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10-FEET Vo./G.TAKUMAのソロ活動に密着取材。TAKUMA【何人かバンド】from 10-FEET インタビュー#2

10-FEET Vo./G.TAKUMAのソロ活動に密着取材。TAKUMA【何人かバンド】from 10-FEET インタビュー#2

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INTERVIEW #2

●TAKUMAくん以外のみなさんに訊きたいんですが、今みなさんはTAKUMAくんとバンドメンバーじゃないですか。メンバーから見たTAKUMAくんはどういう印象ですか?

もちろん光栄なお誘いだったので、ビビリながらも一緒にやらせてもらったんですけど、やっぱり最初は“どんな人なのかな?”と思っていたんです。たまに飲みに行ったりはしていたんですけど、一緒に音を出すことはなかったので。それこそ“オギムラ食堂”とかでちょっとセッションしたくらい。

●あ、“オギムラ食堂”にも行かれていたんですね。

はい。有名なミュージシャンだし、すごくテクニカルだったり、すごい世界観を持っていたりするのかな? と思っていて。それで一緒にやってみたら、めちゃくちゃ不器用なんですよね。“TAKUMAさん”というものがドーン! とあって、それで成り立っている感じ。

●どういうことですか?

The ClashとかSex Pistolsと同じ感じなのかなと。同列であるような感じを最初のスタジオで感じましたね。

●ほう。

ギターのストロークとか全曲一緒でも成り立っちゃうというか、これがTAKUMAさんなんだなと。なかなかそういう人は居ないので、すごく衝撃でしたね。

●我があるんですか?

いや、我は無いんですよ。本人は気づいていないと思うんですけど、TAKUMAさんの人間性は柔軟なんです。でも出る音とか世界観が確立されているんです。個性とかオーラがドーン! とある。

●へぇ〜、おもしろいですね。

めちゃくちゃはっきり言うな(笑)。

一同:ハハハ(笑)。

周りの友達にも「TAKUMAさんとやってどうだった?」とよく訊かれるんですけど、そうやって言ってるんです。音楽は、練習とか勉強とかでは得られないものもあると思うんですよ。それがここまで強くてでかくて“着いていきたい”と思えるような感じを出せるのは、本当にすごいなと思いました。

●興味深い話ですね。

今言ってくれたことはある程度自覚があるかな。自覚があるんやけど、あまり得意じゃないというか向いていないと感じていて。でもだからといって、別に投げているわけでもない。

はい。

向いていないと感じているけど、そこもちゃんと前進させながらやっているというか。だからこのメンバーと一緒にやっていて緊張感もある。

オーバーと言われるかもしれないですけど、伝説とかカリスマを身近で感じるってこういう感じなのかなと思いますね。

不器用なところは置いておいて、なんとなくそういうところを活かそうとリードしてくれたりしているなと感じますね。ただ僕は僕で、細かいところをきちっとコツコツやっていけばいくほど絶対良くなるはずだと思っているので、そういう部分も意識はしているし、それに関しても緊張感をすごくもらえる。

●なるほど。donnyさんはどうですか?

音楽に対してすごく純粋な方だなと思っていて。浜田さんが言うように“TAKUMAさん”というキャラクターは確立されているし、バンドメンバーが変わっても観に来るお客さんはTAKUMAさんを観に来ると思うので、その中で10-FEETでやってきたこととは違うことをソロでやりたいという想いがあるのかなと感じています。TAKUMAさんからソロの元ネタをもらってアレンジを返したりするんですけど、そういうときにはポケモンの色違いというか、“TAKUMAさんだけどこういう色もあるんだ”と感じることが多いんです。

●ふむふむ。

鍵盤というメンバーは10-FEETにはいないので、それが入ったときに“こういう表現もいいよね”というところを狙いたい気持ちがあるのかなと。僕もそういう気持ちは当然ありますし、それが形になるといいなと最初の“旅祭2018”のときに思いました。その“旅祭2018”のライブからそういう表現は出来たと思っていて。この編成で10-FEETの曲を演ることもあるんですけど、すごく10-FEETだしTAKUMAさんが歌っているんだけど、カラーが少し違う。10-FEETだけだと表現できないご自身の音楽欲もあると思うので、それはここで消化するというか、別の形にするという考えは、この【何人かバンド】メンバー共通の想いなのかなと僕は勝手に思っています。

●なるほど。

僕は浜ちゃんとdonnyくんよりは参加が遅くて、ライブも今日で2回目なんですけど、それまでも僕のライブにも観に来てくれたり、色々な話をしていて気持ちは貯まってきていたんです。それでTAKUMAさんが主催する配信ライブ “ライカライブ #1”(2020年7月)のときに「ライブするから来てや」と誘ってくれて。“ライカライブ”はライブハウスとスタッフを支援するとともに、豪雨災害に向けた募金もするという主旨なんですが、僕の働いているライブハウスもその救済対象に入っていたんです。もう…バビってしまって。

●久しぶりに「バビる」って聞きました(笑)。

一同:ハハハハ(笑)。

たぶん関西弁ですよね(笑)。

めちゃくちゃ嬉しかったし、CD-Rを渡してくれた話にも繋がるんですけど、愛がある人なんですよね。

●そういう意味で、TAKUMAくんは人たらしですもんね。

そうですね。だから僕は前から好きだったんだなと気づいたというか。“ライカライブ”のときに新曲を「これやるから」と言われたときに、“あ、これはソロじゃなくてこれバンドなんや”と思いました(笑)。10-FEETでやっていること以外の欲求が湧いてきているんだなと。そういう曲を一緒に弾けているのはめちゃくちゃ嬉しいなと思うし、“春一番”とか出れたらいいなって。

“春一番”とか出れたらいいよな〜。

それにTAKUMAさんはめっちゃ明るい人という印象だったんですけど、歌詞を読むと…僕が結構陰気なんですけど…“近いな”と感じて(笑)。落ちているときに曲を作るときもあるんやなと思いましたね。だから【何人かバンド】メンバーになった今は、まだ2回しか一緒にライブをやっていないですけど、色々な面が見えてきていて発見が多いです。

●おもしろいですね。komakiさんから見たTAKUMAくんの印象はどうですか?

何年か前に会ったとき…最初に電話番号を交換させてもらったんですけど…そのときの印象と、一緒に音を出してからの印象はそんなに変わっていないですね。めっちゃいい人なんですよ(笑)。でも僕は、良い行いをすることに昔からすごくコンプレックスがあって。

●コンプレックス? 偽善に感じたりするということですか?

そうですね。偽善と感じてしまって、自分が良い行いをすることに抵抗があったんです。“こうやったら相手は喜ぶんじゃないか”と考えて何か行動することが「悪」とまでは言わないですけど、「良くないこと」だと感じるんです。

●その気持ちはすごくわかる。

だから僕は、結局やらなかったり見て見ぬふりをするという人生をずっと送ってきたし、そういうことを考えずにスッと出来る人がいちばん美しいと思っていたんです。でも“ライカライブ”のとき、TAKUMAさんは考えてやっている人なんだなと思ったんです。

●考えて良い行いをしている人。

TAKUMAさんの人柄は、基本的なところは最初のイメージそのままだったんですけど、行動に対して1回考えているシーンを見たときに“あっ! それでいいんや!”と思えたんですよね。だから僕は“ライカライブ”が終わった後、京都の楽器屋さんに行ってパーツを買ってきて、勝手に京都MUSEのスネアを綺麗にして帰ったんです。京都MUSEのスネアはクッタクタだったので(笑)。

一同:ハハハハ(笑)。

その後、ドクター長谷川のお店に飲みに行って。“こんなことをしたら相手が喜ぶかな?”と思って考えて、いつものようにそれで止めそうになったんですけど、今回は“やろう”と思ったんです。TAKUMAさんは考えて行動している人だということを知ったので。

●ああ〜。

実際やってみたら気持ちよかったんです。もしかしたら自己満足なのかもしれないんですけど、“これでいいんや”と思えた。それまで見て見ぬふりしていたことをやってみたりしたんですけど、気持ちいいし悪い気はしなかった。

●偽善だと思っていたけど、そうではなかった。

はい。そういうことに気づかせてもらえたんです。だからここから先自分がどう変わるのかを確認できる場だなと思っています。僕にとってTAKUMAさんはそういう存在ですね。

●人生が変わっていますね(笑)。

本当にそうですね。

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