全国15万部を誇る日本最大級のミュージックフリーマガジン on Web!!

“風雲!大阪城音泉 〜清水音泉開湯10周年記念〜”

祝・清水音泉開湯10周年! 湯気が沸き立つ大阪城音楽堂

2013/5/11@大阪城音楽堂
【入浴宣言】ガリガリガリクソン / リー5世
【出演】フラワーカンパニーズ / the telephones / locofrank /
POLYSICS / ORANGE RANGE / アルカラ

今年で開湯(立ち上げ)10周年を迎える関西のイベンター『清水音泉』。それに伴い開催される3つの記念イベントの一発目となる“風雲! 大阪城音泉〜清水音泉開湯10周年〜”が開かれた。

まずはアルカラ…と思いきや、ここでシークレットゲストのガリガリガリクソンが登場! 「一般ピーポーのみなさ〜ん、芸能人ですよ〜」と上からの挨拶をかまし、ブラックユーモアでオーディエンスをぶった切る! さらにシークレットゲストにリー5世が現れ、オープニングからすでにハチャメチャ。最後はなぜか会場全員で『消臭力』のCMソングを歌い(笑)、本編に繋ぐ。
gari

思わぬサプライズを経ていよいよアルカラの出番だ。「開脚宣言」では途中“♪夢見る少女じゃいられない”と、相川七瀬の名曲の歌詞を織り込み「歌詞間違えた(笑)」とはにかんだり、ふいに一輪の薔薇を取り出し客席に投げ込んだり、入浴宣言のネタを引っ張り出して消臭力のCMソングを熱唱したりと、茶目っ気たっぷりのアクトでオーディエンスのハートをがっちりキャッチ。そして合唱曲「気球に乗ってどこまでも」を歌い出し“そこにかがやくぅ〜〜 夢〜が〜〜 アルカラでした!”と見事なオチで締めくくり、壱番風呂の責務を果たしたのだった。続いては沖縄発のミクスチャーバンド、ORANGE RANGE。まずはエバーグリーンなラブソング「もしも」を聴かせたところで、「お願いセニョリータ」「ロコローション」と必殺サマーチューンを連発。RYOが「沖縄には“カチャーシー”というダンスがあります」と、踊り方をレクシャーし“イーヤーサーサー”“ハーイーヤー”のコール&レスポンスに合わせて歌い踊る! その流れで「上海ハニー」へ! これでもかと言わんばかりの一体感を見せ、会場に夏の風が吹いた。

arukaraorange
降り止まぬ雨の中、オレンジ色のジャンプスーツで颯爽と登場したのはPOLYSICS。そんな天気をものともせず、ハヤシはステージを所狭しと動き回り、フミは可愛らしい見た目と反した男前なベースで重低音をブチかまし、ヤノはすさまじいドラミングで魅せる。「Let's ダバダバ」では会場中に響き渡る“ダバダバ”コール! 雨を蒸発させる盛り上がりで、遂に空模様も回復の兆しが。熱気が湯気のように吹き出すステージングは、何度見ても心が騒ぐ。雨とテンションがアガッたところで、地元・大阪locofrankの出番がやってくる。うなり声が聞こえたかと思うと、あっという間に客席前方のスタンディングエリア、さらに客席後方の芝生エリアにモッシュピットとサークルが出来上がる。代表曲「START」や新曲「Life」といった躍動感溢れるキラーチューンを放り込めば、野音がライブハウス状態に! 1曲終わる毎にファン同士がハイタッチをしたり、肩を組み合ったりする姿がとても清々しい。“音楽でひとつになる喜び”をひしひしと感じた、素晴らしいライブだった。

polyloco

転換時にミラーボールが設置されるのを見れば、自然と次のバンドに対する期待も高まってくる。あらゆる場所を一瞬にしてDISCOに変えてしまう天才…そう、the telephonesだ。「I Hate DISCOOOOOOO!!!」「Urban Disco」「Keep Your DISCO!!!」とDISCOチューン3連発で、老若男女関係なく皆踊り狂う! ラストは「Odoru〜朝が来ても〜」。歌と歌詞が際立つこの曲で、グッと感動が押し寄せてきたのだった。トリを飾ったのは、フラワーカンパニーズ。「今年は早々に“音泉魂”に出演しないことが決定したので(笑)、僕らにとっては今日が“音泉魂”だと思って頑張ります」とグレートマエカワが意気込みを露にしたところで、「ビューティフルドリーマー」「ロックンロール」「エンドロール」といった最新曲を次々と披露。鈴木圭介の歌は、心の奥に直接届くような、剥き出しの感情が溢れていて、おのずと鳥肌が立ってくる。「真冬の盆踊り」では“ヨサホイ”のかけ声に合わせて力強く踊り、アンコールは名曲「東京タワー」でこの日を締めくくった。

denwafuracan

ジャンルレスな出演者たちが集まった清水音泉10周年記念イベントシリーズの第一弾。篠突く雨さえ蒸発して湯気に変わるほどの熱気を生み出し、最高のスタートを切った。次の舞台はすぐひと月後。“ヤングライオン”で若獅子たちが吠える時が楽しみだ。

TEXT:森下恭子
PHOTO:井上嘉和

banner05
banner_228 banner_top 浅井製作所 NCIS_banner4 new_umbro banner-umbloi•ÒW—pj