イギリス発の音楽だけでなくKPOPまでも吸収し、自身のサウンドとしてアウトプットし、アンチ・ポップをテーマに掲げるZ世代の"ニュー・ノスタルジック"シンガー / プロデューサー、PinkPantheress(ピンクパンサレス)が、待望の2作目となるEP / ミックステープ『Fancy That / ファンシー・ザット』をリリースした。
Underworldの「Dark and Long (Dark Train)」を再構築し、禁じられた欲望とそれに対する認識を催眠的に探る内容を歌ったリード・シングル「Illegal / イリーガル」について本人は、次のように語っている。
「Illegalは、まるで自分の原点に帰ってきたような感覚です。ざらついたUKガラージのサウンドは、私が音楽を始めた当時に一気に引き戻してくれるのです。夜遅くのあの生々しいエネルギーが昔から大好きで、Underworldをサンプリングするのは、その精神にアクセスしつつ自分のスタイルに落とし込むのに完璧な方法でした。」
また、EPについても「このプロジェクトは、音楽を身体で感じることにフォーカスしてくれます。ダンスが物語の一部になるような作品を作りたかったのです。制作の原点に戻れたことが嬉しいし、これは私にとって“Fancyな時代”の始まりだと思っています。とてもキッチュでカラフルで、生っぽくて楽しく、完全に“動き”を中心に据えた作品です。この作品をみんなと共有できるのが本当に楽しみです。」と話す。
『Fancy That』は、PinkPantheress自身が作詞・作曲・プロデュースを手がけ、aksel arvid、Count Baldor、phil、Oscar Scheller、The Dareらと共に制作された。英国文化に根差しながら、キッチュで遊び心あふれる時代へと突入した彼女が、特有のボーカルとジャンルを超えたサウンドを展開する9曲入りの作品である。このEPは、PinkPantheressがより深い親密さを表現する新たな章を象徴しており、Panic! at the Disco、Jessica Simpson、Basement Jaxx、William Orbitといったアーティストのサンプリングやインスピレーションを取り入れながら、様々な名曲を独自のセンスにより現代と融合させた作品となっている。
PinkPantheress(ピンクパンサレス)について
マルチプラチナの実績を持つレコーディングアーティスト、ソングライター、プロデューサー。2021年以降、そのキャリアは急成長を遂げ、内省的な歌詞とキャッチーなビートを生み出す才能によって、多くの熱狂的なファンを獲得してきた。シーンに登場して以来、PinkPantheressは『i-D』『The Face』『Rolling Stone UK』の表紙を飾り、またMarc Jacobs Heaven、Starface、Bose、Appleといったブランドのキャンペーンにも出演。最近では、『Forbes 30 Under 30』に選出され、『Billboard Women in Music Awards』で「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」に輝くなど、その勢いはとどまるところを知らない。PinkPantheressは、一つひとつの成功を積み重ねながら、音楽業界で確固たる地位を築き続けている。
【リリース情報】
■EP情報
アーティスト:PinkPantheress / ピンクパンサレス
EP:Fancy That / ファンシー・ザット
リリース:2025年5月9日(金)配信スタート
視聴リンク: https://wmj.lnk.to/PPFancyPu