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沖縄ファイル Vol.25

『沖縄はますます熱い音楽の夏になりそうだぜ!w』

沖縄市の“ピースフルラブロックフェスティバル”は去年30年目を迎え、続いて宜野湾市の“ライブギノワン”が来年で20年目。街を挙げて音楽を応援してくれる環境が続いている事は本当に有り難い。ついでに言うと実は私もなんちゃってプロデューサー歴20周年、イベント&レーベル「ClapHands!!」立ち上げから15年目、ウクレレ&アコギの居眠り系ユニット「すべりだい」もマイペースなゆるい活動ながら結成10年目。2000年からBEGINが提唱した「うたの日」に賛同して、2004年に始めた「うたの日前夜祭」もついに10年目。
そして改めてJungleLifeの22年目突入おめでとう! 長い長い音楽の歴史の中の一部とはいえ、私の人生においては重要な音楽シーンの1ページに関われている事を誇りに思います。このコラム連載も25回目を数えた今回、ついに紙媒体上では実質最終回なので、今分かる限りのなるべくたくさんのイベント情報を入れ込んでおきたいと思います。ここまで読んでくれた皆さん本当にありがとうございます! 次回からはますますwebコラムを充実させるべく頑張ります! 引き続きよろしくお願いします!

 

音楽に感謝! 歌をお祝いしよう!
BEGIN提唱“うたの日コンサート2013in嘉手納”

örönömöföröcö`öxcgcS.ai

★6/29(土)@嘉手納町兼久海浜公園
<出演>BEGIN、古謝美佐子、完熟トリオ(小坂忠、鈴木茂、中野督夫)、サンディー、手嶌葵、パーシャクラブwithサンサナー、Honoka&Azita(from Hawaii)、ボロジノ娘、他
※オフィシャルHP→http://www.utanohi.jp/

<うたの日とは…>(※公式HPより一部抜粋)
「うた」には喜びはもちろん、様々な苦難をも乗り越える力がある。かつて歌の島・沖縄が歌い踊ることさえ禁止された時代があった事、けれどやっぱり島人は、山の中や防空壕の中で小さな声で歌い踊り続けていたという事を子供達に伝えやすくする為に、「慰霊の日」(沖縄戦が終わったとされる6/23)の翌日を歌が開放された日「うたの日」として位置付けました。

 

第2回“ウクレレビーチパーリー”

ウクレレ

★6/30(日)12:00〜@宜野湾マリーナ特設ステージ(入場無料)
70年代から活躍したロックバンド「ハートビーツ」のギタリストとしてメジャーデビューし、解散後しばらく経って始めたソロ活動では、アコギ、三線、ウクレレと何でも弾きこなし、現在は自称「県産品歌手」としてコマーシャルにも多数出演してお茶の間にも人気者の宜野湾市出身の歌手、ジョニー宜野湾。彼の主催で昨年始まったウクレレ企画イベント。実は沖縄とハワイは良く似ている所がたくさんあるので、それを存分に味わいながら楽しんで欲しい。すべりだいも昨年に続き出演決定! 他の詳細は現時点で未定だが、ジョニー宜野湾のHPまたはFacebookでチェック!
http://www1.ocn.ne.jp/~johnny/

 

 

第31回“ピースフルラブ・ロックフェスティバル2013”
今年もオキナワンロックの夏がやって来る!

30thピースフル

<出演者>(4/15現在の予定 / 随時発表)
★第1日:7/13(土)
ORANGE RANGE、Galaxy Express(韓国)、PE'Z、Civilian Skunk、ゴーカートモンキー(大阪オーディション)

★第2日:7/14(土)
紫、Freddie Eto & Queeness、CINNAMON、JET(スペシャルゲスト 伊舎堂さくら)、かっちゃんBAND、KENICHI & KING VOICES、Sideways、PRYZM(フィリピン)
HP→http://www.peaceful-love-rock.com

 

第19回“ライブギノワン2013”

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★8/10(土)16:00〜宜野湾海浜公園屋外劇場(入場無料)

宜野湾市が誇るカチャーシーの祭典「はごろも祭り」と同時開催、インディーズのビックステージ! ついに来年20周年を迎える「ライブギノワン」今年も出演者を大募集!

※応募〆切:〜5/15(水)17:00まで
【問&提出先】宜野湾市教育委員会 生涯学習課 市民文化係
〒901-2203 宜野湾市野嵩1−1−2 / TEL:098-893-4433
※応募要項・応募用紙→
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/organization/syougaigakusyuuka/cityguide/event/01/liveginowan2013bosyu.html

 

<オススメ新譜!>

八重山(やいま)発 新しい沖縄のポップス誕生!
「BAGADA BAND(バガダバンド)」

沖縄らしさを滲ませつつ、常に新しい音楽を生み出している八重山クオリティ。メンバーはゴーヤカンパニー所属の伊良皆誠、宮良信博を中心に楽曲を制作、全国各地で活躍する八重山アーティストが楽曲ごとに自由に参加するスタイル。八重山方言で綴った歌詞を彩る珠玉のヤイマポップ、熟成された新星とでも呼ぶべきか。

BAGAD

<参加アーティスト:東金嶺等、川門正彦、仲田かおり、仲宗根忍、きいやま商店、渡慶次康之、金城弘美、IRIS、宮良信博、伊良皆誠>
★「バガダバンド」→http://go-ya.asia/bagadaband.html

 

沖縄の裏事情をもっと詳しく知りたい方はこちら!

★HP→http://www.clahands2.com
★twitter→http://twitter.com/KENKOOKINAWA
★ブログ→ http://kenkokenko.ti-da.net/
★myspace→http://www.myspace.com/suberidai
★podcast番組「KEN子様は音楽じょーぐー♪」
http://podcast.uruma.jp/program/11/
★KEN子楽曲配信→http://www.globule-tm.jp/artist/kenko/

沖縄ファイル Vol.24

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『公園も広場も道路もゲートもカフェも! 沖縄も福島も! 日本もアジアも! いつも心に音楽を』

今年も2/23〜24日「桜坂アサイラム」、那覇市の歴史ある映画館「桜坂劇場」周辺のお店や公園が音楽で満たされた。そして3月は「Musix」で、沖縄県内あちこちで音楽が鳴り響く。ああ…私達はなんて幸せな日常に生きているんだろう。遠くで春を待つあの人に、少しでも早く届けてあげたい。あれから2年目の春。
「アサイラム」とはギリシャ語で「避難所 / 聖域」。桜坂では2008年に始まり、沖縄・青森・東京など全国各地で音楽や文化を通じて人と人が繋がって広がっていく。2011年3月の東日本大震災と津波と原発事故の後、まさに「アサイラム」避難生活を余儀なくされた人達の、心の避難所となりたいと、誰もが正解が分からないまま、もがきながら模索しながら前に進んでいる。タテタカコが呼びかけて沖縄から福島へ繋がるラインに加え、今回出演した細美武士(the HIATUS)が打ち上げで「オレはアサイラムも大好きだし、東北ライブハウス大作戦のヤツらも大好きだ! だから今度は一緒にやりたい」と宣言していた。
また3/15〜17は「沖縄国際アジア音楽祭musix2013」。県の事業として2010年から始まり、今年で4年目。昨年は那覇市や北谷町でも同時に行ったが、今回は様々な音楽や文化が色濃く渦巻く沖縄市を中心に開催。数多くあるライブハウスはもちろん、米空軍が駐留する嘉手納基地ゲート2前の通りを全面封鎖したメインステージでオキナワンロックの大御所「紫」などのライブに加え、テントステージをいくつか並べて、さまざまな音楽が鳴り響いた。
忘れもしない10年前、2003年の3月、私はシンコーミュージックから発売された沖縄音楽の雑誌の巻頭30ページを担当した時に、アメリカがイラク開戦へと向かった事に胸を痛め、音楽のシーンから訴える緊急コラムを掲載した。あれから10年の間に、ライブハウスで出会った青年たちが戦場へ飛び立ち、あんなにたくさんの民間人や子ども達まで殺したあの戦争は、いったい何だったのか。未曾有の震災から原発事故という日本の危機に「思いやり予算」を米軍に払ってる場合じゃない。そして今、国同士の間の緊張を煽られている昨今、「アジア音楽祭」と銘打ったイベントだからこそ、音楽での交流が平和の架け橋となるようにと、再び心から願う。音楽で繋がってみんなで仲良くしようぜ!

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▲「桜坂アサイラム」桜坂gにて「CINEMA dub MONKS」

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▲「musix」嘉手納エアベース第2ゲート前で「紫」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★「桜坂アサイラム」
http://www.sakura-zaka.com/asylum/2013/
★「東北ライブハウス大作戦」
http://www.livehouse-daisakusen.com/
★「沖縄国際アジア音楽祭musix2013」
http://musix-okinawa.com/2013/

沖縄ファイル Vol.23

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「mF247、2度目の終了」〜音楽と権利と配信とインディーズとメジャーと〜

ここ数年、環境問題などに関わってみて、音楽の世界で培った経験や人脈が思わぬ所で繋がったり、逆に環境問題を通じていろんな出会いや学習が音楽の新たな一面を知るキッカケになる事もあって面白い。それだけに限らずだが、どの場面でも常々思う事は、「その小さな始まりこそ偉大」「失ってから気付いても遅い」「模索し続けて終わることはない」ということだ。
久々にFacebookで見た「mF247」の文字、しかも「サービス終了のお知らせ」。エピックソニー創始者、ソニー・コンピュータエンタテインメント取締役会長、ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役社長など数々の大役を歴任した丸山茂雄氏(通称:丸さん)が2005年に立ち上げた音楽配信サイト。当時、着うたがようやく浸透し始めた頃で、日本のMyspaceも2006年末から始動とあるからまさに日本の音楽配信の先駆けとも言えよう。「音楽で飯を食いたいという人」を引き上げる事を理念に掲げ進化し続けた後、2008年に「設立の使命は果たしたと考えていいと思います」と「第1期」に幕を引いた。その後、「第2期」は2009年に2チャンネルやニコ動で有名な(株)ニワンゴと提携、取締役「ひろゆき」氏との対談の内容にも、常に模索し続ける丸さんの柔軟な姿勢を見て取れる。(インタビュワーは津田大介!)その7年間の変遷の内容は、FBからリンク先となっていたkomtarrさんのブログ『靴を買い替えようかと思います』2013/2/18日のエントリー「mf247がクローズする〜メジャーレーベルが夢見た音楽配信というビジネス」(http://d.hatena.ne.jp/komtarr/20130218#p1)に詳しく書いてあるので割愛して、個人レベルの話をしたい。
私はかなり幸運な事に、当時、沖縄にも拠点を置いていた丸さん邸で、音楽業界や放送業界、レーベル関係者向けに開講された「音楽と権利と配信」「音楽という商品の取り扱い」などを幅広く学べる少人数の講座に自主レーベル「クラップハンズ」代表として参加させて頂いた。同世代では私と知花竜海(赤瓦レーベル)のみ、他はCDショップのオーナーや放送業界の大先輩方が揃っており、私にとってはかなりレベルの高い話を聞く事ができた。また、私も竜海もミュージシャンとしても楽曲登録しており、全国からレベルもジャンルも様々な音楽や情報が紹介されている、当時ではかなり斬新で濃厚なサイトだった。更には私のユニット「すべりだい」が、mF247とPOKKA「aromax」のコラボ企画で全国から投票で15組中に選ばれ、コンピCD『Coffee Groove』にも参加させて頂いた。実は私も様々なアーティストに関わってきて、「メジャー」「インディーズ」の曖昧な境目や、権利やお金の問題で辟易した時代を経て、一時期メジャー嫌いとなり、しかしメジャーでも音楽に対する情熱で仕事している人達に出会えて今があるので、丸さんのような「業界の大物」が親身になって実際の事例や具体的な対処法などをちっぽけな私にも丁寧に話してくれる事は頼もしかったし分かりやすかった。そしてその情報や信頼関係は後輩達の為にも役立った。今後目指す所やプロセスやレベルが違ったとしても、そこに少しでも触れられた事は貴重な経験だと思う。そして、これまた奇しくも縁あって、私のソロ名義の新曲2曲を2012年6月にはテイチクエンタテインメントのインディーズレーベルから「配信」という、何とも不思議な環境にいる事も、常に自らを実験台のサンプルとしながら、日々面白く観察しつつ、未来の音楽の形も想像の範囲に置きつつ、「mF247」が切り開いてくれた世界にも感謝と愛を込めて、常に模索し前進し続ける頼もしい先輩方の背中を見て、私も悩みながらも探りながら更に前へ進みたい。音楽にはゴールも答もないはずだから。

沖縄ファイル Vol.22

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「2012年末、ついに私も、紅白歌合戦に出演しました。」(笑)

HNY!!まぁタイトルで簡単に予想はつくだろうけれど(笑)「今年の紅白に呼ばれなかったので、自分で企画しました」という、沖縄音楽界のお笑い芸人とも名高い? ジョニー宜野湾率いるDFC=ダジャレファイトクラブ主催“第1回DFC沖縄紅白歌合戦”が行われた。出演者は、総合司会に川満しぇんしぇー、白組:ジョニー宜野湾&WALEWALE、あらかきたかし、Coda&Chiba(元hands編集長・幸田悟&Sax千葉利幸)、伊集タツヤ、K@SS。紅組:EPO、RIMI、CHICO、Minakoと個性的な実力派が勢ぞろいする中、光栄な事に私もお声がけ頂き、トーク8割、歌少々で出演。それぞれの出演者の間に、「民間人枠」と呼ばれるカラオケ出演もあり、プロ顔負けの美空ひばりや、歌よりダジャレなオジサマなど様々。応援合戦では、白組がマッチョなオジサマのボディビルディングによる応援で客席を沸かせた後、紅組は「HKB48(閉経日平均48歳の略とのこと。笑)」がチアリーダーのミニスカ姿で登場! なんとあのEPOさんも出演して下さったお陰でなんとか「歌合戦」の名を保つことができた…というのはネタだが、私が最年少のイベントなんてホント久しぶりで(笑)、そのパワフルな歌と存在感に憧れていた先輩方と同じステージに立てる事を恐縮しつつ、お笑い方面では任された! という気負いで新ネタもたくさん披露。(こんなに本気で仕込んだのは近年のライブで最高レベルかも? 笑)そして、カウントダウンで新年に突入した瞬間、窓の外で上がる何百もの花火! 海に面したライブハウスだからこそ見れた偶然的必然の演出! そして続いてEPOさんの歌で心地よく新年を迎えた。今回ソロアーティストばかりの出演者の中、大トリは唯一のロックバンド「K@SS」! そうです、「KISS」コピーのオヤジバンド! 完璧なまでのメイク! 演奏とパフォーマンス! そしてダンボールや保温マットなどによる手作りの衣装!(笑)普通にカッコイイから余計笑っちゃう! そして最後に、気になる投票結果を、玉入れ方式で開票したところ、10票程度の差をつけて、紅組優勝!! 紅組は勝利の祝杯を、白組は早速年末に向けてリベンジすべく、打ち上げも大変盛り上がりましたとさ! 笑って迎えた良い正月でーびる! 暗いニュースも多い世の中だけど、みんなにとって、より良い年になりますように! 今年もゆたしくうにげーさびらー!!!
(写真:吉田春樹、ジャン松元)

 

ダンボールで手作りした衣装は2日連続のライブで壊れかけのレディオ…でもライブはカッコ良かったぜ!笑

K@ss

 

いつもより黒目を大きく…あたし キレイ〜??  …ぐふふ。笑

目イク

 

祝☆紅組優勝! 紅組キャプテンRIMI姐さんが振る赤フンドシ優勝旗!

紅組優勝ふんどし

 

沖縄ファイル Vol.21

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【当たり前と思ってた音楽の自由を“守る”ためにも、選挙へ行こう!】

「自分の財布の中身や音楽の未来を決める大事な一票を!」

2012/12/16、衆議院選挙。今回はいきなり解散、急な選挙となったけど、やっぱり毎回ガッカリさせられるのは投票率の低さ。特にこのJungleLifeを読んでるであろう、私達20〜40代の世代。選挙を「政治の話」だと思って無視してる間に、もはや音楽の世界にも、あなたの財布の中身にも、あなたが吸う空気や飲む水や子どもの命にも、既に迷惑な影響を及ぼしてるんだよ? 例えば「ダンス規制」って何だよ!? 原発? 徴兵制? 基本的人権の削除? 50代以上の人達が決めた未来に私達の子ども達が生きる事になるんだよ? 10年後、20年後、何が起こっても責任も取れないオッサン達にただ任せるんじゃなくて、自分達の未来をつかみ取らなきゃ! 「徴兵制? 戦争行くよりギター弾きてぇ」とか意思表示するのが選挙だよ。
投票したい政治家がいないのも分かるけど、まずはよく情報を集めて、「こいつは絶対ダメだろ」と思う人を落とす為に消去法で「よりマシ」を選び続けて行けば、少しずつレベルは上がって行くよ。今回の選挙でも、坂本龍一を中心に、様々なアーティストが声を上げたよ。私達、音楽を愛する1人1人も難しいからとかって目をそらさないで、1度や2度投票したぐらいで結果が出なくても諦めないで、「当たり前ではなくなった音楽や表現の自由」を取り戻すためには投票は当たり前、それ以上のアーティスト的行動を立ち上げていこうぜ! 未来は僕らの手の中! 次は来年、参議院選挙! 未来に向けて本気出そうぜ! 「Get Up Stand Up!! Stand up for your right!」(権利の為に立ち上がれ!by BobMarley )
★「坂本龍一から政治家の皆さんへ」⇒http://skmtsocial.tumblr.com/

【番外編レポ!】沖縄インディーズNOT DEAD!忘年会でなく“望年会”!

年末差し迫る12/14(金)、タワレコ那覇店の古田店長からFACEBOOKを通じて、「沖縄で音楽に関わるお仕事をしているみなさま、そして沖縄のアーティストとお仕事をする機会のあるみなさま(可能性も含めて)に飲み会のお誘いです☆」という呼びかけで飲み会が開催された。私は基本的に「名刺交換会」とか「異業種交流会」みたいなお誘いを頂いても「今ある関係でさえ丁寧にお付き合いできてないのに、別に新しい出会いとか取引とか要らないし…」という思いで丁重にお断りさせて頂いて来たのだが、今回は主催者陣はもちろん、参加に名乗りを上げてる人達がまさに「今ある関係」の中でも面白すぎる顔ぶれで、そりゃ万難を排して参加せねば! と遅ればせながら参加。会場となったのは前号で紹介した、2012年3月オープンのライブハウス「output」。その代表&PAの濱里圭と店長の上江洲修はもちろん、以前PJが沖縄に来た時のレポ(167号)でも紹介した卸業者「沖縄レコード商事」屋宜さんも首謀者の1人。参加者は様々なアーティストのマネージャーさんやレーベル、レコード会社、沖縄県内の放送局&媒体関係、イベント制作関連、など幅広く奥深く。
最初は上江洲店長の段取りで、1人ずつ登壇して「自己紹介+おすすめの1枚」をみんなで聞くという形だったが、これだけ濃密な面々が揃えばそりゃぁ段取り無視で自然とグループに分かれていき、入れ替わり立ち替わりつつ、話も熱く濃く深まり高まっていく。私と屋宜さんは以前も話した事あるテーマで再燃、「CDの売れない時代に私達はどういう戦略を立てたら良いか」「CMとのタイアップ」「イベントとの絡み」「購買ターゲットの意識マーケティング」「レーベルとの契約関係や著作権」などなど、話はぐんぐん過熱。「KEN子さん、そんな話はステージでやって下さいよー!」と言われつつ話は更に益々盛り上がり、「2013年からバンドマンの駆け込み寺的トークイベントまたはUSTREAM番組やるかー?」などという話にまで発展!(笑)実現するかどうかは別としても、3人寄れば文殊の智恵、これだけの音楽関係者が集まって知識やアイディアや人脈をうまく繋ぎ合わせればきっと面白い事ができるに違いない! また2回目3回目やろう!と盛り上がっているので、2013年の更なる良い展開を期待したい!

沖縄ファイル Vol.20

 

行く年来る年、ライブハウスの閉店・移転・開店!

★宜野湾市「K-mind」閉店⇒http://www.comestech.com/

琉球大学と沖縄国際大学の間にある宜野湾市長田交差点地下に1994年オープン、学生バンドから大物までジャンル問わず幅広いライブを展開して来た「K-mind」が、20年目を目前に年末閉店を発表。現在18年目を迎える野外イベント“ライブギノワン”もここから始まったし、ライブハウスとスタジオ利用を合わせると年間2000組とも言われるミュージシャン達が別れを惜しんで駆け込み、スケジュールは平日も全て埋まった。K-mindのラストライブは12/25。宜野湾市宇地泊の「グラススタジオ」は引き続き利用可。オーナー米須さん、詩導店長、ありがとう! 次の展開に期待!
※ 写真:11/14(水)、「ヒトリツチナリ」=ソロ活動中の元フッカーズVo.大城大地。バンド結成から解散まで、思い出溢れるK-mind最後のライブということで、久々に元メンバーを加えての演奏はバンド時代からのファンに涙させた…って大地の引退じゃないからね! 笑

 

 

★那覇市曙「Okinawa ROYED」閉店⇒http://music.geocities.jp/okinawa_royed/

K-mindと時を同じくしてバンドマン達にショックを与えたのは、特にパンクやビリー系のバンドに人気だった「Okinawa ROYED」も12周年と同時に閉店とのニュース。しかしこちらは、オーナーの金城さんも別の場所に引っ越して再開予定だった所、このハコにも縁深いCHAIN SOLEのHIKARUが引き継ぎ、2013年から新たに大阪KING COBRAの姉妹店としてオープンするというから、どちらも新たな出発が楽しみだ。12月の毎週末、12周年&クローズイベント満載! 歌い、踊り、飲み明かそうぜ!(電話:098-862-9098 / 金城さん「転送で必ずつながります♪」)

 

★北谷「Salt&Pepper」が沖縄市に移転⇒http://www.salt-and-pepper.jp/

今や沖縄中部のランドマークともなった北谷町美浜の観覧車下にできて4周年を迎える通称「ソルペ」が11月、沖縄市園田に移転。ちょっと前の世代にはディスコ「Mars」、往年の沖縄ロック世代の皆さんには「元アイランドのビル」と言った方がいいかな? (モンパチもカバーした「Stay with me」のアイランドのお店があったビル) キャパもMAX500名と拡大、北谷の都会的な雰囲気とまたひと味違った、セレブな雰囲気の個室やオシャレなバーカウンターも備えている。

 

★那覇市久茂地地区に3月OPENした「output」、
11月から新店長就任!⇒http://outputop.com/

新宿ロフト、桜坂セントラルでPAを担当していた濱里圭が今年3月、国道58号線の久茂地交差点近くにライブハウスを新規オープン。そして11月からは、新宿ネイキッドロフト、下北沢シェルターの元店長・上江洲修が店長に就任。東京でたくさんの音と人との出会いと繋がりを手土産に帰って来た2人が故郷沖縄に愛を込めて音楽や思いをお届けする! 12月はK-POPや琉球アイドルからハードコア、パンク、基地問題トークライブまで幅広くブッキング。何でもありで面白そう!

 

■12/25(火)K-mindラストを飾るのはこの顔ぶれ!(※詳細はHPチェック!)

★癒しボイスの「ちえみジョーンズ」
★ブリティッシュロックの「バタフライコレクターズ」
★ソフトなサウンドの男2人組「THE YOU」
★切れ味鋭い女性ボーカル3Pロックバンド「しのぶ鳥ストリッパー」

沖縄ファイル Vol.19

〜竜の年、2匹の竜が立ち昇る!〜

城間竜太presents「第2回やんばるてぃだ音楽祭」

 若手唄者・城間竜太に初めて出会ったのは10年ほど前、沖縄北部の緑豊かな地域「やんばる」東海岸に位置する東村の夏祭りに司会で呼んで頂いた時。ほぼ地元からの出演者の中、唄三線のうまい少年がお母さんの民謡バンド「三線どぅしび」に参加していた。それから10年の間、毎年のように「つつじ祭り」「夏祭り」と司会させて頂く度に彼の成長を見る事ができ、この数年で県外のイベントにも出演、様々なミュージシャンの県外ツアーサポートなどでも活躍。
その竜太が「地元である北部を音楽で盛り上げたい」とスタートした自主企画「やんばるてぃだ音楽祭」第1回は昨年2011年9月、名護市民会館での成功を経て、今年10月14日「第2回」はまさに地元、東村夏祭りの会場でもある「つつじエコパーク」で開催。彼のバンドメンバーだけでも「太陽風オーケストラ」Drs.仲宗根達也、プロギタリストとして引っ張りだこの国吉亮とJINの2人、元スカイメイツBa.KOZ、太鼓に伊波はづきと凄腕勢揃い。更にゲスト出演にも「BIG MAMA」でヒットした元「SOUL CAMP」半蔵やロックバイオリニストARIAなど、全国で活躍する豪華な面々だが、全て彼がこの10年で出会って来た繋がりの深いアーティストばかり。更に地元の婦人会による伝統芸能「国頭(くんじゃん)サバクイ」も披露、地元や先輩方へのリスペクトも忘れない。事前のチケット販売、スポンサー集めから当日の会場設営まで、地元を挙げて応援する「城間竜太後援会」や友達らも協力。台風の近づく中だったが、たくさんの人が集まり、地元スポンサーからの提供商品の抽選会あり、最後はお客様へサプライズで打ち上げ花火のプレゼントもありの大盤振る舞い!
抽選会で出した「竜太使用の三線」が当たったのが偶然別の三線店の人で、その方の御厚意で戻って来た三線を、その日の売上からチャリティ募金予定だった北部や離島の救急ヘリ「MESH」の為のオークションにした所、なんと「3万円」の値がついた! 落札した女性はオジィの形見を失くしてしまってたから、それと同じ値段で形見の代わりにと大事に受け取ってくれた。それがMESHを救う! なんて美しい結末! 本当に愛の溢れるイベントだった。ますます周囲に愛し愛されていく竜太の今後の成長とオリジナルCDの発表を期待してやまない!

11/11、知花竜海ソロ初アルバム発表!

 私にとって確かに「奇才」と言えるアーティストはそう多くない。近く親しい友人ほど、なかなか面と向かって褒めるのも褒められるのも気恥ずかしいのだが、今回は遠慮せず自信を持って大きい声でお勧めしたい。上記の城間竜太を若手三線弾きとしての実力を早々と見極め、USENの沖縄三線チャンネルの演奏家として起用したり、様々なアーティストや音楽フェス「PeaceMusicFesta!」のプロデューサーとしても活躍する知花竜海。自身の新旧の楽曲を織り交ぜた、待望のソロ初アルバムが満を持して発表決定!
2001年にバンド「DUTY FREE SHOPP.」、2002年に留学した先の中国北京で組んだバンド「品味期限」、2006年にはラッパーのカクマクシャカとのユニットで1枚ずつアルバムを出し、それぞれにメンバーも作り方も様々ながら、常に多種多様なジャンルのゲストを迎え、竜海ならではの感性で化学反応を楽しみながら作り上げる手法はまさに「チャンプルー」の達人。どれも沖縄民謡や音階とはかけ離れているのに懐かしさも滲ませつつ、どこかしこから必ず「みんながまだ知らない沖縄の別の表情」が強烈な個性を放つ作品となっている。私がこの10年のベストアルバムを10枚選べと言われたら、この新作も含めて4枚まとめて入れてしまいそうな勢いで、「1人コンピ」的な彼の音楽性の幅広さと吸収力、唯一無二の超越した表現力とその成長ぶりには感服しどおし。最初のアルバムから10年を数え、多数のプロデュースを経て改めて自身をセルフプロデュースする事で、より丁寧に自分と音楽と向き合った感じが滲み出ている。曲順もよく考えられており、何度リピートして聞いても飽きない面白い流れを生み出している。
1曲目にタイトルチューン「新しい世界」、直球勝負の潔さ、天真爛漫な純朴さが、いきなり無防備な心に飛び込んで来る。エイサーの迫力に頼る事なく逆に引っ張るほどの躍動感が、竜海が3.11以降最も伝えたい「命輝け」という重くなりがちなテーマを希望へと導いている。注目曲は、沖縄が世界に誇るインストバンド「太陽風オーケストラ」と2006年に録音した「旅ダチ」の壮大な世界観。そして前作の相方、カクマクシャカも新たな魅力を引き出された「夢x時(ゆめかけるとき)」。他にも高校時代に書いた楽曲から最新曲まで、緩急のバランスも良く、言葉や音の1つ1つ細部まで聴いてほしい奥深い1枚に仕上がっている。

【知花竜海ライブ情報など】
11/10(土)那覇 桜坂周辺
11/16(金)北谷 LIVE HOUSE MOD'S
11/22(木)読谷 ライブハウス yomitan101
11/23(金)名護市マルチメディア館
11/24(土)名護 わんさか大浦パーク
11/25(日)恩納村 カフーリゾートホテル 2F Cafe&Bar
11/29(木)那覇 若狭公民館
12/07(金)那覇 Bar土(2Fギャラリースペースにて)
12/15(土)金武 ビオキッチン ぷかならー
12/29(土)名護市辺野古 居酒屋ドリーム

★HP→ http://akagawara.com
★ブログ→http://chibanatatsumi.ti-da.net/
★twitter→http://twitter.com/ChibanaTatsumi

おまけ情報!

知花竜海プロデュースのKEN子ソロ新曲!
「テイチクエンタテイメント グロビュールレーベル」より新曲リリース!★
<テイチクモバイル、レコチョク、iTUNES STOREで配信!>
★HP→http://www.globule-tm.jp/artist/kenko/

沖縄ファイル Vol.18

【ニュージーランドで沖縄空手! 海と空と音楽に国境はない!】

9月7〜14日、人生初の南半球、春を迎え始めたニュージーランドへ行ってきた! 日本&NZ国交60周年の「JapanFestival」に、私の所属する道場が空手で出演。過去にも空手での海外遠征はスイス、アメリカと通訳も兼ねて行ったけれど、人生初のオール英語司会! 久々に緊張して吐きそうだったー!(笑)。他にも日本の歌や踊り、太鼓、華道、餅つき、ジャンボ手巻き寿司、などなど、なかなか沖縄でも見られない「日本の文化」が勢揃い!
その他の日は観光、お天気に恵まれ、南島の雪山や大自然の壮大な風景に「地球でけーなー!」と感動。夜も星空ツアーに参加、南十字星や数えきれない星たちに「宇宙でけーなー!」と感動。私達はお世話になった先々で沖縄の歌を歌って、無条件に喜んで貰えた。「音楽の力、すげーなー!」一方、私達の不在中の沖縄では、台風で9月9日に延期になったためツアーと日程がカブり参加できなかった「オスプレイ反対! 沖縄県民大会」には10万人が集まったとの報道をネットで見て感動。「沖縄の民衆の力、すげーなー!」今、尖閣諸島の問題をわざわざ引き起こしてケンカ売ってる人達やそれを煽る報道もあるが、Facebookなどでは音楽やアートで繋がった平和な関係もある事を呼びかけるアーティスト達もいる。オスプレイの強行配備はもちろんイヤだし、沖縄各地に新しく作ろうとされてる基地も要らない。あらゆる戦争とその訓練に反対。これ以上、地球を壊さず、少しでもマシに戻して次世代へ。私たちの税金を、どこかの国の誰かの命を奪う事に使ってほしくない。「War is not the answer」(=「戦争は答えじゃない」from「What’s going on」by Marvin Gaye)全ての武器を楽器に〜!

 

 

 

 

 

 

▲天気に恵まれ全景を見れたNZ最高峰「マウントクック」

 

【雨にも負けず…台風の中でもローリーロール!】

NZ最高峰「マウントクック」を見て日本に帰った私を出迎えたのは台風と、私にとって沖縄ソウル最高峰「ローリークック」率いる「RollyRollBand」! JungleLife175号で1993年「Peaceful Love Rock Festival」を初めて見に行ったのは、ローリーさんのバンド「ザ・ワルツ」だったと書いたが、その時はまだその魅力がよく分かっていなかった。ノーズウォーターズのVo.マストー達に導かれて恒例のクリスマスライブに参加したりして(※きいやま商店もローリーさんの曲をカバーしている。)、ジワジワと好きになった私のローリー愛を決定的にしたのは2005年9月、ローリークックのソロ名義の2枚組CD『月とギターとベランダ』レコ発@桜坂劇場。新旧交えて変態的な遊び心溢れるアレンジされた数々の楽曲の後に、同年5月に「SKAYMATE’S」のTb、通称「偉人ユキヲ」が亡くなって後に手渡してくれた「It’s a beautiful day」という曲と、同じく「命」に繋がる「Happy Birthday」がスルリと心の奥底に滑り込んで来て鷲掴みにされた。涙が溢れて止まらなかったライブは多分人生初だった。
それ以来、常に彼は私のトップ5に君臨。今年に入って、浦添市の「groove」で毎月ライブすると宣言してからは、私の職場が近い事もあり以前よりよく行けるようになった。回を追うごとに看板が上等になる所にgrooveオーナーであるBa.ガチャピンさんの愛を感じる(笑)。ここで毎回会うようになったのが旧知のバンド「JunkyJAPDogs」のDrs.ムーちゃん。9月15日、台風ど真ん中の夜、彼は少年の顔でドラムを叩いていた。ローリー&ガチャピンはもちろん、「ザ・ワルツ」のT.Sax.タバさん、Key&Tp.タマゴさんと、彼の少年時代からのロックスター達との共演。ソロ曲+ワルツの曲+数曲のカバーを交え、アンコール「週末はA&Wで」ではもはや涙で前が見えなかったとか。後輩達に大きな影響を与え続けているミュージシャンズミュージシャン。もしまだ知らないのなら、そのソウルフルな歌を一度でも聴いてほしい。「青い空と青い海だけじゃない」沖縄の魂(ソウル)に触れるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲ローリークックとムーちゃんのツーショット☆

 

<ライブ&イベント情報>
“Rolly Roll Band Live!”
10/17(水)@Groove(098-879-4977)
Open20:00 Start20:30 ¥2500+ドリンクオーダー
出演:ローリークック(Vo./G.)、城間和弘(Dr.)、上地gacha一也(Ba.)、誤得久朝"NOW"(Key.)
<その他のローリーさん情報はHP&FBをチェック!>
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/rolly/
https://www.facebook.com/rollycooke

沖縄ファイル Vol.17

【レポ1】『ライブギノワン2012』

この季節が来ると、同じ話からスタートするので聞き飽きた人もいるかもしれないが、「ライブギノワン」が始まって18年目。その初回にはカッコイイ先輩バンド勢揃いで感動して、その後は企画委員と審査員、司会として関わらせてもらって16年目。審査でいろんな音楽に出会えるのが毎年楽しみ。宜野湾市最大の「はごろも祭り」と同時開催で、数々の大物もライブした屋外劇場の大ステージで、こんな素晴らしい音楽表現の場を作ってくれる事にも感謝、宜野湾市民としても誇りに思っている。それが今年は特にテープ審査の時から例年よりもワクワクさせてもらった。毎年、応募されて来る音源の中でもヒイキ目抜きにして、やはり日頃からライブが良いバンドが勝ち残って行くのだが、今回の特徴は、見た事ないバンドの中からも、楽曲の説得力やライブ感などが音源から滲み出ていて「見たい!」と思ったり、トリを飾れるバンドも複数組いた事は、長年関わる者として嬉しかった。まず地元真志喜中の女子バン「voice」が元気&カワイイ&堂々とした演奏で幕を開け、身近な兄ちゃん的雰囲気が馴染みやすい「キャッツパークラリアットボーイズ」、演奏はまだ青臭いがそれも楽曲のスパイスとなる「The Sheep」、久々に骨太なメロコア3P「THE INFINITY STAR-WORLD」、さわやかなポップロック「LiM」、AUのCMにも起用された歌のうまい男子2人組「GOLD RUSH」など初登場組も暑い時間帯の日射しに負けない熱いライブだった。バンド歴の長いボーカルのソロバンド「メカルジン」「ヨシムラタカシ」は存分に彼らの歌詞&メロディの良さを表現。過去にも出演した「NAUTILUS」「AUDIENCE」は楽曲も演奏も安定感。そして初登場にしてトリ前は女性ドラム&ギター含む3P、「空観日和」、こちらも噂には聞いていたが、儚さ脆さと強さの絶妙バランス! そして大トリは双子を中心に息の合った4人組「Nuchi」、10代の子達のエイサーも加わり、最後は花火とのコラボで幕を閉じた! そりゃー打ち上げも盛り上がりましたとさ! このメンツでまたイベントやりたいと思いました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※KEN子のpodcast番組で全バンド入りのオムニバスをプレゼント!※
http://podcast.uruma.jp/program/11/

 

【レポ2】『1000年の歴史、祝島の神舞』

ついに行ってきました! 瀬戸内海に浮かぶ神の島「祝島」(いわいしま)で4年に一度、1200年続く祭り、「神舞」(かんまい)! 沖縄のハーリー船にも似た「櫂伝馬」(かいでんま)、口承で受け継がれてきた歌に合わせて皆で漕ぐ。歌が船を導く。島の男子達がその舳先で伝統的な舞を踊る。島の産物で作る「仮神殿」に大分からの神様を招いて5日間、奉納の舞が続く。
2009年に出会ってからまだ何度目かの訪問だけど、2010年には公民館で歌わせてもらったり、ひじき収穫のお手伝いをしたり、濃密なお付き合いをさせてもらって来た。この島からたった4kmの対岸に「上関原発」予定地。それに対して30年近く補償金も受け取らず反対を続けて来た島の人達。原発問題がなければ、漁業と農業で豊かで穏やかな島の人達が抗議の為に船を出し、辺野古と同じようにカヤック隊が非暴力で抵抗していた事で、基地問題と原発問題の根っこが同じだと気付かせてくれた。
島の高台に登ればビワ畑と、平さんのじいちゃんが一代で築き上げた棚田。豊かさとは? 子孫への愛情とは? そしてこの島の魅力を知ってほしくて、沖縄の話と併せて全国で神舞の映像を上映してきた。その映像でしか見た事なかった神舞を、生で見れたばかりか、映像では知ってる人がいなかったのに、今年はほとんどの人の名前が分かる間柄なのがとても嬉しい!
沖縄にも様々な魅力たっぷりの伝統芸能や祭りがあるけど、県民こそ近すぎてなかなか足を運ばないのもモッタイナイ。祭りには必ず音楽がある。今後もっと、そういう視点での沖縄の祭りレポも書きたいなと思ったのでした!

沖縄ファイル Vol.16

【レポート】『愛に溢れた第30回Peaceful Love Rock Festival』

(※私とピーラブの歴史については前号読んで下さいな。今回は30周年記念!)

まずは、このイベントを30年も続けて来られた事に敬意を表したい。出演者や主催者とお客さんももちろん、PAや裏方、ボランティアスタッフにも拍手を送りたい。30周年ありがとう! ここまで沖縄ロックの先輩方が作り上げ導いて来たものを今後、後輩達がどう受け継いでいくのか。イベンターやミュージシャンとしても、いろいろな角度から考えてみたりして、今年はなにかと感慨深いものもあった。

今年はテープ審査と2回のライブ審査を経てオーディション枠に「笑う月」「伊舎堂さくら」2組が出演。初日には「ZUKAN」や、高校卒業したてでメジャーデビューも決まった「Civilian Skunk」など勢いある沖縄若手も出演したが、やはりこのステージの魔物達と共演さえできる大御所達の放つパワーと迫力に何かを学んだだろう。それを最も感じさせたのがヒゲのかっちゃん。異色の組み合わせとも思えるオーセンティックスカバンド「マジェティックス」のリンタロウさん率いる本日のカッチャンバンドの演奏に乗って、亀仙人に連れられた意味不明な巨大な白い卵が客席から運ばれて登場! 一曲終わって卵の中から…小鳥を連れたマントヒヒが歌い出した?!…もはや文字で表現できる世界じゃない…まさにエンターテイナー! そしてQueen名曲オンパレード「FreddieEto & Queeness」!! この2組の後には、桜坂やっくんのバンド「美女♂men Vlossom」も普通? に見えてしまうほど! そして結成20周年を迎えたDIAMANTESは一番ロックな曲として「琉神マブヤー」をチョイス(笑)、トリは久々にコザの音楽シーンに帰って来た「喜納昌吉&チャンプルーズ」で初日終了!

2日目、初出演の快進撃「きいやま商店」「JaaBourBonz」に続き、ロックフェスの大ステージを「木村充揮&内田勘太郎」2人のブルーズマンは、そのギターの音だけで、その声だけで、いとも簡単に彼ら色に染めてしまう貫禄。スミンfrom台湾! 彼らのバンドを追ったドキュメンタリー映画「トーテム」で見て惚れ込んで、でも彼が来沖した「Musix」の時期は私がツアー中で見れなかったから、やっと生で見れて感動! 登場して最初にアカペラで歌った民族の歌も、奏でるギターも、心の深い奥底にある温かい部分を優しく撫でてくれるような、でも力強い歌声。スミン大好き☆
続いて、加速する沖縄ロック「JET」! 私が中2で初めて見たドラマー、元マリーwithメデューサのコーチャン健在てか相変わらずのパワフルさ! かずふみさんのギター回しとフィードバックがキュイーン☆ 続いて県外ゲスト「THE冠」ドカドカウケてました! 更に韓国からcrying nutに続いてモンゴル800。「神様」から「矛盾の上に咲く花」の流れに、彼らの沖縄への大きな愛と強い意思を感じた。そして大トリはもちろん、このフェスの初回開催のキッカケとなった「紫」! あの印象深いリフの「Double Dealing Woman」から惜しげもなくスタート、圧巻の演奏で、熱い2日間の夜は幕を閉じた。

今年の2日目司会はピーラブ名物マスミさんと元「hands編集長」幸田悟氏、往年の先輩方! 沖縄ロックに憧れ、飛び出し、やはり愛してやまない沖縄の音楽の世界に今も貢献し続ける幸田さんの司会は、一言一言に歴史と共に重ねられた愛があった!

改めて、いろんな出会いや再会をありがとう! ピーラブ!
(photo byジャン松元)

<ライブ&イベント情報>

沖縄ロックの次の時代を築いたロックバンド「ハートビーツ」としていち早くメジャーデビューした大先輩ロックンローラー、ジョニー宜野湾。今やお笑い? ダジャレファイトクラブ(DFC)主宰? おもしろおかしくウクレレを弾き語り、更にワーカー&リーダーの天然な笑いも加わった新作のレコ発!
『ジョニー宜野湾&WALE WALE』CD発売記念ライブ
★ 8/18(土) 19:30~@ミュージックタウン音市場(2500円/1Drink込み※中学生以下1000円) 問:オフィスギノワン(098-855-0261)

【KEN子情報おまけ】

KEN子ソロ音源「テイチクエンタテイメント グロビュールレーベル」より新曲2曲リリース!
<テイチクモバイル、レコチョク、iTUNES STOREで配信中!>
★HP→http://www.globule-tm.jp/