音楽メディア・フリーマガジン

オトドケモノ / 『夢に敵えば/終電を待つ』

夢は、叶うのか。
そもそも夢ってなんだろう。
将来の職業? 理想の生活? 現実味のない妄想?
それは叶うのだろうか。
どうすれば叶う? 何処に行けば叶う? いつになれば叶う?
あぁ、考えるだけで、夢が遠のいてしまいそうだ。
叶わないから、届かないから、夢なのかも知れない。

ところで話は変わるけど、僕は世の中に溢れてる“信じれば夢は叶う”的な歌が大っ嫌いだ。
信じれば夢は叶う。…それ、マジで?
こぎれいで、とっつきやすくて、無責任で、のっぺらぼうな言説だ。
信じることは、思考を放棄することと似てる。
大なり小なり自分の夢を叶えている人って、常に疑ってるんじゃないだろうか。
本当にそれでいいんだろうか? まだ出来ることがあるんじゃないか? これで自分は満足なんだろうか?
そうやって疑い続けて、素手で捕まえられるところまで、おびき寄せてるんじゃないだろうか。負けたくないなあ。自分の夢に。
5/21に、オトドケモノは新しいCDを世に出します。
学生からビジネスマンへ、人生の大きな転換点を迎えた今、改めて、立ち止まって、深呼吸して、胸に手を当てて、夢について哲学しました。J-POPお決まりの夢の歌を、更新します。
Vo./G.しん

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