腐敗が続く墓石教室と化した現代社会にて、怨歌と化した人々の哀しみや不条理演劇化した日常地獄を打破するべく、座長・宮悪戦車を中心に1998年に結成。
元々はノイズミュージックや現代音楽といった演奏を奏でるパフォーマンス集団に所属していた宮悪戦車が、少年の頃から敬愛していた怪奇小説作家・江戸川乱歩や、言葉の魔術師・寺山修司の世界観を自身の言葉で表現したく、【演劇+音楽+影像】といったカテゴリーを融合させた独自のジャンル『見世物パンク』として、ライヴハウスを筆頭に、劇場、時には市街劇と場所を選ばず活動の場を広げる。
通常のライヴ活動は勿論の事、楽団内に役者が存在する稀有な一座の活動は、ライヴハウスにステージを増設させた『演劇本公演』といった活動も行っており、その独特な世界観を表現する様に魅了された『共犯者』と呼ばれるファンを全国のみならず世界に持つ。2025年現在では69本による宮悪戦車・作による戯曲での演劇本公演が行われており、2017年からは味園ユニバースで『怪帰大作戦』と名をうった自主企画も行っている。
アルバムジャケットワークに漫画家の丸尾末広や犬木加奈子といった作家とのコラボや、2025年にはゴシックブランド・Na+Hとの異色なコラボも行っている。