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小南泰葉 / 嘘憑キズム

挫折 / 蒸発 / 引きこもりの果てに音楽活動を停止するが“自分が生きるため”活動を再開。昨年のフジロックでシーンに登場。MV「Soupy World」がYouTubeで20万回以上再生され限定のシングル、アルバムが完売。いよいよ本作でメジャーデビューする。光と闇、真実と嘘等の”二元”を自在に行き来する超個性派SSW。小南泰葉 初のワンマンライブツアー「嘘憑キスト」
6/13(水) 名古屋ell.SIZE
6/15(金) 大阪MUSE
6/17(日) 代官山UNIT
(問)小南泰葉オフィシャル
http://kominamiyasuha.jp/

「私も含めみんな嘘つきです。本来の人間像に目を向けました」
みたいな、誰もが言いそうな、偽善的な事が言いたいわけではない。
善も悪もない、ただただ、嘘も本音も共存する世界の作品。
【2極化の全肯定】
天国と地獄、天使と悪魔、生と死、善と悪、大人と子供、警察と泥棒、あなたとわたし、君と僕、僕とわたし。
ユートピアからディストピアまで広がる無秩序なこの世界で、何でもかんでも少量の脳味噌でカテゴラズしがちなこの世界で、価値感の彼岸に立ちたい。
彼岸には、この2極が共存する世界が広がっている。「嘘憑キズム」にも。
リード曲の「嘘憑きとサルヴァドール」。
人は誰しも仮面を被って生きていて、カメレオンのように自由自在に使い分けている。
社長用マスクと同期用マスクをつけ間違えることや、満員電車でもみくちゃになって剥がれたり、駅の構内で落とすこともしばしばである。
嘘を吐いて、笑顔を創って生きて行くことで、人間は己の勝手な解釈の後、創り上げた法の下、人を裁き、この偽物(レプリカ)世界を支配している。
鏡の前に立ってキメラを観た私は人の皮を被った何か別の生き物だと思う。
そして2曲目の「ルポルタージュ精神病棟」。
自分の中に病院があって、咽喉科の先生が大槻ケンヂで、精神科の先生がニーチェ。
内科の先生が安吾で、外科が田中ようた。
わたしの総合担当医が岡崎京子で、助手がビーズ。
私はSOSを出さない美学を、音楽によって汚した。
伝えたいことはないです。たくさん妄想してたくさん生きてください。

小南泰葉