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BUGY CRAXONE

等身大のロックを続けてきたブージーの“これでいいのだ”の答えが見えたステキな夜。 -The nonnon 西脇友美によるBUGY CRAXONE 20周年記念ワンマンレポート-


 
BUGY CRAXONE 20周年記念ワンマン “100パーセント ナイス!”
2017/11/19@渋谷CLUB QUATTRO

 

渋谷CLUB QUATTROに到着すると、入り口では入場順のアナウンスをするスタッフの声が響き、入場を待つ行列は次々に場内へ吸い込まれていった。緊張と期待が入り混じった、ワンマンライブ独特の雰囲気が漂っている。
グッズ売り場は大盛況。今回のグッズはTシャツやトートバックの他にハンドメイドの小物も販売している。ブージーらしいユニークで温かみのあるグッズだ。
通路には過去のフライヤー、ポスター、ブックレットなどの展示コーナーがあり、来場者も20周年を振り返りながらライブへ向かう。
場内のあらゆるところに“本日はご来場ありがとうございます!”とメンバーの似顔絵イラスト付メッセージ。メンバーそれぞれの特徴を捉えたゆきこさんのイラストが可愛らしくて、ほっこりする。

 

 

ホールに入ると、大勢の“ナイスちゃん”(=ファンの総称)たちがブージーを待ち構えていた。
“そうだよね、みんな同じ気持ちだよね”。
クアトロワンマンが発表された日からずっと、今日を楽しみにしてきた。そんな人たちで溢れている。
私もその1人だ。場内BGMに耳を傾けながらソワソワと開演を待つ様子もみんな同じ。見ていたら胸が熱くなって来て、始まる前に泣きそうになった。

 

 

会場が暗転し、SEが流れ始める。前進するような力強いギターリフとクラップが鳴り始めると、すかさず会場もクラップを始める。
やがてメンバーが登場し、ゆきこさんが“元気かー!”と呼びかけると、会場は声をあげ、手を高く突き上げて応える。
そしてクラップのリズムのまま「ハレルヤ」へ。“うたおう!”という掛け声を受けて、会場全体が身体を揺らして合唱する。

 

 

最高にハッピーな幕開けから、そのまま「花冷え」「ボクを信じて」へと続く。小さな身体をめいっぱい使って“私を信じて!”と叫ぶゆきこさんは一段とたくましくて、今日も大変カッコいい。
私がブージーを知って10年ちょっと。それ以前は映像でしか観たことがないけれど、今のブージーは初めて観た時の鋭いカッコよさだけではなくて、全てを包み込む強さがあって最強にカッコいいと思う。

 

 

“20年よりもこの1年間の方がなげかった(長かった)!”というMCでの言葉に会場が和む。
20周年となれば周りは当然お祝いムードになるのだが、BUGY CRAXONEとして様々な想いを経て迎えた20年目。
この1年間はこれまでを振り返って、今を見つめて、これからを考えて、とってもエネルギーを使う年だったのだろうと想像する。

 

 

MCで柔らかくなった空気も、ギターが鳴り始めた途端にピリッと引き締まる。「WATCH YOUR STEP」だ。
リリースされた時期、もしくはそれより前からのナイスちゃん(と思われる方たち)は“待ってました!”と言わんばかりに身体を揺らし、指を立てて叫ぶ。
この新旧織り交ぜたセットリストは不意打ちな曲も多く、イントロを聴いてから“わぁ!”と盛り上がる場面が何度もあった。
私の隣にいたナイスさん(男性)は「ピストルと天使」のドラムフレーズでいち早く気がついて、“おぉ…!”と喜びの声をあげていた。私はつい、ニヤリとしてしまった。

 

 

「いいかげんなBlue」も、初めて聴いた時の衝撃からもうすっかりお馴染みの曲となり、この日はライブ中盤での堂々たる登場。これもまた会場がハッピーな雰囲気に。
その後も「ロマンチスト」「YOUR SUNRISE」と続き、多幸感を膨らませながら終盤へと突き進んでいく。

 

 

20周年のテーマソングである「ブルーでイージー、そんでつよいよ」はこの日いちばんの笑顔と大合唱が生まれた。
この幸せな時間も終わりに近づいているのだとふと気がつき、寂しさがこみ上げてきたこのタイミングで2ndシングル「罪のしずく」だ。またまた涙が溢れてしまう。攻撃的なサウンドを残しつつ、上り詰めるバンドサウンド。
そしてラストは「ぼくたち わたしたち」で力強く、会場の心をがっちりと掴んでからワンマンを締めくくった。

 

 

アンコールでは、「New sunrise」から「枯れた花」まで、“明日からまた新たな気持ちで戦いの日々を進むのだ”という覚悟を感じるセットリストだった。
この20年間での変遷は大きかったけれど、それは必然だったと思えるほど、今のブージーが演奏する曲たちはどれと並んでもガタピシせず、自然でまっすぐに届いてくる名曲ばかりだった。
等身大のロックを続けてきたブージーの“これでいいのだ”の答えが20周年記念ワンマンで見えたように思う。

“また明日からもBUGY CRAXONEの戦いの日々について行きたい。
そしてまたこんな夜を過ごしたい!”と思えるほど、ステキな夜でした。
ありがとう、ブージー!

ナイスちゃん千葉支部代表
The nonnon 西脇友美
 
PHOTO:新保勇樹

 



The nonnon INFO.
http://the-nonnon.com/

 

 
 
 
 

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