音楽メディア・フリーマガジン

沖縄ファイル Vol.15

緊急お知らせ! 応援願い!

★KEN子ソロ音源

「テイチクエンタテイメント グロビュールレーベル」よりリリース!★
<テイチクモバイル、レコチョク、iTUNES STOREで配信!>

実はFBなどではレコーディングの事を書いていたけど、実は新曲リリース決定! 大切な命を失う悲しみ、昨年の地震津波と原発事故を経て、だけど誕生の喜びと希望に救われ、命の繋がりに改めて感謝して、愛と思いを込めた2曲「君の名は希望」と「水の惑星の王子」が初のソロ音源として配信決定。テイチクの担当者との出会いも、私が歌をやめようと思ったのを思いとどまれたのも、2000年から始まったBEGINの“うたの日”が繋いでくれたので、感謝を込めて、今年の“第9回うたの日前夜祭”(6/29)に合わせて配信スタート! ぜひ多くの方に聴いて頂きたいのと、今後、後輩達にもバトンを繋ぎたいと思っているので、DL応援よろしくお願いします!
★「グロビュールレーベル」詳細→http://www.globule-tm.jp/

【レポートその1】女だらけのロックの日! “GIRLS ROCK NIGHT”

6/9は沖縄県内各地で「ロックの日」イベントが行われており、沖縄市のミュージックタウン3F音市場ホールでは「沖縄ロック協会」主催で「紫」「コン ディショングリーン」「SSカンパニー」など往年のロッカー達が、そして1F広場ではフリーペーパー「SCZeeeM!!」1周年を祝して、「カントリー ハンチバックス」「ジャックニコルソンズ」などが野外イベントを行っていたり、北谷町ソルト&ペッパーで「CARUMA」が復活したりと見たいライブが満 載過ぎて困る程。そんな中、最終的に行ったのは沖縄市北谷町美浜のライブハウスMod’sでの、「GIRL ROCK NIGHT」。

▲アゲハか? キャバか? と噂された? ポスター

VOCAL:Chico、Rie、Rimi、Satomi、Michi
BASS:Kozu、Miyuki
SAX:Suzuna
GUITAR:Shinobu、Eriko、Takano
KEYBOARD:Mina、Yukari
DRUM:Shiho、Sakura、
MC:エリ&わーかー(WALEWALE)

よくぞこれだけの濃いメンツが集まったもんだ! 沖縄の女性ロックミュージシャンが勢揃い! まずはボーカルだけでも、誰か1人がメインで歌ってても、コーラスのブ厚さがハンパねぇ~! 例えるなら、ジャニスがメインで、ホイットニーとマライアとティナターナーがコーラス入ってるぐらいの豪華さ&迫力だと言えば大げさだろうか? (笑)。最年少は13歳ドラマーSakura、一番上は50才越えた方もいるなんて絶対見えないし、そのパンチと艶のある声は若手の追随を全く許さない迫力! バンドも組み合わせいろいろで、どれも企画バンドとは思えない演奏力。構想3年? 練習は数ヶ月? 結果、大成功に主催りみ姐御ご満悦、「また来年!」と宣言していたので、来年の6/9は今から空けておくように! (笑)。
★主催りみ姐さんブログ→http://liemie.ti-da.net/

 【レポートその2】「カルメラ」2度目の来沖!『ClapHands!! リターンズ! vol.2』

4枚目のアルバムを録り終えたカルメラを沖縄で迎えたのは、期せずして奇しくも、上記「Girls Rock」に出演していたG.しのぶの骨太3Pロック「しのぶ鳥ストリッパー」と、Sax.スズナ含む楽器講師揃いの「4edge」、そしてまさかの 「KEN子&Anacascow」ホーンとダンサー含む総勢10名で登場! 沖縄でも確実にカルメラの良さを知るファンが増えて来ている事も実感! 私の予感では、来年はもはや手の届かない存在になると期待!!
★「カルメラ」HP→http://www.calmera.jp/

All photo by ジャン松元

ライブ&イベント情報

『ライブギノワン2012』

オーディションを勝ち抜いた12組が出演! 司会は審査員15年目のKEN子!
★8/11(土)15:30~@宜野湾海浜公園屋外劇場
(※沖縄最大のカチャーシー大会「はごろも祭り」と同時開催 / 入場無料)
<出演>ヌチ、空観日和、AUDIENCE、NAUTILUS、LiM、THE INFINITY STAR-WORLD、ヨシムラタカシ、メカルジン、THE SHEEP、GOLD RUSH、Voice(真志喜中学校軽音部)。
■問い合わせ:宜野湾市教育委員会 / 生涯学習課 / 市民文化係(098-893-4433)

沖縄ファイル Vol.14

夏フェス! Peaceful Love Rock Festival☆ 30周年おめでとう!

1983年に、伝説の(今も健在!)ロックバンド「紫」の復活ライブとして始まった“Peaceful Love Rock Festival”(以下「ピーラブ」)。今年30周年を迎えるにあたり、久しぶりにHPのhistoryを見て、いろいろ走馬灯のように思い出してみ た。中学2年から「マリーwithメデューサ」にハマって追っかけしていたが、解散後の1993年、初めてピーラブを1人で見に行った。メデューサのメン バーが「ザ・ワルツ」というバンドに参加していたのを見に行ったのだけど、その10年後にまさかそのボーカルの「ローリークック」をこんなにも好きになる とは思ってもいなかった。
その辺りまではオトナのバンドが出るフェスと思っていたが、1996年のクレイジーポップコーン(後の「Ryukyu FreeStyle」)を皮切りに、いわゆる「インディーズ」が出演し始め、1999年からは2daysの初日にインディーズバンドも多く出演枠を貰い、 ジョージ紫の息子達のバンド「8-BALL」や、ハードコアと格闘技の融合「地獄車」、重低音の中に民族的な要素を取り込んだ「Anger From Ball」や「シャカホットマニアック」、女3人のハードコアパンク「BLEACH」、石垣出身の4人組「ノーズウォーター」など、知った顔が続々、 2000年には「MONGOL800」、翌年「DUTY FREE SHOPP.」も登場。2001年からは両日のトップに出るバンドのオーディションも始まり、そして2002年、20周年の時には私が司会をさせてもらっ た。その時の出演者はIN-HI、モンパチ、HY、ORANGE RANGE、ACKEE &SALTFISH、などなど、かなり豪華なメンツだったなー! あれから10年。今年のオーディションでは6日間のライブ審査も行われた。沖縄ロックの先輩方ももちろん健在、そして若手も次々と、今年は台湾と韓国から もゲストを迎えて、アジアが繋がる!

30th“Peaceful Love Rock Festival”

★7/7~8(土・日)@沖縄市野外ステージ

<7/7(土)>
DIAMANTES、D-51、Hello Sleepwalkers、喜納昌吉&チャンプルーズ、Civilian Skunk、Freddie Eto & Queeness、陸奥守吉行、ZUKAN、ヒゲのかっちゃん、他

<7/8(日)>
THE冠、MONGOL800、CRYING NUT(韓国)、きいやま商店、紫、JaaBour Bonz、Suming(台湾)、木村充揮&内田勘太郎、JET、他

★公式サイト↓↓

http://peaceful-love-rock.com/

ライブ&イベント情報

★ 6/16(土)大阪から「カルメラ」が今年も来沖!!
@HUMAN STAGE(宜野湾市)
★ 6/24(日)“ウクレレビーチパーリー”
@ 宜野湾トロピカルビーチ
★ 6/29(金)“第9回☆うたの日前夜祭”
@groove(浦添市)
★ 7/7~8(土・日)30th“Peaceful Love Rock Festival”
@沖縄市野外ステージ
★ 8/11(土)“ライブギノワン2012”
@宜野湾海浜公園  屋外劇場(宜野湾)

沖縄ファイル Vol.13

愛のレポ!

★ 4/7(土)、谷川俊太郎さん+賢作さん親子、小室等さん+ゆいさん親子とのイベント@桜坂劇場で司会をさせて頂いた。

お昼は「保育園の歌お披露目」で子ども達も出演、夕方の部はライブと朗読。
俊太郎さんの詩を本人の口で読んで聞けるってのは感無量だった。
私はカッパかっぱらったで滑舌良くなりました(笑)!

そして打ち上げはジャズクラブで大人の部(笑)、賢作サンやマルチーズロックをはじめ、子供心のままのミュージシャン達のセッションは延々と続いた。楽しかった!

 W親子との贅沢な楽屋ショット!w

★4/14(土)、カクマクシャカがAM2:30から、そしてAM3:00という深い時間からShing02+DJ A-1+Soichiro@LOVE BALL!
翌日には読谷「十八番横丁」で、18日には那覇「柏屋」で「僕と核」報告会とライブ。RootsAliveとの共演はDJセットとまた違った温度と角度と柔らかさで言葉が伝わってくる。坂本龍一らと核の問題に向き合うアーティストとして出会ったが、ラッパーとしてはもちろん、谷川俊太郎さんと同じく、詩人であり、言葉で美しく描き出す絵描きであり、役者であり、心を揺さぶるアジテイターなのだと改めて感服した。同じ時代に生き、その「ライブ」=「生」=「命」を目の当たりにできるだけでなく、出会い、語り合う事のできる奇跡に感謝の夜。

★Shing02レポート「僕と核」必見!→http://www.e22.com/atom/index2.htm

オススメCD!

今回は若手女性ボーカルユニットの2組を紹介!
数年前“人権ラブソングコンテスト”で私が審査員をさせて頂いた時に「ウマいなぁ!」と感心したユニット「カナサ」、2月にUstream番組のバレンタイン企画対談で再会。すごくアカヌケててビックリ! 更に噂には聞いていた「green note coaster」(以下gncと略)とも出会うことができた。2組ともユニットとして安定感がある。番組内の音楽トークでは、夢が溢れる歌姫達、そしてギターの男達は「ボーカルより目立ちたい!」という勢いある若い2組に対し、ちょっぴり疲れた私のおばさんトーク炸裂(笑)! 「音楽は死ぬまで続けられる」という長い目と、「明日死ぬかもしれないから今日書いた歌は録音しておきたい」という「今」に向き合う事のバランスを大事にしてねと遺言(笑)。これからの活躍に期待したい!(ちゃっかりJUNGLE☆LIFEの宣伝もしてるのでチェック!! w)

★green note coaster「永遠」

http://pc.gnc-music.com/

★カナサ「KANASA DAYS」
http://yumekaze.ti-da.net/

※Ustream番組『音市場TV』バレンタイン対談「green note coaster×カナサ×KEN子」
(part2が音楽トーク)
http://www.ustream.tv/recorded/20660979

※Podcast番組「KEN子さまは音楽じょーぐー♪」で曲も聴けます!
http://podcast.uruma.jp/program/11/

ライブ&イベント情報

★ 6/16(土)大阪から「カルメラ」が今年も来沖!!
@HUMAN STAGE(宜野湾市)
★ 6/24(日)「ウクレレビーチパーリー」
@ 宜野湾トロピカルビーチ
★ 6/29(金)「第9回☆うたの日前夜祭」
@groove(浦添市)

沖縄ファイル Vol.12

レポ1:UA主催、音楽と食の祭典“ティダノワ祭”

あの震災、津波、原発事故からちょうど1年の3/11、その日が誕生日でもある歌手UAが、放射能を避けて第3子出産の為に沖縄へ移住して初のイベントを主催。
モンパチのキヨサク率いる「no problems」、元ちとせ、三宅洋平、大工哲弘、そして要注目の「FRYING DUTCHMAN」など多種多様な音楽と、体に良い食事や衣服などの出店、そして内部被曝やチェルノブイリに関するお話などを織り交ぜ、楽しんで考えるイベント“ティダノワ祭”、2日間で3000人が来たそうな。
私も「ゴミゼロ」を達成する為に、リユース食器を搬入&運搬&洗浄&返却まで担当する「エコ番長」&ジャーナリスト岩上安身のUSTチャンネルIWJ中継で奔走。今、沖縄では、基地問題や環境問題だけでも大変な中、新たに「汚染食材&ガレキ受入問題」が加わった。「被災地支援」と言われるとついOKしてしまう「イイ人」達よ、それは本当の支援なのか? ガレキは遠くに運ぶことで莫大な金がかかるが、地元に処分場を作る方が早い事は阪神大震災で実証済み。しかも一時的にでも何年間か分の雇用が生まれ、地元にお金が落ちる方が長い目での支援となる。その予算を「広域処理で奪ってる」としたら?
地球の恩恵を存分に受けて生きている私達、ミュージシャン達に、音楽に、人間に、ここから何ができるだろう?考える事を、子供の未来を、諦めるな。
何度でも書くよ、「大人だろ? 勇気を出せよ」(by忌野清志郎)

★レポートや報道などもブログにて

http://tidanowa.ti-da.net

レポ2:まだまだ掘れ惚れ!沖縄音楽!

3/4、この日は本当に「沖縄音楽界の広さ&深さ&強さ」を感じる濃厚な1日だった! まずMCの仕事9年目となる「東村つつじ祭」では、数々の日本一&世界一を獲った「西原高校マーチングバンド部」70名の勇壮な演奏に始まり、14歳で「第5回世界のウチナーンチュ大会」テーマソングを歌い上げたnatchy、沖縄国際大学の琉球芸能研究会、そしてベテラン民謡歌手の我如古より子と共に出演した久米島出身23歳の唄者・村吉茜と、ジャンルも年齢層も幅広く、特に中高大学生からこれだけの実力が育っている事に大きな希望を感じた。
その夜は、最近専ら話題沸騰中の「きいやま商店」ワンマン@桜坂劇場の大ホール! 300人のキャパを越えた立見御礼で大盛り上がり~☆ 新曲もコントネタも磨いてますますお笑いミュージシャンとして確立?(笑)。ここにも12歳女の子ドラマーSakuraも出演!
更に更に! ハシゴして行った先は新都心TopNote。sax.東涼太、tuba.本間雅智、そして沖縄出身のsax.上運天淳市のトリオ。ホーン3本というシンプルな構成とは思えないほど幅広く重厚なサウンドに、ゲストに迎えた上運天の姉nanacoの艶やかなボーカルが加わり、満席の観客を魅了した。
こうして見ると、もうね、もはやね、「沖縄インディーズ」なんてカテゴリーは小さすぎるね。もっと掘り下げ、出会い、どっぷり浸かりたい! その一部だけでも伝えられるよう、今後とも頑張りますので、皆様ヨロシクお願いします!

ライブ&イベント情報

“風のうた音楽会”
~谷川俊太郎作の保育園の歌を初お披露目~

県内外をはじめアジア各地から多くのアーティストや音楽ファンが集う、沖縄発の都市型音楽イベント!
4/7(土)@桜坂劇場ホールA
出演:谷川俊太郎、谷川賢作、小室等、こむろゆい、渡辺勝、竹田裕美子、マルチーズロック、知念良吉。
司会:KEN子

 

沖縄ファイル Vol.11

意外にベテランな“新人”達!? (笑)

「きいやま商店」(164号)、「粒マスタード安次嶺」(170号)と、新人と呼ぶには、その前の別のキャリアも意外と長いため「変わり種」的な位置で紹介したが、今年に入ってまた更に「旧知の新人達(?)」が台頭してきているのでご紹介。

まずは、JUNGLE☆LIFE別冊でも特集された、ダイドーブレンドコーヒーCMソング「誓うよ」でメジャーデビューした「バーボンズ」改め 「JaaBourBonz」。ツインボーカルの2人が最近話題の『琉神マブヤーTHE MOVIE』に出演したりと活躍も目覚ましい6人組バンド。なんと2月には「インディーズ時代の名曲を集めたベスト」なるアルバムまで出したのは驚き! 3/24からリリースツアーも始まるし、さすが大物! (タカノのサイズが! 笑)

『JaaLBUM 01』(通常盤)
YCCW-10166
¥2,500(税込)
NOW ON SALE
http://jaabourbonz.com/

続いて、2人の女性シンガー「むとうありさ」と「首里フジコ」によるツインボーカルユニット「アリサとフジコ」。古き良き日本の名曲を、その当時の雰囲気 を醸し出す衣装やダンスとトーク、そしてちょっぴりお色気(?)でファンを魅了中☆ 2012/2/14に1stアルバム『ファンタスティック!』発表!

『ファンタスティック!』
FUN-110
¥2,000(税込)
2012/3/21 Release
(沖縄では先行発売中!)
http://arisatofujiko.ti-da.net

そしてもはや“飛び道具”とでも呼ぶべきか、「ポニーテールリボンズ」! ピンクの帽子に大門サングラス、ホットパンツと非常に暑苦しいポッチャリ男ポカ=ユイチンのボディブロー的な後から来る笑いを、時にクールに、時に激しく 見守り操るギター&シーケンサー、リトル=コフスキー。県内CMにも起用され、悔しいほどに耳に残るその楽曲の数々は、天才なのか、はたまた悪夢のサブリ ミナルか?? (笑)。2月頭に2ndアルバム『モアイの夜明け』をリリース!

『モアイの夜明け』
33ミュージック
ZLCP-0079
1,800円(税込)
NOW ON SALE
http://ponytailribbons.com

次から次へと様々な音楽やアーティストが生まれてくる島、沖縄。次はどんなヤツらが登場するのだろうか!!!! 楽しみなような、怖いような気も…(笑)。

ライブ&イベント情報

3月の沖縄は音楽が! 映画が! 国際的!

★3/16(金)~18(日) “沖縄国際アジア音楽祭 musix2012”

県内外をはじめアジア各地から多くのアーティストや音楽ファンが集う、沖縄発の都市型音楽イベント!
http://musix-okinawa.com/2012/ja/

★3/24(土)~31(土)“沖縄国際映画祭4th”

上映作品も審査員も募集してみんなで作る映画祭! “Laugh & Peace”をテーマに、お笑いや音楽と共に開催!
http://www.oimf.jp/jp/

沖縄ファイル Vol.10

沖縄大問題を止めて! 復興に全力を注ぐ2012年に!

1/17で阪神大震災から17年、3/11で東日本大震災から1年。沖縄の辺野古の浜で開催してきた音楽フェス“PeaceMusicFesta!”で出 会った「ソウル・フラワー・ユニオン」は、阪神大震災から続けてきた震災基金を引き継いで、東北の被災地に音楽と物資を届け続けている。復興までの長い長い道のり、何十年後までも思いを繋いで、「音楽の力」を信じて、できる事を続けよう。しかし、津波や原発事故まで起こった今回の被災地が「復興」と宣言で きるまでにあと何十年かかるでしょうか? そんな我が国の一大事の最中に「米軍への思いやり予算:年間1800億×5年契約」「泡瀬干潟の埋立事業:1200億円」とか使い捨ててる場合かっ! 増税以前にムダを省け! そればかりか、年末休みの朝4時に県庁にこっそり書類を持ち込んだり、反対する人を裁判にかけてまで、強引に押し付けてくる。同じ国の中で、こんなに苦し んでる人達がいるのに、それでも米軍や工事が優先なの? 被災地を最優先してもらえませんか? 沖縄から愛を叫ぶー!

ミュージシャンだらけの新年会!

以前このコラムでも紹介した、石垣島出身の兄弟イトコ3人組お笑い系? 音楽ユニット「きいやま商店」主催のミュージシャン新年会が、1/17(火)那覇市『Jikuu』で開催された。「次男」Vo./G.マストーがノーズ ウォーターズとして東京にいた頃にもやっていた催しを沖縄本島で新たにスタートさせた形。
誰が来るか分からないけど行ってみた所、いるわいるわ、あの顔こ の顔、ステージも客席もミュージシャンだらけで満席御礼!
8時スタートに遅れて8時半頃に着くと既に「ビール売切」どんだけヌマー(酒飲み)だらけ?
飲み放題&セッションし放題と来たら、みんな虎視眈々と出番を狙いつつ確実に仕上がっていく(笑)。

トップバッターは、与論島出身の元「ザ・コブラツイスターズ」川畑アキラ+石垣出身3人組「ゴモク」の2人+その他(笑)。最南端糸満からダークホース的 登場のラッパー4人組「岬」。
“ハルサー(農家)ミュージシャン”半農半音楽の夫婦デュオ「アイモコ」は嫁モコちゃんのモノマネで爆笑の渦。りんけんバン ドの照屋林賢さんのTV番組にレギュラー出演中の「なゆた」。
与那国島が生んだ民謡界の若き歌姫、「与那覇歩」…などなど続々登場。(あ、もちろん私も歌いました。w)
それぞれに、ディアマンテスPerc.チコ、地獄車やD-51のDr.ヒロト、BEGINのBa.アタルなど、プロとして活躍するように なった仲間達も参加して、本格的なセッションも続き、終了予定時間を大幅に超えてオーラスは、ステージにミュージシャンが20名以上乗っかり、客席ゼロ (笑)「オールミュージシャン」の夜は終わる…かと思いきや、居酒屋に移動して2次会でもギターで歌って朝方までー!

 こんなにパワフルな人達が揃ってても、まだまだ沖縄のごく一部。更にますます元気な先輩方もいっぱいいらっしゃる。そりゃー沖縄は音楽の島と言われるだけある!
「沖縄の音楽界は永遠に不滅です!」(笑)

ライブ情報

UAをはじめ、ママたちが作る、食と音楽の祭典
“ティダノワ祭”
~5年後10年後の子供たちのすこやかな笑顔のために~

日時:3/10(土)・11(日)
場所:名護市21世紀の森公園
出演:UA / Flying Dutchman / キヨサク(from MONGOL800) / アイモコ / 大工哲弘
and more!! http://tidanowa.ti-da.net/

沖縄ファイル Vol.9

ついにやってきましたね、2012年。2011年は本当に悲しくツライ1年でしたが、これ以上最悪な年は無いだろうということを希望にして、「今年こそは!」で始まって「来年こそは!」で終わる1年にしない為にも、しっかり抱負と目標を設定して、頑張りたいと思います! 合コンとか! 婚活とか!?(笑)。……いや、ソロアルバム! イベントとか!! 昨年末は沖縄県のイベント、13万人を動員した“離島フェア”の仕事をして、今年はもっと仕事の幅を拡げていけそうですが、体の幅は広げないように気を付けます。今年もよろしくお願い致します。

地獄車が! 粒さまが!“SIGN OF START vol.1”

「JUNGLE LIFE165号」でも紹介した“SOMETHING FOUR”(※以下「サムフォ」)のG./Vo.CUEが主宰するオリジナルTシャツブランド「Middle」主催イベント“SOS”! サムフォのメンバーがそれぞれ別のバンドをやっていた2000年~2005年をピークに、“最近はライブハウスやCDセールスが元気ないんじゃない?”と思ったCUEが、ファッションと音楽をコラボさせて、あの盛り上がりを再びスタートさせようという思いを込めている。

★まずトップバッターは「メカルジン」。主催のCUEが愛して止まない、東京で12年間活動して来た沖縄出身4人組バンド「EAST WOMAN」のVo.メカルジンとBa.モトミツが沖縄で再結成。そして元「Bleach」のサユリがDr.の3Pバンド。夏に完成した音源も好評!

★2番手:「GUN-FOAD」今回の出演者で最も若手26歳含む3Pバンド。パンクな激しいサウンドの中でも、一緒に歌いたくなるキャッチーなフレーズとのバランスが良く、県内CMソングにも起用されている。

★3番手:2000年前後の沖縄インディシーンを賑わしていたバカバンド「SSD」のVo.ユタカ率いる「トリックスターグーニーズ」。スラップベースにギター、バンジョー、パーカッションという編成で、ユタカが歌ったり踊ったり喋ったり…何しても笑わす(笑)。

★4番手:YouTubeで現在31万アクセスを記録! 「あらびき団」にも出演した謎のダンサー「粒マスタード安次嶺」! 客席から登場。ちょっとたるんだお腹もキュートに、息も上がるほど激しく、かつコミカルに10分ほどのショーを繰り広げた! 本性は、サムフォのCUEと同じく元「NewTowner」の2MCの1人、現在イラストレーターとしても活躍中。

★5番手:続いて沖縄インディーズの中でも先駆けとも言えるシーンを築き上げた「地獄車」。その重厚なサウンドと迫力も健在!! Vo.下條とBa.リョウジンはますます「大物」の貫禄! 今回はギターのマサ一撃のバット折りではなく、下條の正拳突きによるブロック割!(割れたブロックのカケラが風に舞ってた……(笑)。 ※2人は本当に空手家なのですが!(笑)。)

★そして大トリはもちろん、主催のサムフォ。飛び道具が3組続いた後だけに(?)、直球勝負で勢いあるライブに他バンドのファンも最後はみんな一緒に盛り上がった。途中、このイベントのTシャツが当たる抽選会や、帰る時にはキーホルダーのプレゼントもあり、デザイナーとして、バンドとして、新たな「スタートライン」に立った彼らの今後の活躍に期待したい!

沖縄ファイル Vol.8

5月からJUNGLE LIFEコラムを再開して初めての年越し。2011年は本当に、私の人生で最悪の事態が起きました。地震、津波、そして原発事故。奇しくも3/11に始まった関西&九州ツアー、そしてまさか「被災地」「ヒバク地」になるとは思っても無かった5月の北海道&東北&関東ツアー。8/6の広島、9月にはまた北海道と韓国へ呼ばれ、今年は本当にいろんな人達に出会い、考え、学ばせて頂いた1年でもありました。福島原発からの放射能も止まらないのに他の原発再開とか、沖縄でも「辺野古」「高江」の基地問題と「泡瀬干潟」埋立問題という三大問題が、裁判や人権を無視して再燃とか、私達や子供達の命に関わる問題を無視できない今、私達に何ができるか考え続け、何か1歩でも前へ行動しなくては、知らんぷりして子供達に押し付けて死ぬわけにはいかないと強く思っています。全国世界で意思表示するアーティスト達にリスペクトを込めて。「オトナだろ? 勇気を出せよ」(忌野清志郎「空がまた暗くなる」)

あなたと過ごした幸せな夜…満月まつり!

1999/12/23、「普天間移設辺野古促進決議」が出された夜、それに反対する名護市民達を中心に瀬嵩の浜で始まった“満月まつり”。翌年からは辺野古の浜で開催。反戦フォーク歌手の先輩方が中心だったこの祭りに、2005年に呼ばれて歌いに行った時は正直「アウェイ」で、「気にはなってたけど一度も座り込みに来た事が無い、しかも歌うだけで帰ってごめんなさい」と後ろめたい気持ちでいっぱいだった。でも2007年2月“PeaceMusicFesta!辺野古”(※1)の実行委員に参加するにあたり、座り込みの人達に「君たちミュージシャンには僕たちと一緒に座り込む以上にできる事がある。音楽を通じて、辺野古の事を世界中に伝えてほしい」言われた事が私の人生を変えた。「ちゃんと学び、伝え、彼らが守ってきてくれたバトンを受け継ごう」と覚悟が決まった。それで、同年11月の“第9回満月まつり”には実行委員として参加、ガチの「反戦フェス」じゃなく、いろんな人が参加しやすい「音楽フェス」にしたいと提案し、私の友達の「赤犬」(大阪)と「SAKEROCK」(東京)の別ユニット「みにまむす」「ショピン」も出演してくれて、素晴らしい満月の下で、砂浜での祭りが大成功に終わった。そしてそれまで「反基地の祭りには出れない」と地元を分断していた壁を越えて、ついに2009年の第11回には地元の瀬嵩青年会がエイサーで出演してくれた! 更に今年は、「二見以北10区」から「瀬嵩」と「三原」の子供達も踊りで出演してくれた! ようやく「地元の祭り」として定着しつつある今年は、第10回から提案してきた「浜辺でキャンプイン」も天気も晴れて満月の月灯かりの下、40~50名の人達が浜にキャンプして、対岸に辺野古を見晴らす瀬嵩の自然と触れ合い、地元の人達との交流を楽しんだ。2日目には、ラジオ沖縄の沖縄語番組でも人気の若手民謡歌手「比嘉光龍(バイロン)」、第3子の出産のため放射能を避けて沖縄に移住してきたUA、そして大トリを瀬嵩青年会が飾った。ミニシアターでは、福島から沖縄に避難してきた男の子のドキュメンタリー「10年後の空へ」試写会もあり、福島の子供達を放射能から守るプロジェクトへのカンパもたくさん集まった。
音楽にできる事、人の心を繋ぐ事、まだまだ私達にやれる事、やるべき事、いっぱいある。どんどん繋がって行きましょう。力と心を合わせましょう。

(※1ソウル・フラワー・ユニオンの伊丹英子と沖縄の知花竜海 が中心となって開催している音楽フェス)

▲左から青柳拓次、UA、そしてUA長男はデビュー戦!

▲今年も大トリを飾ってくれた瀬嵩青年会

沖縄ファイル Vol.7

もうこの号が出る頃にはもはや知らない人はいないのではないかと思いますが、原稿が遅くなったお陰でというと変だけど、この号に書く事にしました。10/13(木)12時17分、FUNKISTのフルート、陽子ちゃんが永眠しました(享年35歳)。今は未だ実感もなく、信じたくもなく、でも友達に連絡をして悲しみを共有する度にじわじわと悲しみが襲ってきています。2005年6月の「ClapHands!!」代々木公園以来、東京に行けばFUNKIST荘にお世話になり、スタッフびーびーの家で陽子ちゃん&宮ちん夫妻とセッションを重ね、たこ焼きやモズクパーティを、沖縄では私の狭いアパートで私のユニット 「すべりだい」1stの汗だく宅録に参加。2009/5/9には青山の国連大学でのトークライブにもサポート出演、清志郎の葬儀“青山ロックンロール ショー”にも一緒に行った。思い出すほどに涙が出そうだけど、私達が泣いてばかりいても陽子ちゃんが喜ばないだろう。Vo.西郷からのメッセージのように、私達の心の中の陽子ちゃんはいつも笑っている。私達も大事に生きよう。大事に歌おう。これからは一番近い所、「心の中」にいるのだから。

★ 世界中から5000人が帰ってきた!★ 10/12~16 “世界のウチナーンチュ大会”

5年に1度、世界中に移民したウチナーンチュ(沖縄人)達が一堂に会するお祭り“世界のウチナーンチュ大会”。世界に点在する県人会も現在は2世、3世、4世が主流となり、沖縄に一度も来た事がない若者達も増えたが、古い民謡や芸能を大切に伝えている所もあり「まだ見ぬ故郷」と慕う人も多い。(今年の参加者最高齢は2世の96歳!)沖縄では良くも悪くも「進化」してしまった音楽が、海外の県人会によって、当時のままに口承で残されているという例もあるとか。
私は実は1996年から空手を習っており、過去に指導員&通訳として海外に行ったこともあるのだ。この数年は音楽関連で忙しかったので遠のいていたが、今回こそはと、武道館での“空手・古武道交流会”に女性空手家の部と有段者演武で出演。海外に行った時、恥ずかしいほどに海外の人達の方がよく勉強していた。学ばされる事が多いのも外部との交流の醍醐味だ。
この週末は、あいにくのお天気で、野外グランドは泥でぐちゃぐちゃ、“世界エイサー大会”土曜日は中止。しかし2日目の日曜日はどうにか晴れて、様々な国々から、沖縄の各地域から、個性溢れる創作エイサーも披露された。

昨年建てられたセルラースタジアムでのコンサートは2日とも盛り上がった。土曜のメインステージは“OKINAWA LATIN FESTA”と称して、ラテン音楽と踊りの祭典が行われた。日常でなかなか見る事のないサルサやサンバダンサー達のセクシーな衣装と踊りに、男性のみならず老若男女が釘付けになった。今年20周年を迎えた「ディアマンテス」の名曲メドレーでみんな一緒に歌い、この日の司会も務めた元メンバーのPatiもダ ンスで参加して華やげた。トリは「KACHIMBA DX」が「Orquesta de La Luz」のVo.NORA&Tb.前田大輔を迎え、お互いがお互いの曲を好きで聴き込んでいる事が分かる、愛の溢れるステージだった。そして最後はダンサーたちもドラム隊も加わって、みんなチャンプルーになってカチャーシー! いろんな国の人が入り交じって感動のエンディング! 途中から再びパラついた雨も心地よいほど、みんなが1つになった素晴らしい夜だった!
最終日は晴れたお陰で更に多くの人が詰めかけた。サブステージに「きいやま商店」も登場、そしてメインステージにも多種多様な出演者たちと参加者たちに彩られ、熱気もクライマックスで閉会式を迎えた。イベント後の報道では、今回は過去最高のべ50万人近い参加者数だったとか。ぜひまた5年後も、笑顔で会いましょう!!

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今回の“世界のウチナーンチュ大会”でも素晴らしいライブで世界からの観客を魅了したKACHIMBA DX。

1998年に結成以来、キューバンサルサから出発したカチンバの音楽は、オリジナル曲を中心に沖縄民謡をサルサに大胆にアレンジするなど、オキナワンサルサという独自の世界を開拓し常に進化し続けている。
海外公演でも評価が高く、2007年にはキューバで開催された“沖縄移民100周年式典”にも参加。
現在は、キューバ音楽の基本的スタイル「ソン」の形で4人での活動も加え、メンバーが営むラテン音楽と料理が楽しめるお店「ミルベッソ」(宜野湾市)でのダンスレッスンや各種イベントも好評。

KACHIMBA DX
『i Busca la Felicidad!』

TIDA-0004
2,500円(税込)
NOW ON SALE
http://www.kachimba1551.com

沖縄ファイル Vol.6

行って来ました! 北海道のキャンプインフェス“old camp 2011”! 電波も入らない森の中で、前日まで大雨でどうなることかと思いきや、予想以上に居心地の良い空間と素晴らしい出演者達との再会&出会い! いつか“朝霧JAM”みたいに、出演者が決まらない内にチケット完売するようなフェスに成長したら良いなと夢見てしまう素敵なフェスでした☆ このJL北海道コラムでも頻出する?「3110音頭」チャンにも出会ったし! そして9月末は韓国へ! という矢先の台風15号で、行けるか分からないまま原稿を書きつつ、連休のイベントをレポするつもりだったがポシャった!(泣)。つーことで! 今回は、PJ(PapaJungle)が新PJ(ProJect)の為に来沖したもようを写真レポ。

★PJ沖縄珍道中!★~沖縄の音楽シーンを支える人達にPJが出会ったぁ…(森本レオ風)~

【その1:ライブハウス】

私も10代の頃からお世話になってて、MONGOL800、マキシマム ザ ホルモンも、県内外で活躍するバンドはほとんどみんなここを通った! 宜野湾にあるライブハウス「HumanStage」。PAから打ち上げの料理までこなす、みんな大好き山田さんとPJ!

【その2:卸業者さん】

沖縄のCDの卸業者と言えば老舗の「沖縄レコード商事」。若くして敏腕の屋宜さん(写真中)は、インディーズのCDが持ち込まれる際に、以後のプロモーション活動や次回CD制作のアドバイスまでしてくれる親切さ! 時には辛口で評価してくれる卸さんって、他にいるのだろうか??(笑)。

【その3:CDショップも…】

前号で、我が「ClapHands!!」が関わったコンピを4枚紹介したが、もちろん卸業者だけでなく、沖縄県内のCD店の皆さんも一緒になって、沖縄インディーズのCD達を強力にバックアップして全国へ広めてくれた。今回は高良レコードにも挨拶に行ったが福山雅治ファンが列をなして企画コーナーの写真を撮っていた事に気を取られ、写真を撮り忘れた…(泣)。

【余談:貧乏ミュージシャン御用達の店?(笑)】

PJ@「キングタコス」宜野湾長田店。他にも、山盛り肉そば(650円)で有名な「波布食堂」@那覇港、そして私が450gジャンボステーキをたいらげた「エメラルド」@沖縄市と、食い倒れツアーにお連れ致しました(笑)。

11月オススメライブ情報

今年は“PeaceMusicFesta!”が開催されない事を寂しく思っている皆さん!! 今年は“満月まつり”に、新たに「沖縄県民」となったミュージシャン達も出演! なんだか豪華な顔ぶれになって来ました! 地元の人達や自然と触れ合って欲しいために今年もキャンプイン(お泊まりOKよ☆ の意味)で2days! カヤック教室や「ジュゴンの見える丘」トレッキングもあり! 乞うご期待!

第13回 “満月まつり”
日程:2011/11/12(土)~13(日)
会場:わんさか大浦パーク&瀬嵩の浜(名護市東海岸)
問い合わせ:ジュゴンの里(090-8912-9295/ナカソネ)

出演者:UA / 三宅洋平 / 知花竜海 / 比嘉光龍(バイロン) / 瀬嵩青年会エイサー / ヒガシーズ / すべりだい / 星空上映会 / and more!!

出演者:UA / 三宅洋平 / 知花竜海 / 比嘉光龍(バイロン) / 瀬嵩青年会エイサー / ヒガシーズ / すべりだい / 星空上映会 / and more!!

今年15周年を迎えたタワーレコード那覇店からも新たなコンピ発表!
『THIS IS OKINAWA STYLE~オキナワ・インディーズ・コンピレーション』
旧曲も新曲も名曲もこれからも脈々と! 皆様、今後ともよろしくお願い致します!!

『THIS IS OKINAWA STYLE
~オキナワ・インディーズ・コンピレーション
Compiled by TOWER RECORDS NAHA~』

参加アーティスト:Tetsushi Hiroyama(ORIONBEATS) / 385 / All Japan Goith / SKANK69 / ROACH / FAKE KINGZ / ostooandell / Majestics / バーボンズ / ZUKAN / ポニーテールリボンズ / クロネコリズム / 耳切坊主 / 2side1BRAIN / Shaolong To The Sky