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おい、そこの道あけろ / 『それでも生きるための唄』

東京は高円寺。それはどこの街にもたまにある、店員が全員中国人という中華料理屋。握りしめた千円札。何も言わずに出てくる生ビール。この街での暮らしにも随分慣れたようだ。俺たちは、生まれ育った場所はそれぞれに違う。この街で出会い、この街で暮らす。それぞれに抱えているものも違う。感じ方も違う。それでも同じ場所を見ている。決まった時間、決まった場所で、一緒にいる。これしかないわけでもない。それでも夢と呼ぶのだろうか。もう漠然と抱くには、とうに限界は過ぎている。それでも小さな部屋に集まって、一緒に音を出す。
生きるための唄をうたう。
握りしめた千円札。生ビールは190円。
高円寺駅ホームに差し込む夕日のように、一つ一つの命がその数だけ輝きますように。
それでも生きるための唄。
6/20稲毛K's Dreamより“生190円から見た世界”ツアースタート。7/23高円寺HIGHにて、ツアーファイナル。
Vo./G.髙木正典