全国15万部を誇る日本最大級のミュージックフリーマガジン on Web!!

twitter instagram

ユナイテッドモンモンサン

キラキラと輝く音と言葉の隙間から見えるもの

 度肝を抜くキャラクター、センス溢れるポップ&キャッチーな楽曲、平凡な日常から汲み上げられた瑞々しい言葉、大切なものを失いながら展開される怒涛のライブ。

大阪を中心に全国で活動するユナイテッドモンモンサンが2011年末にシーンへと放つミニアルバム『脱。』は、僕らを新しい世界へと連れていってくれるに違いない。

ゆけ! ユナイテッドモンモンサン! 歌え! ユナイテッドモンモンサン! 4人と僕らと音楽シーンの未来のために!

Interview

●2007年に大水さんが結成して、今のメンバーになったのは2010年の春ということですが。

まつきょん:何度かメンバーチェンジがありまして。

●まつきょんさんは初ライブを観て「バンドに入れてくれ」と言ったらしいですね。

まつきょん:そうなんです。そのときのメンバーは大水しか残っていないんですけど、なんか楽しそうだったので「何でもやるからバンドに入れてくれや」と。

大水:もともとこのバンドは僕の思い出作りがきっかけで始まったんです。

●思い出作り?

大水:前にやっていたバンドが解散して、メンバーを探していたんですけどなかなかうまくいかなくて。そんなとき、僕が寂しそうだったのか、よく行っていたライブハウスのスタッフに「ドラム叩いてやるから景気付けでライブやろう」と言われて。

まつきょん:要するに彼を励ます会ですよね。

大水:だから最初はライブ1回だけで終わる予定だったんです。

●そのライブをまつきょんさんが観たのか。

まつきょん:当初は私はベースで、歌っていなかったんです。でも「ベース楽しくない! 歌わせろ!」となって、半々で歌うようになったんやんね?

大水:うん。

●今はまつきょんさんがメインで歌ってますけど…。

まつきょん:徐々に侵掠している感じですね。でも別にこのバンドを乗っ取りたいわけじゃないんですよ。

●えー? インタビュー開始1分ですぐわかりましたけど、このバンドはまつきょんさんが完全にイニシアティブを取ってるじゃないですか(笑)。

まつきょん:それを私はよしとしているわけではないんです。乗っ取りたいわけじゃなくて喧嘩したいんです。でも喧嘩になってない感じがあるよね。「オラ! もっと来いよ!」って言ってるんですけど、(大水は)内に秘めるものはすごいんですけど、それを上手くアウトプットができひんっていうか。

大水:僕はまつきょんとは人間としての種類がまったく違うんですよ。

●おもしろいなぁ(笑)。曲も全部まつきょんさんが作ってますよね?

まつきょん:当初は作曲も半々でやってたんですけど、この人は曲を作ってくるのが遅いので今作はたまたま私が作った曲ばかりになってます。

●内に秘めてじっくり考えるタイプだから。

まつきょん:そうそう。でもじっくり考えた割にふんわりした状態で持ってくるよね?
一同:アハハハハ(笑)。

●ところで今回リリースするミニアルバム『脱。』ですが、リード曲をどれにするか悩んだんじゃないですか? というのは、リード曲のM-1「君だけのキス」はキャッチーさがとても強くて突き刺さってくる度合いが強いと思うんですけど、M-4「うるわしのパーティーナイト」はバンド感で持っていく感じがあるし、M-6「星降る夜をとびこえて」は歌でグッと聴かせる曲で…要するに6曲全部いい曲だと思うんですよね。

まつきょん:そうなんですよ! いや~、わかってらっしゃる! そこ太字にしといてください! バンド名と同じくらいのフォントの大きさで!

●なんでやねん。

まつきょん:私たち的には「全部シングルでいいやん」と思ってて。でも「君だけのキス」は音源だとすごくポップなイメージが強いですけど、ライブだと拍手とかで煽ったり、曲をやる前に怒鳴ったりしてて。

●あ、そうなんですか。

まつきょん:私はライブハウスで客として観てるときに拍手を強要されたらイラッとくる人間なんですよ。

●でもライブでは「君だけのキス」で拍手を強要しているんですよね?

まつきょん:盛り上げないと生きていけないんですよ。この曲は大概ライブの最後にやるんですけど、もう盛り上げないとバンドが成り立たなくなってるんです。

●ハハハハ(笑)。

まつきょん:拍手を煽られる側の気持ちも私はわかってるんです。だけどやらなきゃいけないときがあるだろう! っていう。私はいつも「今がそのときなんだよ!」って怒鳴ってるんです。そういう曲なのでこの曲をリードにしたんです。

●基本的にどの曲もポップでキャッチーだとは思うんですけど、どこかに"何かが終わってしまった感"というか、"どん底を経験してきましたよ感"というか、"私は決して幸せな人生を送ってきたわけじゃありませんよ感"みたいなものを感じるんです。

まつきょん:アハハ(笑)。そうかもしれないですね。私は暗いんですよ。人前ではこんなにがんばって明るい人間を演じているんですけど、本当は太宰治なんです。

●生まれてすみませんと。

まつきょん:そうですそうです。道化なんです。まあ太宰みたいに「死にたい」とはならないですけど、やっぱりなんか暗いんですよね。それがちょっと歌詞とかに出てきてると思う。まあでも歌詞はまだ全然わからないというか、人よりも全然考えてないと思います。以前はほとんど響きだけで歌詞を決めてたし。

●でもすごく詩的というか、印象に残る歌詞がありましたよ。例えば「うるわしのパーティーナイト」で"結んだら世界が割れた"とか"あの部屋は色を交ぜたハナビラでした"とか、意味はよくわからないけどものすごくいい歌詞だと思った。

まつきょん:おおっ! そこは大水が作ったんです!

大水:うおおおお! テンション上がる!

●なんだこの人たち(笑)。

まつきょん:彼の書く歌詞は基本的にロマンチックなんですよ。それで今回も、私は歌詞がまだよくわかってないから、「ああいう雰囲気の歌詞書いてや!」と言って。

●そういうことか。ところでインタビュー始まって1時間近く経つんですけど、カンちゃんとトムさんがまったくしゃべってないんですけど…。

カンちゃん:僕はいつも聞く側なのでこれで全然いいですよ。

●トムさんは本名なんですか?

トム:本名です。

interview:Takeshi.Yamanaka

●2007年に大水さんが結成して、今のメンバーになったのは2010年の春ということですが。
まつきょん:何度かメンバーチェンジがありまして。
●まつきょんさんは初ライブを観て「バンドに入れてくれ」と言ったらしいですね。
まつきょん:そうなんです。そのときのメンバーは大水しか残っていないんですけど、なんか楽しそうだったので「何でもやるからバンドに入れてくれや」と。
大水:もともとこのバンドは僕の思い出作りがきっかけで始まったんです。
●思い出作り?
大水:前にやっていたバンドが解散して、メンバーを探していたんですけどなかなかうまくいかなくて。そんなとき、僕が寂しそうだったのか、よく行っていたライブハウスのスタッフに「ドラム叩いてやるから景気付けでライブやろう」と言われて。
まつきょん:要するに彼を励ます会ですよね。
大水:だから最初はライブ1回だけで終わる予定だったんです。
●そのライブをまつきょんさんが観たのか。
まつきょん:当初は私はベースで、歌っていなかったんです。でも「ベース楽しくない! 歌わせろ!」となって、半々で歌うようになったんやんね?
大水:うん。
●今はまつきょんさんがメインで歌ってますけど…。
まつきょん:徐々に侵掠している感じですね。でも別にこのバンドを乗っ取りたいわけじゃないんですよ。
●えー? インタビュー開始1分ですぐわかりましたけど、このバンドはまつきょんさんが完全にイニシアティブを取ってるじゃないですか(笑)。
まつきょん:それを私はよしとしているわけではないんです。乗っ取りたいわけじゃなくて喧嘩したいんです。でも喧嘩になってない感じがあるよね。「オラ! もっと来いよ!」って言ってるんですけど、(大水は)内に秘めるものはすごいんですけど、それを上手くアウトプットができひんっていうか。
大水:僕はまつきょんとは人間としての種類がまったく違うんですよ。
●おもしろいなぁ(笑)。曲も全部まつきょんさんが作ってますよね?
まつきょん:当初は作曲も半々でやってたんですけど、この人は曲を作ってくるのが遅いので今作はたまたま私が作った曲ばかりになってます。
●内に秘めてじっくり考えるタイプだから。
まつきょん:そうそう。でもじっくり考えた割にふんわりした状態で持ってくるよね?
一同:アハハハハ(笑)。
●ところで今回リリースするミニアルバム『脱。』ですが、リード曲をどれにするか悩んだんじゃないですか? というのは、リード曲のM-1「君だけのキス」はキャッチーさがとても強くて突き刺さってくる度合いが強いと思うんですけど、M-4「うるわしのパー ティーナイト」はバンド感で持っていく感じがあるし、M-6「星降る夜をとびこえて」は歌でグッと聴かせる曲で…要するに6曲全部いい曲だと思うんですよ ね。
まつきょん:そうなんですよ! いや~、わかってらっしゃる! そこ太字にしといてください! バンド名と同じくらいのフォントの大きさで!
●なんでやねん。
まつきょん:私たち的には「全部シングルでいいやん」と思ってて。でも「君だけのキス」は音源だとすごくポップなイメージが強いですけど、ライブだと拍手とかで煽ったり、曲をやる前に怒鳴ったりしてて。
●あ、そうなんですか。
まつきょん:私はライブハウスで客として観てるときに拍手を強要されたらイラッとくる人間なんですよ。
●でもライブでは「君だけのキス」で拍手を強要しているんですよね?
まつきょん:盛り上げないと生きていけないんですよ。この曲は大概ライブの最後にやるんですけど、もう盛り上げないとバンドが成り立たなくなってるんです。
●ハハハハ(笑)。
まつきょん:拍手を煽られる側の気持ちも私はわかってるんです。だけどやらなきゃいけないときがあるだろう! っていう。私はいつも「今がそのときなんだよ!」って怒鳴ってるんです。そういう曲なのでこの曲をリードにしたんです。
●基本的にどの曲もポップでキャッチーだとは思うんですけど、どこかに“何かが終わってしまった感”というか、“どん底を経験してきましたよ感”というか、“私は決して幸せな人生を送ってきたわけじゃありませんよ感”みたいなものを感じるんです。
まつきょん:アハハ(笑)。そうかもしれないですね。私は暗いんですよ。人前ではこんなにがんばって明るい人間を演じているんですけど、本当は太宰治なんです。
●生まれてすみませんと。
まつきょん:そうですそうです。道化なんです。まあ太宰みたいに「死にたい」とはならないですけど、やっぱりなんか暗いんですよね。それがちょっと歌詞と かに出てきてると思う。まあでも歌詞はまだ全然わからないというか、人よりも全然考えてないと思います。以前はほとんど響きだけで歌詞を決めてたし。
●でもすごく詩的というか、印象に残る歌詞がありましたよ。例えば「うるわしのパーティーナイト」で“結んだら世界が割れた”とか“あの部屋は色を交ぜたハナビラでした”とか、意味はよくわからないけどものすごくいい歌詞だと思った。
まつきょん:おおっ! そこは大水が作ったんです!
大水:うおおおお! テンション上がる!
●なんだこの人たち(笑)。
まつきょん:彼の書く歌詞は基本的にロマンチックなんですよ。それで今回も、私は歌詞がまだよくわかってないから、「ああいう雰囲気の歌詞書いてや!」と言って。
●そういうことか。ところでインタビュー始まって1時間近く経つんですけど、カンちゃんとトムさんがまったくしゃべってないんですけど…。
カンちゃん:僕はいつも聞く側なのでこれで全然いいですよ。
●トムさんは本名なんですか?
トム:本名です。

interview:Takeshi.Yamanaka

new_umbro banner-umbloi•ÒW—pj