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大柴広己 / 『それを愛と呼べる日が来るとは思わなかったよ。』

10/15(水)ぼくにとっての6枚目のアルバムが発売になった。

タイトルは『それを愛と呼べる日が来るとは思わなかったよ。』というタイトルだ。長いタイトルと思われるかもしれないが、このテーマをこれ以上短く伝える術があるとしたら逆に教えていただきたい。切に。

愛をテーマに製作した9曲入りの究極の(寒)ニューアルバム。さまざまな角度から切り取られたラブソングに限りなく近いラブソングじゃないものが収録されている。

このアルバムの楽曲たちはすべてこの一年という短い期間の中で製作されたもの。

ぼく自身もまさか前作『BANK』(2013年発売)からこんなに早いスパンでアルバムをリリースできるとは思ってもいなかった。

それができたのも、自分自身の力というより、周りの信頼できる仲間たちがいてくれたからということが大きい。

ぼくはそれすらも愛と呼びたい。で、兎に角、どうせこんなでっかいテーマを叫ぶのならでかい音で叫びたい。ってことで、今作はアコギを捨て、すべてエレキギターで収録してみた。ぼくよりも遥かに年上の66年生まれのフェンダー社のテレキャスターは、最高にダサくて、最高にカッコいいサウンドを届けてくれたよ。

音楽では世界を変えられないかもしれないけど、これを聴いてくれたあなたの人生は必ず変わるはず。

そんな作品をぼくはなんと呼ぶか?

ぼくは「最高傑作」と呼びます。

必ず、聴いてね。

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