音楽メディア・フリーマガジン

カルティヴェート大作戦 第53回

本棚のモヨコアー写札幌から全国へ! 本棚のモヨコの2ndミニアルバム『安心のテーマ』(11/13)が好評です! この男女5人組が奏でる個性ある世界観はとても親しみやすくポップ! で、ありながら、シニカルであったりシュールであったりもして、心をくすぐられ、踊らされる。“ふわふわ系”と称されているようですが、温かみあるメロディーやボーカル、5人のキャラクターから、それはズバリと伝わるのですが、ライブではロックバンドとしての力強い表情も見せてくれ、“ふわふわ系”だけでは収まらないバンドであるのを実感、体感させられる頼もしさもある。まさに成長著しい注目バンドだ!

最新作である2ndミニアルバム『安心のテーマ』をセルフ・ライナーノーツという形でVo./Gt.の森脩平に紹介してもらいます! 本棚のモヨコを聴けば“とりあえず一安心”ですよ!

 

Vo./Gt.森脩平 セルフライナーノーツ

ふわふわ系と言われつつどんどんとひねくれて来た、20〜25歳の男女5人組バンド本棚のモヨコです。
2010年結成、北海道札幌を拠点に活動中。
ついにと言うか早くもと言うか、4月の1stミニアルバムに続き11月に2ndミニアルバムが発売になりました。

新しい曲も古い曲も詰め込んで、全6曲。
全体的なあたたかいイメージから『安心のテーマ』と名付けました。
曲について説明するのは苦手だけど、この場を借りてちょこっとだけ紹介します。少しでも伝わってくれると嬉しいです。

☆まくらうた
1曲目ということでまくらうた。今回のCDはメンバー皆たくさん歌ってます。なななな〜とみんなで歌いましょう。

☆夢子とアンダーグラウンド
昨年TOWER RECORDS 札幌ピヴォ店の300枚限定シングルで出した曲を再録。色々と進化しました。
ゆちよちゃんがグラウンドグラウンドと歌う、ライブで定番の曲です。作ったとき最後のギターフレーズ良すぎて笑いが止まらなくなった。良いものは笑える! 良いことです。
あの頃売っちゃったマンガやCDを最近取り返しています。

☆珈琲音楽恋愛論
4年くらい前に作ったお洒落ソング。サウンドもお洒落を目指しました。喫茶店サウンド(出来たかな…)。
僕とゆちよのデュエットのような構成です。いい歌詞だな〜。今じゃこの歌詞書けないな。
レコーディングのとき珈琲を10杯くらい飲んで頭がおかしくなりました。

☆クズの魔法使い
才が無くとも運が無くとも、頑張れクズの魔法使い! というテンション高めの曲。音楽は魔法だからね。
ダメな奴が何かを決心する瞬間、偽物が本物になる瞬間、泣ける…。
ライブでも聞いて欲しい曲です。オーケストラで演奏したい。
後半はみんな自由にやれ! ということでこんな感じになりました。最後のかっこいいコーラスは今野くんです。

☆安心
3分以内のPOPソングを作りたかった。悩んだらここに帰っておいでって場所が欲しい、という歌。
みんな安心が好きだから。だからこそ頼らんぞって気持ち。
僕らはぐるぐる回ってるんだわ。

☆ワンダフルワールド
90 年代アニメ主題歌のような。セル画感を出したかった。
たくさんの楽器を使いました。みどりちゃんが大活躍しましたね。えらい! ついに彼女も20歳になりました。見た目は中学生だけど。
遠くから近くから関わりたい、感じ。そっちとこっちどっちがワンダフルワールド? いいから飛び出せさぁ行こう!
本棚のモヨコ初期の曲です。
僕はねぇ、まだまだ聞かせたい曲がたくさんあるんだよ!!
今の所はこんな感じ。これからも期待せよ。ありがと。

本棚のモヨコ
森脩平

 

『本棚のモヨコTOUR2014 とっても! 安心ツアー』
2月21日(金) 下北沢 GARDEN
2月23日(日) 仙台 enn2nd
3月01日(土) 心斎橋 Pangea
3月08日(土) 札幌 SPIRITUAL LOUNGE

 

2nd mini album『安心のテーマ』

基本 CMYK

1.まくらうた
2.夢子とアンダーグラウンド
3.珈琲音楽恋愛論
4.クズの魔法使い
5.安心
6.ワンダフルワールド
全6曲収録

hondana necords(ホンダナ ネコーズ)
DDCB-14021
¥1,600(税込)
NOW ON SALE
http://hondananomoyoko.com/

カルティヴェート大作戦 第52回

猛暑が続く中、全国各地フェス盛りですが皆さん熱中症対策を十分に取りながら楽しんで下さいね! 1stアルバムを今年6月にリリースしたカラスは真っ白ですが、現在初の全国ツアー中です! 初日となった7/15下北沢BASEMENT BARは入場規制となる盛り上がりとなり、その勢いのまま全国を駆け巡ります!!

krs2013_fly

レディースエーンジェンメーン!! スーパーポップでウルトラファンキーなG.MC.のシミズコウヘイだZE! 今日はワタクシがギターを弾き倒している2つのクールなバンドを紹介させてくれ!

まず、ポップでシュールでめちゃファンキーな「カラスは真っ白」というバンドだ! 2013年6月5日に二枚目となる1st Full Album『かいじゅうばくはつごっこ』という最高のアルバムをリリースしたんだがみんな聴いてくれたかい? たとえるなら音楽の世界旅行! ポップはもちろん、ファンクやロック、ジャズなど様々な音楽をとりこんだ、誰しも必ず1曲はハマることまちがいなしだ! いや! 1曲と言わず全曲好きになっちゃうZE!

そんな素敵なアルバムを引っ提げて、今年は全国ツアーを開催するぜ! スケジュールはこんな感じだ!

 

2013/08/10(土) @福岡 graf
[Haya2 pre. 〔Make a wave〕 〜カラスは真っ白 release tour 2013 × 徒然なりにし天雲 『夜が明ける』release tour FINAL × ネズミハナビ新曲お披露目ツアー2013・夏〜猫をよろしくね〜]

2013/08/11(日) @広島 CAVE-BE
[『かいじゅうばくはつごっこ』レコ発 カラスは真っ白4羽のばくはつごっこツアー]

2013/08/12(月) @名古屋CLUB ZION
[kit presents「Ballantine's」 ZION 9th ANNIVERSARY - カラスは真っ白"4羽のばくはつごっこツアー" - - THE UNDERTONE"Keep It Tight"PRE RELEASE TOUR -]

2013/08/13(火) @神戸 太陽と虎 [カラスは真っ白&POLKADOT Wレコ発 【君とかいじゅうと生きる世界ばくはつごっこ】]

2013/08/14(水) @京都 MUSE [『かいじゅうばくはつごっこ』レコ発 カラスは真っ白4羽のばくはつごっこツアー]

2013/08/16(金) @大阪 心斎橋CLUB DROP
[カラスは真っ白 × DROP10周年 presentsレコ発ライブ「ぱちぱち大事件!!」]

2013/09/15(日) @札幌 Sound Lab mole
[カラスは真っ白presents レコ発ライブ「ぱちぱち大事件!!」]

 

全国ツアーのチッケト予約は、HP:acrowiswhite.comをチェックだ!!!!

そしてもう1つ! 大阪のビッグなあのライブサーキットにも出演するZE!!!!
“MINAMI WHEEL 2013” 10/12(土) 10/13(日) 10/14(月・祝)
全国のみんな! こぞって来てださいな! そしてライブで一緒に最後まで楽しもう!

そして、そして! もう一つ! ワタクシ、シミズコウヘイとDr.のタイヘイが所属する最高にファンキーなバンドを紹介しよう!
その名も“EROctric FunkizatioN”(エレクトリックファンキゼイション)だ!
このバンドは札幌で活動する8ピースファンキーブラス!
ダンサブルで時にメロウな曲とプレイングでファンキゼイション!
皆様と一緒にダンスィン&チャンティンして、クール&ファシネイティンな空間を作りあげることを至上の楽しみとしているZE!

踊れること間違いなしのこのバンドが、9/1にレコ発企画を札幌でどかんと開催するZE!

9/1(日)@札幌Sound Lab mole
EROctric FunkizatioN presents 1st mini Album "Funked Impression"
レコ発ライブ "EROctric Funky Night、E.F.N!"

w/Mountain Mocha Kilimanjaro,Tike
open/18:00 start/18:30 チケットadv.¥2000/day.¥2500
ローソンチケット(L-15798 ※2券種同じLコード)
このライブはカラスは真っ白 主催、9/15(日)レコ発企画ライブと連動していて、そのライブとの通し券が¥3500となってるZE!
HP:eroctric.jimdo.com
みんな一緒に踊り狂って、最高の夜にしようZE!

以上、スーパーポップでウルトラファンキーなG.MC.のシミズコウヘイでした!
グバイ!!!!

 

“EROctric FunkizatioN”(エレクトリックファンキゼイション)のホーン隊、エレピプレイヤーはカラスは真っ白のレコーディングや、ライブのサポーメンバーでもあります。男性Vo.はソウルフルで熱血漢、カラスのヤギヌマとは正反対。その音楽性もファンク/ジャズファンク/ソウルを追及していて、9/1自主企画イベントには、なんと! あの! モカキリことMountain Mocha Kilimanjaroを迎えるようなので楽しみです!

カルティヴェート大作戦 第51回

今月、そして来月は札幌発注目バンドの大注目リリースがあります! 帯広から札幌へ、そして全国へ、さらには世界へと活動の幅を広げる黄金クリムゾンが、札幌の音楽シーンに無くてならない、そして全国からあらゆるバンドがこぞって出演するライブハウス、SPIRITUAL LOUNGEが運営するレーベルFULLTEN RECORDSから昨年9月のフルアルバムに続くミニアルバムをリリース! そして今や全国区で親しまれる存在となったシュールなファンキーポップバンド、カラスは真っ白が遂に1stフルアルバムをリリースします!

黄金クリムゾン1stミニアルバム『爆走天使』7/3リリース!!
疾走感に溢れる強靭なリズムセクションが唸りを上げて爆走!!
ストロングロックナンバーに天使が潜む極上のメロディー!!

北海道帯広発! 札幌経由! 全国へ!! 黄金クリムゾン1stミニアルバム『爆走天使』リリース決定!! 昨年9月にリリースしたフルアルバムに続き早くもミニアルバムの発売が決定!! 強靭なリズムセクションが唸る疾走感に溢れたストロングロックナンバーに天使が潜む極上のメロディ!! ライブの如くたたみ掛ける全4曲を収録!! 北海道からスタートする全国ツアーに加えてアメリカツアーも決定!! 北の大地から暴れまわる黄金クリムゾンから目を離すな!!!

黄金クリムゾン

■黄金クリムゾンPROFILE
2008年結成のスリーピースロックンロールバンド。2011年に100本を超える全国ツアー、2012年に1stフルアルバム『黄金クリムゾーン』リリース。KING BROTHERS松尾ケイゾウ氏に『ロックの本命は帯広にいた!』と言わしめ SHEENA&THE ROKKETS’鮎川誠氏に絶賛された強烈なライブパフォーマンスを武器に今宵もロックンロールをブチかます!!
オフィシャルサイトhttp://06.mbsp.jp/ougon/

FULLTEN

■FULLTEN RECORDS
ライブハウス『SPIRITUAL LOUNGE』が運営する北海道を中心に活動するインディーズバンドをメインに良質なロックバンドを世に輩出すべく立ち上げたロックンロールレーベル。

■FULLTEN RADIO
FMアップル 76.5Mhzで毎週水曜21:00から生放送!! 激熱なロックミュージックやレア音源、注目のライブ情報など多彩なゲストをお迎えしてハイテンションにお届けする1時間の生放送!! USTREAMで同時生放送も!

 

1st ミニアルバム『爆走天使』
DQC-1104 / FLTR-002
¥1,200(税込) 7/3 RELEASE!!

爆走天使ジャケ

【収録曲】
1.NO,サティスファイド / 2.sapporo city
3.音楽通気取り / 4.slowなboogie

 

カラスは真っ白、待望のファーストアルバム
『かいじゅうばくはつごっこ』6/5リリース決定!!
タイトなビートのキュートでスリリングな
ポップ&ファンキーチューン満載の大注目盤!!

ボーカル&ギター、ヤギヌマカナのウィスパーボイスが奏でるシュールな世界観と、タイトでグルービーなファンキーサウンドの対比によるオリジナリティ溢れる楽曲とパフォーマンスでファン急増中の注目バンド、カラスは真っ白。2012年6月リリースのファーストミニアルバム『すぺくたくるごっこ』が全国各地で好セールスを記録! 磨きを掛けたライブパフォーマンスも評判でラブコールも殺到。満を持してリリースされるファーストアルバム『かいじゅうばくはつごっこ』はホーンセクションやエレピ導入曲も多数収録され、めくるめくゴージャスにヤギヌマカナの個性とカラスは真っ白サウンドがポップに“ばくはつ”する!

krs2013

■カラスは真っ白PROFILE
2010年5月、ヤギヌマカナ(Vo./G.)シミズコウヘイ(G./MC.) ヨシヤマ“グルービー”ジュン(Ba.)タイヘイ(Dr.)により結成されたファンキーポップバンド。地元札幌から全国で勢力的にライブショーを展開中。2012年6月全国流通によるデビューミニアルバム「すぺくたくるごっこ」をリリース後、ファン日々増殖中。オフィシャルサイトhttp://acrowiswhite.com/

 

カラスは真っ白『かいじゅうばくはつごっこ』
PECF-3048 ¥2,300(税込) 6/5  RELEASE!!

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【収録曲】
1.無農薬ファンク 2.メニー・メアリー 3.サニー・サイドアップ 4.かいじゅうファンク 5.ごめんね、マッカーサー6.秘密警察 7.ねむれないマスカレード 8.かげふみスクイズ 9.トルコブルー  10.ブライアンねこ 11.時間差チーズケーキ 12.有機栽培ロック

 

『かいじゅうばくはつごっこ』レコ発ライブ
カラスは真っ白4羽のばくはつごっこツアー

7/15東京 下北沢BASEMENT BAR
8/10福岡graf
8/11広島CAVE-BE
8/12名古屋ZION
8/13神戸 太陽と虎
8/14京都 MUSE
8/16大阪 心斎橋CLUB DROP
9/15札幌Sound Lab mole

他追加決定あり。
オフィシャルサイトにて随時情報更新!

カルティヴェート大作戦 第50回

今、札幌の若手バンドが熱いです! このコーナーでも多くの札幌注目若手バンドを紹介しましたが、札幌発で全国またに掛けて活動出来るバンドが増えているのはとても喜ばしく思います! そんな“今、札幌若手バンドが熱い”状況が全国各地に飛び火して、大阪ライブハウスシーンの名物フェス“見放題2013”に6組もの札幌勢が参戦します! 個性も音楽性も多種多様な活きのイイ6組ブッキングした見放題実行委員会 福実行委員長(副ではないです)Dai-chang曰く「今、札幌バンドに激注目です!」との事なので“見放題2013”共々紹介してもらっちゃいます!

 

大阪アメリカ村にて開催する街中ロックフェス「見放題2013」
Dai-chang(見放題実行委員会 福実行委員長)※副ではないです
『今年は札幌のアーティストに注目しております!!』

見放題とは、日本最大級のライブハウス集積地である大阪アメリカ村界隈(大阪市中央区、西区)に点在する14か所のライブハウスやカフェをつなぎ、総勢110数組のアーティスト達が一日中ライブを繰り広げる文字通り見放題なロックフェスです。2008年に大阪東梅田の4会場で初開催。その後は毎年規模を拡大し、4年目には現在のアメリカ村に開催地を移し、今年6年目は前述のとおり14会場で110数組の出演を予定しております。昨年は前売りのチケットが完売し、今年も現段階から大変な注目を頂いています。先行販売のチケットの売れ行きもおかげさまで好調です。冒頭から言うのもなんですが、チケットはお早めに! よろしくお願いします。

 

■「見放題」に込めた思いやコンセプト
見放題の制作は関西の音楽愛好家で結成した見放題実行委員会が行っており、言うなれば個人イベントです。今では各企業さんのご協力も頂いておりますが、中身は今も手作り感覚が満載です。制作チームの母体は私を含め10数人なんですが、毎年募集して集まって頂いている方々を含めると開催当日は総勢70人ほどの規模になります。1年の活動を通じて出会ったアーティストの中から「おすすめアーティスト」を選ぶことがブッキングのモットーとなっております。著名なアーティストにも出演頂いてますが、これから注目の人達、私達が推したい人達など世間では未だ知られていないアーティスト達が数多く出演します。世間的には無名な売れてないアーティストかもしれませんが、「1組が20人のファンを呼ぶことが出来たら、100組いるから来場者は2,000人になる。」というコンセプトを掲げて、アーティストと話し合いながら制作しております。単純なことなのですが、これほど難しいことはなく、そこに挑戦していることが見放題が大きくなっている原動力だと思います。人が集まる場所には何かしらのパワーが生まれてくる。どんなイベントが一番楽しいかというと「入ってるイベント」が楽しいと私は思っています。また、見放題は「ロックフェスです。」と言い切ってます。よくライブサーキット・イベントと言われるのですが、私達はロックフェスだと思ってやってます。単にライブをショーケースのように見て回るだけではなく、大阪有数の繁華街でもあるアメリカ村の数々のお店や若者文化に特化した街並みをインフラとして捉え、各自がライブを行き来する間も楽しんでもらえたらと思っています。

 

■今年は札幌アーティストに注目!
今年の見放題のブッキングも大方が済んでいるんですが、今年の傾向として札幌シーンから思ってた以上にアーティストを呼んでしまいました(笑)これまでも年に1組くらい札幌から来て頂いてましたが、今回は総勢6組ものアーティストにお越し頂くことになりました。これだけの数を遠くから呼ぶと正直な話で動員も不安です(笑)でも、それを忘れさせてくれるほど今の札幌シーンのアーティスト達が気になって仕方がないんです。

 

1組目 本棚のモヨコ

本棚のモヨコ
一昨年の冬に彼等のライブを東京まで観に行ったんですが、その場で一目惚れしてしまいました。ライブ終了後に有無を言わさないくらいの勢いで昨年の見放題に誘いました。今年は2回目の出演です。独特のドリーミーでポップな世界観は大阪でもファンが急増中です。先ごろ発売された新作も好評です。

●本棚のモヨコからメッセージ●
「今年も見放題に出演させて頂きます。昨年呼んで頂いて大阪の方々にも知ってもらえるきっかけになりました。今年はこの一年間で進化した本棚のモヨコを見せれたらいいなと思います。地元、札幌からの出演バンドも増えたので札幌と大阪の繋がりが深まれば良い! よろしくお願いします!」

 

2組目 カラスは真っ白
krs
昨年の夏頃、私の周辺の関係者さんの間で彼等の音源が話題になり、それがキッカケで秋にミナミホール中に開催している見放題のスピンオフ企画“見な放題2012”に出演して頂きました。音源のイメージをいい意味でぶち壊すライブパフォーマンスに圧倒されました。ファンキーなビートとキュートなポップ感が見事に融合。ライブが楽しい! 来たる6月には新作がリリースされますが、こちらも待ち遠しくてなりません。

●カラスは真っ白からメッセージ●
「カラスは真っ白のやぎぬまだよ。すきなたべものはぐみで、しょうらいのゆめはまほうつかいだよ。カラスは真っ白のらいぶは、はじけるしょーたいむだから、みほうだいで、たくさんのひとにみてほしいな。」

「レディースエーンジェンメーン! ギター&MCのシミズでーす! カラスは真っ白のスーパーでミラクルなショーを見放題でお見せすることができるのを心から光栄に思いマース!! ミナサマ、是非是非! 一緒にリズムに乗って! ダンスして! ポップでキュートでファンキーなミュージックを一緒に楽しみまショー!!」

 

3組目 THE BOYS & GIRLS
theboy
昨年の見放題に札幌から来て頂いたお客さんに教えて頂きました。その方は本棚のモヨコがキッカケで来て頂いてて、開催当日にライブハウスの前でお話したんですよ。その後にツイッターでオススメのバンドとして彼等を紹介して頂きました。パンクでロックな音楽と愛されるキャラクター。見放題ファンの間で確実にウケそうな気がします。

●THE BOYS & GIRLSからメッセージ●
「夏の始まり。始まりはいつだってドキドキするし、終わりはいつだって寂しくなること知ってるくせに、出会いを求めてバカみたいだね、7月の誰かさん。ラストオーダーなんてさせないし。」

 

4組目 ナンデードーシテー
nd
こんなガールズバンドは大阪にいないわ(笑)。以前より名前は(名前からして)気になってたのですが、如何にも弄ったら面白そうな女の子達であり、あのキャラでしか成立しないゆるいポップスはツボです。何個かの奇跡を重ねないとこんなバンドできないでしょ。今年の見放題の台風の目になりそうな予感大です。

●ナンデードーシテーからのメッセージ●
「大好きな大阪の街にまた行けるのがとっても嬉しいです。はじめましての貴方とも一緒に唄えたらいいな。北の大地で育った“みんなのうた系パンク”。コール&レスポンスで大阪の夏を加速させます! ナンデードーシテー襲阪!!」

 

5組目 レムチャップ
058_レムチャップ
これまで挙げた中では大阪でも名前が通ったアーティストかもしれません。閃光ライオットで注目もされたガールズバンド。見放題はこれまでも同コンテストに出場経験のある数多くのバンドが出演しております。見放題に出たいとコンタクトを取ってきてくれました。あのピコピコ・ロックな感じ大好きです。

 

6組目 村田知哉
085_murata
天才肌のポップス・シンガーソングライターが3年ぶりの出演です。これまで見放題以外でも大阪で数多くのライブを行っている彼ですが、ここ最近はご無沙汰気味。お客さんからも呼ばないんですか? とよく言われるアーティストです。3月に発売した新作の影響もあってか、その声は高まってます。これまで私たちにとっての札幌と大阪を繋いでくれてたアーティストです。このタイミングで呼ばない手はない。

 

今の札幌のアーティストはドリーミーでポップな音楽が多いなというのが私の印象です。そして同世代に刺激し合えるアーティストが多いような気がします。ここ数年の下北沢のシーンの状況に似ていると思っていて、いいアーティストが次から次へと出てくる匂いを感じてます。まだ知らないアーティストも多いから他のアーティストも気になっています。今年の見放題は札幌以外にも全国各地から数多くのアーティストに来て頂きます。お気に入りのアーティストの出演をキッカケに見放題に来てもらえたら嬉しいです。ぜひ、開催当日に話しかけて下さい。あなたの街のおすすめのアーティストを教えて下さい。そんな話が出来たら最高です。ぜひお待ちしております。

 

2013_mihoudai

2013/7/6(土)@大阪ミナミ・アメリカ村周辺のライブハウス14会場
前売¥3,500(+1D・¥500) 【前売購入特典】開催当日にコンピCD『ここにある音楽5』をプレゼント
先行発売(イープラス):4/11(木)より 一般発売:5/11(土)より
公式HP http://www.mihoudai.jp 公式Twitter @mihoudai https://twitter.com/mihoudai

カルティヴェート大作戦 第49回

“今見たい若手バンド”“今見るべき若手バンド”をいち早く北海道初上陸させてくれる高感度イベントとして今や北海道のロックキッズに絶大な支持を集めている“FM NORTH WAVE & WESS presents IMPACT!(Powered By Radio WE!)”、待望の第4弾の開催が決定しました! 「○○○凄ぇ〜見たい、でもあのバンド北海道来た事ないからな〜」「いや、大丈夫じゃん、絶対IMPACT! が呼んでくれるっしょ!」「あっ、IMPACT! で見れるかもな! IMPACT! でマジ見て〜」ってなんて会話が交わされるほど(実際に某ファーストフード店にて聞こえてきた会話)、ロックキッズの間では“俺ら私らの間違いないイベント”として定番化しているのです。今回もコンセプトにある“IMPACT(インパクト)=一生モノの音楽との出会い”が多くのロックキッズ、音楽ファンに訪れる事は必至の4者4様の個性が待ってます! IMPACT! をきっかけに、その後、すっかり札幌フレンドリーな存在として多くのファンを獲得したバンドは多数あり、今回もそんな存在が生まれて行くのでしょう! IMPACT! には会場全体を覆う一体感があり、実はイベントとしてそれは簡単に生まれるものではなく、これもIMPACT! ならでは。だから出演側も最高のパファーマンスが発揮出来るのでしょうね! お楽しみに!

 

 

北海道のラジオ局「FM NORTH WAVE」とRISING SUN ROCK FESTIVALを
主催するイベンター「WESS」がタッグを組んで行うライブイベントの第4弾

『FM NORTH WAVE & WESS presents
IMPACT!IV(Powered By Radio WE!)』

【主催者メッセージ】
FMノースウェーブ 番組制作 WESS 大野圭一

音楽離れが進んでいると叫ばれる昨今。
自分が何歳になっても好きで聴き続ける楽曲や
ずっと応援し続けるアーティストと出会う機会を作りたい。
そんな「IMPACT(インパクト)=一生モノの音楽との出会い」をコンセプトに、
普段は、ラジオ局の番組制作をやっている、僕が企画したこのイベント。
おかげさまで、早くも4回目を迎えることになりました!
回を重ねるごとに、イベントの認知度もあがり、
今では「IMPACT!」のファンという人もいるとかいないとか(笑)
ちなみに、昨年12月に開催した「IMPACT!Ⅲ」は、「踊ってばかりの国」、「快速東京」、「さめざめ」、「モーモールルギャバン」の4組が出演し、
チケットはソールドアウト。当日の会場は超満員!
ものすごい熱気の中で、4組それぞれ熱いライブを繰り広げてくれました。
4回目となる今回は、5人体制になり、さらなる飛躍が期待される「Czecho No Republic」、新時代のフォーク・ロックユニットで、FM NORTH WAVE 3月度のMEGA PLAYアーティストで、北海道初ライブとなる「ハルカトミユキ」、同じく、今回が北海道初ライブで、卓越した音楽理論とテクニック、ポップセンスが注目されている5人組「パスピエ」、そして、ピュアで、熱くて、時に切ない、現在、話題沸騰中のバンド「忘れらんねえよ」の4組が出演します!
北海道のロックキッズの皆さん! このイベントで、一生モノの音楽と出会ってみませんか?
5月10日金曜日は、札幌・KRAPS HALLへ、ぜひ来て下さい!!
よろしくお願いします!

IMPACT_ロゴ

【出演者メッセージ】パスピエ

北海道の皆様はじめまして。パスピエのドラム、やおです。
パスピエとして初めての北海道でのライブです。余談ですが僕は北海道の網走出身ですので、このライブに懸ける意気込みは並々ならぬものがあります。
当日、皆さんと会場でお会い出来るのを楽しみにしてます!

出演者メッセージ】ハルカトミユキ

ハルカトミユキが、初めて札幌でライブをさせていただくことになりました。ハルカは人生初北海道! ミユキは高校生の時に、暖かい5月に修学旅行で行ったことがあります。メロンとカニがおいしかったです。
ということで、5月10日に札幌でライブします! とてつもなく楽しみです。皆さんの心に突き刺さるようなライブにしようと色々考えています。是非、足を運んで頂けたら嬉しいです。あと、おすすめごはんを教えて頂けたらとっても幸せです。それでは、お会いできるのを楽しみにしています!

FM NORTH WAVE & WESS presents
IMPACT! IV (Powered By Radio WE!)

5/10(金)@札幌KRAPS HALL
OPEN 18:00 START 18:30
チケット前売り ¥2,500 (オールスタンディング・整理番号付き・別途1ドリンク¥500)
出演:Czecho No Republic / ハルカトミユキ / パスピエ / 忘れらんねえよ (50音順)
WESS HP   http://www.wess.jp

忘れらんねえよ ハルカトミユキ パスピエ Czecho

 

北海道初上陸『FM NORTH WAVE & WESS presents IMPACT!Ⅳ
(Powered By Radio WE!)』出演のハルカトミユキの予習はこの2nd EPで!

「私達の2nd e.p.『真夜中の言葉は青い毒になり、鈍る世界にヒヤリと刺さる。』は、青く冷たい闇をイメージしました。闇の中でこそ見つけられる、本当の希望があるのではないかという意味が込められています。知らず知らず心の中にヒヤリと冷たい刃が刺さっていくような、心地よい痛みが体に響いていくような、そんな言葉と音になっていたら嬉しいです。是非聴いてみて下さい。」
by ハルカトミユキ

リリース記念インストアミニライブ&サイン会
5/11(土) 15:00
会場:タワーレコード札幌ピヴォ店イベントスペース

htom_Ž†ƒWƒƒƒPW•『真夜中の言葉は青い毒になり、
鈍る世界にヒヤリと刺さる。』
PECF-3040
¥1,575(税込)
H+M records

カルティヴェート大作戦 第48回

札幌発! 新進気鋭のガールズバンド、ナンデードーシテー、昨年の“MINAMI WHEEL2012”への出演時には、大阪のオーディエンスの度肝を抜いた! とか、強烈なインパクトを残した! とか、とにかくこの女子達は大阪に何かを残してきたのは確かな様で、その後、関西ライブハウスシーンからの熱いラブコールに応え、年明け早々に北から再び大阪に出向いた様です! しかも初のツアーとして神戸、名古屋ライブも敢行! 確かな手ごたえを持ちかえって興奮状態のナンデードーシテーに、その関西・東海初ツアーを振り返ってもらいました。このコーナーでは度々彼女達に登場してもらってますが、この異色でポップなガールズバンドは、今後、絶対に日本中で愛される存在になると感じております! それは、言い過ぎかな? いや、マジで! 日本全国のライブハウス、バンドの皆様、ナンデードーシテーを是非、一度呼んでみて下さい! 絶対に損はさせませんよ! 今月は東京にて、あの“Beat Happening!”2DAYS出演! 東京の皆々様お楽しみに!!

ナンデードーシテー 行ってきました初ツアー!〜関西・東海編〜
鬼ころし(key)がレポートします!

去年10月に開催されたFM802主催のライブサーキット“MINAMI WHEEL2012”に参戦したナンデードーシテー。北海道外の遠征LIVEがこんなにも楽しいのか!! と味を占めたわたくし達…。あれから早3ヶ月、我慢できずにまた会いにきちゃったのです♥ さらに今回は名古屋まで足を伸ばし、「3日で大阪・神戸・名古屋を回る!」という、初ツアーにしては少々無茶な目標を掲げ行って参りました。そんな女の子5人の修学旅行の様な珍道中をキーボード/KY担当の鬼ころしが日記風にお届けしようと思います♪

1月23日(水)「札幌から大移動、大阪へ! @大阪/江坂MUSE」

当日移動ということで集合時間が早かった私達。寝坊の懸念があった健太郎(8beat Dr/オシャレ担当)とハッピーあけみ(Ba/フルート/アイドル担当)は、集合場所である札幌駅の近所の鬼ころし(Key/KY担当)の家に前日入りすることに。軽い宴会? 女子会? 状態となり、翌朝集合時間に3人揃って遅刻したことは言うまでもない…。札幌駅にてサカムケ☆レシピ(ヴァイブス担当)、ボルタナ・ケポ(Gt/Vo/運転担当)とも合流し、5人揃っていざ空港へ。飛行機の中ではliveに備え睡眠を取る人、電子レンジで温めすぎたカチカチのお弁当を食べる人、気圧の変化で終始耳を痛がる人、その様子を見てケラケラ笑っている人…etc、各々がフライトを楽しんでいました。さて、無事大阪に到着し本日の会場となる江坂MUSEへ。「1日目の会場は大きいらしいよ〜」とは聞いていたものの、ほんとにデカかった! (笑)もしかするとこんなに大きなステージで演奏するのはND史上初だったのかも? リハーサルの時にメンバーとの間隔がいつもより空いていて少し心細かったり…しかしopenして本番が始まるとそんな心配もぶっ飛んでしまいました! 前回のミナホで出会ってくれた大阪の皆さんに多数お集まり頂き、その再会に誰よりも喜んでいたのは私達5人でした!☆ (泣)大阪は私たちのホームだなぁ…♥ と感じさせて貰える温かいライブとなりました。終了後に残ってくれていたお客さんたちと撮った写真を一枚♪

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1月24日(木)「神戸/太陽と虎」

ツアー2日目。ホテルをチェックアウトし、会場のある神戸・三宮駅へは阪急電車で移動することに。小豆色の車体に、緑色の座席クッション、全てが洗練されたデザインの阪急電車にナンデードシーテーは魅了されまくりでした♥ そんなこんなで会場に到着した5人。太陽と虎は高架下にあるライブハウスで、電車が通る度に「ガタンゴトン!」という音が会場に聞こえて非常にワクワクする。店内はいろんな動物が飾られていてまるでジャングル! NDで唯一アイドル級の可愛さを誇り、無類のキリン好きでもあるハッピーあけみを撮った写真を一枚♪

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リハーサルを終え「神戸に行くなら絶対ココ!」と噂に聞いていたカルビ丼を求めに十番というお店へ。期待した以上の美味しさに皆大満足! あまりの美味しさに、健太郎はお土産にソースを1本買って帰ろうか本気で悩んでいたみたい(笑)。この日はメガマサヒデさんをはじめとする、様々なカラーの人が集まったイベントで、出番以外は自分たちもお客さんとしてライブを楽しんでいました。初日に続いて神戸まで見に来て頂いたお客さんがいたり、この日も大阪の人の温かさに助けられた素敵な1日となりました!☆

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1月25日(金)「名古屋/いりなか58月」

ツアー3日目。神戸から名古屋への大移動はもちろん、新幹線を使わない格安電車旅である。滋賀県を越したあたりから車窓には雪がチラチラ。道産子の私達も終始「寒い…」と口にしていました。名古屋に着くとまずは名古屋飯! ということでサカムケ・健太郎コンビは手羽先を、ケポ・あけみ・鬼ころしは味噌カツを求めに2手に分かれることに。どちらも美味しかった! ということで名古屋らしさは無事満喫☆ 会場となる、いりなか58月は食事ありのディナーショー会場のような作りで、出演者もコントありライブありで終始和やかな楽しい宴となりました。普段MCを振られることのない健太郎に本番でいきなりMCをさせたサカムケのサプライズもあったり、初名古屋でしたがここでもまた名古屋の人の温かさに触れた、楽しいイベントとなりました!☆

以上。鬼ころし(key)がレポートさせて頂きました。さて、3月にはなんと東京でライブすることも決っています。初東京ということで、かなり気合が入っております。今回のツアーで学んだことを糧に日々成長したライブをしていけたらと思っていますので、ぜひ遊びに来て下さい!

ライブ情報

2013/3/8(金)@COLONY
『THE110 ありがとう1周年LIVE!
〜サッポロトゥナイト2もあるよ!』
時間:open18:00/start18:30
チケット:前売¥1,500/当日¥2,000(別途1D¥500必要)
出演:HAMBURGER BOYS/THE BOYS&GIRLS/ナンデードーシテー
DJ:REE/将太ヒーロー/ケンタロック

 

2013/3/29(金)@SHIBUYA LUSH
『Beat Happening!〜ナンデードーシテー(from札幌)
TOKYOヴァージンロードツアー初日!〜』
時間:open18:30/start19:00
チケット:前売¥2,200/当日¥2,500(別途1D¥500必要)
出演:URBANフェチ/ドン・マルティネス/THE VOTTONES/コロボックルズ(大阪)/ちくわテイスティング協会/ナンデードーシテー

 

2013/3/31(日)@SHIBUYA LUSH
『Beat Happening!〜ナンデードーシテー(from札幌)
TOKYOヴァージンロードツアー最終日!〜』
時間:open17:00/start17:30
チケット:前売¥2,200/当日¥2,500(別途1D¥500必要)
出演:グッバイフジヤマ/バックドロップシンデレラ/ユナイテッドモンモンサン(大阪)/ナンデードーシテー
and more...

カルティヴェート大作戦 第47回

“北海道らしいバンド”と言えば真っ先に浮かぶ存在がsleepy.ab(スリーピー)である! それは道内音楽ファンからの熱い支持や愛され具合からも一目瞭然であるが、札幌をこよなく愛し、拠点を中央に移す事無く札幌から全国へ発信し続ける姿勢や、類いまれなる音楽世界感から受ける“北海道らしさ”は、北海道民より、むしろ道外の音楽ファンの方が強く“それ”を感じているのではないだろうか。今月はsleepy.ab自身が2年振りのニューアルバム『neuron(ニューロン)』を紹介してくれる。そして、北海道を愛する彼ららしい“お薦め”も紹介してくれつつ、sleepy.abを育んだ一端も垣間見れる注目の内容に!

札幌の雄、sleepy.abが放つ2年振りのニューアルバムが遂に完成!
脳内宇宙(neuron=ニューロン)を遊泳する14編の旅。かじかんだこころ、ほどくように溶かします。

sleepy.ab
G.山内憲介、Vo./G.成山 剛、Ba.田中秀幸

neuronアー写札幌在住の3ピース・バンド。接尾語の"ab"が示す通りabstract=抽象的で曖昧な世界がトラック、リリックに浮遊している。シンプルに美しいメロディ、声、内に向かったリリック、空間を飛び交うサウンド・スケープが3人の“absolute”な音世界をすでに確立している。“FUJI ROCK FESTIVAL”、“SUMMER SONIC”、“ROCK IN JAPAN”、“ARABAKI ROCK FEST.”,“RISING SUN ROCK FESTIVAL”,“RUSH BALL”,“JOIN ALIVE”などの大型フェスにも出演。

 

 

メンバーによるニューアルバム
『neuron』セルフライナーノーツ!

今回のアルバムは2年ぶりなんですが大きく二度のレコーディングに分かれていてその過程の中でテーマが宇宙から脳内宇宙へと変わっていきました。外へ向かった楽曲と内へ向かった曲作りのバランスがすごく良かったと思います。今までは自分でメロディを付けてたんですが今回はG.山内がM-2「euphoria」、M-4「undo」のメロディを作っていてそれがアクセントになってますね。バンド自身もDr.脱退など色々な環境が変わったんですが制作過程の中でもう一度自分達を見つめ直す機会が多くなりました。そういったことも作品の中に昇華できたと思います。(成山)

 

食事中アニメを観るのが日課なのですが、今回のアルバム制作時は北斗の拳を観ていました。メンバーにも言ってないんですが、言えなかったんですが、もしアレンジャーが北斗三兄弟(ラオウ、トキ、ケンシロウ)だったら。と考えながら制作していました。ここはラオウの豪快なギターで! いや待てよ? トキだったらもっと柔らかい感じにするかな、、。ケンシロウっぽく真っ直ぐな感じに行くのもアリか? とか考えながら楽しみながら作る事が出来ました。どの曲も納得いく楽曲に仕上がったので、この曲は三兄弟の誰が作ったんだ? という聴き方も面白いかもしれませんよ!(山内)

 

どの曲もお勧めなのでたくさん聴き込んでほしいんですが、あえて「この曲のここを聴け!」という話にしますが、「torus」という曲には僕が弾いたギターが入ってるんですね。今まで何枚もアルバムを出してきましたが、僕が弾いたギターの音が世に出るのは初なんですよ。アルバムを聴いてもらう時にそんな話を頭の片隅に置きながら聴いてもらえればと思います。(田中)

 

おいでませ北海道!
メンバーお勧めスポット

芦別という街を知っていますか? 札幌から1時間30分くらいの場所です。星の降る里とも呼ばれています。大好きな小説『カシオペアの丘』重松清.著の舞台だろうと推測される街。ここは昔、遊園地があったのですがその遊園地に100m近くの巨大観音像があります。これが結構すごくて車で行くと急に観音像が横から現れるんです。初めて見た時はショッキングでぎゃーって叫びました。なんかこっちに向かって歩いてきてるような気がして、怪獣とかいたらこんなかんじだなって。小説を知っている方は特に見る価値ありです。札幌だと藻岩山か。よく登りますね。標高500mくらいの山なんで一時間くらいで登れるので散歩におすすめです。夜景が素晴らしいです。街に近い事もあって光が迫ってくる感じです。ここの夜景は日本一だとspitzの草野正宗さんも言ってました。直に聞いたので確かです。(成山)

 

モエレ沼公園はオススメです! 昔からよく『ボ〜ッ』としに行ってた気持ちのいい場所なんですが、ザックリ言うとガラスのピラミッドみたいな建物で現実世界から離脱出来ます! 他にもダムみたいな大きな噴水があったり、丘があったり、そしてはライブもしました。思い出深い場所です。あとは、箱館山の夜景は最高です! 上級者には裏夜景と言うのも数カ所あります! 函館へ行ったら是非行って下さい!(山内)

 

バンド結成当初はメンバーみんなで色々な遊びをしていまして、キャンプなんかもよくしました。僕の地元・岩見沢にはオートキャンプ場(なのかな?)の大正池という場所があります。そこで2回ほどテントを張ってメンバーも楽しそうにはしゃいでキャンプをしてましたが、実際は地元民は誰も行かないような場所なんですよね(笑)。けど、将来の音楽活動を色々夢見て話し合った思い出深い時間だったので、sleepy.abスポットと言っていいのではないでしょうか? “JOIN ALIVE”の会場から近いこともありますので、機会があればぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか?(田中)

 

うまいっしょ!
メンバー北海道お勧めフード

ジンギスカンですね。家で食べることが多いです。ジンギスカンはL-カルニチンという燃焼を上げる成分が入っていてダイエットにも効果的です。その中でもおすすめなのは北海道のスーパーに売っている冷凍の丸くスライスされているものです。よくあるのは生ラムなんですが、このスライスされたものは一度色んな部位をミックスさせてからカットしているのです。なので独特でくせが強く上級者向けといえばそうなんですが旨味が比べものになりません。今でも大人数で焼肉やろうっていえばジンギスカンです。難点が一つあって部屋の匂いが一週間は消えません。なので自分の部屋ではジンギスカンパーティーはやりません。(笑)。なかなか観光では食べられないんですよね。調べときます。(成山)

 

北海道といえばやはり海産物ですね! 自分は函館生まれなので小さい頃からよくイカ刺しを食べていました。鮮度の良いイカは透明で、刺し身を盛ったお皿の柄が透けて見えます! 鮮度が良いとヌルッとしてないです! 生姜醤油で食べると最高です! あとはやっぱりラッキーピエロです。チャイニーズチキンバーガーは里帰りしたら必ず食べます! 好きすぎて一度ラッキーピエロTシャツ着てライブしました! あとは焼き塩辛です。意外とみんな知らないのですが自分は、おじいちゃん家でこの味を知ってしまいました。冬にストーブの上でアルミホイルのカップ(お弁当に入ってそうなやつ)を置いて暖まりながら焼くのです! 思い出の味です。イカ塩辛と言ってもたくさん種類がありますが、カネサクのいか塩辛が好きです。(山内)

 

札幌といえばスープカレーやラーメン、美味しい物はたくさんありますね。しかし、ここで紹介するのは「Jimbay(ジンベイ)!!」僕達が通っていた専門学校の近くにあるお弁当屋さんです。ここのお弁当は手作り感が半端なくてですね、昔バンド練習していたスタジオが近くにあったこともあって毎週のように通ってましたね。美味いのはもちろんのこと、店主のおじさんがなかなかのキャラをしてまして、当時僕達がハマっていたプロレスの話をしていると、聞き耳を立てていたのか「何〜、プロレス好きなの〜?」という話から始まり、ついには「長州力VS大仁田厚」のビデオテープを半ば無理矢理貸してくれるという、そんなこともありました。思い出の味といえば間違いなくこのお店になるので、みなさんもぜひ。お勧めはパワフルランチです(笑)。(田中)

 

neuronジャケ写 『neuron』
SLP-1002(通常流通盤・紙ジャケ仕様)
¥2,500(税込)
SLP-1003/1004(オフィシャルweb shop限定販売 BOX入りアートブック仕様盤DVD付き)
¥4,000(税込)
2013/2/6 Release

 

 

 

 

neuron tour

4/11(木) 金沢 vanvan V4
4/13(土) 名古屋 APOLLO THEATER
4/14(日) 大阪 JANUS
4/16(火) 福岡 VIVRE HALL
4/17(水) 岡山 Crazymama 2nd Room
4/20(土)・21(日) 東京 キネマ倶楽部
5/06(祝) 札幌 PENNY LANE 24
5/10(金) 仙台 HooK

 

 

 

カルティヴェート大作戦 第46回

2013年明けました!! 本年もよろしくお願い致します! 年明け早々札幌を熱くしてくれるイベントが開催決定してます! 札幌からスタートするものもあれば、ありそうでなかった? 札幌の若手バンドが全員集合する2DAYSイベントもあり、北海道の皆さん! 今月紹介する2つのイベントは絶対に見逃せませんよ!!

札幌からスタート!! 「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2013」開催決定!!

今年で6年目の開催を迎えるスペシャ列伝が帰ってくる! 過去出演者には、9mm Parabellum Bullet、NICO Touches the Walls、the telephones 、THE BAWDIES 、andymori、plenty、[Champagne]、クリープハイプなど現在の音楽シーンを引っ張るアーティスト達を数多く輩出し、伝説的ライブツアーを繰り広げてきました。そんな「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR」が満を持して札幌からスタート! 全国8箇所に旋風を起こす!!
retsuden主催者メッセージ
ツアー初日となる札幌公演は2/21cube gardenとなっております!今年はどんな熱いライブが繰り広げられるのか、是非みなさんの目で確認しに来て下さい!なかでも初日は各バンドがかなりの緊張と興奮を持って臨むライブとなっており、毎年見逃せないステージとなっています!毎年ソールドアウト必至のチケットは現在発売中。チェックお願いします!

 

 

【WHITE ASH】WHITEASH

北海道のみなさん、ハッピーニューイヤー!WHITE ASHです!ただいまぼくらは、スペシャ列伝ツアーに向け絶賛トレーニング中! ライブ当日は、みんなで一緒におもいっきり遊びましょっ! あ、バレンタインに出すシングルもよろしくね♥

※実物とは異なる場合がございます。

 

 

 

【tricot】

tricot北海道の皆さーん?皆大好きtricotだよー!そして北海道大好きtricotだよー!列伝ツアーのお陰でまた北海道に行けてとても嬉しい♪ただ雪が怖いです♪暖かく迎えてくださいね!そして新しい新譜がでたよ!会場限定盤(ひげ付き)もあるから、て事はやっぱり是非あいにきてね!(中嶋イッキュウ Vo./G.)

 

 

 

【グッドモーニングアメリカ】SONY DSC

ずっとずっと出たかった列伝ツアーで、しかも北海道にいけることができて本当に嬉しいです。列伝ツアーで僕らのことを初めて見ることになる人がほとんどだと思うけど、一緒に忘れられない1日を作れたらいいなと思ってます。僕らの音楽が、ライブが、みんなに届くように頑張ります。楽しみにしてて下さい。(渡邊幸一 G./Cho.)

 

 

 

 

【indigo la End】

indigoindigo la EndのVo./G.川谷絵音です。列伝ツアーが近付いてきましたね。僕が言いたいのは一つだけです。たくさんの人と繋がりたい。一緒に回る3バンドとも全国各地のお客さんとも。全力で8ヶ所やり切りたいと思います。よろしくお願いします。(川谷絵音 Vo./G.)

 

 

 

 

出演:WHITE ASH、tricot、indigo la End、グッドモーニングアメリカ
前売:¥2,800(各会場別途ドリンク代あり)

SCHEDULE

02/21(木) 札幌cube garden
02/23(土) 仙台MA.CA.NA.
02/24(日) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
02/28(木) 名古屋CLUB QUATTRO
03/01(金) 大阪BIGCAT
03/03(日) 福岡DRUM Be-1
03/05(火) 広島ナミキジャンクション
03/09(土) 赤坂BLITZ ※TOUR FINAL

 

ありそうでなかった札幌若手注目バンド全員集合お年玉イベント!!「FIRST SUNRISE ROCK FESTIVAL 2013 in mole」見逃し厳禁です!!

Sound Lab moleが1/13(日)14(月祝)の2日間に渡り、札幌の若手注目バンド総勢30数組を全員集合させたイベント「FIRST SUNRISE ROCK FESTIVAL 2013 in mole」を開催。メインステージの他、なんと楽屋スペースなどもすべて会場として活用し4つのステージが用意されるようだ。主催のmole大嶋智洋さんは「東京だと一つの建物に2〜3のライブハウスが入っている所も多いのでこういうイベントは珍しくないのですけど、札幌だとまだないなぁと思って、今回企画しました!」との事で、これはまさに室内型音楽フェスでしょう!バンドの他にもシンガーソングライターからアイドルまで多彩な顔ぶれによる見逃し厳禁のお年玉イベントだ!

1/13(日)、14日(月・祝) (OPEN 12:00 / START 13:00)
Sound Lab mole
(札幌市中央区南3条西2丁目 狸小路2丁目ニコービルB1)

前売:¥1,000 / 当日¥1,500 / 2日間通し券 ¥1,500
(1ドリンク別途¥500)
ローソンチケット:L-13684
問:Sound Lab mole 011-207-5101
■1/13出演: THE BOYS&GIRLS / ututu / SCAM CIRCLE / cigar terrace / 小助川翔吏 / カラスは真っ白 / SNARE COVER / Cell  The Rough  Butch / mondaysick / ビアンカは死ぬことにした / bright color section3 / ポリプロピレン / 木箱 / 小箱 / あららら / 青空教室 / フルーティー / my bird warms a blanket for Colette / phatmans after school / and more…!!
■1/14出演: 成山剛(from sleepy.ab)/ 本棚のモヨコ / laufen / パレードパレード / KAGE稲荷 / 梅本多朗 / オトノエ / OLD / シュリスペイロフ / smarttail / naked / trash audio / PEAKEY / TadpolE / the terminal stage / ナンデードーシテー / なかにしりくトリオ。/ なかにしりくエレクトリック&アコースティック / 三人の茶番侍 / and more…!!

カルティヴェート大作戦 第45回

今、札幌で話題騒然のガールズバンド、ナンデードーシテーがますますヤバさ全開です! 以前、このコーナーでも紹介しましたが、その後、なんと“MINAMI WHEEL 2012”へ出演、まさかの入場規制の中、強烈かつ切なさとポップ感の同居するステージパファーマンスが、まさか? の好評を呼び、まさかの大阪からのラブコールに応え、なんと来年1月早々に大阪へお礼参りに行きます! ナンデードーシテーはまさか、まさかを2013年、さらに巻き起こしそうです! 大阪の他にも神戸、名古屋も行っちゃうので、関西、名古屋の皆さん、ナンデードーシテーが“何物なのか”をあなたの五感で確かめて下さい!! 夢にまで出て来る程の“何か”が待ってますよ〜!!

今、話題騒然!? のガールズバンド、北の刺客ナンデードーシテー 新年早々大阪再上陸決定!! 神戸、名古屋も行っちゃいますよ!!

〜ナンデードーシテーVo./G.ボルタナ・ケポが大阪初上陸となった“MINAMI WHEEL 2012”出演を愛と感謝で振り返ります〜

こんにちは! 札幌在住、自称ガールズバンド、ナンデードーシテーのボルタナ・ケポです。今月の末に私達は結成1年を迎える訳ですが、この1年は本当に色んなことがありましたね。その中でも特に印象的だったのが、10月に初出演させて頂いた“MINAMI WHEEL 2012”。初北海道外ライブということでかなりの気合を入れて臨んだこのイベント。今回は感謝の意も込め、その様子を簡単にではありますが、レポートさせて頂きます!
今でもあの日起こったことは夢のようです。私達がライブさせて頂いたRUIDOというライブハウスに実は個人的に思い入れがありました。数年前の“MINAMI WHEEL”で私はお客さんとしてこの場所でwooderd chiarieさんのライブを観ていたのです。その場所で自分達がライブするなんて全く思ってもなく…。私にとっては完全に夢のステージだったのです。
「はじめまして、ナンデードーシテーです!」の掛け声ではじまったステージ。目を開くと隙間が見えないほどのお客さん。全身が震えました。地元札幌でもこんなにたくさんのお客さんの前でライブしたことのなかった私達。頭の中は「なんで? どーして?」。“MINAMI WHEEL”のお客さんは本当に元気! なんといってもナンデードーシテー名物のコール&レスポンスの返答の良さにビックリ! 大阪であれほど大きな「焼き魚のニオイ」が聴けるとは思いもしませんでした笑 こちらのアクションに対してのリアクションの大きさはやはり大阪ならではなのでしょうか笑?! お客さんにもたくさん笑わせてもらいました! 積極的にライブを楽しもうとしている姿勢がこちらにも伝わってきて、同じ気持ちで同じ空間を共有できたのが本当に楽しかった。最後の曲の「始発で会いに来てね」の時にはフロアのほとんどの人が両手を挙げてくれていたのではないでしょうか。終演後は最後尾が見えないほどに物販ブースにお客さんが並んでくれていました。サインも書き慣れておらず、物販をまわすのが下手くそでたくさんのご迷惑をお掛けしてしまったと思います。CDも全然足らず、実際に手渡しできなかった皆さん。本当にごめんなさい。CDがないのに残ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。ナンデードーシテーの物販のところにいつも「交換ノート」というものを置いていて、そこにたくさんの方がメッセージを残してくださいました。「ミナミホイールに来てくれてありがとう」という言葉を見たときにちょっと涙がでそうになりました。バンドとしてこのノートは一生の宝ですね。こんな夢のような時間を過ごせたのも全て、私達の出演を決断してくださったスタッフさんのお陰だと思います。“MINAMI WHEEL”で出会った全ての方々、地元で私達のことを気にかけてくれた方々すべの方々に心より感謝しています。
そして、すぐにまた皆さんに会いに行きたいと思った私達はすぐに関西ライブ計画を立て、実現することとなりました。1月に大阪、神戸、名古屋と3日間連続ライブします! また、たくさんの出会いが待っていると思うと今からワクワクしています。私達といっぱい遊んでください!! お待ちしております!

 

ナンデードーシテー目撃者は語る

「えっと、よくわからなかったんです。“カサカサパサパサ〜”って。ミナホの前日に試聴して、なんだこの曲は? なんだこのビジュアルは? なんだこのバンド名は? 北海道? 頭の中がハテナの嵐。そんな中、ミナホ2日目のBARカウンターで出会った女の子をナンパしてみると「北海道から来ました!」え〜わざわざ遊びに来たんだ〜って思っていると「明日出演するナンデードーシテーです!」!! DROPで2日目の夜にあった“見な放題”にも遊びに来てくれた彼女らに、とりあえずししゃもとチヂミをご馳走し、翌日ライブを覗きに。そこには彼女たちに魅了されたパンッパンの観客で埋め尽くされていました。彼女達の魅力が何か? それを探るのが2013年、私の趣味になりました! そんな私もなんで〜かど〜して〜か、ナンデードーシテーの虜。」
心斎橋CLUB DROP 吉本

 

「まず、そのネームセンスにKOされました。プロフィールにしても“なんで? どーしてー?”と思うことばかりで、興味は日に日に増す一方。そんな矢先、彼女達がミナホに出演するというウワサを聞きつけ、ぜひお目にかかりたいと思ったんです。会場へ向かうと、既にフロアは超満員! そして会場を埋め尽くす、オーディエンスのハテナのポーズ(アー写でハッピーあけみさんがやってるアレ)! かくいう私もお客さんに混じって手を振り、ライブ後は物販に並んでサインをもらい、最後は写真まで取ってもらうというハマりっぷり。それ以来、ナンデードーシテーの事がますます気になってしょうがないんです。これは恋? それとも愛? あの日ライブ中に聞いたあの言葉が、今でも忘れられません……。その…みなさんが言っていた「普段は墓地でライブやってる」って、本当ですか?」
JUNGLE☆LIFE 森下

 

【ナンデードーシテーライブ情報】

12/14@札幌 COLONY
「ナンデードーシテー企画」
12/22@札幌 Sound Lab mole
12/30@札幌 SPIRITUAL LOUNGE
12/31@札幌 COLONY
01/11@札幌 Sound Lab mole
01/23@大阪 江坂MUSE
01/24@神戸 太陽と虎
01/25@名古屋 58月

【ナンデードーシテーHP】
http://nandedoshite.aikotoba.jp/

 

孤高の吟遊詩人SiMoN、浮遊感と中毒性溢れる新曲「July」をリリース!

日本に限らず世界でも活動中の札幌在住、孤高のシンガーソングライターSiMoNが10/31に配信3rdシングル「July」をリリース!今作は前作に続き、sleepy.abのインディーズ時代をプロデュースしていた田中一志をプロデューサーに迎え、札幌在住のファンクポップバンド“カラスは真っ白”のボーカル、ヤギヌマカナとフォークロックバンド“スモゥルフィッシュ”のギター渋谷悠希をゲストに迎えた作品。SiMoNとヤギヌマカナの儚く浮遊感のある歌声はもう鳥肌ものです。日本離れした疾走間のあるエレクトロサウンドも一度聴いたらやみつきになること間違いなし!ロック好きな人にもクラブミュージック好きな人にもオススメです!

message from SiMoN

「July」は2年位前にゆったりしたセットリストが多くて、違うテンポの曲がやりたいと思って3分位で書きました。煌めきと偶然がテーマです、6月末から7月頭のイメージがあったのでこのタイトルに落ち着きました。と、この時期にフランジャー(ジェット機みたいな音が出るエフェクター)を買ったばかりで使いたかったんです。ヤギヌマさんの声が美しいので是非聴いて下さい、よろしくお願いします!

message from ヤギヌマカナ(カラスは真っ白 Vo./G.)

「SiMoNさんは、ぼうしをかぶっているひとです。ぱれーどのおわりは、きっと、めりーごーらんどです。」

 

■SiMoN 配信3rdシングル
「July」2012.10.31リリース!
i Tunes store他、主要配信サイトにて配信中

SiMoN HP: http://almondfish.com/
July CM動画: http://youtu.be/Ct8N6kmxCy8

カルティヴェート大作戦 第44回

ついこの前までは全国同様「今年は猛暑でマジ暑いな〜」だった札幌ですが、いつの間にか冬のにおいが訪れて寒い日々となりました。寒い札幌ですが相変わらず熱いバンドが活躍しておりまして、今月紹介するCell The Rough Butch(セルザラフブッチ)は中でもひと際熱い存在で、胸に訴えかける歌詞と豊かなメロディー、圧巻のライブ・パフォーマンスと確かな実力を持つ札幌を代表する若手ロック・バンドです。札幌を拠点に全国でライブを精力的に行っているので、今、その存在が急速に知られておりファン急増中です! そのブッチを応援する札幌在住で音楽WEBサイトやフリーペーパーなどの執筆で活躍されている、フリーライター原田早知さんがブッチ座談会を仕掛けてくれました! さて、その内容とはいかに!?

Cell The Rough Butch
話題のアニメーションMV「里帰り」制作秘話!!

Cell The Rough Butch(セルザラフブッチ)
Ba. 得田 祐輔、G.安食 浩太、Vo./G. 登 翔一、Dr. 樫村 涼輔
札幌を拠点に全国的に活動する4人組ギターロックバンド。胸に響く歌詞、ボーカル、メロディーラインは時に切なく、何処か懐かしい感じがする。歌詞を重視しながらもライブでは激しく、楽しく、心温まる人間臭いパッケージライブを提唱している。
http://sambafree.com/ctrb/index.html

――3人は「里帰り」のMV制作のタイミングで知り合ったんですか?
安食「そう。でも太田さんは、もともとCOLONY(札幌のライブハウス)の田辺ミッチェルの高校の後輩なんだよね。それで“私の後輩で漫画家の子がいて、『イヴの時間』っていうのを連載してるんだ”って話は聞いてて。『イヴの時間』って言ったら、めっちゃ有名じゃん、すげぇすげぇ! って」
太田「それは初めて聞きました(笑)」
安食「今回アニメのMV作りたいと思っていろいろ調べたんだけど、まったく知識がないから、とりあえずアニメっぽい仕事してる人がいないかな? と思ったときに、漫画家の先生がいるじゃないか! と。『イヴの時間』はもともと(Web配信)アニメだったし、繋がってる部分があるのかなと思って太田さんに連絡して。キャラクターデザインをお願いしつつ、周りにアニメに詳しい人知ってますか? って聞いたら、アニメはわかりませんって言われて」
太田「そうなんです。漫画とアニメはぜんぜん別なので、キャラクターデザインはできますけど、映像を作ることはできないので、そこは専門家の方にお願いしてくださいって」
登「道はなかなか遠かった(笑)」
安食「それで青空教室ってバンドのメンバーからアニメに詳しい方を紹介してもらって、その人の伝手でガリレオ監督を教えてもらったの。ちょうど監督は曲にアニメを付けてみたかったそうで、協力してもらえることになったんです」
――皆さんの善意と熱意があったから可能になったと。出会いは大きいですね。
安食「本当にそう。それが今年の3月くらいかな。リリースするのは夏過ぎって決めてたんだけど、アニメ作るのは時間がかかるって聞いてたから、すぐに動き始めました」
――聞くところによると、皆さん、同世代だとか?
太田「そうなんです。私はそんな感じしないんですけど。登さんも安食さんもすごい大人っぽいイメージがあるから。田辺先輩もそうですけど、自分と違う道をちゃんと歩んでる人は大人だなって思ってしまいますね」
安食「で、後から知ったんだけど、うちのドラムのカッシー(樫村涼輔)の高校の先輩でもあったの」
太田「はい。私はカッシーを見たことがなかったんですけど、カッシーは私のこと見たことあると言ってて。え!? って」
登「見たことある! 書記の人だ! って」
太田「そうそう、私、生徒会で書記やってたんです」
――いろんなところで縁があったんですね。
太田「そうですね、北海道は広いようで狭いんだなって」
――『里帰り』のMVを作るとき、どういうところからアニメにしようって話に?
安食「初めて登がこの曲を持ってきてくれたとき、歌詞を見て、いいお話じゃないか! と。で、映像にするってことになったとき、俺、実写はイヤだったの。どうしても演じてる人のことが気になるっていうか。でもアニメだったら裏がなくて、まっさらじゃない? 楽曲的にもそういう曲だと思ったし。このお話をアニメにしたら絶対感動できる! と思って。それでアニメにしたいって言ったんだよね」
――そういう熱い思いを太田さんが聞いて、それなら協力してもいいな、と?
太田「そうですね」
登「最初にあがってきたデザイン見たとき、感動したよね」
安食「うん、うぉー! アニメだー! って」
登「鳥肌が立ったよね。自分の想像した物語のキャラクターが想像以上になって出てきた」
太田「それを聞いて安心しました。登さんの歌が真っ直ぐな唄い方だから、キャラクターの絵柄もあったかい感じにしようと思って。普段の自分の絵とは少し変えて描いてるんです」
――太田さんは曲を聴いたき、どんなふうに感じましたか?
太田「歌詞のストーリーもすごくあったかい感じがして。登さんの歌は優しいけど、ちゃんと芯がある。地元の懐かしさとあったかさ、真っ直ぐさをキャラクターで表現できたらいいなと思って描きました」
――ブッチ側からは、どういうオーダーをしたんですか?
安食「一応あのアニメはバックグラウンドのストーリーがあって。MVのオーダーしたときもそのストーリーを一緒に送ってるんだよね」
登「僕が書いたんです。主人公の男の子と女の子がいて、とか。あんまり考え込まないで、その日のうちにバーッて殴り書きのように。もともと歌詞を書いてるんで、それにちょっと肉づけした感じです。MVの最後、大人になったふたりが出てくるんだけど、太田さんにすごい綺麗な女性をデザインしてもらったんですよ。だけど、そこはあえて見せないで想像力を膨らませてほしいっていう監督のご意向により、カットされて」
太田「でも、あれはいい演出でしたよね」
安食「うん。最後女の人が看護服を着てるのも、今は医療関係で働いてるってことで。どうしてそうなったかと言うと、一回男の子が崖から落ちて怪我をしたときに自分は何もできなかったという後悔の思いがあったから、とかね。そう言えば主人公の男の子、田淵晴馬っていうんだよね。あだ名、絶対ブッチだったろ? って(笑)」
登「僕が付けたんだけど。女の子は水里詩織」
安食「うちの妹と偶然、同じ名前(笑)」
登「キャラクターの名前付けるときにバンドから引っ張ってこようかなって。ブッチってあだ名付いてる人は基本、田淵だなと思って。性格は詩織のほうが男の子っぽい感じで、晴馬のほうはちょっと静かな感じ。それが大人になったら逆になってるっていう。詩織は女性らしさが出てるの」
――それは男の子のロマンだよね。そうであってほしいっていう。
安食「はい! (笑)。アニメなんで、ロマンの塊なんで。キュンキュンしてナンボだと思ってるから。そもそも『サマーウォーズ』とか『時をかける少女』とか、ああいうの観てキュンキュンするような、あの感じを出したかったの。そういうオーダーをしたら、観た人からそういう反響があって、言われてもしょうがない(笑)」
――でも、ああいう世界観って永遠だと思います、いくつになっても色褪せない。
安食「そう、いくつの人が見てもいいなって思うようなものにしたかった。俺らのお父さんお母さんも、じいちゃんばあちゃんも、こういうことってあったかな? みたいな感じになれると思うから」
登「あと、監督の意向で途中で出演者がふたり増えたんだよね、友達のタケルとユミカ」
太田「おっとりした女の子と1コ下の男の子を追加でお願いしますと監督からきて。いただいた設定や性格、名前の音からイメージしてキャラデザを考えました。“詩織”顔、“晴馬”顔っていうのを何パターンか描いて監督にお渡しして、チェックを返してもらって、だんだんと形にしていきました。詩織は活発っていう設定だったので私はショートカット推しだったんですが、監督が“ポニーテールいいですね!”と。あと、リボンだったのを“ボンボンで!”って監督からきて」
安食「監督の好みになってるんだね(笑)」
登「でも、今回一緒にMV作ってくれた人たちってみんな地元にいない人たちだからこそやれたような気がする。みんな、あの曲の中みたいなことをちっちゃい頃に経験した記憶あったからこそ、協力してくれたのかなって」
安食「わかる。地元帰りてぇなみたいな、あの子は元気なのかな? みたいな感じだよね」
――郷愁って感情は、地元を一回離れないとなかなか湧いてこないかも。
安食「絶対思う。俺は旭川から札幌に来ただけだけど、すごい田舎から東京に出て行った人とかはより思うだろうな」
太田「『里帰り』のMV観たあとに、私も地元帰りたいなと思いましたもん。もう6年くらい帰ってないんですけど」
安食「えっ! そんなに!?」
太田「高校を卒業して地元を離れてから帰ってないはず。連絡もほとんど取ってなくて。妹とかはたまにメールしたりするんですけど。あと、叔父からたまに生きてるか? って電話きます。生きてる生きてる、みたいな(笑)」
――どうして帰らないんですか?
太田「地方から出てきてる友達はみんな連休のたびに帰ったりするんですけど、自分は絶対帰らないっていう変な意地があったのかもしれないです。漫画描くのってすごく神経を張るんで、一回帰ったら絶対緩むなって。あんまり甘えたくないな、みたいな感じで」
安食「そうか〜、俺は年1回帰るけどね、正月に。帰るタイミングそこしかないから。逆に言うと年1回は帰らないと親も心配するじゃん、ていう。帰るって言っても旭川だから、ビューンてすぐだけど」
太田「北見は特急で4時間くらいかかるんですよ」
登「僕は函館なんだけど、8月末くらいに4年ぶりに帰った。札幌から車で5時間くらいかな。単純に金銭的な問題だったりで帰れなくて」
――でも、なかなか帰れないからこそ、あの曲ができたのかも。
登「そうですね。どっかで安心できるものをつくりたかったのかも、帰れる場所というか。久しぶりに帰って、高校まで過ごした場所だから懐かしいし、不安感のない感じがよかった。あと4、5年親に会ってなかったから、年老いた姿を見たときはなんか切なかったです。親父がおじいちゃんの目してて。目ん玉が黒じゃなくて茶色くなってる感じ。向こうは話してる内容も声も話し方もいつもどおりなんだけど。親の大切さをすごい感じた」
安食「わかるわかる。やっぱ親許離れるとそういうの思うんだよね。実家にいたら、起きて朝ごはんのあるありがたみなんかわかんないよな。実家帰ったら、幸せだなと思うよね」
登「これで一緒に住んだら、また不満言ったりケンカしたりするんだよ。故郷から、ちょっと離れて暮らしてるくらいが、いちばんいいんだよね」
取材・文 原田早知(フリーライター)

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