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Lapis Lazuli / アゲハ / サイセイ

平成世代、紅一点ロックバンド。新たな歌姫の誕生を思わせる可憐で繊細な高橋未久の歌声が、静と動の混在する表現豊かなバンドサウンドに乗って、聴き手を包み込む。

東京と仙台のダブル拠点で活動する平成世代紅一点ロックバンドLapis Lazuliの、2012年12/7にリリースした1stシングル『アゲハ / サイセイ』。
タイトルチューン「アゲハ」は、2010年4月からライブで毎回演奏しているバンドの代表曲(瑠璃色の蝶がバンドロゴのモチーフになっている)。「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」との例に代表される“バタフライエフェクト”という逸話が題材になっています。サウンドは、ポップ調ながら変拍子パートやオルタナティブロックの要素など、新ジャンル開拓への実験意欲を前面に出したアレンジ構成に仕上げています。
ダブルタイトルの「サイセイ」は、新曲の少ない(苦笑)Lapis Lazuliにとって比較的新しい曲で、spangle call lilli lineや宇多田ヒカルなどに影響を受けたポストロック調・バラード調の楽曲です。長めのインストパートとボーカルの重奏的な旋律が、まさにLapis Lazuliが表現したい音楽性だったりします。アゲハと曲調はガラっと変わりつつも、共通する音楽性を感じていただけるかと思います。
2012年12月より主催企画“僕らの音楽”を始動させました。これは、最新シングルと新曲を引っさげて、同じシーンで高みを目指すアーティストを集めて3ヶ月に1度開催するライブイベント・プロジェクトです。Lapis Lazuliとしての成長サイクルを生み出すと同時に、周囲のアーティストも巻き込んでシーン全体の成長発展を目指してオーガナイズしています。
次回“僕らの音楽”(3/19@渋谷Star Lounge)に向けて早速、新譜の制作を開始しています。ご期待下さい!

Dr./Compose.伊藤航太

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