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GANG PARADE

いくつもの山を越えて遙かなる頂を目指す7人の超攻撃的ニューシングル

2017年3月28日より5泊6日にわたって開催されたBiS・BiSH・GANG PARADEの合同オーディションにユメノユアとテラシマユウカが参加し、グループとしての存在感を示したGANG PARADE。だが、その最終日に開催されたフリーイベント“WACK EXHiBiTiON”にて、カミヤサキとBiSのアヤ・エイトプリンスの期間限定レンタルトレードという衝撃の発表がなされることは誰も予測していなかっただろう。また1つ紆余曲折を経て、アヤを加えた7人でニューシングル『Beyond the Mountain』をリリースする彼女たちの最新の心境に迫るインタビュー。

 

「今もここから先もチャンスしかないんです。元々は打たれ弱かったんですけど、強くならざるを得ない状況が永遠に続くから。私たちはBiSやBiSHに比べると負けてきた時期が長い分、どんどん強くなっていくんですよね」

●前作『FOUL』のインタビューでは「この7人でやっていきたい」ということを力強く語っていたわけですが、その直後に行われたBiS・BiSH・GANG PARADEのWACK合同オーディションを経て、まさかメンバーが変わるとは…。

アヤ:すいません…。

一同:ハハハ(笑)。

●自分たちとしても、発表された時は衝撃だったのでは?

マイカ:何がなんだかよくわからない状態で、自然と涙が溢れ出てきました…。

ミキ:ビックリしちゃったよね。

ユウカ:最初に発表された時は“期間限定”というのも聞こえていなくて、“えっ? 何言っているんだ?”みたいな感覚で。

アヤ:私も最初に聞いた時は、“(カミヤ)サキさんと永遠に入れ替わるんだ…”と思ってしまって。BiSもちょうど「5人で頑張ろうね」と話していた時期だったので、涙が出てしまいました。

●事務所から意図を説明されたりはしたんですか?

ミキ:特に説明はなかったです。でもメンバーが入れ替わることで自分の立ち位置も変わってくるから、それを自分たちで確立させろという意味でのトレードなんだと考えていて。

●自分たちで意味を考えたと。

ココ:リーダー的な立場のサキちゃんがいなくなるので、“みんなで手を取り合ってやっていこう”という流れにはなりましたね。

ユウカ:サキちゃんが1人でやっていたことを、みんなで分担してやるようになった感じはあります。

ドクソン:でもサキちゃんがいた時から、“変わらなきゃいけない”とは思っていて。やっぱり“カミヤサキが率いるGANG PARADE”みたいなイメージがあったので、それぞれが変わらなきゃと感じていたんです。合宿を通じて強くなったりもしていた時に今回のトレードがあったことで、変わるチャンスをもらったんだと思っています。

●トレードを前向きに捉えることができた。

ミキ:サキちゃんが抜けたからと言って、私たちの中で大きく変化したこともなくて。GANG PARADEとして7人でやりたいことは変わらないんですよね。

ユア:“GANG PARADEはこうありたい”というのは、3人(※元SiSのココ、ユウカ、ドクソン)が入ってくる前からあって。メンバーが変わっても、私たちがやるべきことは決まっているから。アヤもそれを理解してくれた上で、今の7人で同じ目標に向かい続けている感じなんですよね。そこはブレていないです。

●ユアさんとユウカさんの2人は、合同オーディションで合宿を経験したことも大きかったのでは?

ユア:そこでGANG PARADEが世間的にあまり知られていないというのを痛感して、悔しい気持ちが湧いて。でも合宿を通して、少しずつ“GANG PARADEも良いじゃないか”と認めてくれる人が増えてきたのも事実なんです。だから悔しい気持ちと“これからまだまだ頑張らないと”という気持ちが両方ありますね。

●そういう経験が反骨心として、活力にもなるわけですよね。

ココ:WACKの中で、一番反骨心や闘志があるのはGANG PARADEだと思っています。

マイカ:WACKとか関係なく、全部のアイドルが“敵”みたいな感覚なんですよ。“どこにも負けたくない!”という想いが普段からありすぎて。

●他のアイドルに負けたくない気持ちが強い。

ココ:別に他のアイドルさんが嫌いとかではなくて、自分たちが勝ち続けていきたいから。対バンイベントに出た時も「今日出ている出演者の中で、ウチらが絶対に一番!」というのを毎回言っているんです。

●そういう気持ちの強いメンバーが集まっている?

ミキ:みんなが今までずっと負け続けてきたからだと思う。アヤは違うけど、ココ、ユウカ、ドクソンの3人はまずBiSの新メンバーオーディションで負けて。

ユウカ:(その後で結成した)SiSも1日で解散して…。

ココ:それでGANG PARADEに入って。1回ボッコボコにされた感じなので、タダでは満足できないというか。確実な勝利を手に入れたいと思いながら、やっているんです。そういう志やモチベーションが同じ3人が一気に加わって、先にいたメンバーも怒濤の日々を送っていた人たちだったので、7人がすぐにガッと1つになれたんだと思います。今はトレード中なんですけど…。

ドクソン:でもアヤからも、BiSの頃より闘志を感じますよ。

アヤ:本当にそうなんですよ。みんなほどの闘志があるかはわからないけど、たぶんBiSのままだったらわからなかったことを今すごく感じていて。

●GANG PARADEに来たことでわかったことがある。

アヤ:たとえばBiSの時に私のことが好きだったお客さんの中には、GANG PARADEに入ってからライブに来なくなっちゃった人もいたりして。“結局、私じゃなくてBiSが好きなんだな”って思うと、悲しくなったんです。あと、BiSにサキさんが入ってから『SOCiALiSM』(シングル)を発売して、活動が軌道に乗っている感じがするんですよ。そこに対しても“自分がいないから上手くいったのかな?”と思っちゃったりするので、今は私もGANG PARADEを盛り上げていけるようなキーパーソンになりたいと思っています。

●それぞれに紆余曲折を経験してきた7人が集まっているから、グループとして芯の部分が強固なんでしょうね。

ドクソン:そのとおりだと思います。GANG PARADEに入って感じたんですけど、このグループにいると強くなれるんですよ。元SiSの私たち3人のことを元々負けず嫌いで強い気持ちがあるメンバーだと思っている人も多いと思うんですけど、正直に言うと本当にギリギリのところにいて、そこで風に吹かれたらもう崩れちゃいそうな状態だったんです。でもGANG PARADEに入ってから過ごした8ヶ月間を思い返したら、ちょっとやそっとのことではヘコまないし、“やってやるぞ!”という気持ちにどんどんなれていて。“GANG PARADEは、人を強くするんだなぁ”と今感じています。

ユウカ:それはすごくわかる。

●元SiSの3人はGANG PARADEに入ったことで、より強くなれた。

ココ:強くならざるを得ない状況がずっと続いていて。私たちは「今がチャンスだよ」とずっと言われてきているんです。まず7人で新体制になったからチャンス、BiSHの活動休止中にワンコインシングルの『Plastic 2 Mercy』が出るからチャンス、“アイドル甲子園”に出るからチャンス、4月の東名阪ツアーがチャンス、合宿がチャンス、『FOUL』を出すからチャンス…みたいに、チャンスしか来ていないんですよ。そこで1回1回勝ちに行くためには、強くならざるを得なかった。

●全ての出来事がチャンスというか。

ココ:そこにまたアヤが入ってきてチャンス、『Beyond the Mountain』が出てチャンス、BiSHとの2マンがあってチャンスと、今もここから先もチャンスしかないんです。元々は打たれ弱かったんですけど、強くならざるを得ない状況が永遠に続くから。もちろん他のグループもそういう感じだとは思うんですけど、私たちはBiSやBiSHに比べると負けてきた時期が長い分、どんどん強くなっていくんですよね。

ドクソン:GANG PARADEの大本を構成しているのは、負けず嫌いな気持ちや勝ちにこだわる執念だと思っていて。元からあったそういう気持ちがユアピッピとかミキちゃんからマイカにも伝染して、今は私たち3人もそういう感じなんです。アヤも闘志がメラメラ燃えているのは見えているから。

アヤ:GANG PARADEに入る前は正直、こんなに闘志を燃やしたことはなかったのでビックリしています。

●ハングリー精神が湧く場所なんでしょうね。

ココ:“負けねぇ!”みたいなスタンスが強すぎて。合宿でGANG PARADEがそういう意志を持っているというのを2人(※ユアとユウカ)が体現してくれて、それがアヤにも伝わったんです。この7人でまとまってきているところなので、次のシングルに向けて今は良い感じなんじゃないかなと思います。

●今回の「Beyond the Mountain」の歌詞には、そういう今の気持ちを感じ取れます。

ココ:プロデューサーの松隈(ケンタ)さんは、そのタイミングでぴったりの曲を出してきてくれるんですよ。“山を越えていく”という意味のタイトルも、今のGANG PARADEにぴったりだと思います。

ユア:1本1本のライブが“山”だし、これから始まるツアーや7月頭のBiSHとの2マンもそうで。さっきココが言ったように毎回が勝負だし、山なんです。山登りを繰り返していく中で、いつかテッペンに辿り着けると思っています。

ドクソン:アルプス山脈みたいな。色んな山が連なっている感じをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。

●常に山を登っている感じだと。GANG PARADEとして初めて録音に参加したアヤさんはどうでしたか?

アヤ:BiSとは違う曲調なので、すごく新鮮で楽しかったです。私は1番のサビと2番のサビ前と最後のところを歌っているんですけど、タイミング的にミスできないところだったので大変でした。

マイカ:サビでアヤの声が来るから、いきなり新しい感じがして良いなと思います。

ココ:サビの1発目でアヤの声がバンっと来るのがカッコ良くて。歌も上手いし、ちゃんと自分のものにして歌っているなと。

●カップリングの「ペニンシュラ」はユユさんの作詞ですが、これはどんなイメージで?

ユウカ:与えられたテーマが恋愛だったんですけど、私はあまり経験がないので勉強しようと思って色々とエッチな動画を観ました。

●エッチな動画って(笑)。

ユウカ:チュー止まりのヤツですよ。最初はそういうものを観て勉強してから、書こうと思っていて。でも私は作詞をする時に考えすぎちゃって抽象的になりがちなので、結局それはやめて感覚的に書きました。音を聴いてハマりが良い言葉を入れていきましたね。

●“愛壊して パイレーツ”って何なんですか?

ユウカ:私もわからない…。これを書いている時の記憶があんまりないんですよ。たぶん音に合うものをハメた感じです。

ミキ:それで“パイレーツ”が出てくるって、すごいな。

マイカ:天才肌なのかもしれない。

●その片鱗が見える曲だと(笑)。Type-AとType-BにはそれぞれPOP(ピーオーピー。GANG PARADEの前身グループ)時代の1st・2ndシングルの表題曲を再録していますが、これはどういう意図で?

ユア:いつもライブでやる定番の曲を7人で再収録しました。7人バージョンでの歌がまだ全然CDで出せていないので、お客さんからも聴きたいという要望が多かったんです。

ココ:今出回っている音源は、現メンバーではヤママチとユアの2人しかいなかった時代のもので。自分たちも今の7人で出したい気持ちがあったので、今回この2曲を出せて嬉しいです。

●今やっている曲とは、ちょっとテイストが違いますよね。

ユア:“(プラニメ時代から)方向転換して、POPを色づけしよう”となった時に出した2曲だったから。一番、手探りだった時期ですね。そこから色々あって、今の感じになっているんです。

ミキ:特に「Happy Lucky Kirakira Lucky」は方向転換をして一番最初の曲だったので、MVもカラフルですごくアイドルっぽくて。今観ると“おぉ…”ってなります(笑)。

ミキ:今とは全然違う。でもライブではめっちゃ盛り上がる曲なので、この7人で再録できて良かったです。

●こういう曲もGANG PARADEの色の1つになっている。

ココ:最近はカッコ良い系の曲が多いんですけど、過去の曲もライブで盛り上がるから。“GANG PARADEはこういう曲も歌える”という強みになっているとは思いますね。色んなジャンルの歌がGANG PARADEにはあって、色んな表現や見せ方ができているのは、(POP時代からいるユアとミキの)2人がずっと歌い続けてきてくれたからこそなんです。手探りの時期もあったけど、結果的にはブレずにまとまった状態で今はやれているので、ありがたいことだなと思います。

マイカ:ファンの中でもこういうキラキラ系の曲が好きな人もいれば、最近の曲が好きな人もいて。全部を総合して「GANG PARADEは良いよね」と言ってくれる人が多いんですよ。ライブも観ていて楽しいと思うし、色んな層からファンが集まってくれるキッカケになれば良いなと思います。

Interview:IMAI
Assistant:室井健吾

 

 
 
 
 

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