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黒木渚 / 黒キ渚

黒木渚という名のバンド。明と暗を同じ絶対値で歌う歌詞世界観。一つの演劇を見ているかのようなライブ。CD即完多発。全国的に爆発寸前。

私達の1stミニアルバム『黒キ渚』。この作品のコンセプトはタイトルに集約されています。カタカナ表記になっている“キ”は、普段文字として認識していますが、見方を変えれば“ノットイコール”という記号にも見えます。ここから導き出される式は“黒≠渚”。闇を拒絶せず、内包するというスタンスで曲作りをしてきた私達ですが、その世界は漆黒という訳ではありません。“陰”の部分同様、私達の中には“陽”の部分が確実に存在しているという意思表明としてこのタイトルを付けました。収録されている曲は7曲で、そこには黒木渚の持つ7つの表情が表れています。処女作として昨年末リリースした「あたしの心臓あげる」から始まり、M-2の「クマリ」はネパールの現人神を歌った曲です。M-3の「骨」はリード曲にもなっていますが、これは私達の陽の部分を強く反映しています。現世をたくましく愉快に生きるために“墓石に点数を付ける”という発想は、実際に黒木渚のメンバー間で行われている“墓石ダービー”というゲームが元になっていて、私達が死後に再会した際、お互いの人生について楽しく思い出して話せるようにという思いから考案されたものです。“死”は一般的にネガティブな印象を持たれますが、このゲームにおいては重要なスパイスとして扱われます。捉え方によっては人生を豊かにするポジティブな存在なのかも知れません。M-4は時代背景の違う「赤紙」。M-5は超常現象をテーマとした「エスパー」、そしてM-6の「カルデラ」では私達からリスナーへの想いが高まってきます。最低だと思う日も最高だと思う日も、大きな感情の振れ幅に翻弄されそうな時、黒木渚に会いに来てほしいと思っているのです。そして最後の「砂金」では、私達はバンドという形態から自由になります。そして、聴く人に呼び掛けています。渚へおいでと。

Vo./G.黒木 渚