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Goodbye holiday / 『A LA QUARTET』

「ぐっほりらしさは何?」と訊かれて、答えに困ることがあります。本当に色んなタイプの曲があるからです。
メジャー2枚目のフルアルバム、バンドの今後が最も見えてくる時期。新たな挑戦もするけど、今作は特に4人の音を中心に大きく据えるという原点に立ち戻りました。曲によってベストな音を足しつつも、通じてバンド感の強い1枚です。
僕はベースはもちろん、今回は作詞を多く担当しました。いつにも増してバリエーション豊かな曲たちが求める言葉を、何度も探って反芻して、時には想いの強さに涙しながら作りました。曲が詞によって色を強くする、詞が曲によって力強くなるという経験をたくさんしました。
恋の一瞬を疾走感で切り抜いたM-1「夏の彗星」、シンプルで真摯な言葉を詰め込んだM-5「手紙」、バンド初のシンセドラム・ベースを取り入れたM-8「room」、喪失の中にある光を見つめたM-14「ANSWER」等々、どれもカラーの違う14曲です。
きっと僕たちはこれからもこんなで、今に至るまでもこんなだった。敢えて「ぐっほりらしさ」を言葉にするなら、どんな曲調であろうと命懸けの真剣勝負で歌を届けるということ。ぜひ! ご堪能あれ!

Ba.福山匠

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