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Chelsy

次代のガールズバンドシーンを担う新星・Chelsyが12/18にフリーライブ開催!!

C-MAIN_s_web2011年結成のガールズロックバンド・Chelsy。都内ライブハウスを中心に活動を重ねる彼女たちは、2人が20歳で1人は19歳というキャリアながら全員が作詞作曲を担当し、自分たちの意志と気持ちで音を鳴らす、新人ながらとても肝の座ったバンド。そんな彼女たちが、12/18に渋谷Star loungeでフリーライブを開催するという。軽音楽部ブーム世代を代弁するキャッチーで等身大の楽曲は、ライブハウスでオーディエンスの気持ちを巻き込む強い力を持っている。2014年のガールズバンドシーンを担う新星、必見です!!
 

「私たちを観て笑ったり、泣きそうな顔をしたり…ライブは、お客さんと感情を共有することができるいちばん大切な場所なんです」

 
●2011年に結成したということですが、どういうきっかけだったんですか?

AMI:「みつばち軽音部員募集」というプロのミュージシャンに3ヶ月レッスンしてもらえるというオーディションがあって、それに応募したのがきっかけなんです。そのときは3人とも知り合いでもなくて、そこで別々にレッスンを受けたんですけど、そのレッスンが終わった後、オーディションのスタッフの人に「この3人でバンドを組んでみないか」と言われて。

●ということは、3人はそれぞれ別の場所でミュージシャンになりたいと思って育ってきたと。

AMI:そうです。私は小学校に入る前からずっとピアノをやっていて、小学4年生のときに吹奏楽部に入ったんです。私は音階のある楽器をやりたかったんですけど、「あなたはこっちの方が向いてるから」って勧められたんです。だから最初はドラムが嫌だったんですよ(笑)。

●最初は嫌だった(笑)。

AMI:でも私がドラムを叩いたら、他の40人くらいの部員がみんな私のカウントやリズムに付いてくるんですよ。それが鳥肌が立つほど気持よくて、ドラムが大好きになったんです。そこでバンドにも興味が湧いて、高校のときは自分の曲でオリジナルバンドをやっていて、そういうところでこのオーディションを知って「チャンスだ!」と。

G./Vo.MIO

G./Vo.MIO

●なるほど。MIOさんは?

MIO:父が音楽好きで、私は小さいころから色んな音楽を聴いて育ってきたんです。洋楽や日本の歌謡曲や演歌まで幅広く。その影響で、物心ついたときから歌手になりたいとずっと思っていて。“歌いたい”と思ったきっかけは夏川りみさんなんですけど、中学2年生のときにYUIさんを知って、自分もギターを弾きながら歌いたいと。そこから自分で曲を作るようにもなったんです。高校生になって地元のライブハウスでソロ活動を始めたんですけど、その後にこのオーディションに出会ったんです。

●SHIZUKAさんは?

SHIZUKA:私は4歳のころにお母さんがエレクトーンの教室に行かせてくれたことがきっかけで音楽を好きになって、小学校や中学校では吹奏楽部に入ったんです。高校生になったとき、文化祭でミュージカルをするために曲を作ったりはしていたんですけど、バンドに興味を持つ人が周りに多くて私もなんとなくベースを始めたんです。

●なんとなく?

SHIZUKA:Base Ball Bearが大好きなので女性ベーシストに憧れて。それでバンドに興味を持って、ベースを実際にやってみたらエレクトーンよりもしっくりときたんです。

●「バンドを組んでみないか」と言われてChelsyが始まったわけですよね。知り合いでもなかった3人は、すぐにまとまったんですか?

AMI:いや、何度か顔を合わせてはいたんですけど、まさか一緒にバンドを組むとは思ってもいなくて。

SHIZUKA:さっき言ったように、私はBase Ball Bearが好きだったから、男の子と一緒にバンドをやりたくて。

●あ、確かに(笑)。

SHIZUKA:だから最初は“え? ガールズバンド?”って。

MIO:私もソロで弾き語りでやりたかったから“バンドかぁ…”と思って。バンドなんてほとんど初めての経験だったからどんな音を出していいかもわからないし、最初は戸惑いしかなかったです(笑)。

AMI:私は音楽をやりたいと思っていたのでがんばりたかったんですけど、そんな2人を見て“このバンド大丈夫かな?”と思ってました(笑)。

●ハハハ(笑)。

AMI:私は音楽をやることが夢だったので“やるしかないな”と思っていたんですけど、色んな不安がありました(笑)。

Ba.SHIZUKA

Ba.SHIZUKA

SHIZUKA:最初はそうだったよね(笑)。“やっていけるのかな?”って思ってた。

AMI:最初はすぐデビューできると思っていたんですけど、実際はそんなに甘くなくて。

SHIZUKA:喧嘩もいっぱいしたよね(笑)。

AMI:育ってきた環境も性格も違うから、最初はよそよそしい感じで。

MIO:1年くらいかかったよね。

AMI:うん。「バンド組まないか」と言われて始まったからお仕事っていう感覚に近くて、“Chelsyをどうしていきたいか”みたいな気持ちも今よりは全然なくて。

SHIZUKA:最初はすぐデビューできると漠然と思っていたけどなかなか形にならないから“まずいな”と思って、3人で色々と話し合いをしたり、フライヤーを配ったりとか。

AMI:ライブをやりつつ、フライヤーを配りつつ、曲を作ったりしつつの2年間でした。

●曲は誰が作っているんですか?

MIO:3人とも作詞作曲をするんです。

AMI:今、持ち曲は15〜6曲あるんですよ。私はピアノ弾き語りで作って、MIOはギター弾き語り、SHIZUKAはギターで作ってからパソコンでアレンジまで作り込んで持ってくるんです。

●曲をいくつか聴かせていただいたんですが、どの曲にも共通点があって、3人それぞれが作詞作曲をしていると思わなかったんですね。どの曲も“葛藤や悩みはあるけどがんばって生きていく”というようなマインドやテーマを感じたんです。人間味のある楽曲だなと。

AMI:やっぱり同世代の悩みっていっぱいあると思うんです。そういう悩みを、例えば私たちのライブに来て、その時間と空間を共有して解消してもらえたら嬉しいなって思うんです。みんなの気持ちを代弁できたらなと思ってて。その悩みは同世代の私たちにわかることだし。

●「そういうテーマを歌っていこう」みたいな話をしたんですか?

SHIZUKA:してないけど、できた曲を見れば根本は共通しているのかなって思います。

AMI:3人の性格はバラバラだけど、3人ともメソメソしていないんです。ちょっと男っぽいというか。

SHIZUKA:そうだね(笑)。

AMI:もちろん悩んだりはしますけど、歌いたいことや伝えたいことは、人生の上でのことだったり。そういうところは共通していますね。気づいたら一緒でした。

●おもしろいですね。

AMI:おもしろいですね(笑)。

SHIZUKA:よく考えたらすごいよね(笑)。

MIO:うん(笑)。

Dr.AMI

Dr.AMI

●ところで12/18にフリーライブが控えていますが、ライブは楽しいですか?

MIO:楽しいです!

AMI:活動の中でいちばん楽しいです。

SHIZUKA:私たち、ライブが大好きなんです。

●フライヤー配りよりも楽しい?

SHIZUKA:間違いないです!

3人:アハハハハハ(笑)。

●ライブの何が楽しいですか?

AMI:お客さんが笑っている顔がすぐそばにあることが本当に楽しい。

SHIZUKA:ライブをやっていて、いちばん前にいるお客さんとか手をあげて曲に合わせて盛り上がってくれるんですよ。それが本当に楽しくて。お客さんと一緒にライブを作っている感じがあるんです。それがいいなって。

MIO:私たちを観て笑ったり、泣きそうな顔をしたり…ライブは、お客さんと感情を共有することができるいちばん大切な場所なんです。楽しいだけじゃなくて、例えば私がすごく葛藤している曲を歌っているときとかに、真剣な目でまっすぐ観てくれていたり。そういうときに“共有できているな”っていう感覚があるんですよね。その感覚を味わうことができるライブをすることが本当に楽しいです。

●結成直後からそういうライブはできていたんですか?

SHIZUKA:最近だよね?

AMI:うん。以前はライブでシーケンスを使っていたんですけど、今は完全に生音でやっているんです。“バンド”じゃなくて“演奏”っていうか。それで一度シーケンスを取っ払って生音でするようになったんですけど、それで3人の息が合うようになったんです。

SHIZUKA:仲良くなったのもそこからだよね?

MIO&AMI:うん。

●あ、そうなのか(笑)。おそらくバンドで気持ちを出せるようになったんでしょうね。3人が気持ちを出せるようになったからこそ、距離も近くなったし、お互いのことをより深く理解できた。

3人:そうですね。

AMI:生音にすることによって、ライブだけじゃなくてスタジオでも「どういう音楽にするか」ということで話し合うようになって。それで近づいた部分もあるし。

SHIZUKA:自分の感情で音を変えることができるし、色んな表現ができると思うんです。そうすると、お客さんの動きも変わってきたんですよ。

●ライブハウスってそういう場所ですよね。お互いが気持ちを出すからこそ人の心を打ったり、感動させたりする。

AMI:そういう感覚を味わえる機会が増えて、よりライブが好きになったんだと思います。

●理想とするライブはどういうものですか?

AMI:1人残らず伝えることができたら最高ですね。

SHIZUKA:“楽しんでもらいたい”っていう気持ちが私たちは強くて。ライブハウスの後ろの方で観ているお客さんってノリノリでは観ないですけど、それでも“楽しかったな”と思ってもらいたいんです。だからみんなに楽しんでもらえるライブが理想ですね。

●このたびフリーライブをやろうと思ったきっかけは何だったんですか?

AMI:Chelsyって、知っている人は知ってますけど、まだまだ全然知ってもらってないバンドだと思っていて。例えば私たち配ったフライヤーで知ってもらったとしても、ライブを観るにはチケット代がかかるわけで、ハードルはありますよね。

●うんうん。

AMI:でもフリーライブだったら、もちろん交通費とかはかかりますけど、知らなかった人に知ってもらうきっかけになるだろうと思ったんです。

SHIZUKA:あとは、いつもチケットを買って来てもらっているお客さんに対する感謝の気持ちも込めて。

●12/18は何曲くらいやるんですか?

AMI:持ち曲は全部やります。

●ということは、15〜6曲。

AMI:大体90分くらいの予定なんですけど、こんなに長い時間のライブは初めてなんですよ。だからその時間はずっと楽しんでもらえるようにしたいと思ってます。

SHIZUKA:初めての試みなんですけど、アコースティックコーナーもやろうと思っているんです。

MIO:楽しみです。

●12/18はレポートもさせていただきますので楽しみにしてます。では最後に、今後はどういうバンドになりたいと思っていますか?

AMI:私たちって軽音楽部のブームの世代なんです。

MIO:例えば私が通っていた高校の軽音楽部は70人くらい部員がいて、多すぎて練習する場所がないくらいでした。

●あ、そんなに。

AMI:それくらいバンドが熱い世代なんですよ。だからChelsyもコピバンしてもらえるようなバンドになりたいです。

MIO:うん。コピーをいっぱいしてもらいたいね。

interview:Takeshi.Yamanaka

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