミングにレコーディングした曲で。ロックな曲というのもずっとやってきたことではあるので、飾り気なしにこういう形にしてみました。

●ラストのM-12「Catch Your Dream」も未発表音源ですが。

楓:これは(音×AiRが毎月コラボイベントを開催している)JOL原宿のテーマソングにするということで作った曲なんです。中高生の子たちが多いんですけど、JOL原宿に来るお客さんたちに今やりたいことや考えていることをスケッチブックに自由に書いてもらうという企画を3ヶ月くらいやって。そこでもらった言葉を使って、この歌詞を書いていきました。

●あ、だから“メイキャップアーティストに 憧れ抱いて”みたいな歌詞が出てくるんですね。

楓:そういった職業を目指しているような子もいれば、中にはまだやりたいことが見つけられていない子もいて。“夢って何ですか?”みたいにその場で実際に聞いた言葉も、歌詞の中に取り入れているんです。僕が言葉を足したところもあるんですけど、みんなで作り上げた曲ではありますね。

●JOL原宿のイベントに来てくれるお客さんたちに、力をもらっているところもあるんじゃないですか?

MASAYA:そうですね。毎回遠くから観に来てくれる人もいたりして、そういう人がちょっとでもいるというのは本当に嬉しいです。そうやって応援してくれる人たちを、これからも大事にしていきたいなと思っています。

●そんな3人での新たな一歩となる今作に『ハートフルレボリューション』というタイトルを付けた理由とは?

竜之介:今回のアルバムはこれまでやってきたことの総集編のようなもので、この次のアルバムからは少し違うものになると思っているんです。次は3人の作った曲がほぼ全てになると思うし、そうすると楽曲や歌詞ももちろん変わってくるから。つまり今回は、僕らにとって“革命(=レボリューション)”のタイミングなんだと思って。そこに自分たちがコンセプトにしてやってきた“ハートフル”という言葉を合わせて、『ハートフルレボリューション』というタイトルにしました。

●初めての全国流通盤で、新たなスタートを切る形になったのも良かったのかなと。

竜之介:タイミングがバッチリでした。想いも強くなった時に、こういうものを出せるのはすごく嬉しいです。

MASAYA:全国流通盤を出せるのは、めっちゃ嬉しいです。やっと自分たちのCDが全国のお店に並ぶっていう。どこでも僕らに会えるので、ぜひ手に取って頂きたいですね。

●リリース後には東京と大阪でワンマンが予定されています。

MASAYA:今もどんどん面白い曲ができているんですけど、みんなに笑って楽しんでもらえるライブができると思うので、ぜひ楽しみにしていて欲しいです。

楓:2016年はワンマンライブをたくさんやらせてもらって。でも現状では、満足のいっていないところがまだまだあるんです。個人的に悔しい想いもしたのでリベンジではないですけど、3人になってちゃんと固まったエンターテインメント性の高いライブでみんなを楽しませたいと思っています。音×AiRの底力をみんなに見せて、「一緒にデカくなろう!」という話をできたらなと。

竜之介:今どんどん新しい曲も作っていて、それを普段のライブでいっぱい試したりしているんです。去年の12月にやったワンマンライブでは1つ新しいことを提示したつもりなので、そこからもっと突き詰めたものを3月のワンマンでは出したいですね。お客さんにも大笑いしてもらって、次の日から日常のしんどいこととかを乗り越えられる力にしてもらえるようなライブをできるように頑張りたいと思います。

Interview:IMAI
Assistant:Fukushima Tetsuya

 

 

音×AiRの近作をAmazonでチェック!!

 

banner05
banner_228 banner_top 浅井製作所 NCIS_banner4 new_umbro Baycamp_kuro s_mip16_b s_rb16_b s_otodma16_b s_yamabito16_b banner-umbloi•ÒW—pj