音楽メディア・フリーマガジン

ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.17

「けっこう頑張ってるねんけどなあ」

編集長の優しさに甘えてサボりまくっていたワタナベフラワー、クマガイタツロウです。
季節はあっという間に流れて、うちの息子も4歳になりました。
相変わらず息子とはなかなか一緒に過ごせない日々が続いておりますが、それだけお仕事があるという事でみなさまには感謝しております。

しかし今年は「休みをとる!」「海外に行く!」を目標に頑張っておりまして、2月にはオーストラリア、3月にはベトナムに行って参りました。(軽い自慢です。)
しかし海外に行って分かる日本のよさ。いや〜、やっぱ日本がええね。
って事で先日のお休みには地元神戸市灘区で遊ぼう!と息子と二人で久しぶりに地元の山、摩耶山に行ってきました。
と言っても今回は登山ではなく「まやビューライン」(ケーブルカー&ロープウェイ)というのを使って登ります。
(実はぼくのバンド、ワタナベフラワーがこのまやビューラインの歌を歌ってたりします。軽い自慢です。)

この日は山に霧がかかっていたのですが、真っ白な霧の中につっこむロープウェイがまた凄くて、自分が精神と時の部屋にいる感覚に陥ります。
息子も「すっげ!すっげ!」と興奮しておりました。
そんなこんなで摩耶山掬星台に到着。
ここは日本の三大夜景に入るほど、素敵な景色で「神戸1000万ドルの夜景」としても有名です。
(ちなみにこの日は霧のせいで0ドルでした。)
ロープウェイの到着駅である「星の駅」にはmonte702というお店があり、山で遊ぶグッズ、凧とか、ハンモックなどの貸し出しや、併設のカフェにはマジで美味しいたくさんの飲食メニューが並んでいます。

ぼくの目的のひとつでもある、ここの「オムハヤシ」。ほんまにめちゃくちゃ美味いんす。
息子は焼きそば。
普段はどろソースなのですが、息子のためにと優しい味のソースで作ってくださいました。
そういう気遣いも最高。

美味しいお昼ごはんをいただいた僕と息子は、テーブルの下にオセロを発見。
最近ルールを覚えた息子は「オセロやろオセロやろ!」とせがみます。
なんですけどね、ぼく、オセロむっちゃ強いんです。

「ええけど、ぼくめっちゃ強いで。」
「はるたもつよいし。めっちゃつよいし。」
「分かった。ほんなら負けても泣くなよ。」

という事でスタートした第一回摩耶山オセロ大会。
チャンピオン クマガイタツロウ
挑戦者 くまがいはるた

もちろん、少しは手加減しましたよ。
ここに置いたらこれ後でひっくり返るで〜。
とか言いながら。

しかし結果はコレ。
osero

完全たる勝利。
しかしうちの息子はこういうので泣かない。
なぜか爆笑。
こいつほんま打たれ強いな〜。
ぼく譲りやな〜。
とか思っていたら爆笑していた息子が一言。

「おとうさん、こんなんしてていいん? しごとせんでいいん?」

ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

(5分28秒。ドクターストップによりTKO負け)

 

 

kumaクマガイタツロウ

ワタナベフラワーのボーカル。
2012年のNHKみんなのうたで放送されたワタナベフラワー「てんとうむし」がなんと2016年4月、5月にも放送決定!
さらには同曲がNHKみんなのうた55周年ベストアルバムにも収録決定など波にのるバンド活動の一方、父親としては今大会の傷がまだ癒えず現在も療養中。

 

 

ワタナベフラワーオフィシャルサイト
http://www.watanabeflower.com/

ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.16

「誰がおっさんやねん」

うちの息子もあっという間に4歳になりました。
息子の誕生日当日はというと、最前線で頑張っているおっさんミュージシャンが飲んだくれながらライブするという、おっさんのおっさんによるおっさんとみんなのためのイベント「おっさん最前線」をしていました。
つまり飲んだくれていました。
そんなダメ親父(いえ、これも仕事です)のイクメン日記、たくさんの感想が寄せられていますので、今年を振り返る意味でも少しご紹介させていただきます。

 

PN:りくさく さん
こんばんは!11歳の息子と4歳の娘の子育て中なので、クマちゃんのイクメン日記の更新をいつも楽しみにしています!クマちゃんは色々と時間も不規則な中での育児参加だと思いますが、コラムを読むたびにいつも思うのが3歳でもクマちゃんの中では大人扱いになるんだなぁとなかなか厳しいしつけをしてるんだなぁと勉強になったり、ならなかったり(笑)しています。
私は自分自身、小さいときから両親は共働きで、母親の帰宅時間も夜八時ごろだったので、六歳上の姉が私と兄(四歳上)のためにインスタントラーメン作ってくれたり、卵焼いてくれたりしたのをすごく覚えています。両親は共働きで相手にしてもらえる時間さえないのを子供心に感じていたので、兄弟3人で、駄菓子屋さんでお菓子を買ってきてお店やさんごっことかよくしてました!
自分が親の立場になって、今子育て中ですが私自身も共働きで生活をしているので、夏休みとか上の子は1人で留守番させたり、下の子も甘えたい年頃だろうけど保育園に行ってもらったり、我慢させる事が多い分、自分が休みの時は子供のしたいことを優先的に聞くようにしています。しつけに関しては下も下。。挨拶を促す程度なのでゆっくりゆっくり教えていこうとおもいます。上の子はもう6年生なので、挨拶ぐらいはできるようになってますが。。声は小さいです(笑)
クマちゃんも忙しくなかなか息子クンとふれあう時間も少ないかと思いますが、息子クンがパパ大好きー!って思ってくれてますように。。(笑)
子育て色々ありますが、楽しみながら頑張りましょうねー!!またコラムの更新楽しみにしています!

→人によってしつけの方法は違ってていいですよね。
正解とか不正解がないものなので、その子にあった教育の仕方を「考える」ことが大切だと思います。
ちなみにぼく、今は「パパ」ではなく「ゴリラちゃん」と呼ばれています。
多分ある意味正解、ある意味不正解です。

 

PN:ジュリア さん
「一番古い記憶の出来事」
クマガイさんのイクメン日記、いつも楽しく読ませていただいています。
楽しくも、厳しく、しっかり息子さんに向き合って
人として大切なことを教えておられるのだなぁと思いました。
娘はもう成人しましたが、子育ては、楽しいこともあるけど
難しくて大変だなぁと思うことが多かったです。
「一番古い記憶の出来事」は私が2歳半頃です(母のお腹に弟がいたので)
その夏、大きな台風が町を襲いました。
昔、木造の小さな家に住んでいたので、
台風が接近すると、近くの小学校に避難していたようです。
しかし、その時は避難する時点で
雨風がすでに強くなっていたようでした。
頭から座布団をかぶせられ、父に抱っこされて
小学校へ向かう途中のこと、
後ろから来ていた母の姿が見えなくなり
不安になった私は大泣きしながら
母を呼んでいました。
あまりの強風に前に進むことが出来ず、
母は近くの木にしがみついていたそうです。
結果、無事に母も避難所に来ることができましたが、
ものすごい風雨の中、頭に座布団をかぶせられて
真っ暗になった隙間から、かろうじて見えていた母を
見失った時の怖かったことは
今も忘れられない記憶です。
いい話ではなくてすみません。
一番古いのはこの恐怖の体験でした。
PS:クマちゃん、いつも応援しています!

→お母さんの安心感てなんなんでしょうね。
決して男親では出せない何かがあると思っています。
ちなみにぼくは今でもマザコンです。

 

PN:ことむ さん
私の一番古い記憶は、おそらく4歳頃に家族で外食した時のことです。親に連れられて大きな中華風の飲食店に行ったのですが、今まで見たことが無い雰囲気の内装が妙に怖くて、ずっとおじいちゃんにしがみついていました(おじいちゃん子だったので)。その帰りに、おじいちゃんに買ってもらった大切なカバンを忘れたことに気付き、大泣きしながら店に取りに戻ったのを覚えています。
あとから親に聞いた話だと、中華風のお店は近所の王将だったという事がわかりました(笑)。子どもの目から見ると、ごく普通のお店でも別世界に見えるんですね〜
これからもイクメン日記楽しみにしています!

→子供の背丈の目線で見える世界は本当に別世界ですよね。
こないだトイザラスに行って感心したのですが、子供の目線にあるものは値段が高い商品、安い商品は大人の目線に置いてありました。
つまり子どもが自分で発見して欲しがるものは、例えば同じラジコンでも比較的値段が高い商品となるわけです。
そんなカラクリを見破っても結局子どもが欲しいものを買ってしまうのはどこの親も一緒でしょうか。

 

というわけで、ゆるりとマイペースで続けさせていただいてるイクメン日記、また取り上げて欲しい題材などあればみなさんからのお便りお待ちしております。
みなさん今年のクリスマス、そして来年のお正月も、商魂たくましいトイザラスにまんまとやられてしまいましょう。
kumaクマガイタツロウ
神戸のワクワクロックンロールバンド、ワタナベフラワーのボーカル。息子のおもちゃを買いに行って自分のおもちゃを買ってしまう36歳。「おい!最近のおもちゃ凄いで!」って言ってしまうあたりに年を感じる。

 

 

 

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ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.15

今朝、息子を保育園に送ってきました。
なんや自分の思い通りにいかない事がありグズグズ言うてたので「世の中自分の思い通りいかへんことなんかなんぼでもあるぞ」と朝から社会の厳しさを教えてこてんぱんにしといたんですが、機嫌をそこねたのか保育園に着いても先生にちゃんと挨拶しないんです。

「大きい声で挨拶せんかい!」
ってぼくが言ったら先生が
「後ででいいですよ。」
と言いました。

ぼくは先生に
「ダメです。」
と言いました。
おそらく優しさでそう言ってくれたんやろうと思うけどダメ。

後とかないからね。
そんなん言ってて、もう会えなくなった人いっぱいおるからね。
ありがとうや、ごめんなさいを言いそびれて会えなくなった人いっぱいおるからね。
これは決しておおげさな話じゃない。

息子が小さい声で挨拶したあとぼくに「もう一回大きい声で言え。」
って言われると
「もう言った。」
という言い訳をします。
「おはようございます。」
と背筋をのばして深々頭を下げなければいけない関係性もあるでしょう。
「ういっすー!」
だけでいい関係性もあるでしょう。
しかしそれら全ては言った言わないじゃなくてな。
伝わったかどうかやろ。

「今、この瞬間、伝えたい事はちゃんと伝わるように、伝えろ。大きい声で挨拶しろ。」

3歳の息子に言っておきました。
バイバイした後珍しく、泣きながら抱きついてきました。

伝わったのかなー?

214_wataクマガイタツロウ
神戸のワクワクロックンロールバンド、ワタナベフラワーのボーカル。ABC朝日放送「おはよう朝日です」でたまに朝の挨拶をテレビからお送りしている。

 

 

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これくらいの年齢の出来事は、大人になっても覚えている?
というわけで、「いちばん古い記憶の出来事」について
みなさんの思い出を教えてください!


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ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.14


「成長著しすぎ」

息子(3歳)にもあきらかに性格が出てきました。
ぼくの見たところによると、
「こだわり屋の飽き性で、かわいいが女の子が大好き。」

例えば遊び方。
部屋一面に色紙を一心不乱にただ並べるという前衛的な遊びをよくしているのですが、
(ちなみにこの遊びのタイトルは「お弁当」とのこと。)
それにも順序や色の配置にこだわりがあるらしく、何人たりとも彼の作業を妨げることはかないません。
そしてそれを3日ぐらい毎日やり続け、パタっとおやめになられました。

自分のやり方でとことんやり、飽きたら急にぷいっとなる。
そんな男なのですがなにやら通っている保育園に、さきちゃんというガールフレンドがいるとの事。
こないだお迎えに行ったらそのさきちゃんにチュウされているところを目撃しました。すげえ。
(さきちゃん、そいつ飽き性やで。気をつけろよ。)
成長著しい。

だがしかし、いうても3歳。ガールフレンドがいても3歳。
朝からやれプラレールだの、やれドラえもんのDVDだのやってるワケでして、
それをぼくは布団から動かずに半目で見たり見なかったりしながら
うつらうつらしてたんですね。かわいいやっちゃで。言うてもまだ3歳やなーとか思いながら。
しばらくしたら息子はお得意の飽き性発動。
突然ぷいっとして、こっちにトコトコやって言ったんです。

「なにやってんだよ 親父〜。いいかげん起きろよな〜。」

どこでそんな言葉覚えてん!
成長著しーーーーーーーーー!

 

210kumagaiクマガイタツロウ
神戸のワクワクロックンロールバンド「ワタナベフラワー」のボーカル。
2015年8月22日(土)に初の主催で「神戸ストラットin摩耶山掬星台」と野外フェスをしようと、死にそうになっている。
しかし死の淵から蘇ったときに、さらなるパワーアップをしているハズだ。

 

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ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.13

 

「何があったんや!」

昨年末あたりからうちの息子(3歳)も人並みに「プラレール」にハマりはじめました。
どうやら保育園にあったもので遊んだのがきっかけのようでして、
しつこくサンタさんの代理人である私に要求。
見事クリスマスに「北陸新幹線 かがやき セット」をゲット。
そして今度はどこで手に入れたのか「プラレール博」のチラシをぼくに見せては
「これいきたいよな?」
と、なぜかパー券をさばく先輩のごとくからんできたのです。

紅白歌合戦への出場をコブクロと共に逃したワタナベフラワーは、
大晦日も正月も、ひま。
というわけで行ってきましたよプラレール博。
初めて行ったのですが、凄いですね。
幾重にも重なった『プラレールタワー』や、
大きな箱に入ったプラレールをいくつかの「のぞき穴」からしか見ることができない、
まるで大人の遊戯「のぞき部屋」を連想させる『プラレール箱』
イベントスケールの大きさもさることながら、同じプラレールでも見せ方ひとつでこんなにおもしろいのかと感心しました。

そんな中、こういうファミリー系イベントのマストアトラクション。
やっぱりいました。
「泣く子供」
迷子、転倒、ワガママ、などなど、、、理由は様々ですが、
泣いてる子供はやっぱりかわいそうやん。
胸がキュッとしてしまいます。

出口近くで、お母さんに抱きつきながら号泣し叫ぶ子供がまた一人。
ああ、最後でおじさんまたせつなくなっちゃうよ。
どうした少年よ。なるべくなら笑顔で帰ってほしいなあ。
しかしその嗚咽具合は今日のプラレール博で一番でした。

「ラピートォォォォォォォ!!!」(南海電車)

ごめん少年。
わろてもうたわ。
一体何があったんや。

追伸
翌日うちの息子に「今日はもうプラレールで遊ばへんのか?」
って聞いたら
「う〜ん。でもお金ないしな〜。」
って言われました。
一体何があったんや、、、。

 

wata13クマガイタツロウ
著書「おまえ誰やねん!からでもモッていける ライブMCの教科書」
の初動がCDよりいいので困惑しているワタナベフラワーのボーカル。

ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.12


「感謝!」

あっと言う間にもう年末。
シワース!
という挨拶を流行らそうと今年も頑張っていますクマガイタツロウです。
(足掛け7年)

うちの息子も3歳。すくすくと育っておりまして、
お手伝いなんぞもできるようになってまいりました。

自分の食べたあとのお皿をお台所まで持っていくのは当たり前。
ぼくが寝転がって「あー  体こってんなー。」などと言おうものなら、
背中に飛び乗り、マッサージまでしてくれます。

しかしまだまだ3歳。
次第に一人で立ってハシャギだし、チョケすぎてはぼくの背中からズルっとすべって、頭をコタツの角でゴツン。です。
さあ泣くぞやれ泣くぞと見守っていたらば一言

「あ〜、仕事ナメとったわ〜。」

って、
えーーーーーー!!!

されど3歳。
恐るべし。やな。

いやあ、ぼくの居ぬ間にどんどんおもろく育ってんなー。
凄いなあ。嬉しいなあ。
それもこれもやっぱり、ママのおかげなのです。
うちはまだまだ共働き。奥様は週5でバリバリ働いております。
働きながら、育児はもちろん、炊事、洗濯、お掃除、
ひいてはベロベロで夜中に帰ってきてはうーうー言うてるぼくへの教育的指導まで、
本当によくやってくれています。
そして、奥様と共に息子を育ててくれているおとうさんおかあさん、保育所の西村先生や、ぼくの好きな小田中先生、他にもたくさん。
みなさんの協力なくしてはやってこれなかったでしょう。

今年、ぼくはイクメンでいれたでしょうか。
いいパパとは言えないかもしれないけど、
ぼくはっけこうおもろい毎日を過ごしているパパです。
君が生まれて3年、君が生まれたおかげでぼくはより自由になれました。
それは本当に、君と、みんなのおかげなのです。

うちの息子にただひとつ、強力に教え込んでいるもの、
それは「ありがとう」と「ごめんなさい」
これさえちゃんと言えれば、どんなアホでも人生をやれるのだとぼくは信じています。
今年最後のイクメン日記は、ママへの感謝で締めさせていただきたいと思います。
なちちゃん本当にいつもありがとう!
来年もよろしくお願いします!

 

205_kuma_rensaiクマガイタツロウ
ワクワクロックンロールバンド、ワタナベフラワーのボーカル。
14年のバンド人生を経て、2014年12月ついに本を出版!!
そのタイトルは
「おまえ誰やねん!からでもモッていける ライブMCの教科書」
です!
って歌ちゃうんかい!
でも、ありがとうございます!

 

ワタナベフラワーオフィシャルサイト
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ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.11

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『嘘ちゃう。』

息子が10月で3歳になります。
喋る言葉は増えに増え、会話に個人の意志も見えてきたのですが、
最近ではついに、嘘をついたり、言い訳したりもできるようになりました。
社会人なら完全に失格ですが、
今はこの嘘や言い訳がかわいくてしかたありません。

僕「これ散らかってるの片付けや。」
子「さっきやった。」

僕「今日は何食べたん?」
子「知らない。」

僕「おいしい?」
(おかわりした直後)
子「おいしくない。」

うそやん!!!!

先日息子が派手にこけて、うおうお泣いていたのですが、
うちはこけて泣いていても手をかさないというスパルタ家族でして、
(立てるまで応援はする)
その日も、頑張れー!とか言って息子が立ち上がるのを待っていました。
足を血だらけにしながら立ち上がった息子。

「おーおー、大丈夫か?痛いんか?」
と聞いたら、息子が泣きながら一言。

「わたしの足を、、、見てください!」

なるほど!
これは嘘ではないな!

 

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最初で最後の2ndフルアルバム「具体的な応援」を
2014年10月8日にリリースするワクワクロックンロールバンド
「ワタナベフラワー」のボーカル、クマガイタツロウ。
新世界編に入るまでの弱いウソップが好きな35歳の弱い父親。

ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.10

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「もう一回。」

新曲「一生懸命はやめられない」のマキシシングルがなんと一ヶ月で完売!
(再販予定はありません)
それを記念してMVをYouTubeにアップ、さらにはみんなの「一生懸命な写真」をTwitterで募集してショートムービーを作る企画もはじました、クマガイタツロウです。おひさしぶりです。

息子も2歳半。
一生懸命子育てに励んでいますが(主に嫁が。)
成長の速度に日々驚いています。
だんだんと大人びた発言や、行動もでてきました。

家にいっしょに帰ってきて、ぼくがドアをあけると
「どうぞどうぞ。」
と言いながら先に通してくれたり、

対話中の疑問文が
「なんすかそれ?」
だったり。

もう大人やん!
って思うこともしばしば。

しかしまだまだ2歳半。
子どもです。

その最もたるものが
「同じ事で何度も笑う。」
です。

大人なら「もうええわ」と思うぐらいしつこく同じ事で何度も何度も笑い、
「もう一回」
とリターンズをせまってくるのです。

「オロローン!」
「もう一回。」

「オロロローン!」
「もう一回。」

「オロロロローーン!!」
「もう一回。」
「いや、もうええやろ!そもそもコレそないにおもろないし!」
といった具合です。

そんな中、先日ぼくがお風呂に入ろうと思った時の出来事です。

脱衣所で衣服を脱ぎ、さあいざ入ろうと思った瞬間。
息子が脱衣所に乱入。
にこにこしながら突然
「おちんちんちゃん!」
と意味不明の発言。
同時にぼくのおちんちんちゃんをバシーーーン!

うっ。とも、WOW。ともつかぬうめき声をあげるぼく。
死ぬ。
それに爆笑の息子。

「もう一回。」

イヤやわ!!!

watafla_proクマガイタツロウ

新曲「一生懸命はやめられない」のMVがじわじわ話題になってきているワタナベフラワーのボーカル。
一回観た人もぜひ、もう一回観てください。

ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.9

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 「甘えたちゃん」

ワタナベフラワーの「一生懸命はやめられない」という新曲が森脇健児さんの新番組「森脇伝説」のテーマソングになって嬉しい、クマガイタツロウです。
こんにちは。

息子もどんどん大きくなり、いわゆる「イヤイヤ期」に突入しています。

ごはん食べる?
イヤ!

お風呂入る?
イヤ!

パパ好き?
イヤ!

おいコラ。です。

イヤイヤ言うのをおさえつけるのも難しく、
かと言ってそれを全て聞きいれるのは違う。
どうしたらいいものかと思っているのですが、
ぼくの教育方針として「子供であろうと1人の人間として見る」
というのがあります。

例えば、子供が電車でうるさくしたとします。
それを「飴あげるから静かにしなさい。」
というのをぼくはしません。
「電車はみんなが乗っている所だから、静かにしましょう。」
と話します。

みんなで食事に行った時に、子供が自分で食べたいと言ったきゅうりを、
途中で飽きて食べないと泣き出したとします。
「じゃあこっちのゼリー食べ。」
とは言いません。
「自分で食べたいと言ったものやろ。残さず食べんかい。」
と言います。

ぼくは、厳しいと言われます。

「小さい時くらい甘えさせてあげてたら?」
と誰かに言われた事もあります。

でも小さい時っていくつまで?
5歳?3歳?2歳と4ヶ月?
そこにくぎりはないでしょう。
線をひく事はできないでしょう。
「はい!3歳と245日になりましたので、今日からは甘えなしになりまーす!」
とはできないですよね?

あかん事は2歳でも35歳でも、あかん。

「甘える時期」が必要なのではなく、
「甘える時間」が必要なのです。
それは子供も大人も一緒です。

という事で、みなさん甘えさせてください。
チヤホヤしてください。
っていうのを言いたかったんだー。
(ワタナベフラワーファンクラブ会員募集中!)

 

198_ikumenワタナベフラワー クマガイタツロウ

5月14日より、NEWシングル「一生懸命はやめられない」
がワタナベフラワーライブ会場、ワタナベフラワーHP通信販売、
タワーレコード神戸店 にて発売。嬉しい。
ファンクラブ会員も大募集中。
GLAYのテルと名乗る方のようにチヤホヤされるのが夢。

 

 

 


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ワタナベフラワー クマガイタツロウのイクメン日記 Vol.8

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「花より団子」

2月終わりですが、お昼間はコートを脱いで手に持って歩いています。
ああ、春がもうそこまでやってきているなと感じますね。
(めちゃ暑がりのぼく個人の感想です。まだ寒いやんけとかそういうのは受け付けてません。)

ファンの方にいただいた「ロペ」
(僕のやらせてもうてる朝のTV番組「おはよう朝日です」の裏で放送中。)
のDVDのおかげで、うちの息子、晴太(2歳)もずいぶんと流暢に話せるようになってきました。

「これ片付けときや。」
「え〜、まじかよ〜。」

「ごはんちゃんと残さず食べや。」
「え〜、まじかよ〜。」

最悪です。

そんな晴太ですが、ついに電話での応対もできるように!

「もしもし晴太?」
「うん。」

「今日何してたん?」
「ぶろっく」

「楽しかった?」
「楽しかった。」

「今から何するん?」
「ごはんたべる。」

「何食べるん?」
「ばいばいー。」

えーーーーー!
マジかよーーーーー!!!

 

196_kumagai_8ワタナベフラワー クマガイタツロウ

ヤング開発CMソング「運ぶday」を含む5曲入りミニアルバム「YOUNG!」
発売記念のワンマンライブが各所売り切れまくりで超嬉しい。
「僕らがめっちゃ売れてから声かけてもらっても無視しますよ!応援してくれるなら今してください!」
などと調子にのった発言を繰り返す34歳。夢は天狗。

 

 


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