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SPECIAL LIVE REPORT:BACKDRAFT SMITHS“〜BACKDRAFT SMITHS 2nd Tour〜”

“今”を全力で駆け抜けたツアーファイナル。未知の領域を超えた、その先へ。

2017/3/30@下北沢ReG
“〜BACKDRAFT SMITHS 2nd Tour〜”
Tour Final ONEMAN LIVE

今年1月に満を持して、渾身の2ndアルバムをリリースしたBACKDRAFT SMITHS。その『BACKDRAFT SMITHS 2nd』を引っさげてのレコ発ツアーが、下北沢ReGでファイナルを迎えた。

ワンマンライブの幕開けを飾る「The Dependence」で、のっけから骨太なロックサウンドを炸裂させた4人。さらにG.小川祐弥のメロディアスなギターフレーズが光る「September's 7th Day」に「Around the world」と、序盤から凄まじい勢いに乗って3曲連続で叩き込んだ。

「やっときたね! 今日は全部出しきるから!」と意気込むVo./G.荒川優(優)の言葉に応えて、観客からも大きな歓声があがる。その言葉通り、破壊力と爆発力を兼ね備えた強靭なロックサウンドを“これでもか!”とばかりに鳴り響かせていった。

そんな中で披露された「Planetary Nebula」では、今までのロック色が強い楽曲とは打って変わり、壮大で温かみのあるサウンドでフロアを包み込む。優の力強くも優しい歌声を聴いていると、大切な人に会いたくなる。ダイナミズムに溢れた音で圧倒するだけではなく、聴く者にそんな気持ちを抱かせてしまうのも彼らの大きな魅力と言えるだろう。

「久々にピースの花を咲かそうか!」という呼びかけから披露されたのは、「Cornflakes」。軽快なサウンドに合わせて、楽しそうにジャンプする観客で場内が溢れ返る。だが、こんなところではまだまだ彼らの勢いは止まらない。「Curious」、「Knock On The Door」、「Rascal」と畳み掛けるように高速テンポのアッパーチューンを繰り出し、その性急なビートに鼓動を高鳴らせ続ける。1曲1曲を全力で演奏する4人の火花を散らすようなパフォーマンスが、胸にグッときた。

終盤を迎え、優が「未来は不安だけどいつかは終わりがくるから、一番大事なのは今この瞬間」と話し、自らが初めて作詞を手がけた「All things must end」を披露。2ndアルバムのリード曲でもあり、彼らの進化を物語るようなスケール感と表現力を併せ持った名曲が、本編の最後ラストを締め括った。アンコールの「I wish」を含め、全19曲のステージを駆け抜けた4人。「こんなにたくさんの曲数をやるのは初めてで未知の領域だったけど、受け入れてくれてありがとう!」と優が伝えると、観客からも「ありがとう!」という感謝の声が四方八方から湧き起こっていた。

1本1本のライブ、1曲1曲、その刹那に生まれる“今”を全身全霊で過ごしながら、果てなき未来へと走り続けるBACKDRAFT SMITHS。そのライブはどこまでもカッコ良く、どこまでも熱かった。第2ステージへと突入した4人が次に見せてくれる、素晴らしい光景を楽しみに待ちたい。

TEXT:室井健吾

 

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