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ドラマチックアラスカ

その先に広がる“向こう側”へ。この声は永遠に響いていく

Alaska_main神戸の最終兵器・ドラマチックアラスカが、3rdミニアルバム『ビヨンド・ザ・ベーリング』を完成させた。今年5月にシングル『東京ワンダー』を発売してから、わずか2ヶ月。昨年6月に初音源となる1stミニアルバム『ドラマチックアラスカ』をリリース以降、急速に頭角を現しているその勢いを象徴するかのようなスピード感だ。その初音源にも収録されていた「リダイヤル」に代表される、バンドの“核”となる部分に焦点を当てて制作したという今作。フックのある特徴的なギターリフといつまでも耳に残るメロディ、タイトさと爆発力を併せ持ったバンドサウンドは今まで以上に切れ味を増している。そんな中でも一際の輝きを放っているのは、Vo./G.ヒジカタナオトの歌声と言葉だろう。どこまでも届いていきそうなほどによく通る声で歌われる言葉は、いまだ見ぬ数多の人々の心へと届いていくに違いない。そんな確信を抱かせるくらい、ここに収められた7曲はいずれ劣らぬ魅力を放っている。教室の片隅で目立つことなく高校時代を過ごしていた少年たちは、もはやオーロラを待っているだけではない。自ら広大なるベーリング海へと漕ぎ出して、その先に広がる“向こう側”へと到達しようとしているのだ。

●今回のアーティスト写真からヒジカタくんが金髪に変わっていて、ちょっと驚きました。

ヒジカタ:わりと最近、変えましたね。色んなところで金髪にした理由を訊かれるんですけど、そんなに大した理由はないんですよ(笑)。強いて言えば、「目立ちたい」っていうくらいで…。

●「目立ちたい」という欲求は昔からあるんですか?

ヒジカタ:元を辿れば僕らは高校時代とかも、人前に立って何かできるような人種ではなかったんですよ。でも文化祭にバンドで出たら、その1日だけはヒーローになれるじゃないですか。そこでみんなに認めてもらうのが嬉しくて、バンドを組んでライブを始めたんです。

●当時はクラスでも目立たない存在だった。

ヒジカタ:別にイジメられていたり不登校だったりしたわけじゃないんですけど、いわゆる普通の高校生ですね。でも毎日が「何か面白くないな」と思っているような感じでした。

●そういう日常の中で、目立ちたいという気持ちが芽生えていったんでしょうか?

ヒジカタ:イケイケな人たちに憧れはあるけど、そうなりたいとは思わないし…複雑なところですよね。目立ちたいというよりも、その時は「誰かに認めて欲しい。自分の存在に気付いて欲しい」という気持ちがあったんじゃないかなと思います。自分だって生きているわけだから。

●音楽以外の面でたとえば、ファッションで目立とうとしたりはしなかった?

ヒジカタ:僕が通っていた高校はちょっと変わっていて、校則がなかったんですよ。服装も髪型も自由だったのでずっと茶髪だったし、パーマをあてたりもしていましたね。変な髪形にしてみたりして、髪型では遊んでいました(笑)。むしろ黒髪だった時期のほうが短かいので、今の金髪についても自分では特に何とも思わないんです。

●逆に今の髪型のほうが普通だと。

ヒジカタ:そうですね。でも周りからは「振り切れたね」とか「はっちゃけたね」と言われることに、自分では違和感があって…。

●別にここ最近で、何か大きな心境の変化があったわけではないと。

ヒジカタ:全然ないですね。

●ハハハ(笑)。今回の3rdミニアルバム『ビヨンド・ザ・ベーリング』を作り始めたのはいつ頃なんですか?

ヒジカタ:1stシングル『東京ワンダー』(2014年5月)が完成した後も、ずっと録り続けていたんですよ。色んなことを並行してやっているので、曲を作った時期はバラバラだったりもして。今作に関しては1曲だけ昔からあった曲を録り直しているんですけど、他は全部新曲ですね。

●楽曲のストックがあるわけではない?

ヒジカタ:まだ曲が少ない段階で今のレーベルに声をかけてもらったのもあって、ストックは元々あんまりないんです。今は作っては録ってという感じで、基本的にアルバムを作ると決まってから曲を作っていますね。

●では作品のリリースが決まる度に、新曲を作っているわけですね。

ヒジカタ:だから、常に新しい気持ちでやれるというか。色々と受けた刺激をそのままアウトプットできるので、すごくスピード感があって良いと思っています。

●いしわたり淳治さんが2ndミニアルバム『オーロラを待っている』からプロデュースで参加しているわけですが、そういう方から受ける刺激が歌詞や曲に与える影響も大きかったりする?

ヒジカタ:そこから方法論を持って歌詞を書くようになったので、メチャクチャ大きかったですね。曲ももちろんなんですけど、今作では特に歌詞に関して自分の中で手応えを感じているんです。

●歌詞については、具体的にどんな変化があったんでしょう?

ヒジカタ:核になる部分はずっと変わっていなくて。言いたいことはずっと変わっていないんですけど、アウトプットの仕方がきれいになったというか。言いたいことをどうやって伝えるかという部分が上手くなっただけで、その中身は何も変わっていないと思います。

●変わらず核になっている部分とは?

ヒジカタ:やっぱり高校時代が自分のバックグラウンドになっていて。日常の鬱屈からの反動という部分はずっと変わらないですね。そういう世界観で今回の作品も進めました。

●高校時代に鬱屈していた経験が、今も自分を突き動かすモチベーションになっている。

ヒジカタ:でも最近は、そういう経験がだんだん過去のものになり始めていて。自分の中でもちょっと丸くなってきている部分は感じながらも、それが良いことなのか悪いことなのかを現時点ではジャッジできていないんです。次の作品でその答えが出るかはわからないけど、そういう葛藤も新しい作品を作る原動力になるんじゃないかなと思います。

●“丸くなった”というのはどういう部分で?

ヒジカタ:大人になって視野が広がったことで、(昔のことを思い返して)周りに対する自分の不満にも理不尽なところがあったなと感じたりはしていて。自分がもう少しアクションを起こしていれば、何か変わっていたんじゃないかと思うところもあるんですよ。でもそれに対しても「どうなんだろうな?」という感じで、葛藤は今も続いていますね。

●一方的に周りのせいにするんじゃなく、自分にも原因があったんじゃないかと考えられるようになった。

ヒジカタ:昔は「全部、周りが悪い」と思っていました。

●トガッていたんですね(笑)。

ヒジカタ:高校の時は本当にそうでしたね。今でも実は、そこから変わってきたという自覚はあまりないんですけど…。「そういう考え方もできたな」という感じで1つの可能性が増えただけで、別に「そっちが正しかったな」と思っているわけじゃないんですよ。だから、まだ完全には振り切れていないんです。

●視野や考え方の選択肢が広がったというのは、デビューしてから自分たちの存在や音楽が知られるようになってきていることも関係しているのでは?

ヒジカタ:それはもちろんあります。聴いてくれる人たちは増えているし、Twitterで直接メッセージをもらったりするのも大きくて。ライブでも視野が広がって、今まではステージ上だけだったところから、最近はフロアにまで目が行くようになったんです。お客さんの顔が見えるようになったことで、反応もより感じられるようになった。本当に自分たちのためだけに音楽をやっていた僕らが、だんだん聴いてくれる人たちのことも考えるようになったというか。

●それは曲作りにも反映している?

ヒジカタ:元々は自分がやりたくてバンドを始めたわけで、「俺たちの想いを誰かに届けよう」とか「同じ想いをしている人たちを助けよう」と思って音楽を始めたわけじゃないんですよ。そういうものが第一になってはダメだと思うし、やっぱり自分たちがやりたいことをやりたいようにやるっていうところは一番大事にしたい。でも観に来てくれる人たちがいるから僕らはライブができるし、ご飯が食べられているわけなので、そういう視野も持ちながら進んで行きたいんですよね。媚びを売ってはいけないと思うんですけど、お客さんがいるということも意識しながら曲を作るようにはなりました。

●今回のM-1「アレシボ・メッセージ」は目の前にいるお客さんだけじゃなく、まだ見ぬ不特定多数の人たちにも向けて歌っていく意思の現れかなと思いました。(※アレシボ・メッセージ=地球から約25,000光年の距離にあるヘルクレス座の球状星団 M13 に向けて、1974年にプエルトリコのアレシボ天文台から宇宙に送信された電波によるメッセージ。電波を使った能動的な地球外知的生命体の探査として最初の事例とされている)

ヒジカタ:まず地球の天文台からの信号が宇宙人に届くかもわからないし、そもそも宇宙人がいるのかもわからないじゃないですか。いたとしても信号を解読できるとは限らないし、何か返してくれるかどうかもわからないわけで。でもそういうところが、今の自分たちの状況や音楽と一緒だなというのを感じていて。僕らの音楽を聴いてくれる人たちも少しずつ増えてはきているけど、誰しもが聴いてくれるわけじゃないし、聴いてくれたとしても曲の意味までちゃんと汲み取って本当に理解してくれている人は少ないと思うんですよ。そういう“もどかしさ”という部分では“アレシボ・メッセージ”と音楽には近いところがあるなと感じたので、今回は曲にしてみたんです。

●“アレシボ・メッセージ”も音楽も、まだ見ぬ遠く離れた相手に届けようとしている点がとても夢があって共通しているというか。

ヒジカタ:僕も最初に知った時は、「絶対に無理だけどやってみる」っていう部分にすごく夢があるなと思って。「可能性は低いけどやってみようじゃないか」という姿勢に心強さを感じたし、そういう部分に共感しましたね。

●これまでの作品でも歌詞に出てきますが、“宇宙”に関することが好きですよね?

ヒジカタ:好きですね。作品ごとに1曲は宇宙関連の曲があるんじゃないかな(笑)。普段から興味があって、宇宙のことについて色々と調べたりしているんですよ。そういう中で“アレシボ・メッセージ”のことも知って、歌詞にぴったりハマるんじゃないかなと思ったんです。

●ちなみにM-4「流星パズル」にも、“流星”という宇宙関連の言葉が出てきますが。

ヒジカタ:そう言われれば、そうですね…! もう意識もしていないくらい潜在的に、宇宙や星に憧れているんだと思います。実はM-3「東京ワンダー」でも“天文学的に”や“天体”と歌っていたりもして、もはや刷り込みみたいな感じなんでしょうね(笑)。

●あと、今作では「流星パズル」だけがドラマチックアラスカ単独名義での編曲クレジットになっています。

ヒジカタ:これはかなり前からある、古い曲なんですよ。ライブにもまだ全然お客さんが入っていなかった頃からずっとやっている曲なので、今からまた手を加えるという気持ちにはなれなかったんです。今思うとちょっと粗い部分もあるんですけど、あえてそのままにしました。

●あえて昔のアレンジを活かして収録していると。

ヒジカタ:この曲だけは歌詞についても昔の書き方をしているので、新しい曲たちと対比して聴いてもらえたらなと思います。そこで「変わった」と言う人もいるかもしれないですけど、それはそれで良いかなと今は思えるんですよ。その変化を楽しんでもらえたらなと。

●歌詞は昔と比べても、書き方が変わってきている?

ヒジカタ:音に関してはあまり変わっていないと思うんですけど、歌詞に関しては書く度にスキルアップしているので、出てくるものも少しずつ変わっているかもしれないですね。

●サウンド面でも進化している部分はあるのでは?

ヒジカタ:自分たちの中から出てくるものは変わっていないと思うんですけど、その中での選び方というのを覚えたかな。単純に技術も上がっているし、より整頓された作品にはなっているんじゃないかと思います。

●今回はいしわたり淳治さんにガガガSPの山本(聡)さん、Stereo Fabrication of Youthの江口亮さんという3人のプロデューサーが参加しているわけですが、その方々によるところも大きいんでしょうか?

ヒジカタ:僕らがやっていることに対して何かをすごく足してくるような人はいなくて、3人とも重くなっている荷物の中から不要なものを下ろしていってくれるような感じなんです。僕らにはそれがまだ見えていないから、後ろからそっと下ろしてくれるというか。それによって、自分たちでもだんだん見え始めてきている部分はありますね。

●3人それぞれに特徴が違ったりもする?

ヒジカタ:それぞれが全然違うアプローチをしてくれるのですごく糧になるし、勉強になっています。山本さんは1枚目(『ドラマチックアラスカ』)からで、いしわたりさんと江口さんは2枚目(『オーロラを待っている』)から参加してもらっているんですよ。江口さんからはサウンド面でレコーディングのテクニックやアレンジの方法という部分を学ばせてもらって、いしわたりさんには編曲にも関わってもらいつつ特に僕の歌詞を一緒に揉んでもらって、山本さんには“ライブ”という視点から曲を見てもらって…という感じで、ジャンルに分けて見てもらっているんです。

●それぞれから得るものも違うわけですね。

ヒジカタ:江口さんは前作では1曲について、アレンジを丸ごとお願いする形だったんです。でも今回はスタジオで一緒にセッションしながら意見を交わし合って、メンバーの1人みたいな感じでやってもらって。そのおかげで今回はより僕らをしっかり引き出してもらえたかなと思います。

●バンドの一員として関わってくれたことも大きい。

ヒジカタ:その場で一緒に色々とできるから、作業が早いんですよ。即座に自分たちの血肉になるので、良かったと思います。

●M-2「マヤカシドリームランド」とM-7「憂世侍」はG.トバ(ナオヤ)くんの作曲ですが、どちらも遊び心を感じさせる曲かなと。

ヒジカタ:彼は変態なので…(笑)。頭の中がどうなっているのか、何を考えているのかよくわからないんですよ。その感じが曲にも反映されているんですかね…?

●トバくんは変態なんですか(笑)。

ヒジカタ:この曲では初めてタッピングをしていたりして、ずっとギターソロが続く感じなんですよ。トバくんの中でのテーマは「ずっとギターソロ」だったみたいです。だから、ずっとギターが暴れていて…変態だなと思いました(笑)。

●歌詞も夢の中の世界というか、ちょっとブッ飛んだ内容ですよね。

ヒジカタ:“胡蝶の夢”みたいな感じで、「結局、夢なのか現実なのかわからなくなる」っていう話ですね。曲はすごくポップなのに、歌詞がちょっとエグいっていう温度差が面白いなと思ってやってみました。

●「憂世侍」の歌詞は時代劇がかっていますが、そういうものも好きなんですか?

ヒジカタ:実は全然見ないんですよ(笑)。でもそこで使われるような言葉は知っているので、取り入れてみて。最初は世の中の気に入らないこととかについて歌っていて、歌詞の内容が具体的過ぎたんです。ちょっと僕らにしてはコミカル過ぎる感じになっていたので、もうちょっとクールな雰囲気にしたほうが良いかなということで抽象的な表現に改めて落とし込みました。

●良いバランスで遊び心が活きていると思います。

ヒジカタ:これくらいの温度感がちょうど良いかもしれないですね。前回のシングル(『東京ワンダー』)では「プレデターズ」でかなり遊んだんですけど、あれはシングルだからできたという部分もあって。

●逆にM-5「未来手紙」やM-6「ハイドアンドブルー」はシリアスな感じですよね。この2曲は世界観的にも近い気がしていて。

ヒジカタ:イメージは近いですね。今作のサブテーマとして、「大人って何だろうな?」っていうのがあるかもしれない。

●「ハイドアンドブルー」の意味は調べても出てこなかったんですが、「かくれんぼ」を表す「ハイドアンドシーク」とも違いますよね?

ヒジカタ:これは完全に造語です。「大人になりきれずに過ごしている」という歌なんですけど、“ブルー”は憂鬱さを表す色なので「隠れたまま憂鬱に暮らしている」という意味で、このタイトルにしたんです。

●それは先ほどの高校時代の話にもつながること?

ヒジカタ:(歌詞の中で)「全部鬼のせいにして」と歌っているのは、自分のバックグラウンドにつながるかなと思います。(かくれんぼの鬼に)捕まりたいわけじゃないけど、「なぜ見つけてくれないのか?」という葛藤があって。それを全部、鬼にぶつけている感じですね(笑)。

●この曲では「大人になりたくなかっただけ」と歌っていますが、そういう気持ちもある?

ヒジカタ:曲ではこう言っていますけど、やっぱり大人にならなくてはいけない部分もあるので…。仕事をする中で周りはみんな歳上なので、同じレベルで話をするためには自分も追いつかなくてはいけないんです。だから僕自身は頑張って、大人になろうとしています。

●歌詞と違って、現実ではきちんと大人になろうとしている。

ヒジカタ:本当にかなりヒネくれた高校生だったんですよ(笑)。でも自分の言いたいことを言うだけじゃなくて、そのためには何をするべきかというのもしっかり考えられるのが大人かなって今は思うから。成人式を迎えた時も、自分が思っていた“20歳”というのとは全然違っていて。まだ何も自分1人ではできないのに、法律上では“大人”になっているというか。早く年齢に追い付きたいと思うので、色んな人と関わらせてもらう中で大人になろうと努力はしていますね。

●年齢的にも、今回はそういうことを考えるタイミングだったんでしょうね。

ヒジカタ:そうですね。今しか作れないアルバムになったと思います。

●自信作ができたという感覚もあるのでは?

ヒジカタ:もちろん手応えはあるんですけど、何か特別に新しいことをしたわけじゃないんですよ。「東京ワンダー」をシングルでリリースした時は、「方向性が変わった」と言われることもあって。わかりやすい曲ではあるんですけど僕自身に“変えた”というつもりはなかったし、そう言われることが悔しい部分もあったんです。だから今回は“自分たちが何をやってきたか”というところに、もう一度焦点を当てて作った作品になっています。

●「東京ワンダー」についても、自分の中では今までと変えたつもりはなかったと。

ヒジカタ:歌詞と曲をわかりやすい感じにして、「こういうこともできますよ」っていうものを提示しただけなんです。もちろん良い曲ですごく気に入っているんですけど、そこがバンドにとってコアな部分だと思われるのが悔しかった。やっぱり僕が思うドラマチックアラスカは「リダイヤル」(『ドラマチックアラスカ』収録)だと思うから。もう一度その部分に焦点を当ててやりたかったというのが今作でした。

●自分たちのコアにあるものを今作では出せた。

ヒジカタ:そうですね。そこのアウトプットが作品を出す度に上手になっているんじゃないかな。

●そんな今作のタイトルを『ビヨンド・ザ・ベーリング』とした理由とは?

ヒジカタ:タイトルは毎回アラスカに絡めたいというのがあって。前回は『オーロラを待っている』という受身的なタイトルだったので、「待っているだけではいけないな」というところで今度は自分から超えていくという意味で“ビヨンド(beyond)”という単語を使ったんです。アラスカで待っているんじゃなく、自分からベーリング海峡の向こう側へ…と。まあ、(ベーリング海峡の向こう側は)ロシアなんですけどね(笑)。

●リリース後には“アラスカナイズツアーVol.3”が始まるわけですが、日本各地どころかロシアもアラスカナイズしてやろうと(笑)。

ヒジカタ:そのくらいのモチベーションでやっていきたいですね(笑)。今回は“向こう側”へ行こうかなっていうアルバムだから。実際に地方でも、少しずつ動員は増えてきているんですよ。

●もっと多くの人にまで届けたいという気持ちも強まっているのでは?

ヒジカタ:でも今はまだ目の前にいる200〜300人のお客さんを大切にしていきたいなと。まずは目の前にいる人たちを満足させていかないと、それこそ何万人といったところには辿り着けないと思うから。まだ自分たちが「これ以上はできない!」と思うくらいの作品には辿り着けていないので、そういう作品ができた時にもっと先も見え始めるのかなと思っています。

Interview:IMAI

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