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フェンダー、Precision Bass®誕生75周年を記念した限定コレクションとオリジナル映像シリーズを発表

リー・スクラー、フレディ・ワシントン、ボブ・グラウブ、ギーザー・バトラー、ネイト・メンデル、タル・ウィルケンフェルドらが出演する映像シリーズ「Lowdown on the Low End」を公開

フェンダーミュージック

フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(所在地:米国カリフォルニア州、CEO:エドワード・バド・コール、以下FMIC)は、世界で最も重要かつ広く認知されているベースギターのひとつである「Precision Bass®(プレシジョンベース)」の誕生75周年を祝う『75th Anniversary Precision Bass Collection』を発表しました。併せて、著名ベーシストたちがプレシジョンベースの魅力を語るオリジナル映像シリーズ「Lowdown on the Low End」が公開されました。

「ほかのベースも試してきたけど、“P Bass”ほどバランスの取れたベースはない。まるで自分の身体の一部のようになるんだ。」 ― ギーザー・バトラー(Black Sabbath)

1950年代初頭、ビッグバンドのステージが繫栄するにつれ、アップライトベースでは十分な音量を確保することが難しくなっていました。そこで創設者であるレオ・フェンダーは、1951年にテレキャスターの設計思想を取り入れながら、演奏時のバランスを向上させるダブルカッタウェイボディを採用したプレシジョンベースを開発。これは世界初の量産型エレクトリックベースとして、音楽の歴史を大きく変える存在となりました。

テレキャスターがシングルカッタウェイを採用していたのに対し、プレシジョンベースベースは、より長く重くなったネックのバランスを改善するために考案された実用的な革新となる二つの鋭角を持つダブルカッタウェイボディを導入しました。この大胆な新しいシルエットは非常に大きな影響を与え、そのわずか数年後には、ストラトキャスターのボディシェイプの直接的なインスピレーションとなりました。

1960年代までに、プレシジョンベースはスタジオやステージの定番となっていました。ブライアン・ウィルソンはこのモデルを愛用しており、The Beach Boysのあらゆる作品でその音色を聴くことができます。ポップスの分野以外でも、ジェームス・ジェマーソンやキャロル・ケイといった名だたるセッション・ミュージシャンが、モータウンの数々の名曲でプレシジョンベースを演奏。そして、ロックンロールがますます普及するとともに、プレシジョンベースの存在感も高まっていきました。ジョン・エントウィッスル、ディー・ディー・ラモーン、ロジャー・ウォーターズ、ギーザー・バトラーといった伝説的なベーシストたちは、プレシジョンベースをよりアグレッシブでエネルギッシュな新時代へと導き、歪んだギター、轟くドラム、そして力強いボーカルの中でも、その存在感を存分に発揮できることを証明しました。

今日、プレシジョンベースはかつてと変わらぬ重要な存在であり続けており、Green Dayのマイク・ダーント、Guns N' Rosesのダフ・マッケイガン、Foo Fightersのネイト・メンデル、Iron Maidenのスティーヴ・ハリス、ピノ・パラディーノ、トニー・フランクリンなど、現代音楽界で最も高く評価されているベーシストたちに愛用されています。

フェンダー ギター部門 最高製品責任者のジャスティン・ノーヴェルは、次のように述べています。「プレシジョンベースは、ベースギターのサウンドを変えただけでなく、ポピュラー音楽の可能性そのものを広げました。75年が経った今も、その遺産は生き続け、進化し続けています。1951年のオリジナルモデルに採用されたスワンプアッシュボディとシングルコイルピックアップ、何世代にもわたりプレシジョンベースを音楽の中心に据え続けた確固たる進化、そして最高の章がまだこれからと感じさせるThunderbolt™ピックアップ、私たちはこの75周年記念コレクションを通じてその物語のすべてを称えたいと考えました。本コレクションに含まれるモデルは、激しいプレイを想定して作られた本格的な楽器であり、次の章を紡ぐプレイヤーの皆様にお届けできることを誇りに思います。」

75周年の節目に発表となった『75th Anniversary Precision Bass Collection』は、一風変わったものから業界の標準となるまで、今までのプレシジョンベースの道のりからインスピレーションを得て開発されたグローバルモデル3製品と日本製モデル2製品をラインナップしています。これらの限定モデルは、それぞれクラシックなフェンダーデザインと独創性に現代的な要素を融合させ、ジャンル、スタイル、技術レベルを問わず、プレイヤーに無限の可能性を提供します。

『75th Anniversary American Vintage II 1951 Precision Bass®』は、アッシュボディ、ニトロセルロースラッカー、力強いサウンドを奏でるシングルコイル プレシジョンベース ピックアップを備え、すべての始まりとなったオリジナルモデルさながらのレトロな風格を醸し出しています。『75th Anniversary American Professional PJ Bass®』は、フレイムメイプルトップ、滑らかに丸みを帯びた指板エッジ、“スーパーナチュラル”サテン仕上げ、表現力を高めるジャズベースピックアップを装備し、プレシジョンベースの真髄を極めたモデルです。そして、『75th Anniversary Player II Precision Bass®』は、目を引くDiamond Dust Sparkleフィニッシュに加え、豊かで滑らかなローエンド実現しながらも、驚くほどの明瞭さを保ち、複雑なミックスの中でも存在感を際立たせるThunderbolt™ Precision Bass®ピックアップを搭載し、美しさと実用性を両立する現代のフェンダーのクラフトマンシップを象徴するモデルです。

また発売を記念して、アーティストの素顔に迫るフェンダーならではの特別動画「Lowdown On The Low End」が公開となりました。現役のプレシジョンベース奏者の中でも最も象徴的で、功績を持つ刺激的なプレイヤーが、ロサンゼルスの名門スタジオSound Cityに集結し、プレシジョンベースに関するあらゆる話題について語り合います。全4回にわたるこのシリーズでは、フェンダーがインタビューや対談、ジャムセッションを交えながら、バンドにまつわる逸話やスタジオでの裏話、ヴィンテージ楽器、数名の著名なゲストドラマーを招き、アーティストたちの自然な姿をお届けします。

  • リー・スクラー、フレディ・ワシントン、ボブ・グラウブ、そしてスティーヴ・フェローン:プレシジョンベースがすべてを変えた原点。アップライトベースからエレクトリックベースへの劇的な転換に、スタジオやツアー現場で今や欠かせない存在となっているプレシジョンベースの現状。リーのソロ演奏と、フレディ、ボブ、とスティーヴとの即興演奏をお楽しみください。
  • ギーザー・バトラーとネイト・メンデル:ドキュメンタリーのような親密さと洞察力に、友人と夕食を共にしているような親近感。ギーザーとネイトは、プレシジョンベースが自身の演奏スタイルやサウンドにどのような影響を与えたかを語り合います。二人は、初期のアルバムのサウンドを形作ったプレシジョンベースを見せ合いながら、それぞれのベースやバンドでの演奏についてのエピソードを交わります。
  • マット・フリーマンとジャスティン・ビヴォナ、そしてジェシー・ビヴォナ:長年の付き合いを持つマットとジャスティンの間に楽しさにあふれる会話が繰り広げられます。ツアーやスタジオでの活動、演奏の習得、代表曲となるベースラインがどのように生まれたかについて語り合います。さらに、ジェシー・ビヴォナがゲストドラマーとして登場し、三人でセットリストの中でも会場を沸かせる名曲を披露します。
  • タル・ウィルケンフェルドとスティーヴ・フェローン:タルが所有する最も希少なヴィンテージプレシジョンベース4本を、映像と音で披露。タルが各ベースの特徴やその個性、それがサウンドに与える影響について解説し、スティーヴとのジャムセッションでそれぞれのベースを演奏します

動画URL : https://www.youtube.com/watch?v=68wpb6zXqic

 

Lowdown on the Low End: Celebrating 75 Years of the Precision Bass | Fender

 

『75th Anniversary Precision Bass® Collection』は、75年にわたり築かれてきたアイコニックなベーストーンと、革新的なデザインを記念する特別なシリーズです。各『75th Anniversary Precision Bass』モデルは、プレシジョンベースが比類なきベースアイコンとして君臨してきた豊かな伝統と伝説的なトーンを体現します。ヴィンテージを愛するピュアリストから、最先端の機能を求めるプレイヤーまで、必ず満足できるモデルが揃っています。『75th Anniversary Precision Bass Collection』は、プレシジョンベースの奥深いレガシーを体感しながら、フェンダーの歴史の一部を所有できる特別なコレクションです。本製品は、Fender Flagship Tokyo、フェンダー公式オンラインショップおよび全国の正規取扱店にて発売中です。(日本製の2モデルは、Fender Flagship Tokyo、フェンダー公式オンラインショップのみでの限定販売です。)

 

<製品ラインナップ>

  •  75th Anniversary American Vintage II 1951 Precision Bass®

(市場想定売価:473,000円/税込)

  • 75th Anniversary American Professional PJ Bass®

(市場想定売価:462,000円/税込)

  • 75th Anniversary Player II Precision Bass®

(市場想定売価:181,500円/税込)

  • Made in Japan Limited 75th Anniversary 1951 P Bass®

(市場想定売価:330,000円/税込)

  • Made in Japan Limited 75th Anniversary Hybrid II P Bass®

(市場想定売価:220,000円/税込)

製品URL: https://jp.fender.com/collections/75th-anniversary-precision-bass-collection

FENDER MUSICAL INSTRUMENTS CORPORATION

1946年の創業以来、フェンダーは世界をリードする楽器メーカー、販売会社、ディストリビューターとして、音楽と文化に革命をもたらしてきました。フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(以下FMIC)は、FENDER®、SQUIER®、GRETSCH®ギター、JACKSON®、EVH®、CHARVEL®、BIGSBY®、PRESONUS® 等、様々なブランドを所有・ライセンスしており、プレイヤーを中心としたアプローチで、ジャンルを問わず最高品質の楽器の製造とデジタル体験を提供しています。2015年より、フェンダーのデジタル部門はプレイヤーのあらゆる音楽ステージに寄り添う製品やインタラクティブな体験の新しいエコシステムを導入しています。これらには、フェンダーのギター、アンプ、エフェクター、アクセサリー、プロオーディオ機器を補完するためにデザインされた革新的なアプリや学習プラットフォームが含まれており、没入型の音楽体験を通じてプレイヤーにインスピレーションを与えています。またFMICは、初心者から歴史に名を残すレジェンドまで、すべてのプレイヤーが音楽表現の力を発揮できるように尽くしています。2026年には創業80周年を迎え、創業者レオ・フェンダーのビジョンを継承し、音楽への愛を共有することでプレイヤーを繋ぎ続けます。

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