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ニューロティカ×小向美奈子

ベテランビジュアル系パンクバンド・ニューロティカ×歩く18禁スライム乳お騒がせ女優・小向美奈子 奇跡のコラボレイト対談!!

 今年で結成28年目となる日本を代表する老舗パンクバンド、ニューロティカと“歩く18禁”の異名をもつ“スライム乳お騒がせ女優”小向美奈子が奇跡のコラボレイト作『おつかれサマータイム』のリリースにともない、奇跡の対談が実現。

異色とも言える、パンクバンドとゴシップネタの絶えない小向美奈子との出会いから、レコーディングに至る経緯、楽曲について赤裸々に語ってもらった。

ニューロティカと小向美奈子が奏でる、無敵のアンバランスがここに誕生した。

Interview

「1日で4曲歌いきっちゃった美奈子ちゃんは本当に凄い! オレだったら絶対出来ないし尊敬するよ(笑)。」(アツシ)

「みんなを楽しませつつ、自分も楽しんでやろうっていう"表現者"としての姿勢は本当に勉強になりました。」(小向)

「楽曲もジャケットも含め、全てにおいて予想以上にいいものが出来ちゃったので正直言って驚いています。」(カタル)

●今回この対談の話をいただいてから、ずっと胸の高鳴りが隠しきれませんでした。

アツシ:ちょうどソコにも"胸の高なり"がありますけどね(笑)。

小向:これは"胸の谷間"ですね(笑)。

●そもそもどういう経緯でこの企画が決定したんですか?

カタル:ニューロティカにはアッちゃんという裏の世界に顔が利くメンバーがいましてですね…。

アツシ:僕がよく飲みに行く、西麻布のバルビゾンってビルがあるんですけど、そこのバーで飲んでいたら偶然隣に美奈子ちゃんがいて、その日のうちに恋仲になって、チョメチョメな関係になって"こういうコラボも面白いよね"ってことで決まったんです。

小向:その日のうちに全てが決まったんだよね♥

●全てはその一夜にして決まったと。

カタル:アッちゃんから「小向美奈子ちゃんとのコラボの話があるんだけどカタルはどう思う?」って電話をもらったんだけど、その時にはすでに決まっていたらしいです。
一同:アハハハハ(笑)。

アツシ:作曲するのはカタルなので、一応話は通しておこうと思って電話を入れたんだけど、その時にはリリース時期やライブに出演してもらうことも決まっていたみたいです。

●他人事のように話してらっしゃいますが、アツシさんが決められたんですよね?

アツシ:まぁそうなんだけど、今回どうして僕と美奈子ちゃんとがコラボできたかって話は、君たちがもっと這い上がってきたらわかるかな?

カタル:今の発言は誰に向かって言ったの?

アツシ:バンドをしている読者だね! 「お前らもうちょっと上に上がってきたらわかるよ、こういうのは必然に起こるから」っていうことを伝えたいよね。

●今回のコラボも、西麻布で小向さんが隣に座ったのも全て必然だったと。

アツシ:そういうことですね。僕はこの現象をパッションと呼んでいるんだけど(笑)。

カタル:アッちゃんの言う"パッション"が夏前にあって、それからニューロティカのライブに美奈子ちゃんが遊びに来てくれたんですよ。僕はその日に初めて美奈子ちゃんと会ったんですが、打ち合わせをするのかと思いきや、すでに話が全てまとまっている体で話をされて(笑)。あ、俺曲を作らなきゃいけないんだって(笑)。

●なるほど(笑)。

カタル:数日後、僕1人だけが事務所に呼ばれて楽曲についてマジメな打ち合わせをしたんです。すぐに"おつかれサマー"って帰れると思っていたんですが結局飲みに行くことになって、作詞もしないといけないので美奈子ちゃんから出てくる言葉、名言や迷言を全部メモって取材をしました。結局僕たち朝まで一緒にいたよね。

小向:そうね、カーくん♥

アツシ:さりげなく"おつかれサマー"って言葉を入れてくるところがカタルのニクいところだよね(笑)。

●丸一日にも及ぶ取材はどんな内容だったんですか?

カタル:誌面では書けないようなことまで本当にいろんなことです(笑)。その取材内容を書いたノートを元に歌詞を組み立てて、曲を付けたんです。カラオケも歌ってもらってちゃんと歌えることも確認できたし、僕が干からびちゃう程長い取材でした(笑)。

小向:でも凄く楽しそうでしたよ! 私はお酒を飲むと名言がたくさん出てくるので、それを全て聞いてもらって、朝までいろんなところを取材されちゃいました♥

アツシ:バンドマンって夢があるねぇ!

●M-1「私の恋は世界サイズ!」は、その取材が活きた"面白い歌詞""名言"が印象的ですね。

カタル:メモした言葉をどこまで使っていいものなのか判らなかったんだけど、美奈子ちゃんのマネージャーから全部OKをいただいて、"本当に大丈夫?"って逆に心配になったもんね(笑)。

小向:"歩く18禁"って言葉はマネージャーが以前から気に入って使ってる言葉だし、"フィリピンネタ"や、"本当はドM"といった名言から生まれた歌詞に注目して聴いてもらえたら嬉しいですね!

●正直なところ、「私の恋は世界サイズ!」の歌詞が出来上がってきたとき、小向さんはどう感じられましたか?

小向:パンチ効いてるなぁって(笑)。やっぱりニューロティカは凄いバンドなんだと素直に思いましたね。怖いものは無いんだって(笑)。

カタル:いやいや、これは美奈子ちゃんの言葉だからね(笑)。

●歌詞ももちろん聴きどころなんですが、小向さんの声が凄くキュートですね。

カタル:アニメ声というか、美奈子ちゃんの歌声も聴きどころだし、ニューロティカの楽曲といい具合にマッチしたよね。レコーディング本番でちゃんと声も出せていたし、さすがにプロだなと感じました。

小向:ありがとうございます♥

●「私の恋は世界サイズ!」では小向さんの可愛らしい歌声が聴けるんですが、カバー曲のM-3「どんなもんだ!」とM-4「バイバイモンキー」では、歌詞が凄く前向きな楽曲ということもあって、小向さんの歌声も凄く力強いですよね。

カタル:この2曲は、美奈子ちゃんが歌詞の内容と楽曲も考えたうえで"この曲を歌いたい"って指名してくれたんです。凄く前向きな気持ちだったんでしょうね(笑)。

アツシ:いろいろあったけど、ニューロティカとの出会いが更正のきっかけになったんだ(笑)。

小向:更正させていただきました(笑)。この2曲は歌詞の内容が凄く好きなんです。"オレたちどエラいことしてやるぜ!"っていう曲の持つパワーと、私の心境がシンクロして、選曲はすぐに決まりました。

カタル:"どこに逃げても構わない"って歌詞も出てくるんだけど(笑)。

小向:どんなもんだ! ってみんなに言ってやりたい気持ちも強いんだけど、"逃げても構わないんだ"って部分も入れておきたいなと。悪いことしないけど逃げるよ? 気付いた頃にはもういないよ? って(笑)。

●どこまで誌面に載せていいのか困りますね…。
(小向美奈子マネージャー:笑顔で大きく○のジェスチャーをする。)

カタル:実は、企画段階では完成図がちゃんと見えていなかったんですが、楽曲もジャケットも含め、全てにおいて予想以上にいいものが出来ちゃったので正直言って驚いています。ありきたりな言葉だけど多くの人に手にとって聴いてもらいたいよね。

小向:本当にそう思います。ニューロティカの曲は歌詞が本当に素晴らしいんです。アッちゃんとのデュエット曲M-2「おつかれサマータイム」も季節は外れているけど恋人同士で歌ってもらいたい曲です!

アツシ:作ってる最中は真夏だったからね(笑)。

●レコーディングは順調でしたか?

アツシ:1日で4曲歌いきっちゃった美奈子ちゃんは本当に凄い! オレだったら絶対出来ないし尊敬するよ(笑)。

カタル:美奈子ちゃんの凄いところは、最初は"大丈夫かな?"って不安にさせておいて、帳尻はしっかりと合わせちゃうところ。レコーディングもそうだったし、"Fuckin' X'mas TOUR"も前日のリハでは不安を残しつつも、本番ではバッチリ決めてくれるんですよ。流石だなって感心しますね。

アツシ:美奈子ちゃんは芸能界何年目だっけ?

小向:14の頃にスカウトされて…、えーっと計算がうまくできない(笑)。

カタル:そのころからオッパイはでかかったの?

小向:そうですね(笑)。渋谷の街で半ば強引にスカウトされて…。

アツシ:オレもメンズノンノとかにスカウトされないかな? 夢は読者モデルなんで(笑)。

カタル:今回の見出しは"夢は読者モデル"で決まっちゃったじゃん!

アツシ:それじゃCD売れないよ!(笑)。

●(笑)。レコーディングを終えて、小向さんの印象も変わったと。

カタル:本当にできる子だなと感心しましたね。僕らとしても今回のコラボは未知数だったけど、何でも前向きに挑戦してくれたしやっぱりプロだなと。

小向:プレッシャーはもちろんあったんですけど、周りの皆さんに助けられました。図太いように見られがちなんですけど、人前に出るとガチガチに緊張してしまうんです。レコーディングではアッちゃんに和ませてもらったし、カタルさんはずっとニコニコしてくれるし、安心して臨めたのがいい結果に結びついたと思います。

●ライブでもすでに共演されているんですよね?

カタル:凄くよかったですよ! 合格です。アッちゃんとの絡みも面白かった(笑)。

アツシ:ステージではSとMを表現したいね~! ってどっちがどっちだったっけ? オレは攻められる方がいいんだけど、Sってどっち? やられる方?

●Mが攻められる方ですね(笑)。

アツシ:どっちもMじゃ合わないじゃん! もう止めだヤメ!(笑)。

小向:私はドMなんですけど、アッちゃんが私にSになって欲しいって思ってくれるならいつでもSになりますよ♥ でも夜のアッちゃんはドSじゃないですか! 「おい小向! お前なんなんだよ!」っていきなり怒鳴りだしたり(笑)。

アツシ:お互いSとMの両方を持っているってことだから、そんな絡みを楽しみにしておいて欲しいね(笑)。

●今作は、ニューロティカの持つ楽曲の疾走感と、小向さんのキュートな部分が絶妙に絡みあい、大げさかもしれませんが新しいジャンルを確立したと思うんです。

カタル:「私の恋は世界サイズ!」は歌詞が出来た時に、とにかくニューロティカらしい疾走感のある曲にしたかった。なおかつ、美奈子ちゃんのキュートな歌声とキャラクターを活かしたメロディラインを考えて作ったんですが、すぐに曲が完成したんです。ほとんど悩むことなく曲ができたし、一番いいパターンですよね。「おつかれサマータイム」はデュエットなので、歌詞のかけあいや男女のキーの違いもあるので少し時間はかかったんだけど、うまくまとまったよね。

アツシ:パンクバンドが男女のデュエットを出すなんて後にも先にもないよね(笑)。

カタル:だからこそいい経験になったし、この曲は凄い財産になるかもしれない。カバーも斬新でちゃんとロックしてるから、昔からの僕らのお客さんにも聴いてもらいたいな。

小向:ニューロティカ兄さんには人生の先輩として、自分が持っていない部分を教えてもらったと思っているんです。みんなを楽しませつつ、自分も楽しんでやろうっていう"表現者"としての姿勢は本当に勉強になりました。

●より一層ライブが楽しみになってきました。

アツシ:ライブは生ものだから、水泳大会みたいなポロリのハプニングもあるかもしれないしね(笑)。美奈子ちゃんとの素敵な出会いができたのはニューロティカ様様だし、楽しいことをやっているんだ! ってのを、お客さんに観てもらって楽しんでもらえたら嬉しいよね。

●次回は、アツシさんが小向さんのビデオで共演という逆コラボも期待しています(笑)。

アツシ:事務所がOK出すなら別に構わないけど…。
(小向美奈子マネージャー:笑顔で大きく○のジェスチャーをする。)

小向:ウチはOKみたいですよ(笑)。

アツシ:それじゃちょっとお母さんに電話してこないと(笑)。数年後に美奈子ちゃんには『私の上を通り過ぎて行ったバンドマンたち』っていう暴露本を出してもらってこのストーリーが完結する予定なので、そちらもお楽しみに!

小向:『悪ピエロに捨てられた私』ってタイトルで書き始めておきます♥

Interview:上田雄一朗