音楽メディア・フリーマガジン

TRIPLANE

結成10周年を機にリリースされる初のシングルA面集スペシャル・セルフライナーノーツ

プリント

『SINGLES 04-12』は結成10年を迎えた、新しいチャレンジに向かう区切りとしての意味が大きいです。シングルをまとめることでの区切りと、ダニエル・パウター氏とスキマスイッチ常田氏とのコラボ新曲はこれからさらに新しいチャレンジをする決意表明でもあります。CDの曲順はただリリース順に並べるとかではなく、ライブバンドTRIPLANEとしてもしこの15曲でライブをやったらどんなセットリストにするかをイメージして曲順を考えました。




01.ドリームメイカー
サッポロビール北海道2012年のタイアップ曲。疾走感が溢れるトライプレインらしい前向きな曲。ライブで演奏してて楽しすぎる曲。ファンの方が笑顔で聴いてくれてるのをステージから見ると大きなエネルギーを貰えます。トライプレインとお客さんのエネルギーのぶつかり合いを解りやすく肌で感じます。(広田)

02.Cheers To Us feat. ダニエル・パウター & 常田真太郎(スキマスイッチ)
ダニエルパウターに書き下ろした曲をセルフカバーということで、ダニエルのバージョンとはまた違う力強さを出すためにサビではブラスを入れたりしてます。ピアノではスキマスイッチの常田さんが弾いてくれていたりとゴージャスな一曲になってますね。(川村)

03.モノローグ
人生を変えたかも知れない曲。良い曲が出来ずもう音楽をやめようと思っていた瀬戸際の時期だったので、頭に湧いてきた時の感覚は多分一生忘れない。(江畑)

04.スピードスター
このデビュー曲がなければ、今は間違いなくないでしょう。インディーズ時代に、バンドを一気に加速させ動員数が激増したのも、この楽曲が出来てからです。(武田)

05.アイコトバ
イントロのギターが特徴的なこの曲。跳ねたリズムの曲はそれまでのトライプレインには無く新しい方向性を見つけた曲でもあります。PVはストーリーがあって曲とリンクしている所が良く、みんなでPVを見まくってたな。「バンド」っていうことをこの頃からもっと出していこうと、力強い曲調になってますね。(川村)

06.Dear friends
デビュー直前で家業を継ぐためにやむなくバンドを去った元メンバーを思って書いた曲。常に彼の想いも背負っている身なんだと喚起してくれる。(江畑)

07.君ドロップス
僕が作るポップソングとは恐らくこういう事なんだという曲だと思う。だから、新曲を作る過程で気付かぬ間に君ドロップスに似てしまっている事がよくある。「君ドロ現象」と呼んでいる(笑)。(江畑)

08.白い花
和也と俺の目の前で兵衛がアコギ一本で弾き語りをしてくれた曲。バンドを組むきっかけとなった曲。アマチュアの時から一番多く演奏した曲。北海道を彷彿させる曲。トライプレインを代表するバラード曲。(広田)

09.あの雲を探して
この楽曲を聴くと、レコーディング明けでほぼ寝てない状態で撮った若き日の自分が映っているPVを、思い出します。特に、全員で歩くシーンは、とても記憶にあり、微笑ましいです。(武田)

10.イチバンボシ
サッポロビールのタイアップ曲。この曲が出来た時は江畑兵衛とバンドの力を感じる事ができ、勝ち取った気持ちが強かったです。そして、一つ一つのライブで演奏する度にこの曲がファンの方と一緒に成長していく姿が微笑ましいです。果して、この曲がどこまで階段を昇って行くのかが楽しみの一つでもあります。(広田)

11.友よ
仲間のために歌った歌詞が好きですね。人間はつまずく事が沢山あります。困難は沢山あるけど支え合っている仲間が居るからこそ楽しかったりするんだろう。何事も進んでいかなくてはならないですからね。この曲をライブで演奏するとまるで自分のために歌っているんじゃないかな? って錯覚する時があります。(川村)

12.夏が終われば
遊び心満載のレトロ感を充満させたアレンジは、当時のトライプレインらしい雰囲気だとは思うが、デモ制作段階ではもっと違う雰囲気だったので、いつかリアレンジバージョンも披露したいという秘かな企みが個人的にはある。(江畑)

13.Reset
一時期、この楽曲をやらないとライブが締まらないって事が、あったように思います。ライブ等で、皆で熟成させた楽曲の一つのように思います。(武田)

14.雪のアスタリスク
この壮大なアレンジをセルフでやり切るのはかなり大変だった。各旋律がぶつかり合わないように心がけたアレンジを本格的に始めたのはこの頃から。大きな挑戦ではあったが、以後の自信に繋がった。(江畑)

15.いつものように
アマチュア時代からある曲。当時からかなり思い入れがあったので、5枚目のシングル曲としてのレコーディングの時、気合い入り過ぎて歌入れ早々に声が嗄れ大変だったのを覚えている。「技術」ではなく「気持ち」で歌った、まさにそんな曲。(江畑)

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