音楽メディア・フリーマガジン

カルマセーキ / 鍵は開けてある

大阪拠点の4人組ロックバンド。シンプルなネオアコサウンド&分厚いコーラスが特徴。中毒性の高い簡素なメロディに、まっとうな日本語の少し謎めいた歌詞が乗る。メンバー(女ドラマー以外)の身長同様、曲調の振り幅もとても大きく、ライヴでは音源以上にやりたい放題かつアグレッシヴな一面も見られる。

こんにちは。カルマセーキ、ボーカルの間瀬です。11/28にNewアルバム『鍵は開けてある』をリリースします。今回は遠隔ディレクションに竹内修氏(タニザワトモフミ、東京カランコロンetc.プロデューサー、スピッツ・ディレクター)を迎え、前作『秘密計画』(2011)よりもさらに濃厚かつポップな作品に仕上がりました。10曲36分とコンパンクトサイズで、何度でも繰り返し飽きることなく聴いてもらえると思います。似非ファンクから民謡チックな曲まで、振り幅はかなり大きいですが、メロディはどれもシンプルなので脳内リピートされまくるはずです。レッツ無意識鼻唄!
それから僕らの最大の特徴であるコーラスも今まで以上に分厚くてカラフルです。ライヴ通り、ほぼ全曲メンバー全員歌っています。レコーディング期間中にビーチ・ボーイズのライヴに行って受けた影響もすぐにアウトプットしました。そういう単純な奴です。
歌詞は「文学ではなく平仮名だ」という考えで、「声に出して歌いたい日本語」をテーマに書きました。歌詞カードを見なくても、言葉が耳からキャッチしやすい歌詞になっていると思います。28歳になって老婆心も芽生えてきた僕の、若者賛歌的な歌も結構入っています。
カルマセーキの「今」を切り取った最高傑作、『鍵は開けてある』を絶対に聴いてくださいね。ライヴ会場で一緒に歌いましょう! みんなのうた!

Vo./G.間瀬 聡

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