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迷いや葛藤の先、真実の高みへと彼らは突き抜けていく

 鴉が2012年に放つ第一撃として、ニューシングル『蒼き日々』を2/22にリリースする。

今年1月から全国放映中の日本テレビ系深夜ドラマ「ティーンコート」の主題歌として、表題曲をもう耳にしている人も多いはずだ。10代が犯した罪を同じ10代が審理するという、アメリカで実際にある裁判制度をモチーフにした同ドラマ。

誰しもが悩みや迷いを抱え、夢と現実の狭間で葛藤していた10代のリアルな心情を描いた歌詞はドラマのストーリーに寄り添いつつ、疾走感溢れる楽曲は1つ先へと突き抜けたような感覚に満ちている。

昨年8月にリリースした前作のミニアルバム『感傷形成気分はいかが』で見せた新たな方向性は、MERRYとのWレコ発ツアー“激唱FREAKS”という異種格闘技戦なども経て、より振り切った方向へと向かっているようだ。

今作では初のプロデューサーも迎えるなど、これまでのイメージに囚われることなくアグレッシブな挑戦と進化を続けている3人。
次々と自己ベストを更新するかのような名曲を生み出していく、鴉というバンドの最高到達点はまだ誰も予想すらできない。

Interview

"激唱FREAKS"

「今までは自分で自分の曲を"暗い暗い"と言い過ぎて、逆に自分を閉じ込めてしまっていたところもあって。"俺は暗くないといけないんだ"と、心のどこかで思っていたのかなと」

●昨年8月に2ndミニアルバム『感傷形成気分はいかが』をリリース後、MERRYとのWレコ発ツアー"激唱FREAKS"という新たな試みも行ったわけですが、いかがでしたか?

近野:新鮮だったし、すごく楽しかったですね。あとは、とにかく熱かった…。

●ファイナルの渋谷CLUB QUATTRO公演を拝見した時も、いつも以上にお客さんが盛り上がっている気がしました。

近野:いつもそうだとは思うんですけど、あの日は特にお客さんが一生懸命になって聴いてくれているのがビシビシ伝わって来たんです。

●MERRYのお客さんも一緒になって盛り上がっていましたよね。

榎本:僕らのライブで「もうどうなってもいい!」っていうくらいに、頭を振っている人がいて。命を懸けて観ているような人たちが、自分たちのライブでも盛り上がってくれたのはうれしかったですね。

●鴉のライブではそこまで激しく盛り上がる人はあまりいないですよね。

近野:俺らは普段そういう煽り方をしないので仕方ないとは思いつつ、MERRYのお客さんは普段から鍛えられているのかなって(笑)。その姿が逆にこっちを奮い立たせてくれる部分もあるので、一緒にやってみてすごく勉強になりました。

●共に3会場をまわったわけですが、最初からそんな感じだった?

榎本:初日の大阪では僕らもお客さんもお互いにまだ様子見な感じがあったので淡々としたところもあったんですけど、それを反省して名古屋では一気に爆発して。ファイナルの東京ではその全てを総括して、落ち着きながらもライブ感を出そうと考えてはいたんです。でもいざライブが始まってみたらお客さんがめちゃくちゃキていたので、こっちも後半はすごいテンションになってしまいましたね…。どの日も良いライブではあったんですけど、ファイナルは特にズバ抜けて良かったんじゃないかと思います。

●回を重ねるごとに良くなっていったと。

一関:ツアーをまわっていく内にMERRYのメンバーともどんどん仲良くなっていって、楽屋の空気から変わっていったんです。お互いの楽器を交換して、実際のライブで密かに使ったりもして。

近野:俺も楽屋でMERRYのG.結生さんにギターを貸りて弾いてみたらすごく音が良かったので、貸してもらって実際にライブでも弾いたりしたんですよ。そのことをMCで言えなかったのは心残りですけど。

●各パート同士の交流もあったんですね。

榎本:Dr.ネロさんは技術的にハイレベルなだけじゃなく、ライブでの激情もすごいんです。鴉に入ってしばらく経ったことで、ちょっと落ち着いてプロっぽくプレイしようと思っていた自分をそこでグイッと持ちあげてもらったというか。"そんなんじゃねぇよ!"っていうことを、ネロさんのドラムスタイルから見せてもらった気がします。僕自身の原点にも立ち返れたのは良かったですね。

●刺激を受ける部分も大きかった。

近野:2マンで3ヶ所もまわるというのは初めての経験だったので、ライバル心もありつつ協力しないといけない部分もあって。だからこそ、より親密になれたところはあったんじゃないかな。

一関:フタを開けてみたら、ジャンルなんて関係ないなって思いましたね。

INTERVIEW Part.2

「蒼き日々」

「"初々しさ"みたいなものが出ていることを前までなら恥じていたんですけど、今はそれを喜ばしいと思えているんです。そこがむしろ、自分たちの魅力なんじゃないかなって」

●"激唱FREAKS"のツアーは10月でしたが、今作の制作はそれが終わってから?

近野:割と最近のことですね。今回のシングルを出すというのは、急遽決まった話だったから。次のフルアルバムを作りたいと思っていたので、制作自体はツアーと平行して始めていたんですけど。

●タイトル曲のM-1「蒼き日々」は、ドラマ「ティーンコート」のタイアップが決まってから書き始めた?

近野:そうですね。最初にドラマの制作スタッフサイドからイメージをもらって、それに近い候補曲をいくつか渡してはいたんですよ。その中から元になるような曲が決まったんですけど、"もう少しストーリーに寄り添えないか?"という意見をもらって。

●ドラマのストーリーに歌詞を近付けた?

近野:前作『感傷形成気分はいかが』は自分が好きなように作らせてもらった作品なんですけど、その時に"好きなようにやるだけじゃ結局、何も満たされないんだ"っていう感覚があったんです。だから今回は良い意味で、他の人たちの意見を聞いてみたいなと思って。台本を読んでみたらすごく面白い話だったので、そこから言葉を拾ってきたりもしましたね。物語に寄り添いつつ、自分が10代のときに言って欲しかった言葉をかき集めていくような感じでした。

●ドラマから受けたインスピレーションを歌詞にも反映している。

近野:ドラマのストーリーからは、"何かを解き明かしていく"という部分と"10代"という2つの部分を歌詞に取り入れていて。物語を読んだ上でこのドラマに合うものを考えた結果、まだ自分が初々しかった10代の頃の葛藤みたいな部分が一番合うんじゃないかなと思ったんです。10代の頃って考え過ぎていることが多かったりするから、そういう人に言ってあげられるようなストレートな言葉を意識しました。

●10代の頃の自分を振り返ったりもした?

近野:そんなに誇れる10代を過ごしていないので、あんまり振り返りたくはなかったですけどね…。自分のことはよく思い出せないから、普通の10代なら底抜けに元気だったんだろうなって想像したりもして。元気を出すべきかどうかも迷ってしまう大人と違って、10代の子にはブレーキがないと思うんですよ。それで後から後悔したりもするんだけど。

●後先考えずにムチャができるのも、10代の特権というか。

榎本:10代の時みたいな初期衝動感は、鴉の音楽に今もある部分だと思うんですよ。ライブを観てもらえば、ヤンチャな部分も出ているのがわかるはずだから。

●「蒼き日々」も疾走感のある曲調から、初期衝動的な匂いを感じます。

近野:曲調に関してもドラマの制作サイドとのやり取りの中で、こういう感じになったんです。爽やかでアップテンポなものを求められているのかなと感じたし、ちょうど当時は"求められたものを作りたい"と思えるタイミングだったので、その方向で進めていった感じですね。

●前作の「列車」も爽やかな曲調でしたけど、そこで突き抜けられたから今回もこういう曲が書けたのでは?

近野:でも「列車」も実は古い曲ですからね。今までは自分で自分の曲を「暗い暗い」と言い過ぎて、逆に自分を閉じ込めてしまっていたところもあって。"俺は暗くないといけないんだ"と、心のどこかで思っていたのかなと。この曲を作っている時も違和感はあったけど、これまでに「列車」みたいな曲も作っているわけだし、実はその前から他にも爽やかな曲を作っていたりする。ましてや今回はシングルなので、より多くの人に聴いてもらえるような曲を書きたかったというか。今まで以上に"シングル"というものの役割を考えて、作った気がします。

●以前は自分で自分のイメージを作ってしまっていた。

近野:今までは臆病になっていて、"鴉"のイメージを守りつつじゃないとできなかったのかなと思うんです。でも今回はそれを守る必要がなかったというか。守ろうが守るまいが、曲の中に"鴉"というものは絶対に入っているんですよね。かと言って自分で自分のことがそこまで見えている自信もないし、だったらいっそより多くの人に聴いてもらえる曲を作りたいなと思ったんです。シングルって、もっとみんなのことを考えたものであっていいんじゃないかなと。

●初めて聴く人とも出会える、とっかかりになるわけですからね。

近野:前までは、そういうものを作るのが恥ずかしい部分もあったんです。でも今回は、そこに素直になれたというか。むしろ他の人から学びたいという気持ちもあったので、今回は初めてプロデューサーの方にも入ってもらって。

●それで今回は生駒龍之介さん(大塚愛、エレファントカシマシ、FLOWなどを担当)を初のプロデューサーとして迎えたと。

近野:最初の段階では、自分の中でちょっと地味な曲だという印象があって。シングルとして出す以上は派手な形にしたいけど、その術がもう自分の中にはないなって思うくらい行き詰っていたんです。それで今回初めて、プロデューサーの方に入ってもらうことになった。だから、この曲はいつもの鴉とはちょっと展開が違う感じになっているんですよ。

●自分たちだけでは生まれ得ないものになっている。

近野:生駒さんにアレンジしてもらったものを最初に聴いた時、"すげぇな"って思いましたね。"こういうのをよく聴いたことがある!"と思ったりもしたけど、それを自分が思いつくかといったら絶対に思い付かない。プロデューサーをやっている人たちだけが知っている"キャッチーさ"の定義みたいなのがあるんだろうし、それを知りたかったというのもあって。

●"キャッチーさ"を生み出す秘訣に迫るというか。

近野:生駒さんは幅広いジャンルの仕事をやられているんです。最初はバンドをたくさん手掛けている人のほうがいいかなと思っていたんですけど、それだと狭くなっちゃうような気がして。せっかくならバンドからアイドルまで幅広くやっているようなプロデューサーに頼んで、そこにある共通点を知ったほうがいいかなと思って生駒さんにお願いしました。

●そのほうが自分たちの幅も広がりますからね。

榎本:僕もアレンジされてきたものを聴いた時に、"ポップスのフレーズだな"と感じる部分はあって。最初は正直、戸惑いみたいなものもあったんです。もっと激しく叩きたい部分もあったんですけど、実際にバンドで合わせてみると音の混ざり方が全然違うんですよね。"今、俺は音楽をしているな"っていう錯覚に陥ることができるようなフレーズがいくつもあって。ちゃんとドラムがドラムの役割をしているフレーズになっているのが、すごいなと思いました。

近野:今さらだけど、"これがバンドマンか!"っていう体験をしましたね。最近、生駒さんは歌にハマっているらしくて、俺の声をより良く録るために5種類くらいのマイクを試してくれたりもしたんです。好きなものに対する情熱が本当に伝わってくるし、リスペクトできる人だなと思いましたね。ジャッジの仕方も"なるほどな"と思うことが多くて。

一関:録っている時も楽しかったし、今までとは全然違う感覚がありましたね。

●フィーリングも合っていたんでしょうね。

近野:"今の良かったよね!"って言う部分が一致していたので、気持ちが合っていたんでしょうね。巡り合わせも良かったんだと思います。

榎本:終盤のドラムソロから最後のサビにいく部分がちょっと気に入らなかったのでそこだけは録り直させてもらったんですけど、録り終えて自分も"よっしゃ!"となった時に生駒さんが言ってくれた「今のカッコ良いね!」という一言がたまらなくうれしかったんですよ。ちゃんとプレイヤーの気持ちを持ち上げる方法を知っている人だなと思ったし、そういう意味では"プロデューサー"というものに対する見方が変わりましたね。

INTERVIEW Part.3

「傷心同盟」と「一週間」

「たとえば自分が今欲しがっているものの全てが手に入ったとして、本当にそれで良くなるかというと自信がないんです。そういうことを超えるような、奇跡的なものや巡り合わせのほうがよっぽど信頼できると思っていて」

●生駒さんプロデュースの「蒼き日々」と打って変わって、M-2「傷心同盟」は今までの鴉らしい曲ですよね。

榎本:今作では一番、自分たちらしい曲ですね。「蒼き日々」とM-3「一週間」が入ると決まった後に、残り1曲を決める段階で(一関)卓さんが「傷心同盟」を挙げたんです。その瞬間、みんなが"良いじゃん!"と思ったので即決でした。パンチもある曲だし、聴いている人にも"やっぱり鴉はこれだよね"と思ってもらえるんじゃないかな。

●それもあって、全会一致で収録が決まったと。

近野:俺がこの曲を2曲目に入れようと思ったのは、「蒼き日々」が10代のことを歌った曲だというところとつながっているんです。俺の中で「傷心同盟」は"いじめ"とかに対することを自分なりに歌った曲だったので、「蒼き日々」とも世代的に通じるものがあるなと思って。自分の中でリンクする部分があるので、良いなと思ったんですよ。

●「傷心同盟」というタイトルも、鴉ならではの言語感覚で面白いですね。

近野:傷心の人同士が集まっているイメージなんですけど、それって絶対に良い結果にはならないと俺は思っていて。半信半疑のままで、その集団の中にいる人もいると思うんですよね。それはライブも同じで、音楽的に好きじゃなくても仲間がいるから行くっていう人も中にはいると思うんです。別に悪くはないんですけど、演っている側のバンドマンからすると何かもどかしい感じがする。この曲にはそういう色んな想いも込めてあります。

●「一週間」は、去年3月の東日本大震災をキッカケにできた曲だそうですが。

近野:震災があって世の中が大変なことになったんですけど、それによって自分たちの活動がストップさせられた部分もあって。曲も作らなきゃいけないし、どうしようかなと思っていたんですよ。当時はガソリンスタンドに入るのも2時間くらい並ばなきゃいけない状態で、自分も待っている間にカーラジオから「あの震災から一週間が経ちました」という声が聞こえてきたんです。

●それが"一週間が経ちました"というサビのフレーズにつながった。

近野:そこから浮かんだメロディがすごく良かったので、家に帰ってからすぐ形にしたんです。こんなにすぐ、曲を形にできたのは久しぶりでしたね。でも歌詞については、震災のことを俺が歌うのは違うなと思っていて。そこからインスピレーションを受けたのは確かだから、もちろんつながる部分はあるんですけど。

●直接的に歌っているわけではないけど、そのことを想起させる歌詞にもなっている。

近野:震災と全く関係がない曲でもないし、それで気持ちを動かされたことが結果に出ているから。歌詞を考えている内に、誰かとの別れを経た一週間後の人間模様にも似ている気がしてきたので、そっちに振り切ろうと思って書きあげました。震災で色んなことが変わったという人たちが世の中にはいっぱいいるけど、俺は正直、自分は変われなかったと思っているんですよ。でも結果として、この曲ができたということはやっぱり"変わった"んだろうなと。曲が全てを表していますね。最終的に、すごく良い歌になったなと思います。

榎本:ちょうどその時期は、まだ僕が鴉に加入したばかりの頃で。ツアーの途中だったんですけど、もし僕がもっと早くバンドに馴染んでいたらすぐに動き出せて何らかの動きができていたんじゃないかと思うんですよ。でも実際は何もできなかったという悶々とした気持ちが「一週間」という曲には出ている気がします。ある意味、この曲はアコースティックメインで録って良かったなと思いますね。良い意味での"未熟さ"が出せているから。

●バンドに榎本くんがまだ完全に馴染む前だからこその良さも、サウンドには出ている。

榎本:今も別に完成したわけじゃないんですけど、その頃は本当にまだ"どうしたらいいんだろう?"っていう時期だったから。鴉として完璧なものを出せないっていうところで、自分の中でも足止めされているような感覚があって。その時の何とも言えない気持ちが、この曲に全て詰まっている気がします。それを(近野)淳一さんの感性で、代弁してくれたんじゃないかなって。

●今作は榎本くんが入って2作目になるわけですが、バンドとして固まってきた部分もある?

近野:前よりもこなれてきている部分はありつつ、あえて"固まらない"という部分でもこなれてきているというか。"初々しさ"みたいなものが出ていることを前までなら恥じていたんですけど、今はそれを喜ばしいと思えているんです。そこがむしろ、自分たちの魅力なんじゃないかなって。演奏的に多少上手くいっていない部分があっても、"カッコ良ければそれでいいや"っていう方向に振りきれるようになったんですよ。だから、バンドとして固まってきたかどうかはあんまり意識していないですね。

●いつまでも初々しい気持ちでやれるほうが逆に珍しいし、バンドにとってはそっちのほうがいいのかもしれませんね。

近野:前よりも細かいところに執着していないというか、もっとやらなきゃいけない太い部分に今は重きを置いている気がするんです。たとえ誰かに「前より下手になった」と言われても、「今のほうが良いんだ」って言える自信がある。

榎本:逆に僕は鴉に入ってから、ドラムがすごく上手くなったと思っているんですよ。それにともなってプレイスタイルもどんどん変わってきているので、2人は合わすのが大変だろうなと申し訳なく思っているんですけど…。まだまだ自分のスタイルが固まっていない感じではあるんですけど、ライブを観に来てくれる人たちにはそれが完成していく様子を長い目で見届けてもらえたらなと思います。

●榎本くん自身としては、自分がどんどん上手くなっていっている感覚があると。

近野:前は周りのメンバーの音が演奏中も気になってしょうがなかったんですけど、今は気にならなくなったんですよ。それは確かに、2人が上手くなっているからでもあるんでしょうね。でもたとえ誰かがミスしたとしても、そこも"カッコ良ければいいや"っていう感じで気にならない。本当の意味での"上手さ"というものに近付いていけたらいいなと思っています。

●上手に演奏することだけが、良い演奏だとは限らない。

近野:最近はあんまり深く考えないようになっていて。俺がリズムに合わせやすくなったということは、お客さんもノレるっていうことだと思うんですよ。前までは合わせようとか思っていたこともあったけど、バンドを10年以上やっている中で考え方もどんどん更新されていくんだなと。昔は信じていたことが、更新されていって実はそうじゃないとわかることもあるから。

●経験を重ねることで求めるものや目指すイメージも変わってくる。

近野:たとえば自分が今欲しがっているものの全てが手に入ったとして、本当にそれで良くなるかというと自信がないんです。そういうことを超えるような、奇跡的なものや巡り合わせのほうがよっぽど信頼できると思っていて。今は自分自身よりも、みんなが何を欲しがっているのかが気になるというか。前作で自分が好きなようにやるっていうことをできて、そこで解き放ったことで今回は変われたのかなって思う部分もあるんですよ。

●曲としてもキャッチーで開けている感覚があるし、ドラマのタイアップもあるので新たな巡り合わせもまたありそうですね。

近野:とっかかりになって欲しいなと思います。「蒼き日々」はドラマの主題歌ということで、今まで鴉を知らなかった人にも興味を持ってもらえたらいいなって、本当にそう思えた作品なんですよ。

榎本:3曲とも恐ろしく良い曲だと思うし、バラエティに富んでいるんですよね。シングルだけど、今作で初めて聴く人たちにとっては、ミニアルバムを買ったのと同じくらいのお得感はあるんじゃないかな。

一関:今まで出したシングルも好きなんですけど、さらに好きな1枚が作れましたね。自分の中でも一番好きなシングルになったと思うので、みんなにぜひ聴いてもらいたいです。

Interview:IMAI