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音の旅crew

New Album『JOYSTEP』 Vo./G.pepeによる全曲解説

M-1.「my pace space my place」

このアルバムの代表曲で前作『CROSS ROAD』の時から全国のライブハウスで演奏して少しずつ育ててきました。もっと踊れる曲を作りたい、もっとライブハウスでワチャワチャ騒ぎたい。そんな思いで作りました。4つ打ちの軽快なドラムのリズムと地を這うベースのアンサンブル。エモーショナルなギターの絡み合いが調和して今回の中で一番のダンスチューンになりました。歌詞は特に、口触り、舌触りに注意して作っていきました。ふと飛び込んで来る語感を、五感全てで感じて楽しんでもらいたいと思います。休みの日、太陽がカンカンに照っている時に外に出かけて聴いてみてほしい。お気に入りのスニーカー(出来ればair max)を履いて自分だけのペースでいつもと同じ道で良い退屈だった見慣れて変わり映えしない風景が180°変わって見える瞬間がある。そんな瞬間に出会える事、そんな瞬間を演出出来る事を願っています。

 

M-2.「NEVER TOO LATE」

時に夢に見る世界に飛び込んで行くのは何とアンバランスで険しい道のり仲間とも別れる瞬間もあるだろうと思います。近づけば近づくほど、こすれ合うヤマアラシのジレンマ。最初に見ていた物は姿形を変えてやってくるそれでも行きたい場所がある。まだ遅くないなんて、半分強がってるだけかも分からないで、ヒーローのように強くない僕らは一歩ずつ進んで行く。遠い昔、酒を飲みながら交わした何気ない約束を叶えに。この曲はずっと前からあってあーでも無いこーでも無いとアレンジを何回も変えて何回も歌詞を変えてきました。なかなかバランスが取れずに寝かしては起こしての繰り返しでやっと形に出来ました。reggae vibesな曲で陽気な印象が飛び込んで来るんですけど実は切なさが混ざっていたり、笑顔ばっかりじゃない所もreggaeの懐の深さだなと思っています。

 

M-3.「Rebel soul dance」

reggaeのrootsに迫りたいと言う思いを乗せて、僕らなりのミクスチャー感で作ってみました。他の曲ではクリックを聞きながらドラムを録音していったんだけど、これだけクリックを外して感性のままにやりました。岡本太郎が「芸術は爆発だ」と言ってましたが、この曲はいい感じに爆発しました。出来るだけ大きい音で聴いて、体全身で感じて踊って欲しい! コンパクトな構成でサクッと聴ける1曲です! 何回もリピートして下さい! “-Rebel-”とは反逆の意味を持ちます。この社会はある意味いろんな所でシステムに踊らされてる節があると思ってて、大きな力で支配されている。そういったことをreggaeでは「-Babylon system-」なんて呼んだりします。時に音楽、あるいは芸術っていうのは、そういったシステムに対抗出来る手段なんじゃないかなと考えます。気持ち良い音や物に触れた時ってのは、幸せになるし友達が増えるきっかけになったりで美しい。 押しつぶされそうな現実に対面した時、そういった時にRevelの精神で、あくまでpositiveに行けたら最高です! 後はもう踊るしかない!

 

M-4.「I'm home」

年に何回か下道をバイクで5、6時間かけて地元まで帰ったりしてるんですけど、まず夜中に出発する時は、峠道とか真っ暗で人もあんまりいないし、下手したら車もいない時があります。 完全に孤独な状態で暗闇を走るってなかなか怖いものです。基本ナビ無しで行くので道があっているのか分からない状態なもので余計に怖い。こういう時、なんでか無駄に鼻歌を歌っちゃうんですよね。だんだん家に近づいてくるにつれて、朝日が山の上から昇ってくる。心が解けてきてリラックスしてくる。その時の太陽の光が凄い感動的だったりして最高なんです。そして家に着いた頃、丁度家族も起きてる時間で「ただいま」「お帰り」ってやりとりをして、朝食を食べる。家族っていうのはとても貴重な存在です。友達もしかりで、年々合いづらくなってきたりするんですけど、久々に会った時、相変わらずな姿を見るだけで忘れかけていた自分に還っていく感覚になります。この曲は家族、友達が帰る場所って思いから作りました。ミドルなビート感で自然の壮大さを感じて貰えたらと思います。ロングドライブの時にかけてもらいたい1曲。

 

M-5.「LET」

アルバム1番の変化球です。曲のマイルドな印象とは裏腹に音遊びの激しい1曲。この曲の歌詞を作っている時の話で、作詞中に動画が送られてきて、ベロンベロンに酔っ払った友達からだったんだけど、あんまり楽しそうだったから「ワンコーラスだけ書いたら行くわ」って言って即効書き上げて行こうと思ってそれでも時間は過ぎるもので、若干出遅れまして集合場所に向かったんですけど、あれっ? なんか様子がおかしいと思い電話したら、解散しちゃったって言われて。「そっか…」と思いつつ、でもなんか嫌な感情ってのは全然なくて、むしろ後日会った時「あの日の事歌詞にするからw」って言って出来たのがこの歌です。何でもない1日を歌にするのも面白いなと感じています。歌詞への価値観がまた1つ変わった瞬間でもありました。やる事ってのは人それぞれ沢山あるんだけど、時間の流れは早いから遊べる時は遊んでおきたいですね。

 

M-6.「OWATTEHAJIMARU」

音の旅crewが4人体制になってから初めての曲。『OWATTEHAJIMARU』今では廃盤になっているミニアルバムに収録されていたこの曲をリアレンジして収録しました。この曲に支えられ供に成長してきた、思い入れの強い1曲。このタイミングで色んな方に改めて聴いて貰えたらと思います。森羅万象、この世の全ては終わって始まるを繰り返す。いつだって終わりはどこか寂しげで切ない。でもそれと同時に始まりの合図でもある。さぁ希望を胸に進もう。悪い事などどこにもない。絶望的だと思っていた瞬間にこそ、強烈な光を放つ何かを見落としがちだ。見つけに行こう。ここが始まり。ブラックミュージックを感じさせるステップを踏みやすい曲です。クラブとかで流してほしい。全国のDJさんよろしくお願いします!

 

M-7.「KOKOROKARA」

アルバムの中で最も速い曲で手を振るのが大変だった記憶のある1曲です。疾走感を全面に出してみたので音の旅crewの中では結構実験的な曲になりました。今回のアルバムでは意識的にBPMの速い曲選びました。この曲も相まって全体が色鮮やかに聞こえてくれれば幸いです。夢を追っていくのは壮絶な失敗と躓きの連続です。傷つき倒れてそれでも人生は続いていく。不器用な人間ならなおさらなんだけど、何度も立ち上がるうちに気付き始めるのは心からの行動しかないなと、ふと感じる。自分もそうであれるように日々精進だなと思います。歌詞の内容は結構ブルーな内容かもしれないけどちょっと辛いなぁと思った時ほど聴いて貰えたなと思います。

 

M-8.「MDNT EXPS」

この曲は音の旅セッション・シリーズですね。毎週スタジオに入って色々やる訳なんですが、ちょっとした合間に即興でセッションが始まるわけです。ふとドラムやらギターがワンフレーズ引き出して、悪ふざけにも似た感覚で音を重ねていく。そういう瞬間が度々あるんですがたまに絶妙なバランスで『おっ! この感じ良いな』ってなる時があるんです。もうそこからは早くて、1日2日ぐらいで形が出来上がる。物を作る時に時間をかければ良いって考えが覆っちゃう体験ですね。このタイトル「midnight express」っていうのは囚人が脱走する時に使う暗号で、語感が良いなと思い取り入れてみました。生きていく上で、しがらみや環境に束縛されてしまう事は多分誰にでもある事だと思います。「全て投げ捨ててもう戻らない」なんて事が出来たら開放感は凄いんだろうけど、実際、環境を変えてみても対峙する問題は変わらなかったりで、そこで考えてみる、抜け出すべき問題は他にある、そんな自問自答を歌詞に乗せてみました。ビート感も電車に乗り込んで、走り去るような感じになってるので、ドライブなどにもピッタリな1曲になりました。締めの曲にふさわしいかっこいい曲です!

 

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