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時代とともに叙情性や劇場性、プログレッシヴ性やポップス性を打ち出し、その稀有な個性的スタイルで音楽シーンの頂点に昇り詰める五大プログレッシヴ・ロック・バンドの一角、ジェネシス。
彼らが1974年に発表した、壮大なるコンセプト・アルバムとして非常に高い評価を集める傑作『眩惑のブロードウェイ(原題: THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY)』が、発売50周年を記念したスーパー・デラックス・エディションとなって登場!
オリジナル・アルバムの最新リマスター音源に加え、1975年1月のライヴ音源などを収録した4枚組CDと、ピーター・ガブリエルとトニー・バンクス監修によってミックスが施されたアルバムのトルビーアトモス音源を収録したBlu-rayとをコンパイルした、豪華5枚組仕様のスーパー・デラックス・エディションの輸入盤国内仕様の日本盤が、10月15日に発売!
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時代とともに様々な音楽性を打ち出しながら音楽シーンの頂点へと昇り詰めていった、英国ロック・バンドの代表格的存在であるジェネシス。彼らが1974年に発表した壮大なるコンセプト・アルバム『眩惑のブロードウェイ(原題: THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY)』は、彼らが発表してきた数々の作品の中でも非常に画期的な作品として称賛され、以降のシーンに多大なる影響を与えたプログレッシヴ・ロックの金字塔的アルバムとしても高い評価を受ける傑作だ。
今回、この歴史的名作が、発売50周年を記念したスーパー・デラックス・エディションとなって登場することとなった。トニー・バンクス、フィル・コリンズ、ピーター・ガブリエル、スティーヴ・ハケット、そしてマイク・ラザフォードという、このアルバムに関わるメンバー全員がこのプロジェクトに参加し、歴史的傑作のアルバム制作、そしてそれに続くツアーという、当時のバンドの姿を多面的にまとめ上げたこのスーパー・デラックス・エディションは、アルバムにまつわるすべてをサウンドとヴィジュアルで深く掘り下げていく、まさに決定版ともいうべき作品に仕上がっている。
この『眩惑のブロードウェイ【50周年記念スーパー・デラックス・エディション】』は、海外では9月26日に4枚組CD+Blu-rayと5枚組アナログ盤+Blu-rayという2形態でリリースされ、ここ日本では10月15日に4枚組CD+Blu-rayのスーパー・デラックス・エディションの輸入盤国内仕様日本盤がリリースされることも決定している。なお、輸入盤国内仕様の日本盤には、60ページにも及ぶオリジナルのブックレットに掲載されているアレックス・ペトリディスによる詳細なライナーノーツの完全翻訳や、歌詞・対訳などを掲載した別冊ブックレットが同梱される予定だ。また、現在今作より「眩惑のブロードウェイ(原題: The Lamb Lies Down on Broadway)」と「追憶のニューヨーク(原題: Back in N.Y.C.)」、「囚われのレエル(原題: In the Cage)」の2025年リマスター音源、そして「カーペット・クロウラーズ(原題: The Carpet Crawlers)」の1975年のシュライン・オーディトリアム公演の模様を収録したライヴ音源が公開されている。
『眩惑のブロードウェイ【50周年記念スーパー・デラックス・エディション】』予約注文はこちらから:
https://warnermusicjapan.lnk.to/Genesis_TLLDOB50Pu
このスーパー・デラックス・エディションには、下記の内容が収録/同梱されている:
─ 1974年のオリジナル・アナログ・テープをベースに、マイク・ショウウェルの手によってアビイ・ロード・スタジオでリマスターが施された、オリジナル・アルバム・ミックスの最新リマスター音源
─ 1975年1月24日、ロサンゼルスにあるシュライン・オーディトリアムで行われたコンサートの模様を収録したライヴ音源。こちらのライヴ音源も最新リマスター音源が採用されているほか、「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ(原題: Watcher Of the Skies)」と「怪奇のオルゴール(原題: The Musical Box)」という2曲のアンコール曲も収録されている。なお、アンコール曲を含むライヴの全貌が公開されるのは、今回が初となる。
─ Blu-rayディスクには、ピーター・ガブリエルとトニー・バンクス監修のもと、リアル・ワールド・スタジオにてボブ・マッケンジーによってドルビーアトモス化されたアルバム音源に加え、最新リマスター音源の96kHz/24bitハイレゾ音源が収録されている。
─ 伝説的なヘッドリィ・グランジ・セッションの未発表デモ音源3曲を聴くことができるデジタル・ダウンロード・カードを封入。
─ 5人のメンバーとのインタビューを通して、アルバムのソングライティング・セッションからライヴ・パフォーマンスに至るまで、『眩惑のブロードウェイ』にまつわる物語を紐解いていく、アレクシス・ペトリディスによるライナーノーツや、アルマンド・ガロやリチャード・ヘインズを始め数々の著名な写真家たちによる貴重な写真を多数掲載した全60ページからなるコーヒーテーブル・スタイル・ブックを同梱。
─ 1975年のツアー・プログラムのレプリカの他、ポスターやチケットのレプリカなども封入。
彼らが1974年11月22日に発表した『眩惑のブロードウェイ』は、数々のジェネシスによる素晴らしい作品群の中でも、まさに金字塔といえる作品だ。ピーター・ガブリエル期となるバンド初期の段階で既に非常に高い評価を受けていた彼らが、まさにその成功の頂点にいるときに発表した作品であり、ジェネシスというバンドの歴史において極めて重要な位置を占める作品だ。ジェネシスというバンドの歴史だけではなく、この時代にリリースされた様々な作品の中でも最も偉大なるアルバムの一つであり、史上最も影響力を持つプログレッシヴ・ロック・アルバムの一つとしても高い評価を受ける作品なのだ。
今回リリースされるこの50周年記念スーパー・デラックス・エディションは、この歴史的傑作が持つ壮大なスケール感を称え、新たにリマスターが施されたオリジナル・アルバムや1975年のライヴ・パフォーマンス音源、Blu-rayに収録されているドルビーアトモス・ミックスやダウンロード・カードで聴くことのできる貴重な初期デモ音源などを通し、様々な角度からこの画期的な作品を堪能させてくれる、傑作の50周年を祝福するにふさわしい内容となっている。今作が持つ壮大なスケール感に関して、アレクシス・ペトリディスはライナーノーツの冒頭でこう語っている。
「『眩惑のブロードウェイ』ほどの複雑さを持つアルバムには、それと同様の複雑な歴史がある、それは当然のことなのかもしれない。その制作過程は非常に長く奇妙なものであり、ネズミが歩き回る田舎の家、ロック・ミュージックの未来への不気味な予感、ハリウッドの監督たち、個性の衝突、膨らむ秘部などが登場する。ジェネシスの元メンバーにこのアルバムについて話を訊くと、リリースから半世紀たった今、彼らの意見がほとんど一致していないことにも非常に驚かされる。あるメンバーは「今作はキャリア最高のアルバム」だと言い、一方で「勇敢ではあるが、欠陥のある実験作」だと言うものもいる。「70年代初期のプログレッシヴ・ロックの頂点ともいえるアルバム」だと考えているメンバーもいる。濃密で複雑、そして常に変化し続けるサウンドに満ちた2枚組のコンセプト・アルバムで語られるその複雑で奇妙なプロットは、メンバーでさえ理解しがたいほどだったという。また、今作はサウンドのみならず、ロック史に残る最も有名な演劇的演出によるライヴ・パフォーマンスでも、その特異性を見せつけていた。あるものは「パンク・ロックの到来を予感させる作品」だと考えている。実際のところ、この『眩惑のブロードウェイ』という作品は、欠陥のある実験性、キャリアのハイライト、プログレッシヴ・ロックの傑作、そして奇妙なほど先見性のあるパンクの先駆者…、これらをすべて同時に兼ね備えている作品である可能性が高く、それこそがこの作品が長く愛され続けている理由なのかもしれない」
【リリース情報】
ジェネシス / 『眩惑のブロードウェイ【50周年記念スーパー・デラックス・エディション】』
発売日: 2025年10月15日(海外での発売は9月26日)
4CD+Blu-ray+Download Card/輸入盤国内仕様/完全生産限定盤
WPZR-31054/9 / 定価 16,500円(税抜15,000円)
★英文ライナーノーツの完全翻訳・歌詞・対訳付
【CD 1: 眩惑のブロードウェイ(2025年リマスター) DISC 1】
【CD 2: 眩惑のブロードウェイ(2025年リマスター) DISC 2】
【CD 3: 眩惑のブロードウェイ~ライヴ・フロム・ザ・シュライン・オーディトリアム、ロサンゼルス 1975年1月24日(2025年リマスター) DISC 1】
【CD 4: 眩惑のブロードウェイ~ライヴ・フロム・ザ・シュライン・オーディトリアム、ロサンゼルス 1975年1月24日(2025年リマスター) DISC 2】
<Encore / アンコール>
【DOWNLOAD CARD - ザ・ヘッドリィ・グランジ・デモ】
【BLU-RAY DISC】
『眩惑のブロードウェイ』
─ ドルビーアトモス・ミックス(mix by Bob Mackenzie at Real World Studios)
─ スタジオ・アルバム・ステレオ・ミックス(24bit/96kHz)(1974年のオリジナル・マスターをベースにした、アビイ・ロード・スタジオのマイク・ショウウェルとアシスタントのニック・デイヴィスによるリマスター音源)
【ジェネシス プロフィール】
1967年に英国で産声を上げ、70年代には叙情的でありながらシアトリカルなプログレッシヴ・ロック・バンドとして非常に高い人気を誇り、その後80年代にはポップスの要素を大きく打ち出しながら世界的な人気を誇るバンドとして音楽シーンの頂点へと昇り詰めていった、英国ロック・バンドの代表格であり、五大プログレッシヴ・ロック・バンドの一つとしても賞賛を受ける存在、それがこのジェネシスだ。
英国プログレッシヴ・ロック黄金期の一翼を担うバンドとしてプログレッシヴ・ロック・ファンから非常に大きな評価を受け、その後ポップな音楽性を羽ばたかせ、チャートの上位に楽曲を送り込みながら幅広い音楽ファンの心をつかんでいった彼らは、非常に個性的な軌跡を歩んできた稀有の存在だといえるだろう。初代ヴォーカリストであり最高のカリスマ、ピーター・ガブリエル在籍期となる初期ジェネシス、ピーター・ガブリエル脱退後にフィル・コリンズがヴォーカルを兼任する形で活動をつづけた中期ジェネシス、そして70年代後半に3人態勢となり、よりポップスの要素を持ち込みながらチャートをにぎやかす世界的ロック・バンドとなった後期ジェネシス…、ラインナップの変更とともにその音楽性も変化させながら常に第一線を走り続けた彼らは、キャリアを通して15枚のスタジオ・アルバムや6枚のライヴ・アルバム、数多くのコンピレーション・アルバムなどをリリースし、実に1億枚以上の世界累計アルバム・セールスを記録、2010年にはロックの殿堂入りも果たす、まさにレジェンドの名にふさわしい存在だ。
【関連リンク】
ジェネシス オフィシャル・サイト: https://genesis-music.com/
ジェネシス オフィシャルFB: https://www.facebook.com/genesis
ジェネシス オフィシャルInstagram: https://www.instagram.com/genesis_band/
ジェネシス オフィシャルX: https://x.com/genesis_band
ジェネシス オフィシャルYouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/@genesis
ジェネシス WMJサイト: https://wmg.jp/genesis/