音楽メディア・フリーマガジン

QWAI

今までも、そしてこれからも重ねていく“約束”の光が彼らの行く先を照らし出す

2010年2月にメジャーデビューを果たして以来、自分たちなりの歩幅で着実に前進を続けてきたQWAI。

昨年はG./Cho.永田利之が病気療養のため一時バンドを離れるというアクシデントもありつつ、逆境をバネに4人はさらなる進化を遂げた。

同年末には“COUNTDOWN JAPAN 11/12”に初出演するなど、周囲からの期待と評価も高まってきている。そして迎えた2012年、メジャー3年目にして初となる1stフルアルバム『約束』を遂に彼らが完成させた。

リリースを前にした3/3にはワンマンとしては過去最大規模となる渋谷O-WESTでのライブも大盛況に終え、まさしく上昇気流に乗っている彼ら。

自分たちの内面と向き合う痛みにも耐え、生み出された今作はこれまで以上の強さとしなやかさを兼ね備えた名作として、一際の輝きを放っている。

#Interview

初のO-WESTワンマン

●今更ですが、昨年10/23の渋谷O-Crestワンマン(QWAI Tour 2011 "sign" -FINAL-)で、大久保くんがいきなり金髪で出てきたのには驚きました(笑)。

大久保:その時はお客さんからも「キャー!」っていう悲鳴が上がっていたのに、いざ「黒に戻そうかな」と言ったら「えー!」って言われて…どっちだよ!? って(笑)。

●今ではすっかり馴染んでいますよね。

大久保:当分、黒に戻せなくなっちゃいました(笑)。元々はファイナルに向けての気合いというか、違う自分になれるんじゃないかという期待もあったんです。

雨宮:金髪になってから、後ろでドラムを叩いている時にも違和感がハンパなくて。「あれ? 違う人がいる」と思う瞬間もありました(笑)。

●(笑)。そして今年3/3には過去最大規模となる渋谷O-WESTでのワンマンライブを行ったわけですが。

大久保:O-Crestでのツアーファイナルを終えた時に、スタッフがすごく「頑張ったね」とほめてくれたんです。「今のQWAIらなら(O-WESTでのワンマンも)いけるかもしれないよ」と言ってくれて。自分たちの中ではまだ無理なんじゃないかという気持ちもあったんですけど、ずっと一緒にやってきたスタッフの人たちがそう言ってくれるならやってみようと思って、そこからみんなが"頑張るぞ!!"っていう気持ちになりましたね。

雨宮:もし最初に「どうする?」と訊かれていたら、きっと「やめておきます」と答えていたと思うんですよね。でも「ちょっと頑張ったら、きっと行けるぜ」というふうに言われたので、「これはやるしかねえな」という気持ちになれて。そこでO-WESTでのワンマンを決めました。

●スタッフに背中を押された面もありつつ、ファイナルのO-Crestで自信がついた部分もあるのでは?

大久保:ワンマンを決断したのは、それが一番大きかったですね。

●実際にO-WESTでワンマンをやってみた感想は?

雨宮:震えましたね。…ビビったというより、嬉しくて。あの大きなステージで、俺たちのライブを待ってくれている人たちがたくさんいることにアガったというか。武者震いのような感覚になったのを覚えています。

永田:ステージからお客さんの顔を見たら"遂にこの日が来たんだ"と思って、僕もガタガタきましたね(笑)。でもそこまでやってきたことに自信があったので、メンバー全員で音を出し始めたら"キタキタ~!!"という感じになりました。

●ライブが始まれば、自然と気持ちも高まっていった。

井上:始まってしまえば最高に楽しかったんですけど、当日まではとにかく不安でしたね。普段から何をするにもワンマンのことが頭にあって、ギリギリまで不安だったのを覚えています(笑)。

雨宮:僕が一番怖かったのは、このワンマンがレコ発やツアーの初日でもファイナルでもなかったことで。単に"今までで一番大きなライブハウスでワンマンをやる"という、気持ちのみのライブだったんですよね。だから3/3にワンマンをやると告知してから、地方のライブでも自分たちが物販に立ってチケットを売ってきたんです。そこで今作のテーマ通り、お客さんたちと「また会おう」と"約束"していった。O-WESTは、そうやって各地で出会った人たちと一緒に育てられたイベントだったかな。

●昨年10月のO-Crestツアーファイナルから、お客さんと一緒に育ててきたイベントだったと。

雨宮:各地でチケットを買ってくれたお客さんが、俺らの知らないところでTwitterやブログで広めてくれたりもして。口コミで知ったお客さんたちも来てくれて、本当に人間味溢れる半年間でした。

大久保:自分たちに出来ることは全てやろうと思っていました。たとえば今まであまりやったことがなかった弾き語りをやってみたり、他のバンドとのコラボをやってみたりもして。どんな小さなことでも興味を持ってもらって3/3につながるのならと考えて、半年間をハングリー精神でやってきましたね。

●永田くんはどんな活動を…?

永田:僕は…ずっとプレステをやっていました。
一同:(笑)。

永田:でも毎週チラシを配ったり、地道な活動はしていましたね。地元の人にも来てほしかったから、甲府のお客さんにも呼びかけたりして。

雨宮:僕らの後輩に面白い子がいて、バスツアーを企画してくれたりもしたんです。O-WESTには、50人くらいを甲府からバスで連れてきてくれて。地元の愛も感じられたライブでしたね。

●そんなライブを成功させられたことでも、より自信が深まっているのでは?

大久保:自信はつきました。それと同時に"もっと出来るだろう"とか"もっと一体感やお客さんとの信頼関係を作りたい"といった課題というか、やりたいことも出てきましたね。お客さんたちがすごく純粋に俺らを信頼してくれていることを、この半年間で感じられて。本当に、自慢のお客さんたちなんです。そういう人たちをもっともっと広げたい、っていう欲が出てきました。

『約束』という1stフルアルバム

●O-CrestとO-WESTでの自主企画には今作と同じ"約束"というタイトルが冠されていましたが、今作の構想はいつ頃から?

大久保:楽曲制作は去年の9~10月あたりからやっていましたけど、基本的にコンセプトというのはなかったんですよ。今回は今までにないくらい、スタッフが「やりたいようにやってみて」と言ってくれて。「今のみんななら、ちゃんと自分たちと向き合えるんじゃない?」という言葉をかけてもらえたし、実際いつも以上に自分たちと向き合って作りましたね。

●曲の作り方も変わったりした?

雨宮:今までは曲を持ってきた人が「これは夏の歌だ」と言えば俺が夏っぽい歌詞を書いて、みんなでそれをブラッシュアップしていく形だったんですよ。でも今回はみんなで一緒に聴きながら、曲とメロディーから何を感じるかを話し合っていったんです。たとえば「これはダメ男の1日の歌だな」とか「これは旅立ちの歌だな」みたいに、印象を出し合いながら作っていきました。だから歌詞の一言一句からメロディーまで、今回は本当に自信があって。いかに深みのある言葉をメロディアスに伝えられるかというところにかなり時間をかけました。

●今までは大久保くんと井上くんの2人がメインで曲を書いてきて、歌詞は雨宮くんが中心になって書いていたんですよね。

雨宮:そうですね。でも今回の歌詞は、全員でイメージをプレゼンしながら書いていったんです。ちなみにM-9「スパイラル」は、"井上雄太"という人間を全員で分析して作りました。

●「スパイラル」は、井上くんのことを歌っている?

井上:色んな曲を書いてきた中で、歌うべきことが見つからなくなってしまって。自分の中を掘り下げていって残った核が、自分という1人の人間だった。みんなから「こういう時にどう思った?」とか取材を受けて、"俺って最低だな…"というところに行き着きましたね(笑)。

●自分のダメな部分にも向き合うことになったと。

井上:それをQWAIの曲に乗せるにはすごく勇気が必要だったけど、今回はさらりと曲に乗せられたのが良かったんじゃないかな。自分がどんなヤツなのか、より一層わかったのでちょっと救われたというか。

●井上くんのどのあたりがダメなんでしょう?

雨宮:雄太がダメなところは、誰かに必要とされないと動かないところなんですよ。たとえば球技大会でソフトボールのメンバーを集める時も自分からは手を挙げなくて、誰かが「雄太が上手いから入れようよ」と言わなきゃ動かない。みんなが楽しそうだったら、自分はやらないっていうか。本当は観たいと思っている映画でも、周りのみんなが「良い」と言っていたら観ないんです。

永田:「みんなが良いと言っている音楽なんて、俺は聴かねぇ!」っていう感じですね。

●要は、ヒネくれていると。

大久保:史上最強のツンデレです(笑)。

雨宮:でも、本当は色んな人と関わりを持ちたいんですよ。雄太だけじゃなくて、俺たちにもそういう部分はあって。4人で話し合っていて共感したということは、世の中にはそう思っている人が他にもたくさんいると思うんです。つまり、みんなの気持ちを俺たちの曲が代弁出来ているのなら、それでいいんだなと。QWAIは「そういう気持ちもわかるよ」という、よりパーソナルなところを歌っていくバンドなんじゃないかと気付いたんです。

●パーソナルな部分と言えば、M-6「〒400-0044」はQWAIの地元である甲府の郵便番号ですよね?

雨宮:そうなんです。甲府KAZOO HALLの郵便番号なんですけど、この曲は朝起きてKAZOO HALLに行くというだけの歌詞になっていて。遊び心的な感じですね。

●お世話になった甲府KAZOO HALLへの恩返し的な意味もあるのでは?

大久保:もちろん恩返しの意味もあります。

雨宮:これは永田くんが持ってきてくれた曲なんです。最初はすごく長くて、意味のわからないラブソングだったんですよ(笑)。

●曲が長い上に、意味もわからなかった(笑)。

永田:聴かせた瞬間、大久保に「ちょっと、長すぎ!」って言われました(笑)。

雨宮:でも面白いフレーズはあったので、少しシェイプアップしてタイトにしてみて。KAZOO HALLのことを歌ったら面白いんじゃないかと、俺が発案したんです。

●そこで歌詞も変わったわけですね。

雨宮:みんなの中にあるKAZOO HALLのイメージを出し合ってつなげた結果、この歌詞になりました。しかも、この曲で俺が初めてコーラスを入れたんです。…ミックスでボリュームは下げてもらいましたけど(笑)。

永田:基本的にレコーディング中は"楽しんでやるぞ!"という気持ちが強いので緊張しないんですけど、その時だけは(雨宮が)マイクに向き合って「な…永田、ここのピッチは!?」って(笑)。

●そこだけ緊張感があったと(笑)。

雨宮:ちょうどその時にUNLIMITSのメンバーがスタジオへ遊びに来て、俺の姿を見て爆笑していました…。

●昨年8月号での対談では、Dr./Vo.郡島(陽子)さんとの恋の噂も生まれましたが…(笑)。

雨宮:そういえば、この前、グンちゃん(郡島)が夢に出てきたんですよ。

●夢にまで出てくるくらい、恋の病が進んでいる!?

雨宮:楽器屋で一緒に買い物をして、グンちゃんが(別の)彼氏と帰るっていう意味のわからない夢で。しかも、その翌日にグンちゃんから電話がかかってきて、「生きてる? なんか心配だったからさ」って言われたんです。とりあえず、今度飲む約束をして切りましたけど…。

●気持ちが通じ合っている…?

雨宮:しかもグンちゃんの夢にも、結構な頻度で俺が出てくるらしくて。…もしかしたら、今年中に何かご報告があるかもしれないですね(笑)。

●今作のツアーファイナルでは、"約束"のリング(プロミス・リング)を渡したり…(笑)。

大久保:MCでは「チャペルで会おう!」って(笑)。
一同:(笑)。

●余談はこのくらいにしておいて(笑)、タイトル曲の「約束」はいつ頃に出来たんですか?

大久保:実は、この曲が一番最後に出来たんですよね。ちょうど12/11にO-Crestでのワンマンが終わって3月のO-WESTに向けて進もうとした時に、歌詞を書き始めたんです。O-WESTまでの半年間は悔いがないように過ごして、"もし誰も来てくれなかったとしても笑顔でいられるよ。泣きはしないよ"という気持ちを込めて作りました。

●最後のコーラス部分はO-WESTで実際に歌っていた時も、すごく一体感がありました。

大久保:みんなで合唱するのは何だか照れくさくて、今まで音源にはしてこなかったんです。でもメジャーデビューしてから俺らが音楽の旅を続ける中で大人になれた部分や少しの変化もちゃんと見てくれていて、「今のQWAIだったら、こういうことも出来るんじゃないか?」と提案してくれる人が今回はたくさんいたんですよ。それで形にしてみたらライブでもお客さんが合唱してくれたりして、一体感がありましたね。今作は本当に、周りのスタッフにすごく助けられたと思います。

●成長した今だから出来た曲という意味では、M-10「最後の30分」もそうなのかなと。

大久保:今までの曲でも"ありがとう/さようなら"は何度も言ってきたけど、今回でやっと本当に心から言えるようになったかなと思っていて。今作の中でも、特に「最後の30分」はそういう感覚があるんです。

●「最後の30分」は、大久保くんが大切な人に向けて歌った曲なんですよね。

大久保:メンバーが離脱している間も3人で頑張って、永田が戻ってきてからはまた4人の素晴らしさを感じたりして、色んなことを経験してきた。今までの俺は何かあると大切な人に頼ってばかりで、いつまで経ってもメソメソして(その人を)忘れられない弱いヤツだったんです。それが再び4人に戻ってから、ライブでどうやって歌えばいいかを真剣に考えるようになって。そこから目の前にいるお客さんにぶつけるんじゃなく、"届ける"という意識で歌うようになったんですよね。

●歌に対する意識が変わった。

大久保:そしたら今までそんな反応はなかったような曲でも、お客さんがすごく涙してくれたんですよ。そこで"これまでずっと大切な人に頼ってきたけど、俺が本当に頼るべきはお客さんなのかな"と思ったんです。俺の書いた歌詞でこんなにもお客さんたちが涙を流してくれるんだから、そろそろ本当に"ありがとう/さようなら"をその人に言えるかなという想いが芽生えた。それを歌にしたのが「最後の30分」で、俺の心境の変化や生き様をお客さんに感じてほしかったんです。

●この曲は「アルペジオ」(インディーズ1stアルバム『シキサイ』収録)のアンサーソングにもなっているそうですが。

大久保:「アルペジオ」は"忘れよう忘れよう"という気持ちの空回りを表現してしまっていたんですけど、この曲でやっと本当に「ありがとう」と笑顔で言えるようになったと思います。

●アレンジにストリングスを導入していることも、曲の雰囲気を高めている気がします。

雨宮:今まで使ったことがなかったので、新しい試みでしたね。僕らはニコ生の番組で生放送を行った事があったんですけど、そこでストリングスの方とご一緒する機会があって。

大久保:昔の俺らだったらヒネくれて、突っぱねていたと思うんです。ストリングスが入っているのって、いかにも"メジャー"っぽい感じがしてイヤだったから。でもニコ生でストリングスを実際に体験した時に楽曲の説得力が増す感じにすごく衝撃を受けて、今回はやってみようと思いました。

永田:大久保とストリングスの人たちがレコーディングしている時に、メンバーとスタッフで「これをムービーに収めようぜ!」と言って撮影していたんです。でも曲が終わりに近付くにつれて、もう誰も撮り続けていられないくらい雰囲気が(良い意味で)ヤバくなっていって…。本当に大切な曲になったと思いましたね。

そして、新宿LOFTへ…

●今改めて今回の制作を振り返ってみると、どんな感じでしたか?

雨宮:時間をかけて、色々と試しながら作っていった感じですね。

大久保:特に今回は周りのスタッフも「納得するまでやっていい」と言ってくれていたので、お言葉に甘えて時間をかけさせてもらいました。ちょっと時間がかかりすぎちゃったかもしれないんですけど、いいものが出来たと思います。

●時間をかけて、試行錯誤することが出来たと。

永田:ギターはいつも大久保と相談して、ある程度のフレーズを決めてから録っているんです。でも今回はバンド感を出していこうというテーマがあったので、ギターも一発で録りました。いつもは細かいところを1本1本録って重ねていたんですけど、今回は2人一緒に録った感じで。

大久保:一緒に音を鳴らして一発で録りましたね。

雨宮:だから、グルーヴ感がすごく出ていると思います。"こうやって録るだけで、勢いが全然変わるんだ!"っていう驚きがあったし、逆に今までは考えすぎていたのかなと。

●M-1「Introduction」から始まる冒頭から、生々しいグルーヴやライブ感のある作品だと思いました。

大久保:「Introduction」を最初に収録したのは、やっぱりライブっぽい導入が欲しかったからなんです。エモーショナルなんだけど、色んな情景を回想できるイントロだと思っていて。そういう意味では、ライブを意識した作品になっていますね。

●自分たちでは、どんな作品になったと思いますか?

雨宮:僕は単純に素晴らしい作品が出来たと思います。やっぱり「約束」という歌が出来たことが大きくて。今までの俺らだったら最後の"また逢おう"という前向きな言葉も無理に言っている感じだったと思うんですけど、それを今回は素直に吐き出せるようになった。ようやく一周まわって今までの曲も歌えるようになったし、"This is QWAI's time trip"と言えるようなアルバムになっているんじゃないかな。

●メジャーでこれまでに発表した作品からも収録しているし、色んな時期のQWAIを収めた1枚のアルバムというか。

雨宮:雄太はずっと「このアルバムは『アルバム』というタイトルにしたい」と言っていましたね(笑)。本当にこれまでの俺たちの軌跡が詰まっていると思います。

井上:今回のアルバムが出来て、本当に"自分の内面と向き合うことはこんなにも痛いものなのか"と思ったし、"こんなにも大切なことだったんだ"とも気付けた。4人の女々しい部分をそのままさらけ出している曲もあったりして、本当にQWAIが詰まっている作品ですね。

永田:今まではレコーディングしてから、ツアーでその曲を育てる感じだったんです。でも今回は発売する前からライブで育ててきた曲もあるので、その曲の良いところを自分でもすごく理解出来ていて。客観的に見ても最高傑作だと思うし、これから始まるツアーも自信を持ってやれると思います!

●6/15に新宿LOFTでファイナルを迎えるツアー日程も、既に発表されています。

井上:自分たちの内面と向き合った想いを込めたので、それを聴いて会場に来てくれるお客さんたちと一緒にライブを出来ることが楽しみなんです。「最後は新宿LOFTで会いましょう!」という約束をしながら、ツアーをまわっていくのが今から楽しみですね。

大久保:今までに出会って、俺らのことを信頼してくれているお客さんたちが本当に自慢だし、大切に思っているんです。だから、この輪をこの濃さのまま広げたいなという想いがあって。1本1本で今までと同じように約束していきたいし、「LOFTで会おう」と正面から向き合って伝えたい。そして最後はLOFTで、一緒に笑顔で楽しめるようなツアーにしたいと思っています。

●今まで以上にツアーが楽しみになっている。

雨宮:今は本当にバンドの熱が高くて、ライブをやることに飢えているというか。お客さんたちと一緒に歌うことがすごく快感なんです。全箇所でその快感を高めていって、みんなでLOFTを目指すようなツアーに出来たらいいなと思います。

大久保:ファイナルのLOFTでは前回のO-WEST以上に一体感のあるライブをしたいなと思っているので、1本1本のツアーも妥協せずに駆け抜けていきたいです。

永田:O-WESTでのライブはメンバーだけじゃなく、お客さんはもちろんスタッフや他のバンドのメンバーまで、1人1人のおかげで達成出来たと思うんですよ。その時もみんなが(グッズの)シリコンバンドをした拳を掲げているところを見られたので、今回はそれ以上の光景を見たいですね。

Interview:IMAI
Assistant:Hirase.M

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